バス男 | 2004 アメリカ 劇場未公開 NAPOLEON DYNAMITE |
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ストーリー | アイダホの高校生ナポレオン・ダイナマイトは学校でもいじめにあってるさえない男。兄はチャットに夢中、叔父は怪しげなビジネス。そんな中、転校生ペドロという友達ができた彼は・・・ | |||
監督 | ジャレッド・ヘス | |||
出演 | ジョン・ヘダー | エフレン・ラミレッツ | ジョン・グリース | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | アメリカ産のオフビート・オバカ・ムービーといったところでしょうか。低予算インディーズならではの仕上がり。人気が出たおかげでジョン・ヘダーがスターダムにのし上がってしまった。 脱力系のまま終わりを迎えるかと思っていたら、生徒会長選挙のパフォーマンスでいきなり踊り出してしまうナポレオン。校庭でコツコツとサッカーボールと格闘していたことがここで結びついたんかな・・・違うな・・・ 2005年MTVムービーアワード作品賞、音楽シーン賞、ブレイクスルー演技賞 2004年インディペンデント・スピリット賞助演男優賞、新人作品賞ノミネート その他 (2008.5)
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陪審員 | 1996 アメリカ COLTRI THE JUROR |
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ストーリー | マフィアの首領リッジオとその孫が殺され、ボファーノの公判が始まった。陪審員に選ばれた彫刻家アニーの元にマークという男がやってきて、「無罪と言わなければ息子が危険だ・・・」と迫る。 | |||
監督 | ウライアン・ギブソン | |||
出演 | デミ・ムーア | アレック・ボールドウィン | ジョセフ・ゴードン=レヴィット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 脅しによる陪審員の買収。実際に誘拐したわけじゃないけど、マフィアの言うことだけに恐ろしいものがある。日本に作品を送るとか、美術品購入をネタにして親しく近寄ってきた男なのに・・・盗聴、盗撮、なんでもあり。 実行犯はマーク(ボールドウィン)なのだが、指示をだしたのがボファーノとして裁判にかけられている。陪審員12人すべてに脅迫しなければならないような気もするが、マフィアが選んだのは2人だけで、マークは徹底的に力になってくれそうなアニーだけに絞ったのだ。 ロドニーという酔っ払いの男もアニーの目の前で殺され、恐怖心は積るばかり。親友で相談できる女医ジュリエット(アン・ヘッシュ)も危険。 審議でアニーの熱弁の甲斐あり、ボファノは無罪放免。裁判は終わっても恐怖心は残るアニーと息子オリバー。そしてジュリエットの新恋人というのが実はマークだったのだ!!まんまとマークの毒牙にかかり、自殺に見せかけて殺されるが・・・ 前半は社会派的な法廷劇でかなり楽しめたのに、後半は息子を守るシングルマザーの強さ。ところが、かなりハチャメチャな内容。マークとの会話を録音してボファノたちに殺させようと計画するところまではよかったのに・・・ 操り人形(パペット)もいい伏線アイテムになると思ってたのになぁ・・・それにしても最後のデミの顔は怖すぎ。 グアテマラの景色は良かったし、アン・ヘッシュの濡れ場とヌードのおかげで加点。 1996年ラジー賞主演女優賞 (2008.5)
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爆走トラック’76 | 1975 アメリカ COL WHITE LINE FEVER |
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ストーリー | 兵役を終え、故郷アリゾナに戻ってきたジョー。ジェリーと結婚し長距離トラックドライバーとなるが、禁制品の仕事を断ったことから嫌がらせが次々と・・・ | |||
監督 | ジョナサン・カプラン | |||
出演 | ジャン=マイケル・ヴィンセント | ケイ・レンツ | スリム・ピケンズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | フォードWT9000・・・どれほどのトラックなのかちょっとわからない。まずは荷台を糞まみれにされ、その後走っていると、スピード違反だと保安官に手錠をかけられ、運送会社のチンピラに暴行を受ける・・・うぎゃ。 ろっ骨が折れたけど、とにかく仕事しなくちゃ・・・ということでライフルで雇い主を脅して仕事を分捕ったジョー。それからデュエイン(ピケンズ)に仕事をもらったと思ったが、それが無駄足。そしてデュエイン殺しの罪で逮捕・・・ 70年代ってベトナム戦争の影響もあって反骨精神ある内容が多かったような。それにしてもヤクザの抗争みたいによく人が殺されて・・・unionを作るとかストライキに発展するところはいいんだけど、最初に銃で脅したというところがずっと気になってしまった。 (2008.10)
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バルジ大作戦 | 1965 アメリカ WB BATTLE OF THE BULGE |
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ストーリー | 1944年12月、敗戦色が濃厚となってきたドイツ軍がアルデンヌで急襲をかけ、勝利気分だった連合軍側が焦る。 | |||
監督 | ケン・アナキン | |||
出演 | ヘンリー・フォンダ | ロバート・ショウ | ロバート・ライアン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ドイツ軍はクリスマスにゃ帰らないぜ・・・ ヘスラー大佐(ショウ)の英語に全くドイツ人ぽくないことから、ちょっと違和感。ドイツ軍側と連合軍側が交互に描かれているのに、雰囲気が同じってのもいただけないなぁ。 ドイツ軍はタイガー戦車団で橋を突破するのが作戦。へスターの作戦が見事に当たり、クリスマス気分に浸ろうとしていた連合軍を次々にやっつけてしまう。途中、フランス人の子供が大佐に向けて銃を放つシーンがあったり、捕虜の問題でチャールズ・ブロンソンが交渉する場面があったりと、大量の戦車団の迫力よりも心に残る。なんだか戦車マニア向けの映画のような・・・ 攻め落とされる間際。タイガー戦車の燃費の悪さから、ドイツ軍はガス欠になると読んだ米軍。戦車団同士の衝突もガソリンを消費させるため・・・通信網も混乱する中、最後に給油所を爆破することをよく思いついたもんだ。 バルジ大作戦とはこのドイツ軍の攻勢を連合軍側で名付けたもの。 (2008.6)
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バロン | 1989 アメリカ COLTRI THE ADVENTURES OF BARON MUNCHAUSEN |
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ストーリー | 18世紀のトルコ軍に怯えるドイツ。冒険王バロンの劇を興業する一座に本物のバロン男爵が現れ、実際にトルコへ行った体験を即興で行い始める・・・ | |||
監督 | テリー・ギリアム | |||
出演 | ジョン・ネヴィル | サラ・ポーリー | エリック・アイドル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 息子じゃない!と文句をたれる少女サリーはサラ・ポーリーだったんですね! 舞台があっという間にセットに変化する。トルコのサルタンとも親しく、ワインを取り寄せるエピソードで盛り上げるバロン・ミュンヒハウゼン(ネヴィル)。ほら男爵の話は大がかりで面白い。もう最初からモンティ・パイソンの雰囲気そのまんま。褒美の宝物を一人で持てる範囲内でと言われたけど、家来の一人が怪力すぎ。 月にまで行ってしまうバロンとサリー。月にも王様がいて、その王がロビン・ウィリアムズ。劇団の一人と女神がユマ・サーマンで、これまた色っぽい。最初に捕虜を奪還したのに目立っているという理由で処刑されるのはスティングか? 世界観は歴史モノをベースに子供が想像するかのようなアドベンチャー。モンティ・パイソンなんだと頭を柔らかくしておけば、十分納得できる作品。製作費が嵩み過ぎて中途半端になったのはギリアムらしいエピソードだし、一見ハチャメチャであることも許容範囲。しかし、戦闘でトルコ軍を退けるのはいいにしても、最後に狙撃されても生き返るってところで、やっぱり子供向けに作られたってことか・・・途中までは大人向けだったのに。 ミュンヒハウゼン症候群もビュルガー著作の「ほら男爵」からとったもの。 1989年アカデミー賞美術監督賞、美術装置賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞ノミネート 1989年英国アカデミー賞プロダクションデザイン賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞 (2009.1)
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晩秋 | 1989 アメリカ Uni=UIP DAD |
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ストーリー | ウォール街のビジネスマン、ジョンは母親が倒れたために帰省するが、今度は父ジェイクが寝込んでしまう。 | |||
監督 | ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ | |||
出演 | ジャック・レモン | テッド・ダンソン | オリンピア・デュカキス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | アメリカでの自動車免許取得は簡単だというけど、いくらなんでもあの老人に教習所通いは厳しいだろうに・・・。まぁ、多少老いは感じるけど、アルツハイマーではなさそうだ。 膀胱がんに罹ったジェイクは術後の経過がよくない。昏睡状態を克服し、やがて何かがふっきれたように楽しいことばかり考えるようになった。妻はその異様な明るさについていけないが、他の家族は皆ジェイクに合わせて楽しいことを付き合うのだ。 家族で日本語を話しながら、日本文化を勉強し、日本食を摂るシーンが笑える。日本では男と女の違いがわからないとか・・・。小ネタ的に笑えるところが多かったけど、全体のプロットは平凡だったのが残念。 1989年アカデミー賞メイクアップ賞ノミネート 1989年ゴールデングローブ賞男優賞(ジャック・レモン)ノミネート (2008.1)
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バンテージ・ポイント | 2008 アメリカ SPE VANTAGEPOINT |
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ストーリー | テロ撲滅のためのサミットが開かれるスペインのサラマンカ。広場でアシュトン米大統領が演壇に立った途端狙撃され、続いて爆発が起き騒然となってしまう。 | |||
監督 | ピート・トラヴィス | |||
出演 | デニス・クエイド | マシュー・フォックス | フォレスト・ウィテカー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 大統領はどうでもいいけど、アンジー(ゾーイ・サルダナ)が死ぬところで泣けた・・・ 8人の視点から描かれる大統領暗殺事件。それよりもその直後に起きる連続爆発の惨状が何度も繰り返される映像によって胸が痛みます。また見なくちゃいけないのか・・・と、午前11時59分57秒から角度は変えてあるけど、空爆を受けた直後のような瓦礫の山と夥しい数の死傷者たち・・・まるで「テロ行為を憎め」と刷り込ませるマインドコントロールを受けているような錯覚にも陥ってしまいました。 しかし、しっかりとサミット反対デモやリポーターのアンジーによる反証材料もあるし、復讐の連鎖を止めるという言葉が大統領(ウィリアム・ハート)の口から聞けたことにも、単なるアメリカ万歳映画になっていないという証なのかもしれません。複数の視点によってひとつの事件を描くのは最近の流行りなのでしょうけど、見るのが辛いシーンが繰り返されるとどうも・・・と感じていたのに、スペインの刑事エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)の意外性(不死身ぶりや利用されていたこと)と、少女アナのピンチによってのめり込むように観てしまいました。 結局、カーチェイスや銃撃戦で盛り上げてしまうつもりなのか・・・などと、お決まりのパターンにうんざりなりがちでしたが、締めくくったのがフォレスト・ウィテカーだったことがうれしい。彼は警察に協力するなどと言いつつもわけのわからぬ一連の事件をビデオ撮影し続けていたので、家に帰って編集に専念してピューリッツァー賞でも狙うつもりなのかもしれません。 主役はシークレット・サービスのデニス・クエイドなんでしょうけど、フォレスト・ウィテカーと少女、それにゾーイ・サルダナが好印象でした。スペインの俳優もカッコ良かったし、その上シガニー・ウィーバーまで使うという豪華な布陣なのに、鑑賞しやすい90分に収める大胆さ。なんだかお得感いっぱいなのに、貯まっていたポイントで観てしまった・・ (2008.3)
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