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暗殺の森 1970 イタリア/フランス/西ドイツ
CIC
IL CONFORMISTA   THE CONFORMIST
ストーリー  マルチェロはファシスト党に入り、ジュリアと結婚する。新婚旅行でパリに行き、大学時代の恩師でもある教授を調査するのだが・・・
監督 ベルナルト・ベルトリッチ
出演 ジャン=ルイ・トランティニャン ドミニク・サンダ ステファニア・サンドレッリ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
コメント  教授の夫人役ドミニク・サンダの優雅な美しさと妻のサンドレッリのコケティッシュな雰囲気。昔から憧れだった夫人に冷たくされるものの肉体関係を結んでしまうマルチェロ。しかも、バレエ教室のクラスの5分間の休憩中だ。
 結局女の競演を描くのが上手いベルトリッチ。夕陽と暗闇を対照的に取り入れている。男の世界は雪がバックであることが多く、精神病院に入ってる父に会うときなどは白さを強調する。政治色が強い映画かと思ったけど、暗殺に対する罪の意識や、裏でうごめく女心の葛藤のようなものの方が強い。
 結局、教授夫妻を殺すことになったが、マルチェロは黙って見ていただけ。数年後娘もできて三人でファシスト崩壊のラジオニュースを聞く。さらに13歳のときに誤って殺してしまったと思っていた男も・・・
 ラストの狂気じみた行動、人生を嘆いているような振り向きざまの表情がいい。途中、眠くなるような展開がもったいないです。

1971年アカデミー賞脚色賞ノミネート
1971年全米批評家協会賞監督賞、撮影賞
(2005.12)

アンジェラ 2006 フランス
アスミック・エース
ANGEL-A
ストーリー  借金しまくり男アンドレは今日中に金を作らなければ殺されてしまう。どうしようもなくセーヌ川に身投げしようとした彼の隣には同じく身投げしようとしている美女がいた・・・
監督 リュック・ベッソン
出演 ジェメル・ドゥブーズ リー・ラスムッセン ジルベール・メルキ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★ ★★
コメント  セーヌ河からの身投げ・・・『橋の上の娘』のパロディかと思ったら、そうではなかったようだ・・・
 シネスコとモノクローム。なんだかいい感じなのです。そして、独白で登場するアンドレは嘘吐き、詐欺師、どうしようもないダメ男。いきなり借金取りに嚇されてしまいます。額は2万ユーロ。日本円にすると280万円くらい。無謀な借金をして、この男は何に使ったのであろうかとストーリーに引きこまれ、やがて彼が詐欺師であり、いつ捕まってもおかしくない男だとわかります。当てにしていた大使館からも追い出され、セーヌ河に身投げしようとしていたところに長身の美女が現れ、彼女が先に身を投げてしまう・・・
 大人のファンタジーともとれるし、フランス風純愛映画とも思える。だけど、なんだろう。コメディとしも中途半端だし、ストーリー展開があまり面白くない。どんどん金を作ってくれるアンジェラを娼婦だと思ったアンドレがそのまま利用し続けて、ダメ男ぶりには全く反省の色がない。人を愛する心は目覚めたものの、このままの生活を続けると・・・
 映像はまずまずだったのですが、天使の出てくる映画では『ベルリン・天使の詩』が一番ですね〜
(2006.5)

アンダーワールド エボリューション 2006 アメリカ
SPE
UNDERWORLD: EVOLUTION
ストーリー  ヴァンパイアとライカンとの抗争の中で闇の処刑人となったセリーンは家族を皆殺しにされた復讐のためビクターを殺したことによって、同族からも追われることになった。仲間は初の混血児マイケルだけ・・・
監督 レン・ワイズマン
出演 ケイト・ベッキンセイル スコット・スピードマン トニー・カラン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
コメント  最近は記憶ものの映画が多いけど、マーカスは血を舐めるだけで相手の記憶を吸収できるんです。便利だなぁ・・・cf.『アンダーワールド
 前作にはハマってしまい劇場でリピートしてしまったけど、この続編はハマることが出来ないかもしれない。たしかにタイトル通り、CGもアクションもグロさも進化していますが、何か物足りなさを感じてしまいました。それは人間があまり登場しないこともありますが、主人公たちの目的意識が薄く、逃亡劇とアクションが中心になっているからかもしれません。しかも前作の終盤には種族間の争いを無くそうという平和主義的なメッセージもあり好感が持てたのに、今作ではただ先祖(正確には違います)を殺すだけです・・・
 エロかっこいいケイト・ベッキンセイルは相変わらず素敵なのですが、無駄なラブシーンなどもありちょっと興醒め。黒のレザーを着ていても充分エロなんだから、ボカシを必要とするラブシーンは必要ないです。それに“隠された秘密”などと期待させておいて、幽閉してある場所の記憶だけなんてのもがっかりです。もっと凄い秘密は次回作を待たねばならないのかもしれません。そして、もう一つの原因は『ヴァン・ヘルシング』が1作目と2作目の間に公開されるものだから、記憶が混乱しているためかもしれません・・・記憶を甦らせるためにセリーンの血を舐めたくなってきましたよ。
 それでも面白くしてくれたのは、300年前に逮捕した一族の年代記編者タニスのキャラや、マーカスの造形でした。このおっさんは一体誰なんだ?と興味津々でいると、実は父ちゃんだったなんてのも演出の一つなのでしょう。もう一つ注文をつけるとしたら、セリーンと結ばれたマイケルが「惚れてしまった女なこんなに年寄りだったのか・・・」と驚く顔を見たかった(前作にあったのかもしれませんが記憶にありません)。
(2006.4)

アンデッド 2003 オーストラリア
アートポート
UNDEAD
ストーリー  平和なバークレーの町に突如隕石群が落ちてきて、アンデッドがあふれ出した。
監督 ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ
出演 フェリシティ・メーソン ムンゴ・マッケイ ロブ・ジェンキンス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  ミス・バークレーのレネは男友達が殺され、武器屋の男マリオンに助けられる。「終末の始まりだ」"end of beginning"などと、悲観的な中にも逞しさを兼ね備えた男。彼はゾンビ・フィッシュに襲われUFOに拉致されるという経験があったのだ。
 マリオンの家に集まったのはレネ、ミスの座を奪われた妊婦と夫のウェイン、そして状況を飲み込めないで権力を振りかざす巡査部長と臆病な女性巡査モリー。地下室に籠城するものの妊婦の陣痛が始まって夥しい数のゾンビの中を脱出する。バークレーの町を出ようとすると巨大な壁に阻まれる・・・
 低予算だというのに、メイクアップやVFXはとても低予算と思えないほど凝ったもの。スタッフの熱意には恐れ入る。ただ、ストーリーはゾンビ映画の設定を踏襲しているのだが、宇宙人が登場するSFチックな展開。マリオンが「エイリアンに侵略される」ことを力説していたため、想像もつかない展開なのだ。
 バークレーが巨大な壁で囲まれて、酸性雨まで降り注ぐ。暑くて、みんな脱いでしまうとか、笑えるシーンも多々ある。そして、おとぼけ巡査コンビによるコメディホラーから、最後には宇宙人が治療のために酸性雨を降らせたというハートウォーミングな物語となるのだ。隕石もエイリアンが落としたと思わせる巧いプロット。地球を救いに来てたんだなぁ・・・ゾンビになった人間もUFOに連れられ完治してしまう。ウェインが一人小型飛行機で雲の上を飛び、月に照らされたその空間には中に浮いた人間が・・・とても幻想的。
 治ったゾンビも壁の外へ降ろされ、そこがいつのまにかロックコンサートの会場のように盛り上がっている。酸性雨のおかげでゾンビ撲滅。しかし、逃走中に多くのゾンビを殺してしまったのだ。ホッとするのも束の間、ウェインは飛行機で逃げたため治療酸性雨を浴びていなかった。と、続編を予感させるような終わり方。再びUFOがやってくるまで命を落とすことができないレナちゃんだった・・・
(2006.4)

アントブリー 2006 アメリカ
ワーナー
THE ANT BULLY
ストーリー  アリの大きさにさせられた少年ルーカスの冒険。
監督 ジョン・A・デイヴィス
出演 ザック・タイラー ニコラス・ケイジ ジュリア・ロバーツ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  美味しい・・・って・・・芋虫のウンコかよ!!
 アメリカでもウンコネタです。いじめられっ子のルーカスはいじめられた腹いせにアリいじめをしてしまう。アリたちはこの破壊屋であるルーカスには悩まされていたのです。普段は平和的なアリたちでありましたが、魔法使い(?)であるゾックは人間をアリサイズにしてしまう薬を作ってしまう。寝ている間にアリサイズにされたルーカスは蟻塚の中に連れられ、アリの生活を強いられることになったのだ・・・
 『ミクロキッズ』や『ミクロの決死圏』のように仲間はいない。しかも自分がいじめていたアリたちに囲まれ戸惑うばかりのルーカスは、自暴自棄ではあるが、現状を受け入れるしかなかったのです。常に外敵に晒されて危険が多い毎日のアリさんたち。しかし戦うことを潔しとしない彼らは身を守ることに専念するのです。子供たちはチームを作ってエサ取り訓練。自己虫ぽいけど集団行動が基本で、チームプレイがとても大切。仲間を見捨てるなんてことはしないのがアリさんの世界なのでした。
 巨大な人間ルーカスが突如現れるテロリストのような扱いだったに対し、アリ王国は武器も持たない絶対君主の平和国家。世界情勢の縮図を暗喩しているかのような世界を描くことも、アメリカが「平和とは何か」を模索し続けていることが根底にあるのでしょうか。それとも全く架空の国をモデルにしたのかわかりませんけど、天敵のようなハチ軍団に助けを求めたり、「赤は嫌いだ」と言いつつ結局は赤を好きになるという冷戦時代の終結を思わせるような台詞があったりと・・・そんなこと子供にわかるわけありません。
 また、童話だと鯨に飲み込まれるのが定番ですが、この昆虫世界では蛙に飲み込まれるのです。これも何かのメタファーなのか?などと考えているうちに緊迫感がどんどん増して、思わず子供目線になって見入ってしまいました。悪い奴に服従することなく皆で力を合わせれば意見が通る!なんだか感動しちゃいました。
 それにしてもトム・ハンクスのプロデュースで、ニコラス・ケイジやジュリア・ロバーツ。メリル・ストリープ、レジーナ・キング、ブルース・キャンベル、ポール・ジアマッティ・・・なんで吹替版しか公開されないんですか?
(2006.10)

アンドロメダ・・・ 1971 アメリカ
CIC
THE ANDROMEDA STRAIN
ストーリー  赤ん坊一人、老人一人。その他はみんな死体で見つかった。墜落した人工衛星の回収に向かったが、感染症らしい死体の山・・・
監督 ロバート・ワイズ 原作:マイケル・クライトン
出演 アーサー・ヒル デヴィッド・ウェイン ジェームズ・オルソン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
 あった? ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  バイオハザード映画はここが原点か?執拗なまでの消毒・滅菌によって地下研究室に集められた科学者たち。ドキュメンタリー・タッチによる静かな映像だったが、危険な状態になったら核爆発させるという恐ろしい政府の方針。そんな中でも科学者たちが真摯な態度で菌を検出する。
 アンドロメダ菌株の正体クリスタル結晶体がみつかったのだが、現地は攻撃によって破壊された。この研究室だってやばい。などと終盤の緊迫した場面は楽しめるけど、後半からずっと研究室の中なので外の状況は想像力に委ねられる。
 衛星墜落現場がメキシコだからって、簡単に破壊したりする風刺映像もあればよかったのに。

1971年アカデミー賞美術監督・装置賞、編集賞ノミネート
(2006.9)

アンナと王様 1999 アメリカ
FOX
ANNA AND THE KING
ストーリー  『王様と私』のリメイク。19世紀中頃、シャムのモンクット王に頼まれて王子たちの家庭教師として派遣されたアンナ。
監督 アンディ・テナント
出演 ジョディ・フォスター チョウ・ユンファ バイ・リン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
コメント  わざわざイギリス訛りでしゃべるジョディ・フォスター。王様とやりあうにはこのくらい凛としてなきゃダメなんだろうけど、徐々に飽きてくる。
 迫力あるのは、側室タプティム(バイ・リン)が頭を剃って尼僧として脱出するところ。捕まえられ、一方的な裁判にかけられて・・・処刑。これを機にアンナは帰ることを決意するのだが、軍事クーデタが起こってしまう。

1999年アカデミー賞美術賞、衣装デザイン賞ノミネート
1999年ゴールデングローブ賞音楽賞、歌曲賞ノミネート
(2006.3)

アンナとロッテ 2002 オランダ/ルクセンブルグ
ファイン・フィルムズ=Gコミュニケーションズ
DE TWEELING   TWIN SISTERS
ストーリー  1926年、ドイツ・ケルンで育った双子のアンナとロッテは両親の死によって、別々の親戚に引き取られる。
監督 ベン・ソムボハールト
出演 テクラ・ルーテン ナディヤ・ウール エレン・フォーヘル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  冒頭から泣いてしまった。ロッテは結核。言葉のわからぬオランダの裕福な家族に引き取られ、アンナはドイツの貧しい農家、豚小屋で働かされる。
 1936年、養父に殴られ神父に助けられるアンナ。3年後にその家政学院も卒業し住み込みクチを見つけるが、ドイツはナチス一色だった。そして、養父母がアンナを知的障害児として断種させようとしていた。一方のロッテは、今までアンナ宛に書いた手紙の束を見つけ、養父母を責め、会いに行こうと決心する。たった1日の再会。ロッテはアンナにメイドの心得を教えられ、一緒に伯爵夫人に仕える。
 ロッテはユダヤ人と婚約。アンナに写真を見せると「ユダヤ人ね」と返答。これが最後まで響く。アンナは戦争を憎むオーストリア将校と結婚。ほんの一時の幸せを味わう。戦争、ナチスのユダヤ人虐待が二人の運命を大きく変えた。
 終戦直後、二人は再会。しかしロッテの夫はアウシュビッツで殺されていたのだ。そこでアンナとナチ将校の仲良く並ぶ写真を見て激怒・・・二人には大きな亀裂が・・・
 前半2箇所で、遠く離れていても苦痛を同時体験するシーンがあるが、それぞれが恋をしてからの後半には出てこない。老婆となって再会するシーンを所々に挿入してあるため、感動が薄れるという欠点もある。

2003年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
(2005.12)

UNKNOWN 2006 アメリカ
ムービーアイ
UNKNOWN
ストーリー  閉ざされた廃屋の中に倒れていた5人の男たち。彼らはみな記憶喪失にかかっていたが、やがて誘拐事件の人質と犯人だということに気づく。
監督 サイモン・ブランド
出演 ジム・カヴィーゼル グレッグ・キニア ブリジット・モイナハン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  全員が自分が誰だかわからない一時的記憶喪失だなんて都合が良すぎ・・・だけど、推理ゲームとして楽しむこともできるし、人質と誘拐犯の枠を超えて脱出することでまとまっていくところは面白い。
 結局は誘拐された社長のビル・コールズが最初に記憶を取り戻した通りだったけど、主人公のジム・カヴィーぜルがどんでん返しで潜入捜査官だったというところがいい。まぁ、悪い男じゃなさそうだったから警官じゃなくてもよかったんだけど・・・
 しかし、最後の最後でまた大どんでん返し。実は社長の妻が仕組んだ誘拐劇だったという匂わせ方で終わる・・・う〜む、ここまでくるとB級すぎる。
(2008.5)

アンフェア the movie 2007 日本
東宝
ストーリー  警視庁公安部の雪平は娘の美央が車に仕掛けられた爆弾によって大怪我を負ってしまう。不運にも亡くなったベビーシッターの悲しみも束の間、美央が入院している病院がテロリストたちに占拠されてしまったのだ・・・
監督 小林義則
出演 篠原涼子 椎名桔平 成宮寛隆
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★ ★★ ★★
コメント  黒色潰疽菌に対抗して、復讐の連鎖球菌だ!
 TV版を知らない者が観ても大丈夫か?などと思いつつも、騙されたら「アンフェアだ!」と訴える覚悟での鑑賞でした。序盤でいきなり雪平の娘美央とベビーシッターが乗った車が爆破されてしまい、その時点で涙腺が緩んでしまいました・・・こんなに悲しい映画なのか思っていたら、途端に緊張感がなくなる展開。いきなりSAT突入はないだろうとか、完全要塞になっている大病院に侵入できるはずないだろうとか、病理研究の施設はあっても生物化学兵器研究が警察病院で行われるわけないだろうとか・・・
 裏切りとかどんでん返しが多いとは聞いてましたが、初っ端から偽SATの登場です。椎名桔平がテロ組織の首謀者だとは予告編でも明らかでしたし、テロリストたちとSATの複雑さはいいとしても、これらの人間関係を把握するのに先ず一苦労。江口洋介だって濱田マリだって、誰なのかよくわからなかった。そりゃTVシリーズを見ていた人ならば「これが新しく登場した人物だ」とわかるんでしょうけどね・・・予想できないところがアンフェアでした。
 この映画では、警察内部の不正を暴いた極秘文書を告発しようとした刑事が逆に逮捕され、警察上層部に復讐しようという内容。アンフェアな上層部と正義を追求しようとする側が対立する構図でもあり、裏切りとか内通者は誰だというテーマはとても描きやすいのでしょう。だからストーリーはしっかりしてるのに、観客も同時に推理したりするので、個々の登場人物のリアクションが気になってしまう。それを子供の鑑賞にも堪えうるようにしたためか、緊迫感のない演技が目立つのです。
 不正を裁くために暴力を肯定するテロリストになってしまうという発想もいかがなものでしょうか。しかも場所が病院です。追い出された患者の中には悪化して死んでしまう人も出てくることでしょう。命の重さと80億円。椎名桔平に賛同した仲間にしても金目当てで内通した者も、これではどこに賛同したのかさっぱりわかりませんでした。などと酷評しようとしていても、ラストはなかなかのもの。悪い奴は生き延びるんですよね・・・
(2007.3)






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