エクスクロス 魔境伝説 | 2007 日本 東映 |
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ストーリー | 秘湯“阿鹿里(あしかり)村”にやって来た2人の女子大生、水野しよりと火請愛子。恋人の浮気が原因の傷心旅行となったしよりだったが、実は愛子がその恋人とヨリを取り戻させる計画でもあった・・・ | |||
監督 | 深作健太 | |||
出演 | 松下奈緒 | 鈴木亜美 | 中川翔子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | “阿鹿里(あしかり)村”が舞台となっていたけど、車は足刈ナンバーだった・・・ いつ父親を越えられるのかと、非常に興味のある深作健太作品。三池、北村テイストにも似てはいるものの、なぜか物足りなく感じてしまいます。携帯から聞こえる「足を切り落とされるぞ!」という台詞には『SAW』を意識したかのようなホラー作品ではありますが、見どころはもっと別のところにある映画でした。 山奥の阿鹿里村。露天風呂もある温泉地で、宿泊施設は数棟あるコテージ。女子大生水野しより(松下奈緒)は傷心旅行のつもりで、友人火請愛子(鈴木亜美)が調べた秘湯にやってきた。実は浮気をした恋人朝宮(池内博之)がしよりとヨリを戻すために愛子に頼んだ旅行だったのだ・・・。2人はそれぞれ違った恐怖を味わうことになるのです。 しよりは村人に足を切られる生贄の対象。そして愛子は自分が振った男の元カノから狙われるのですが、その対決シーンが一番の見せ場。元カノと名乗ったレイカ(小沢真珠)はハサミを自在に操り、執拗に愛子を追いかける。隠れる場所の少ない村であるためか、なぜだかトイレに縁のある愛子なのです。そしてハサミに対抗する必殺技は“まぜるな危険”攻撃であったり、チェーンソーであったりと、シチュエーションは過激ながらも大笑いさせてくれる。こうなったら恐怖を味わうホラーではなく、笑って盛り上がるためのB級映画なんだと鑑賞心構えを改めなければなりません。 こうしてハサミ女vsチェーンソー女で楽しんだ後には急におとなしくなって、失速感まで味わえるのです。その間、ヒロイン2人が水と火だから青と赤の光を使っているんだろうとか、XXの意味は二刀流ハサミ使いのレイカだったのか、などと色んなことを考える隙を与えてくれました。そして、序盤には圏外となっていた携帯もその後はずっと調子良かったとか、電話番号を良く覚えていたもんだとか、余計なことまで考えてしまうのです。 中盤の鈴木亜美対小沢真珠の章だけは大満足でしたが、終盤はかなりのドタバタホラー。「8時だよ全員集合」のドラマの終わり方みたいでした。 (2007.12)
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エコエコアザラク R-page | 2006 日本 アートポート=エイベックス・エンタテインメント |
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ストーリー | 1年前、雲ひとつ無い空から巨大な雹が降り多くの犠牲者を出した謎の事故があった郊外のとある町。やってきた黒井ミサの使命は“破壊の悪魔・エゼキエル”の復活を阻止することだった・・・ | |||
監督 | 太一 | |||
出演 | 近野成美 | 伊藤裕子 | 柳沢なな | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★ |
コメント | VFX監督出身ということで期待したのに・・・なんなんだ、これは。序盤の黒魔術文字と、鉄塔が歪んで送電線が落ちてくるところと、最後の植物みたいな悪魔だけ。 「明日死ぬよ」などと言われた元ジャーナリストの隆の存在もいまいち。丘の上の教会を中心とした魔方陣・五忙星のひとつが欠け、悪魔が降臨したという設定はいいんだけど・・・ 神父役の篠井英介はほんのチョットだけ。 (2008.8)
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エコエコアザラク B-page | 2006 日本 アートポート=エイベックス・エンタテインメント |
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ストーリー | 再びこの町を訪れた黒井ミサ。1年前の事故で死んだはずのカリスマモデル、ミリスと、同じ事故で重傷を負い、行方をくらましたフォトグラファー、リョウの存在が浮かび上がる。 | |||
監督 | 太一 | |||
出演 | 近野成美 | 高木りな | 秋山莉奈 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 『エコエコアザラク』のドラマ化、映画化はこれまで悉く失敗しているような気がする。原作のコミカルでシニカルな要素を排除してしまって、オカルト的な部分だけを取り出しているせいだと思う。こうなったら、いくら美少女を使っても再現は難しい。そう考えてると、警察に捕まってもすぐ釈放される黒井ミサなんて部分はある意味正しい。 ドキリとさせられるシーンも多くなってるし、なんだかJホラーっぽい。特殊効果もR-pageよりは出来がいい。どうせなら一本にまとめたほうがいいんじゃないか・・・ 実はワタルが写真に写ってた少女だったというのも想像できたけど、そうなってくるとリョウとミリスは一体なんだったのか?単に自分が万能の悪魔だと信じてた狂った女だったのか。リョウ(高木)のメイクもなかなかよかった。 (2008.8)
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