I am Sam アイ・アム・サム | 2001 アメリカ 松竹=アスミック・エース I AM SAM |
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ストーリー | 7歳の知的年齢しか持たないサムはスターバックスで働きながらルーシーと二人で暮らしていた。ある日、ソーシャルワーカーが訪ねてきてサムを養育能力なしと判断して、サムはルーシーを奪われてしまう。。 | |||
監督 | ジェシー・ネルソン | |||
出演 | ショーン・ペン | ミシェル・ファイファー | ダコタ・ファニング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | これは音楽とショーン・ペンだけ。ビートルズは永遠だと感じたが、ショーン・ペン本人はリアルタイムで聞いていたのだろうか?聞いていたのならうれしいな。 ダコタ・ファニングも期待大ですよね。台詞の抑揚なんかは安達裕美そっくりで、何とも微笑ましい。 スターバックスの時給は8ドルもあるってことに驚きです。 ああ、みんながレビュー書いている映画って、難しい・・・・(笑) 2001年アカデミー賞主演男優賞ノミネート (2004.2)
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藍色夏恋 | 2002 台湾/フランス ムービーアイ=トライエム 藍色大門 BLUE GATE CROSSING |
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ストーリー | 17歳のモン・クーロウは、友人リン・ユエチェンから、好きな人へ付き合ってる彼女がいるかどうか確かめてほしいと頼まれる。チャン・シーハオは水泳部兼ギタークラブ。ラブレターを託されたモンに好意を抱いてしまう。。。 | |||
監督 | イー・ツー・イェン | |||
出演 | チェン・ボーリン | グイ・ルンメイ | リャン・シューホイ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 昔の日本の少女漫画によくあるパターンだ。舞台である台湾の高校も日本に憧憬を抱いてるかのごとくそっくりである。ストーリーが単純であるがゆえに、あざとく映画らしく撮ってあることに納得いかない。心理描写を楽しむことが出来るかと思っていたら、単に作り手側の甘酸っぱい記憶を映像化しただけにすぎなく、のめり込むことはできなかった。 日記の名前が木村拓哉に変化していくところ、これも日本のファンに媚びをうってるだけのような気がする。映像は綺麗でした。 (2004.6)
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AIKI | 2002 日本 日活 |
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ストーリー | 将来を有望視されていたボクサー芦原太一はバイク事故で下半身不髄になった。病院で同室となった常滑が「1年だけ生きてみろ」と彼の自殺を止めたことで・・・しかし、生活は荒んでいくばかりで、生きる希望を失っていた太一。ひまつぶしに格闘技をやろうとするが・・・ | |||
監督 | 天願大介 | |||
出演 | 加藤晴彦 | ともさかりえ | 原千晶 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 観ていて心苦しくなりシーンが多々ある。それは車椅子などの障害者に対する健常人の態度。精神的にもまいってしまう彼には同情はするけど、実際に関わると映画と似たようなことをしてしまうのだろうと自己嫌悪に陥る可能性もある。。。しかし、そうした内容はごくわずかでした。格闘技を学ぼうとする太一が合気道に出会うシーンは爽やかでした。 ビデオ屋の店長神戸浩と佐野史郎が笑える。石橋凌の合気柔術はサマになっていて本物っぽかったですね。確か、ともさかりえは合気道やっていたような・・・ 2002年日本映画プロフェッショナル大賞ベスト10第8位 (2004.11)
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愛ここにありて | 2000 アメリカ FOX HERE ON EARTH |
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ストーリー | 総代にも選ばれた金持ちの息子ケリーは、卒業間近に父親から贈られたベンツで、ジャスパーとカーチェイスの末事故を起こす。裁判所の判決は、彼ら二人に壊したメープルの店の再建工事を手伝う事。ジャスパーの恋人のサマンサは次第にケリーに興味を抱く。。。 | |||
監督 | マーク・ピズナルスキー | |||
出演 | クリス・クライン | リーリー・ソビエスキー | ジョシュ・ハートネット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 金持ちで将来を約束されているケリーを羨む田舎者ジャスパー。工事中もサマンサのことでケンカをしてしまうが、彼女の心はケリーの方へ・・・この結局は金持ちの方に惹かれていくという設定は嫌いだ。いつもは嫌いなジョシュ・ハートネットが可哀想に思えてくるほどだ。 基本は三角関係だった。そして、どちらが本物の愛を示してくれるのか・・・という盛り上がりを見せてくれるのだが、サマンサの心が観る者に伝わらない・・・結局はジョシュの良さばかりが目立ってしまったかな。そしてサマンサの父親が良かった。クリス・クラインは全くダメ。 サマンサの身体をアメリカ地図に見立てた最初のラブシーンは面白い。いつかはパクられそうだなぁ(笑)。「恋の落書き板」やフロストの詩に関しては、伏線を張り巡らせるといい映画になったかもしれない。 (2004.10)
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愛してる、愛してない | 2002 フランス コムストック A LA FOLIE... PAS DU TOUT |
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ストーリー | 美術学校の学生アンジェリクは心臓外科医ロイックと不倫の関係にあった。 | |||
監督 | レティシア・コロンバニ | |||
出演 | オドレイ・トトゥ | サミュエル・ル・ビアン | クレマン・シボニー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 【ネタバレ注意】 典型的な不倫の恋物語と思いきや・・・流行の繰り返しムービー(そんな言葉ある?)。前半部分はオドレイの視点からの描写で、後半はロイックの視点からという感じ。すっかり騙されてはみたものの、前半ではかなりヒントを残していた。ロイックと一緒に居た場面がほとんど無く、スクーターでの事故の謎を残したままになっている。正直言って、この二人の関係はどこまで進んでいるんだ?と考えながら観たおかげだ。 それにしてもストーカーっぽい行動や脅迫めいた行為がとても恐ろしかったです。だけど『アメリ』よりは面白かった。 (2004.4)
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愛人/ラマン | 1992 フランス/イギリス ヘラルド L'AMANT |
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ストーリー | 1920年代、インドシナに暮らす貧しい少女。富豪の中国系青年に見初められて愛人になる決意をする。ピエール、ポーロの二人の兄がいるのだが長兄は暴力的で阿片中毒。。。 | |||
監督 | ジャン=ジャック・アノー | |||
出演 | ジェーン・マーチ | レオン・カーフェイ | メルヴィル・プポー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 18歳でボロボロになった“私”。15歳半だった私は・・・という独白で始まるストーリー。中国では処女としか結婚できないから「あなたはわたしと結婚できません」などと言うのは男の身勝手?それでも生活のため、愛人のままでいいと考える少女。貧困がなす悲しい性なのであろうか。とにかく一番の衝撃シーンは、人が行き交う町の中、喧騒が聞こえてくるなかでの情事である。最初に観た地上波のテレビでは、リアルなセックスシーンはほとんどカットされていた。しかし字幕版で観ると、この少女のアフレコが全く合っていないことに興ざめする。 男物の帽子と三つ編みの髪。いいなぁ・・・ 1992年アカデミー賞撮影賞ノミネート 1992年日本アカデミー賞外国作品賞ノミネート (2004.11)
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愛する | 1997 日本 日活 |
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ストーリー | 森田ミツは知り合った沖縄の青年吉岡努と結ばれる。彼女はその後ハンセン病と診断され、北アルプスの療養所に隔離されてしまう・・・ | |||
監督 | 熊井啓 | |||
出演 | 酒井美紀 | 渡部篤郎 | 岸田今日子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | '97年の映画。'96年のライ病予防法や2001年のハンセン病訴訟問題控訴せずというニュースが思い浮かぶ。 「控訴せず」というのは小泉内閣で唯一正しいことを行ったものであるが、未だに差別問題はあるようだ。これを機会にもっと勉強したいと思う。 で、映画の内容は前半(入院するまで)が全くつまらない。原作は読んでないからわからないが、脚本と酒井美紀の技量不足が原因であろう。中盤から盛り上げてくれるのが岸田今日子。淡々とした口調の中にも重みがあったし、彼女が引き立て役となり、酒井美紀の演技も感動を呼ぶものになりました。 社会問題として取り上げるためには、差別問題等をもっと掘り下げる工夫が欲しかった。。。 (2003.12)
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愛する者よ、列車に乗れ | 1998 フランス コムストック CEUX QUI M'AIMENT PRENDRONT LE TRAIN |
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ストーリー | 一人の画家、ジャン=パティスト・エムリックがこの世を去って、親類縁者たちがリムージュに集まる。「私を愛する者は列車に乗れ」という遺言に惹かれて。。。 | |||
監督 | パトリス・シェロー | |||
出演 | ジャン=ルイ・トランディニャン | シャルル・ベルリング | ヴァンサンヌ・ペレーズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★ |
コメント | 1本の列車に集まる人たち。リムージュで降り立った一団。カメラアングルが非常に良いのです。1点を付けてしまいましたが、嫌悪感があったわけでもなく、ぼーっとしながら画面を眺めていると、フランスの田園風景や列車の中での雰囲気、広大な墓地や葬式の場面でさえも美しく感じられるのです。 それで、この群像劇は人間関係がさっぱり掴みづらくて、会話も誰がしゃべっているのかわからない部分があるのです。出演者一同語勢が同じ淡々系(葬式だからしょうがない?)になってるため、個性が表現されてないのでしょうね。 とにかく、理解するより感じる映画!ということなんでしょう。。。それにしてもラスト近くで出てくるあの気味悪い映画は何なのだろう。 1998年カンヌ国際映画祭コンペ (2004.4)
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アイデン&ティティ | 2003 日本 東北新社 |
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ストーリー | 4人組ロックバンド“SPEEDWAY”はバンドブームに乗ってメジャーデビューを果たすものの、本当に歌いたい曲について悩んでいた。そんなある晩、ギターの中島の前にディランが現れた。 | |||
監督 | 田口トモロヲ 原作:みうらじゅん 脚本:宮藤官九郎 | |||
出演 | 峯田和伸 | 麻生久美子 | 中村獅童 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | みうらじゅんは好きではない。正直言って、観る気もなかった。しかし峯田の演技が良すぎます!女性の描き方はみうらじゅんの実生活そのままなのだろうか、描写が薄すぎるので恋愛部分としては全く評価できない。しかし、バンドの実態が異様にリアルなので共感できるのだ。ただし、考え方がデビュー前のアマチュアっぽい思考のため、設定がこれで良かったのだろうかと疑問にも思う ロックを聴く側からの視点でも本当のロックのあり方を考えさせられ、TV生本番でのシーンにそれが集約されていました。いいぞ!! 岸辺四郎の役も借金を背負った原因がここにある!と思わせるようなバブル期の押せ押せ志向。社長室には漫画本ばかり(ゴルゴ13が目立っていた。これはみうら氏の事務所か?)だし、何気ない壁のポスターも面白い。今をときめく浅野忠信をウェイターというチョイ役で使うという贅沢さもシャレてるな・・・・ 冒頭のインタビューシーンは名前を入れてほしかった。。。 (2004.5)
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アイデンティティ | 2003 アメリカ SPE IDENTITY |
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ストーリー | 嵐と大洪水のおかげで田舎の一軒家のモーテルに偶然に集まった男女11人。そして1人ずつ何者かによって殺されていく。一方、ある死刑囚が執行日の前日に再審理されるという前代未聞の出来事があった。 | |||
監督 | ジェームズ・マンゴールド | |||
出演 | ジョン・キューザック | レイ・リオッタ | レベッカ・デモーーネイ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 途中まではハラハラ・ドキドキで、犯人当てに夢中になってしまった。しかし、平凡な推理サスペンスものでしか犯人を当てられない自分には、こうした構成自体にトリックがあるとは気づかなかった。 また、ミスリードさせる伏線にも恐れ入りました。しかも犯人当てのミスリードなんてさほど重要じゃなくて、映画のジャンルをミスリードしているような・・・こんな伏線は初めてだ!途中、オカルトへとジャンル変更するかと思ってしまった(笑)とにかく、気持ちよく騙されたという第一印象です。 レビューサイトに犯人が・・・騙された、なんて投稿が多いけど、それって違う見方のような気がする。。。 (2004.4)
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愛と哀しみのボレロ | 1981 フランス ヘラルド LES UNS ET LES AUTRES |
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ストーリー | 1936年ロシア、1937年パリ、1938年ベルリン、1939年ニューヨーク。4つの家族の45年にわたる物語をボレロに絡めて延々と語られる。 | |||
監督 | クロード・ルルーシュ | |||
出演 | ロベール・オッセン | ジョルジュ・ドン | ダニエル・オルブリフスキー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 別に理解しようと観たわけではない。とにかく音楽を楽しむためだけに鑑賞。どのカップルがどうなったとか、これがあの親子で・・・とか考えてしまうと頭が痛くなるだけだ(笑)。ニューヨークは英語だが、他がフランス語。どうせならドイツ語、ロシア語を使えばもっとわかりやすくなったかな?しかし・・・途中でちょっと寝ちゃったからなぁ・・・なんともいえない。 1981年カンヌ映画祭フランス映画高等技術委員会賞 (2004.6)
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愛と死をみつめて | 1964 日本 日活 |
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ストーリー | 浪人中の高野誠は、病院で小島道子と知り合う。2年後に、誠が東京の大学に通いだしても、道子は闘病生活を続けていた。病気のため第一志望の大学も退学した道子は手紙に想いをこめて、誠に別れを告げたが。。。 | |||
監督 | 斎藤武市 | |||
出演 | 浜田光夫 | 吉永小百合 | 笠智衆 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 5年前から軟骨肉腫という難病に冒されていた道子。自殺未遂、手術をすると顔の左半分がつぶれてなくなると言う事実。手術を受けると心に決めて、「2年待つ間に自分のことを忘れることを願う」という悲しい願いに泣いてしまった。その他、泣き所が多すぎます。 電話越しに「禁じられた遊び」を聞かせる誠と、病院の廊下で涙を流しながらそれを聞く道子。このシーンが忘れられなくなりそうだ。難病ものの作品の原点とも言えるような映画だが、実話なのだから尚悲しい。まこ、甘えてばかりでごめんね・・・ (2004.11)
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愛と追憶の日々 | 1983 アメリカ Par=CIC TERMS OF ENDEARMENT XXX |
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ストーリー | 母オーロラは娘エマの夫が嫌いであった。夫の転勤でヒューストンを離れた娘一家は当初貧乏であったが、充実した日々を暮らしていた。一方、母は以前は嫌いだった隣人の宇宙飛行士ギャレットに惹かれ始めて結ばれる。 | |||
監督 | ジェームズ・L・ブルックス | |||
出演 | デブラ・ウィンガー | シャーリー・マクレーン | ジャック・ニコルソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | 母娘の電話の声は、あたかも向かい合って話しているように工夫がなされていないが、それ以外の電話は相手の会話が聞こえない。こんなに些細な演出も母と娘の友達のような関係を表現している。 俳優がみんな素晴らしかったです。子役ももちろん上手くて、特に次男テディの今にも泣きそうな顔が良かったです。ジョン・リスゴーがデブラ・ウィンガーにキスするシーンだけはイマイチでしたが・・・残念なことに、演技ばかりが目立ってしまって、ストーリーの流れがポンポンと飛んでいたことに多少とまどいが。。。 1983年アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞 同主演女優賞(デブラ・ウィンガー、シャーリー・マクレーン)、助演男優賞(ジョン・リスゴー、ジャック・ニコルソン)、作曲賞、美術賞、音響賞、編集賞ノミネート その他多数受賞 (2004.2)
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I love ペッカー | 1998 アメリカ ヘラルド PECKER |
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ストーリー | メリーランド州ボルチモアのバーバーショップで働くペッカーは常にカメラを携えて何でも撮りまくっている。NYのアートディーラー、ローリーの目に止まってNYで写真展を開く事に。。。 | |||
監督 | ジョン・ウォーターズ | |||
出演 | エドワード・ファーロング | クリスティナ・リッチ | マーク・ジョイ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ホモ好きの姉ティナ、お菓子好きの妹クリーシー、マリア像を片時も話さない祖母など、ペッカーの周りには愛すべき人たちで溢れている。前半は、写真を撮っても誰も怒らないボルチモアの人たちが和ませてくれた。しかし、有名になると人々の態度も変貌して、空き巣に入られてリ、泥棒呼ばわりされたり、今までお咎めなしだった被写体が捕まったりと・・・大変な騒ぎになるが、写真は売れ続ける。 芸術と非芸術の境界線はどこにあるのだろう?とかなり皮肉った内容も面白い。有名人になれば周りの全てが芸術であるかのように・・・ テーマ曲「ウー・フー」が印象的! (2004.1)
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アイ、ロボット | 2004 アメリカ FOX I, ROBOT |
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ストーリー | 2035年、シカゴ。巨大ロボット企業USRのラニング博士が飛び降り自殺をした。ロボット嫌いのスプーナー刑事は新型NS-5ロボットのサニーが殺したのではないかと疑うのだが、カルヴィン博士はロボット三原則を盾に無罪を主張する。。。 | |||
監督 | アレックス・プロヤス | |||
出演 | ウィル・スミス | ブリジット・モナイハン | アラン・テュディック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 人間が好きだ。殺人を犯すロボットはゼロだ。人が人を殺す時代が懐かしいぜ・・・っておい。ロボット三原則なるものが提唱されてからは、これをモチーフとしたロボットドラマが数多く作られてきたと思う。この映画は敢えてその原点に戻って、シンプルにそしてスリリングに踏襲しているだけなのだ。 展開としては、ウィル・スミス中心のサスペンス・ドラマといったイメージの方が強く、彼のトラウマや左腕の秘密などは面白いのだが、アドレナリンが放出されるまでには至らない。失敗の一つは、NS-5型ロボットのデザイン。そして、ロボットにも感情移入させる映画が多い中、この作品はスプーナー刑事ただ一人の物語になってしまっていることだろう。 お気に入りは、冒頭でかかるS・ワンダーの「迷信」。スプーナーの部屋も現代風で人間味あふれていることが面白かった。映像では、NS-5が赤くなって隊列を成すところもゾッとするくらいの素晴らしいCGでした。 (2004.9)
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OUT | 2002 日本 FOX |
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ストーリー | 弁当工場で働く4人の女たち。山本(西田尚美)が、ギャンブルによる借金で暴力的になった夫を誤って殺してしまう。その遺体を処理すべく香取(原田美枝子)に頼むのだが。。。 | |||
監督 | 平山秀幸 | |||
出演 | 原田美枝子 | 倍賞美津子 | 室井滋 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★ | ★ | ★★★ | ★ |
コメント | 金融業問題や失業問題、介護問題までも提起しようとしているが、中途半端。死体の処理を倍賞美津子や室井滋にまで手伝ってもらう過程も面白いのだが、殺人事件に遭遇する一般庶民の心理等が全く表現されていなく、逆にコメディ化してしまっている。別にコメディ映画ならそれでも良いのだが、中途半端である。 女優陣の演技は西田尚美を除いて良いのだが、生かしきれていないですね。設定は面白いのだから、多分原作は優れているように推測できます。間寛平の演技は良かったですよ! 2002年日本アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞、監督賞ノミネート (2004.1)
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アウトライブ | 2000 韓国 松竹 飛天舞 |
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ストーリー | 元朝末期、高麗のユ一族の生き残りであるユ・ジナは幼い頃、ソルリという少女と恋仲になる。しかし、ソルリは元朝のタガン将軍の娘であり離ればなれとなる。初恋の相手がジナの母スヨンであるという男ジュングァンはソルリをめぐって戦うことに・・・ | |||
監督 | キム・ヨンジュン | |||
出演 | シン・ヒョンジュン | キム・ヒソン | チョン・ジニョン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | ユ一族が持つ“飛天神記”という秘伝書をめぐり争いが絶えない高麗族とモンゴル族。秘伝書の戦い、民族の戦い、愛の戦いと3つの戦いが交差する。ワイヤーアクション満開の戦闘シーン。奇抜な動きや、ジナの放つ地と風を巧みに操る独特の剣が面白い。 ストーリーを知っていた方がよいのであろう。全体的に人物描写が薄く、詰め込み過ぎ感が残る。何しろNHK大河ドラマくらいのくらいの壮大なストーリーなのですよ・・・3部くらいに分けないとダメでしょう。結局のところ、ストーリーを追うのに精一杯になって、感情移入がさっぱりできませんでした。ラストではちょっと盛り返しましたが・・・ 原作はどうなのか知らないけど、秘伝書がほとんど出てこないし、軽く扱われすぎですね。やはり韓国人からすれば、民族意識の高揚を大切にしたかったのでしょうね。 (2004.10)
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青い夢の女 | 2000 フランス/ドイツ アミューズ・ピクチャーズ MORTEL TRANSFERT |
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ストーリー | 精神科医ミッシェルは、夫マックスから暴力による快楽を得ている人妻オルガを診察していた。暴力の話を聞くときには居眠りしてしまう癖がついていたのだが、起きたときには彼女が絞殺されていた。 | |||
監督 | ジャン=ジャック・ベネックス | |||
出演 | ジャン=ユーグ・アングラート | エレーヌ・ドゥ・フジュロール | ミキ・マノイロヴィッチ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 夢遊病で人を殺す。そんなことがあるのだろうか?しかも精神分析医だし(笑) それでも途中までは、死体の処理など、かなり面白かった。ビュイックのトランクを開け死体を発見して看板にぶつかったコソ泥はどうなったのであろうか?もう一人の精神分析医の経緯などもかなりブラックで気になるところだ。 終盤になると、ストーリーが若干破綻しているような気もするし、もっと秘密めいた部分を引っ張ってもらいたかった。 (2004.6)
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青の炎 | 2003 日本 東宝 |
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ストーリー | 櫛森秀一の家庭に母と離婚した男が住みついた。母の訴えがないと裁判をおこせないと知った彼は元義父の殺害を計画する。 | |||
監督 | 蜷川幸雄 | |||
出演 | 二宮和也 | 松浦亜弥 | 鈴木杏 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 「殺されてもいい人間なんて一人もいない」と言った直後に、裁判で嘘をつきとおすと断言した紀子の性格は疑問。そして、カッとなる性格の人間には所詮完全犯罪なんて似つかわしくないということが良くわかった。 やはり、17歳の主人公という設定では、最終的に少年法に護られているという意識があざとく感じられ、直情的に無計画に殺人を犯したほうが可愛げがあるというもんだ。それでも、同級生を偽ナイフを持たせて殺すシーンはお見事だった。 (2004.7)
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