戻る》 《index

ドランク・モンキー/酔拳 1978 香港
東映
DRUNKEN MASTER
ストーリー  道場のドラ息子ヒコ(ジャッキー)は、練習は真面目にしない、町に出れば悪戯ばかりという放蕩ぶり。息子を見かねた父は酔八仙の使い手である叔父さんに教育を頼む・・・
監督 ユエン・ウーピン
出演 ジャッキー・チェン ユエン・シャオティエン ディーン・セキ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  おまえ、なかなかセクシーじゃな・・・
 胡桃割りとか手首返しの基礎練習ばかりで飽き飽きしていたジャッキー。荒くれ者を倒した因縁で好敵手が現れる。ストーリーは全くダメなのに、ここまで何度見ても飽きさせないアクションはさすがだ。6,7回かなぁ・・・
 最後の決闘シーンなんてのは70年代のカンフーアクションによくある意味不明の山奥。なぜか好きだなぁ。
(2008.7)

ドラゴン・キングダム 2008 アメリカ
松竹
THE FORBIDDEN KINGDOM
ストーリー  カンフーオタクの弱い青年ジェイソンは不良たちにからまれ、仲がいい中国老人ホップの質屋を襲う手助けをさせられ、脅され屋上から落下。気づくと古代中国だった・・・
監督 ロブ・ミンコフ アクション監督:ユエン・ウーピン
出演 ジャッキー・チェン ジェット・リー マイケル・アンガラノ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  彼女は面白かったです。
 ジャッキー・チェンとジェット・リーとの夢の競演!などと言われても、永遠のブルース・リー・ファンにとってはそれほど期待もしていなかったのです・・・が、しかし!オープニングにブルース・リーがいっぱい出てくるじゃないですか〜(絵だけ)一応の主人公であるジェイソン(マイケル・アンガラノ)なんて俳優もどうでもよかったのに、オタク心だけはビンビンに伝わってきて、最初からボルテージが上がりっぱなし。
 映画は現代のボストンから始まり。質屋の老主人オールド・ホップがストリート・ギャングに撃たれ、ジェイソンが気になっていた如意棒を持ち主に返してくれと頼まれ、屋上から転落して気絶。目が覚めると古代中国だったという時空を超えたドラマへと様変わりするのだ。如意棒を持っているために残虐な兵士たちに追われ、酔拳マスターのルー・ヤン(ジャッキー・チェン)に助けられる。そして、オーファン・ウォリアーのスパロウ(リウ・イーフェイ)、サイレント・モンク(ジェット・リー)と、如意棒を持ち主に返すための旅の仲間が増えてゆく。
 序盤からJJ対決!酔拳対少林拳。豹拳、鶴拳、蛇拳、蟷螂拳、2人とも多彩な構えとスピーディなアクションで魅せてくれるのだ。カマキリ拳法といえば『スウィングガールズ』で上野樹里が見せてくれたサックス2本の攻撃を思い出してしまいますが、もう一人の仲間である美少女戦士スパロウが琵琶を弾く姿も魅力的なのだ。アメリカのサイトではマンドリン・ウォリアーなんてのもあったけど、琵琶がマンドリンなのか??
 憎き不老不死の支配者ジェイド将軍(コリン・チョウ)を倒すという目的でわだかまりも解けた一向は砂漠を越え、五行山を目指す。あ、西遊記だったのか・・・(最初から孫悟空が出てました)。4人の旅の仲間がそのまま西遊記の雰囲気もあったので、ジャッキーがウッチャンに見えてしまう・・・そして、如意棒に導かれし者という設定がそのまま『LOTR』の成長物語にも思え、アンガラノがイライジャ・ウッドにも見えてくるのです。たどり着いた寺は『少林寺』っぽく稽古のシーンがあるけど、どことなくエルフの里のような雰囲気だし・・・
 ジャッキー・チェンもジェット・リーも大暴れすることからほとんど中国産のような雰囲気だけど、アンガラノ君の成長ぶりは『ベストキッド』風。欧米人はやっぱり腰の位置が高いんです。だけど、師匠を大切にする心は養われてましたね〜すぐに復讐心を燃やすブルース・リーの心ではなく、打たれ強いというか、粘った末に勝っちゃうジャッキーの教えそのものを受け継いでいたかのようでした。
 もう一人注目に値するのが、白髪魔女のリー・ビンビン。リウ・イーフェイと甲乙つけがたいところですが、どちらもアジア人女性らしい端正な顔立ちで美しいのであります。不老不死の霊薬(エリクサーと言ってた)を欲しがるのもわかるよ〜

(2008.7)

ドラゴンハート 1996 アメリカ
Uni=UIP
DRAGONHEART
ストーリー  中世ヨーロッパ、圧政に対して反乱を起こした農民によって王は倒され、アイノン王子も瀕死となる。女王は騎士ボーエンとともにドラゴンのもとを訪れ、慈悲の心を持つことを約束して救ってもらう。12年後、ドラゴンと戦ったボーエンは意気投合し、父以上の悪政を行うアイノンに立ち向かうことになる・・・
監督 ロブ・コーエン
出演 デニス・クエイド デヴィッド・シューリス ピート・ポスルスウェイト
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  ドレイコと名付けられたドラゴンの声はショーン・コネリー。腹に響くような声は似合ってる。
 なにしろ王子を助ける方法が心臓の半分を与えてしまうこと。その結果、ドラゴンが死なない限りアイノン王も死なないのだ。「私を殺すしかない!」などと最後に訴える場面ではウルっときてしまうが、それほどのストーリーじゃない。ドラゴン退治をするということで金を稼ぐ場面もコミカルだし、まぁ普通に楽しめる展開。meat!meat!meat!と倒れたドラゴンの肉を求めていくところでは大笑いだった。
 俳優では坊主ポスルスウェイトが最高!

1996年アカデミー賞視覚効果賞
(2008.4)

ドリトル先生不思議な旅 1967 アメリカ
FOX
DOCTOR DOLITTLE
ストーリー  499種の動物と会話ができるドリトル先生。人間の友達はマシューと少年。
監督 リチャード・フライシャー
出演 レックス・ハリソン サマンサ・エッガー リチャード・アッテンボロー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  ミュージカル仕立てだった。動物病院を開くことになったいきさつを語るシーンで、動物と話すことができて楽しくなる心境を歌で表現するなんて、かなりいい感じ。
 インディアンの友達から双頭のラマを送られ、サーカス団に連れて行く。かねてより憧れだった海カタツムリを探す資金を集めるためだ。そんなドリトルにも災難が訪れる。あらぬ罪で裁判でさらし者にされたのだ。
 後半は大冒険。途中、悪天候に見舞われ漂流島へ・・・なんだか殺されそうになったドリトル一行。笑えるシーンもあったが、海カタツムリをみつけてからの行動がよくわからなかった。

1967年アカデミー賞歌曲賞、特殊視覚効果賞
同作品賞、撮影賞、作曲賞、音楽賞、美術監督・装置賞、音響賞、編集賞ノミネート
1967年ゴールデングローブ賞助演男優賞(アッテンボロー)
(2006.6)

ドレッサー 1983 イギリス
COL
THE DRESSER
ストーリー  第二次大戦時のイギリス。シェークスピア劇団の座長サー(フィニー)のドレッサーをするノーマン(コートネイ)。リア王の公演の前日、空襲の焼け跡を見て精神錯乱状態になってしまった・・・
監督 ピーター・イエーツ
出演 アルバート・フィニー トム・コートネイ エドワード・フォックス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  ロンドンでは「オセロ」を演じていたが、場所を変え、いきなりの「リア王」だ。公演が危ぶまれていたが、無理をして楽屋へやってきたサー。座長としての立場より役者根性のたまもの。だけど、「ノー、ノー、ノー、オセロじゃない〜」とノーマンが目撃したのはサー前回のメイク。錯乱は続く・・・「227回も演じた役なのに最初の台詞を思い出せん・・・」と痛々しいほど。
 熱演がスタート。途中、よからぬ方向に進むかと不安だったが、観客のアプローズは本物だった。やっぱり長年シェークスピア一筋に演じてきただけのことはありました。リア王そのものよりも最後の演説が良かった。戦争にもかかわらず、世界に誇れる戯曲家を称えることは愛国心あふれる姿だったなぁ。
 

1983年アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞ノミネート
1984年ベルリン国際映画祭男優賞
1983年ゴールデングローブ賞男優賞(フィニー)
同外国映画賞、監督賞、脚本賞ノミネート
1984年英国アカデミー賞作品賞、主演男優賞、助演女優賞(アイリーン・トキンス)監督賞、脚色賞ノミネート
(2006.6)








SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送