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A.I. 2001 アメリカ
ワーナー
ARTIFICIAL INTELLIGENCE:AI
ストーリー  近未来、不治の病にかかった少年のために愛を教え込まれた実験的なロボットを購入した夫婦。
監督 スティーヴン・スティルバーグ
出演 ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ フランシス・オコナー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  キューブリックが長年温めてきた脚本。どこまでがキューブリックらしさなのかはわからないけど、ピノキオとか手塚治虫の雰囲気もいっぱい。この映画の主人公は絶対にジュード・ロウのセックスロボットだと思うのですが、どうも2回目以降は毎回違う印象を与えてくれる。
 デイヴィッドが母モニカの愛を受け入れようやく家族の一員となってきたとき、本物の息子マーティンが退院してくる。母モニカを独占したいのに、リアルには適わない。ロボットとしての使命もちゃんと理解しているが、マーティンのいたずらにまんまとハマってしまう子供っぽさ。髪を切ったことでやがて彼は捨てられるのだが・・・
 ルージュシティのドクター・ノウなどはかなり面白いし青い妖精を探す旅に出かける話はまるでおとぎ話。愛は時を越えても存在するのか・・・といったロボットの定義を超えてしまうかのような終盤がとても心地よくて、どっぷりと海底に沈んでいたい気持ちにさせられたもんだ・・・

2001年アカデミー賞作曲賞、視覚効果賞ノミネート
2001年ゴールデングローブ賞助演男優賞、監督賞、音楽賞ノミネート
その他
(2007.1)

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 2007 日本
東宝
ストーリー  ある日「もしもボックス」で、魔法の世界を作ってしまったのび太。そこには元の世界と同じように、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンがいるんだけど、みんな魔法を使えるんだ。ちんからほい
監督 寺本幸代
出演 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  満月牧師がジャイアンの顔とそっくりだった。ひょっとして親子か?という予想外な展開をも期待しました・・・
 声優陣が一新されてからの映画化第二弾。前作と同じくリメイク作品でもあるわけですが、今回はドラえもん史上初となる女性監督の起用でタッチが柔らかくなったという印象があります。とは言ってもオリジナル作品は未見だったので、タイムトリップとパラレルワールドの不思議世界を堪能してしまいました。なにしろ序盤から、いきなり石化したドラえもんとのび太が空から落ちてくるのです。同じ時代に2人が存在しても平気なのか?タイムパラドクスはどうなる?と、早くもドキドキしてきました。
 「魔法少女マミ」を見ながら、面倒くさがり屋ののび太は「魔法が使えればいいのに」と“もしもボックス”を使って魔法が使える世の中に変えてしまうのですが、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンたちが皆魔法を使えるのにのび太とドラえもんだけが使えなかった。どんなに便利な世の中になっても努力しない者は置いてけぼりにされてしまうといった教訓めいた内容は、『ハリーポッター』よりも奥が深いんじゃないかと考えるのも束の間、すぐに地球侵略を目論む魔界星の魔王デマオンに狙われてしまいます。拉致された満月牧師を奪還すべく美少女美夜子ちゃんと魔界星に向かうという展開です。
 恐ろしいことは避けたい気持ちもあったけど、のび太ママが“もしもボックス”を粗大ゴミに出してしまったり、タイムマシンで“もしもボックス”以前に戻ることを選択するものの久本雅美のメジューサによって石にされてしまう・・・タイムトリップとパラレルワールドを提示して腹痛や月の力といった伏線によって魔界アドベンチャーとほんわかした日常と魔法世界の繋がりをスリリングに描いてくれました。
 そもそも“もしもボックス”がどんなアイテムなのかわからなかったのですが、一旦夢の世界を唱えてみても、もう一度元に戻せばすむ仕組みだったようです。しかし、その効果を放っておいてタイムマシンで元の世界に戻ると、のび太とドラえもんが存在しないパラレルワールドが固定しまう。となると、のび太とドラえもんだけは単体で、他のキャラは2人ずつ存在してしまうことになる・・・まぁ、そうなってしまったらまずいということまで考えたかどうかは知りませんけど、彼らの心を動かしたのはやはり美夜子の魅力だったということか。この声優にチャレンジした相武紗季は実物のほうが萌えキャラなのかも・・・
 またもやおっさん一人の鑑賞となりましたが、夜の回なので似たような人もちらほら。「あのおっさんはしずかちゃんのヌードを期待してるのかな」などと余計な想像も楽しいものです。しずかちゃんの「わたしシャワー大好き♪」という台詞には彼もドキドキさせられたはずだ!しかし女性監督である故か、今回のヒロインが美夜子であるためか、彼にとっては残念な結果となったようです(勝手な想像)。
(2007.3)

エイトメン・アウト 1988 アメリカ
劇場未公開
EIGHT MEN OUT
ストーリー  1919年、シカゴ・ホワイトソックスがワールドシリーズで八百長事件を起こした。ほぼ実話。
監督 ジョン・セイルズ
出演 チャーリー・シーン D・B・スウィーニー ジョン・キューザック
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  第一次世界大戦も終わり、リーグ優勝して浮かれていたホワイトソックスの選手たち。しかしオーナーからのボーナスはシャンペンだけ・・・1人1万の報酬で7人、全て負ける約束だ。
 29勝したのに30勝の約束だったはずだと1万の報奨金をもらえなかったエディ(デヴィッド・ストラザーン)が渋い。
 「ブラックソックス事件」とまで言われた八百長事件。この2年前に優勝したホワイトソックスはそこから優勝からは遠のいているほど(2005年に86年ぶり優勝)。対戦相手はシンシナティ・レッズ。バック・ウィーバー(キューザック)は誘いに乗らず真面目にプレーするが、みんなが八百長を自主的に止めるのを待つという消極策。八百長に加わってない選手が頑張ったことと、約束の金が半分しか支払われてないこともあり、なんとか3勝4敗までこぎつけた(この年は9戦、先に5勝すれば優勝)。あっさりレッズが優勝してから事実確認の審議が始まる・・・
 バックは金も受け取ってないし、成績も残した。しかし十把ひとからげの弁護士によって、同罪とされる。裁判では無罪だが野球界から追放。彼はその後も名誉回復申請を続けたが一生かかっても果たせなかった。
 ドキュメンタリータッチではないが、そのまま史実を再現ドラマとしているので、いまいち盛り上がらないのが残念だ。

wikiブラックソックス事件
(2007.1)

エイリアン・ネイション 1988 アメリカ
FOX
ALIEN NATION
ストーリー  大量のエイリアンが移住してきた近未来のロス。コンビを組んだ地球人と異星人の刑事が異星人にはびこる麻薬ルートを追う。
監督 グラハム・ベイカー
出演 ジェームズ・カーン マンディ・バティンキン テレンス・スタンプ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  エイリアンの奴隷船が不時着したおかげで大量の移民を受け入れることになってしまったという設定。日頃から外国人移民の多さに嫌気をさしているアメリカ人が考えたものだろう。それに3ヵ月で英語を習得、10歳でも大学生になれるという適応力の速さ。名前のジョークが思しろい。
 頑強な体躯だが海水には弱い、奴隷として作られたエイリアンたち。許された唯一の快楽がシャブロスカという麻薬。人間には利かないし、薬物としても当然禁止されていない。法律ではどうすることもできないためか、エイリアン刑事のジョージは単独行動を取ったりする。
 終盤には敵の親分がゾンビみたいに生き返ったりする。SFバディムービーから一気にホラー映画へと変貌を遂げる瞬間。海に落とせばなんとなく勝ちなんだけど、相手もなかなか死なない。ヘリから救助に来たジョージが溶けてしまう海の中に手を挿しいれるところはウルウルとくる・・・がその程度。普通のアクション映画といった感じです。
(2007.9)

エイリアンvs.プレデター 2004 アメリカ
FOX
ALIEN VS. PREDATOR
ストーリー  2004年、大企業のウェイランドが南極に衛星により遺跡があることを突き止め、専門家をかき集め発掘作業に取り掛かった。そこでエジプト、アステカ、カンボジアの遺跡群に共通し、最古であろう遺跡を発見するが・・・
監督 ポール・W・S・アンダーソン
出演 サナ・レイサン ラウル・ボヴァ ランス・ヘンリクセン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  昨年の『フレディvsジェイソン』にも感じたお祭り感。今回の対決でも楽しめましたヨ!そしてアンダーソン監督の原案・脚本の上手さに加え、エイリアンシリーズの第一弾に関わっているダン・オバノンも参加です。もちろん、事前にどちらが勝つか投票しましたよ・・・
【ネタバレ注意】
 『エイリアン』や『プレデター』から見ても亜流作品であるのに、なぜか夢中になってしまうこの展開。途中まではありがちな遺跡発掘モノであり、例に漏れず色んな専門家が集められます。しかも時代設定が2004年という現代で、エジプト、アステカ、カンボジアの遺跡群の特徴を持ち最古のピラミッドを見つけてしまう。そしてプレデターは100年に1度現れて、地球上にエイリアンを持ち込んでハンティングを楽しんでいるというとんでもない設定・・・好きだ、これ。更には、アステカなどの文明はプレデターが地球に持ち込んだものだった!!!これには涙が出そうになるくらい面白い設定になっていましたです。
 公式サイトにはプレデターの装着品の詳細が載っていました。これによって、今まで気になっていた右腕のコントロールパネルの内容がわかり、うれくなってきました。スピア、ショルダー・プラズマ・キャノン、レイザー・ディスク、ネットランチャー等々、強いんですよね、相変わらず。このネットランチャーは網が鋭い刃になっていて、人間を切り刻むという『バイオハザード』のアレを思い出します。さすがアンダーソン監督!
 結局、「敵の敵は味方」という、まるで『ゴジラ』シリーズのような解決法を取る主人公たち。どっちも仲間にはしたくないのですが・・・レックス(サナ・レイサン)の引きつった表情が中々よかったです(特にラスト近くのヘルメットを脱いだあたり)。その他では、プレデターがレックスに「エイリアンは強酸血液を流すからこの盾で身を守ってね」とでも言いたいかのようなジェスチャーをして、彼女に危害を加えなかったシーン、これは良かったですね。
 生贄の部屋の死体からDVDが出てきていたら、満点評価にしていたかもしれない(うそ)。
(2004.12)

AVP2 エイリアンズVS.プレデター 2007 アメリカ
FOX
ALIENS VS. PREDATOR: REQUIEM
ストーリー  南極での死闘から帰還するプレデターの宇宙船は体に植えつけられたエイリアンが孵化してプレデリアンとなり、プレデター達を次々と殺害。船はコロラド州の人口5千余の小さな町ガニソンに墜落する。
監督 コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス
出演 スティーヴン・パスクール レイコ・エイルスワース ジョン・オーティス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  俺たちの町を攻撃しやがったな!
 前作ではプレデターが頼もしくて応援したくなるほどでしたが、今続編ではそうはいかない。とりあえず南極での死闘の後に帰還するプレデターだったけど、一体がエイリアンに卵を植えつけられてしまったためそれが孵化して新種のプレデリアン(エイリアン80%、プレデター20%らしい)となり宇宙船を破壊してしまう。墜落した場所がコロラド州ガニソンという町。エイリアンとプレデリアンが人間が住む町で暴れまわるものだから大変な騒ぎになってしまいます。
 宇宙船の危機をキャッチしたプレデター。あっという間にザ・クリーナー(掃除屋)と呼ばれる一人のプレデターが墜落地点へとやってくる。一撃でエイリアンを倒す強力な武器と青い液体で敵を跡形もなく消しさるのだ。ストイックで冷静沈着なクリーナーだから、簡単にやっつけられるだろうと思っていたらそうもいかない。プレデリアンが誕生したおかげで、エイリアンの生殖スピードがとてつもなく速くなったのです。半日くらいで生まれてしまうほど・・・
 プレデターにしろプレデリアンにしろ、レゲエ風の髪型をしている。保安官が近付いたら、「I Shot the sheriff」とプレデター語で歌いながら銃を放つんじゃないかと妄想してしまいそうな風貌だ。ただし、これはプレデター?プレデリアン?エイリアン?と目を凝らさないとわからないシーンもあったりする。そういや、人間の俳優だって知らない人ばかりだから戸惑ってしまうかもしれません・・・
 なんだかウジャウジャと増えてしまうエイリアン。クリーナーの表情は読み取れませんが、かなり焦りを感じます。人間側では、軍隊が出動するもののあっさりと壊滅。保安官やピザ屋のあんちゃんや、夫を殺されたケリー(レイコ・エイルスワース)が必死の攻防する様子も緊迫感ありました。どうやって解決するのかとワクワクしながらもオチが読めてしまいました。『バタリアン』とか『アウトブレイク』とか『バイオハザード2』のアレですね。上の決断が早すぎでしたけど、とにかく怖いのは人間だったりして・・・
(2007.12)

映画ドラえもん のび太の恐竜2006 2006 日本
東宝
ストーリー  『ドラえもん のび太の恐竜』(1980)のリメイク。
監督 渡辺歩
出演 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★ ★★★★
コメント  チケット売り場では「ドラえもん、大人一枚・・・」と小声になり、顔を隠して通路の隅を歩くおっさんの光景を見た事ありますか?
 エポックメイキングな映画には“ブレードランナー以降”などという言葉も生まれますが、この『のび太の恐竜2006』は明らかに“ジュラシックパーク以降”の恐竜映画であり“バック・トゥ・ザ・フューチャー以降”のタイムトラベル映画ということになるでしょう。ティラノザウルスの轟く足音とともにグラスに波紋が生ずるシーン、『BTTF』そっくりのBGMのおかげで様々なSF映画の影響を受けているんだなぁ〜と感じてしまいました。しかし、オリジナル版は1980年。このアニメシリーズが後のSF映画にも影響を与えたということもあり、リメイクではその影響の逆輸入をするほど、その歴史自体が“以前”と“以降”を覆すほどの壮大なタイムパラドクスになっていると思われます。
 昨年は『サマータイムマシン・ブルース』というタイムトラベルものの快作が登場しましたけど、邦画ではタイム・パラドクスの名作が生まれにくい土壌があるのでしょうか。『ドラえもん』シリーズが最も売れているような気がします。子供に夢を与える白亜紀への憧憬、未来世界の想像、便利な機械への創造意欲、そして生き物全てへの愛情など、やはりいい作品なんだと改めて思いました。昔はぐうたらのび太くんの性格が好きではなかったのに、劇場版はかなり感情移入できてしまう作りになっているためでしょうか、つい感動してしまいました。しかし、クレジットを見てびっくり。ピー助は神木隆之介だったのかぁ〜〜あんなガキに泣かされるとは・・・く、く、く。
 声優陣を一新して、記念すべき劇場版第1作目のリメイクということなので、帰りにレンタル屋さんにて旧作DVDを借りてきてしまいました・・・近々比較して記事をアップしたいと思います。
(2006.3)







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