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決闘高田の馬場 1937 日本
日活
ストーリー  堀部家へ婿養子に入る前、荒れていた生活の中山安兵衛。
監督 マキノ正博 稲垣浩
出演 阪東妻三郎 市川百々之助 原駒子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  のんべ安、グレ安、人斬り安、と自嘲的になる安兵衛。伯父からは身寄りのない二人の関係が浮き彫りにされている。これじゃ伯父さんに感情移入してしまうなぁ。
 高田馬場の決闘前にもかなりの武勇伝。酔っ払っていても夜襲の輩を追っ払うことができる安兵衛であった。しかし、道端で寝込んでしまった安兵衛。伯父の菅野六郎左衛門(香川良介)が安兵衛の塒を訪ね、留守のため手紙を預けるシーンは泣けてくる。
 バンツマの殺陣も迫力あるのだけれど、アラカンの迫力には負けてるような気も・・・豪快さよりものんべぶりが凄かったりする。しかし、高田馬場での多大なエキストラ!敵の18人、見物人のスペクタクルはマキノ流なんだろうなぁ。
(2008.12)

忠臣蔵/天の巻・地の巻 1938 日本
日活
ストーリー  忠臣蔵。
監督 池田富保
出演 阪東妻三郎 嵐寛寿郎 片岡千恵蔵
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  さすがに阪東妻三郎は大石内蔵助役だけなのだが、嵐寛寿郎は脇坂淡路守と清水一角の二役。そして片岡千恵蔵は浅野内匠頭と立花左近の二役を演ずる。
 歌舞伎の名場面集のような映画の作り。これがまた潔い。江戸城松の廊下のエピソードだけで30分使い、その後も細かいエピソードを全てカット。特に伊豆での大石内蔵助と立花左近のシーンは震えがくるほど素晴らしい。自分の名を語って遊興に没頭する見ず知らずの者との対峙。大石の目、立花の目が火花を散らすかのように向かい合う姿は歌舞伎そのものとも言えるが、それを大胆に取り入れたところはこの映画を最高の娯楽映画にしている。
 前半の天の巻でも、矢頭右衛門七が血判を申し入れるシーンで泣けるし、地の巻でも浅野の妻に血判状が届けられるシーンで泣ける。討ち入りもまぁまぁ迫力があるし、役者たちのおかげでかなり感情移入できる映画だ。もちろん細かいところがないので、知識が必要だと思います。
(2006.12)

赤垣源蔵 1938 日本
日活
ストーリー  赤垣源蔵は兄から主君の仇を討つ気はないのかと問われ、その気がないと答えたために家を出ることになる・・・
監督 池田富保
出演 阪東妻三郎 市川小文治 原健作
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  同監督によって『天の巻/地の巻』と同じ年に作られているから、最初から番外編のような扱いのつもりだったのでしょうか。しかも赤垣源蔵役を妻三郎が演じているのも面白い。
 いきなり志村喬の顔がアップになる。彼は坂谷城左衛門の役。赤穂浪士が腰ぬけ共なんじゃないかと噂し、隣人で赤垣の実兄・塩山伊左衛門(香川良介)も困った返答を・・・
 塩山の娘である千鶴江は源蔵に惚れていたが、仇討をする気がないと聞きつけ、勘当の身となった源蔵に直接説得しようとする。しかし、討ち入り前夜に訪れた源蔵は千鶴江が輿入れしたと聞き、複雑な面持ちとなる・・・もっとも兄に会えないことが一番の悲しさだったろう。
 考えてみれば、仇討の意思がないことをひたすら隠すのは大石内蔵助のエピソードと似通っているが、同じく演じた阪東妻三郎だけにダブって見えてくる。
 箒に手ぬぐいをかけて逆さ箒・・・拙者が来るのも今日限りじゃ。と、兄の来ぬまま帰ろうとする源蔵。女中のお杉(大倉千代子)との会話が泣けてくる・・・
(2008.12)

元禄忠臣蔵 前編 1941 日本
松竹
ストーリー  忠臣蔵。
監督 溝口健二
出演 河原崎長十郎 嵐芳三郎 三桝万豊
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★★ ★★ ★★★
コメント  初っ端から刃傷沙汰のシーンだ。静かな城内が一瞬にして騒然たる雰囲気に包まれる様子がなかなかリアル。音声が聞き取りにくいにも拘らず迫力満点の白黒映像。長回しを使って人物がゆっくり歩く映像はまるでギリシア映画のよう。台詞回しは舞台役者が勢揃いしている割には撮り直しがなかったのか、ぎこちない部分もあるが、さすがに大石内蔵助は際立って巧い。
 大野による藩札をさばく様子で、大石内蔵助が農民たちを大切にせよというところを強調するところなどは、やはり庶民感覚が出てくるところ。京都を発つ場面まで・・・
(2006.12)

元禄忠臣蔵 後編 1942 日本
松竹
ストーリー  忠臣蔵。
監督 溝口健二
出演 河原崎長十郎 中村翫右衛門 河原崎国太郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  赤穂浪士の映画としては珍しく討ち入りのシーンがない!前・後編合わせて4時間もの大作なのに、である。もちろん当時の状況、戦争が始まっていたことも要因の一つなのか、さっぱりわかりませんが、変わった構成となっている。
 前編の史実を追おうと淡々と描いていたのとはがらりと雰囲気を変え、人物描写、特に大石内蔵助を中心に浅野大学を立ててお家再興を嘆願する姿や浅野家の残された女たちの切なる願いなどが描かれる。そして討ち入りに関しては書状で詳細に伝えるのみ。その後1時間もある、事件後の描写が面白い。
 泉岳寺へ参ってから、預かりの身となった赤穂浪士。磯貝十郎左衛門の許婚おみの(高峰三枝子)が一目会わせて欲しいと内蔵助に嘆願するシーンはさすがに純愛の得意な溝口健二らしさが出ている。十郎左衛門が取った態度などは泣けてくる・・・
 しかし、検閲もあったであろうこの映画。国策映画のように自決することの潔さなどを讃えているような気がして仕方がない・・・敵国に対して交渉しても無駄だということも何となく感じられるし・・・戦争がなければもっと自由に作られたのだろうか。
(2006.12)

初祝二刀流「高田の馬場前後」改題 1944 日本
大映
ストーリー 「決闘高田の馬場」でもおなじみ、高田馬場の決闘のくだりで人気者となった主人公、安兵衛の波乱にみちたその後を描いた時代劇。
監督 松田定次
出演 片岡千恵蔵 嵐寛寿郎 高山徳右衛門
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  国策映画でもないけれど、戦中に作られただけあって忠君に対する考えが論じられていて、浅野内匠頭への忠誠が強く感じられる。基本的には37年の『決闘高田の馬場』と映像表現も似ているが、ちょっと真面目な安兵衛だ。阪東妻三郎バージョンは歌舞伎の表情さながらにひょうきんな顔をも見せてくれたけど、こちらの方が映画的。まぁ、その後の話がメインになるのだから違うんだけど。
 堀部弥兵衛が積極的に安兵衛安兵衛を婿入りさせたく、殿にも先走って報告してしまう。そして、伯父・甥の関係が血縁ではないことも明かされる。主従関係というのが血縁に依らないことも訴えているかのようだ。
(2006.12)

元禄水滸伝 1952 日本
東宝
ストーリー  寺坂吉右衛門の物語
監督 犬塚稔
出演 月形龍之介 坂東好太郎 杉村春子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  寺坂吉右衛門と小山田庄左衛門、毛利小平太が中心となっているし、庶民の生活やお犬様に対する風刺など、面白い構成ではある。だけど、さっぱりストーリーがわからなくなる不親切設定。どうせなら吉右衛門だけでもよかった。さすがに瑶泉院(春日野八千代)に報告するラストシーンは感動的なのだけれど・・・
(2008.12)

赤穂義士 1954 日本
大映
ストーリー  映画の冒頭、4人の浪曲師が挨拶をするという異色の忠臣蔵。
監督 荒井良平
出演 黒川弥太郎 坂東好太郎 三條美紀
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  泣かせるエピソードを4話、それぞれの浪曲師の唄から始まるオムニバス形式といった構成になっている。1話が松の廊下刃傷事件。2話がその早駕籠に遭遇した不破数右衛門から。病気のお藤とともに大石邸へと直訴に参る。浪人の身だからという理由ではなく、病弱の妻がいるために心付けを渡し、討ち入りには参加させたくなかった大石の気持ち。しかし、帰り道、妻の自殺と、直訴状で不破も主君の仇討に参加できることになったエピソード。3話が岡野金右衛門と大工棟梁の娘・おつや(伏見和子)の物語。4話が赤埴源蔵(坂東)の物語となっている。
 珍しい浪曲による忠臣蔵。しかも雰囲気に合った泣かせる挿話ばかりだ。
(2008.12)

琴の爪 1957 日本
東宝
ストーリー  磯貝十郎左衛門と彼を慕うおみのの悲恋を描いた、東宝ダイヤモンドシリーズ初の時代劇。
監督 堀川弘通
出演 中村扇雀 松本幸四郎 中村鴈治郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  討ち入りの日から50日経った江戸の町の風景。義士として町中で持て囃されていた。
 細川家に身柄を預けられ、次々と切腹の座につく赤穂浪士たち。将軍家の温情があるのではないかと噂があったり、死罪ではないんじゃないかと話したりする。そして、死の直前の十郎左衛門にひとりの女性(扇千景)が逢いに訪れるが…。
 琴を弾かずにはいられないおみの。男装してまでも十郎左に会いに行くほど恋い焦がれていたのだが、吉良邸襲撃がバレそうになるところを祝言という形で逃れただけと本心を打ち明けない十郎左。しかし、切腹のときまで琴の爪を肌身離さず持っていたのだ・・・そして、後を追うように自害したおみの。若者の虚しい死を嘆く内蔵助であった・・・
(2008.12)

忠臣蔵 1958 日本
大映
ストーリー  忠臣蔵
監督 渡辺邦男
出演 長谷川一夫 市川雷蔵 鶴田浩二
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  「天の巻・地の巻」での立花左近のシーンが垣見五郎兵衛になっていた。長谷川一夫の相手は中村鴈治郎だったが、表現が大げさすぎて、目で演ずることがない。やはりここの対峙シーンは弱かった。
 ストーリー的には見せ場のシーンや、細かいエピソードなどがここぞ狭しと寄り集まっていた。それと、京の遊郭から江戸までずっと内蔵助を追っている女間者るい(京マチ子)の存在が大きかった。そして、浅野の妻瑶泉院(山本富士子)がなんとも色っぽい。大工の娘お鈴(若尾文子)と岡野金右衛門(鶴田)の恋の駆け引きも見どころだし、四十七士それぞれの江戸での生活ぶりがうかがえて面白い。大竹(志村喬)の婿養子となった勝田新左衛門(川崎敬三)のエピソード、それに志村喬そのものも銭湯でのコメディぽい演技が最高だ。難を言えば、飲んだくれの赤垣源蔵(勝新太郎)がイマイチだったか・・・
 矢頭右衛門七のエピソードがやはり一番泣けるし、討ち入り直前となっても母と神奈川の宿で金がなくなったと内蔵助に訴えるところではつい号泣・・・
 全体的に今までの映画では出番の少なかった女性をかなりメインに出しているようで、カラー作品となったこともあってか色彩的にも楽しめる。
 仇を討つことを隠し通し、身内の者、家族、瑶泉院にまで嘘をつき通さなければならなかった内蔵助の心がよくわかる内容。初めて見る者にもわかりやすい内容だったかもしれない。
(2006.12)

忠臣蔵 暁の陣太鼓 1958 日本
松竹  グランドスコープ白黒
ストーリー  中山安兵衛と三日月お勝の物語
監督 倉橋良介
出演 森美樹 嵯峨三智子 河野秋武
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★
コメント  男ぎらいで通る女髪結いのお勝が江戸八丁堀の貧乏長屋に住みついた浪人の安兵衛に惚れた。三日月お勝と呼ばれるくらい名を売っている。「仇討ならば自分が助太刀いたします」と言ってのけるくらい、安兵衛もおとなしく見られていた。殿から命ぜられたと言う刺客たちを斬ったことから“けんか指南所”の看板をあげ、弱気を助けることを生きがいとする。
 『櫻花の巻・菊花の巻』でも出演していた榎本健一がコメディ部分で引きしめていた!長屋の連中はみな笑えるキャラなんだけど、堀部弥兵衛の娘お幸が長屋へやってきてからは恋愛部分が強くなったなぁ。
 安兵衛の叔父・菅野六郎右衛門が剣客中津川祐範・村上兄弟らに決闘を申し込まれ、万が一のため安兵衛に手紙をしたためたのに、酔って寝過してしまった。高田馬場に到着したときにはすでに叔父は斬られた後。
 堀部親娘の頼みで養子婿入りを承諾。その後、浅野の刃傷事件。江戸では赤穂浪士の仇討の噂話で盛り上がっていたが、商人として長屋にやってきた安兵衛。夫婦気どりというか、復讐の気がないところを見せるいい機会だったのだ。しかし、仇討の気がない嘘をつき通すため岡崎へ士官し、お勝に結婚しようとまで言いだすのだ。女心は複雑。女としてはついていきたいが、殿様の仇を討ってもらいたいと願うのだ・・・
 赤穂浪士のストーリーはほとんどないのだが、松阪町から陣太鼓の音が響いてくるところでは感動。二人の最後の会話はほんとに最後だったんだなぁ・・・俵星玄蕃(近衛十四郎)も大活躍だ。
(2008.12)

忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻 1959 日本
東映
ストーリー  オーソドックスな忠臣蔵
監督 松田定次
出演 片岡千恵蔵 中村錦之助 美空ひばり
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  人気歌舞伎・時代劇スター大集合+美空ひばり
 なんといっても片岡千恵蔵の大石内蔵助が迫力あった。ストーリー構成も浅野内匠頭(錦之助)切腹までが長い(全183分)。そして殿の刃傷の噂を聞いて追い腹した橋本平左衛門(月形龍之介)の娘おとく(美空)と岡野金右衛門(大川橋蔵)の祝言から吉良邸の図面を得るエピソードまで、中心人物が絞られる。特に美空ひばりは討ち入りのとき(吉良本人を確認するまで)活躍するのだ。
 城などは本物志向だし、変な意味でリアルだったりする。お歯黒も印象的だ。ただ残念なことに市井の人々がほとんど出てこない・・・
(2008.12)

忠臣蔵 花の巻 雪の巻 1962 日本
東宝
ストーリー  忠臣蔵
監督 稲垣浩
出演 松本幸四郎 加山雄三 三船敏郎
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント  四十七士ではなく、四十六士になっていたことも驚きだが、吉良邸討ち入りの際の重厚な音楽(伊福部昭)がゴジラのテーマそのまんまだったことに笑ってしまった。
 207分という大作であるのに、松の廊下刃傷事件までが1時間ほどかかる。さすがに加山雄三を大切にしていたのか、演技が下手なだけに飛ばして観たくなった。それでも脚本は事件の詳細を描き、吉良が賄賂を要求していた様子がよくわかる。
 岡野金右衛門の恋の絵図面取りがかなり描かれていて、相手の兄がフランキー堺。大工仲間も由利徹などコメディアンを入れて、雪の巻ではかなり笑えて、庶民的な描写が楽しめる。俵屋伝藩(三船)の存在がなかなかよくて、序盤での千坂(志村喬)とともに『七人の侍』を思い起こさせる。討ち入り前に自害してしまった48番目の赤穂義士萱野三平の名が大石の槍先に結ばれていたのが印象的。
 全体を通して武士の魂のようなものが描かれ、潔く自害することが美徳であると訴えているように感じる。それでも、敵討ちだけではなく、幕府への批判精神をも感じさせ、まとまりは弱いものの面白いテーマがあった。また、茅野三平
(2006.12)

四十七人の刺客 1994 日本
東宝
ストーリー  忠臣蔵。大石内蔵助と色部又四郎との対決。
監督 市川昆
出演 高倉健 中井貴一 井川比佐志
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  いきなり鎌倉で隠れていた大石内蔵助。従来の物語を大幅にカットした潔さには驚いたものだが、その後時系列を入れ替えての記述。しかも吉良側である色部又四郎もクローズアップされて、純粋な赤穂浪士ファンには受けないであろう内容。
 ところがその映画的な編集の面白さも相まって、藩政の後始末に不破数右衛門を使って素早く対処する機知に富んだ内蔵助像が浮かんでくる。脱盟する者、仕官を促すなどの描写も今までは長編ドラマでしか描かれなかった。仮名手本忠臣蔵の見せ場を中心に添えるのではなく、人間臭い部分を中心にしたところも今までの映画と違う。そして、吉良家の図面はかなり前から手に入れているようでもあり、それを戦略的に計画を練る藩士の姿もある。
 残念なことに、内蔵助とおかるのシーンで中だるみとなり、緊張感もなくなってしまう。さらに遊びに夢中となる姿もないので、敵を欺く内蔵助の頭の良さもわかりかねる。そして、色部又四郎との頭脳合戦。茶会との兼ね合いで厳重警備をいつの日にするかと相手の目論見を読みあうところが素晴らしい。
 全体的に自然美を強調し、吉良邸討ち入りの美しいセット(迷路のような邸内もいい)が印象的。そういえば血判状や瑶泉院もチョイ役だし、清水一学もいないし、立花左近(垣見五郎兵衛)のシーンもない。歌舞伎よりも史実を意識した脚本なのかもしれない。
 
1994年日本アカデミー賞助演男優賞(中井)、美術賞、録音賞、編集賞
同作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞
(2006.12)








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