グリンチ | 2000 アメリカ Uni=UIP HOW THE GRINCH STOLE CHRISTMAS |
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ストーリー | 世界で最もクリスマスを愛するフーヴィルの町。しかしただ一人クリスマスを嫌う者がいた。その名はグリンチ。彼は山奥の洞穴に住んでいたひねくれ者だった。 | |||
監督 | ロン・ハワード | |||
出演 | ジム・キャリー | ジェフリー・ダンパー | アンソニー・ホプキンス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 一人の女の子シンディ(テイラー・モンセン)がグリンチに助けられたおかげで、グリンチはいい人なんだと信じるようになった。昔の彼を知る女性に、彼がなぜ街から姿を消したのか尋ねるが、小学校のクリスマスプレゼント交換会でいじめられたことが原因だったと知る。 何とかクリスマス千年祭を祝う街にグリンチに来てもらおうと頑張る少女。なんとか街のお祭りに参加してかけっこで「俺が一番だ〜」と喜ぶシーンには『炎のランナー』でも使われたヴァンゲリスのあの曲が。『ブルース・オールマイティ』でも使われてたけど、ジム・キャリーの定番なのかもしれません。 プレゼントが電気カミソリだったことに結局怒り心頭。街の人たちが寝静まった頃にサンタの格好でイタズラしまくり、プレゼントを壊しまくりのグリンチだった。 シンディの純粋さと、シンディの父ちゃんの台詞が素敵。 2000年アカデミー賞メイクアップ賞 同美術賞、衣装デザイン賞ノミネート 2000年ゴールデングローブ賞男優賞ノミネート 2000年ラジー賞脚本賞、リメイク賞ノミネート 2001年MTVムービーアワード 悪役賞 2000年英国アカデミー賞メイクアップ&ヘアー賞 (2006.12)
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グレースと公爵 | 2001 フランス プレノン・アッシュ L' ANGLAISE ET LE DUC |
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ストーリー | 1790年、貴族文化が崩壊し始めていたパリ。スコットランド生まれで王党派だったグレースはオルレアン公と恋愛を超越した信頼関係にあった。ひょんなことから革命軍が追ってるシャンスネ氏をかくまったために・・・ | |||
監督 | エリック・ロメール | |||
出演 | ルーシー・ラッセル | ジャン=クロード・ドレフェス | アラン・リボル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 背景は全て絵(しかもそれをCG合成しているので面白い雰囲気)。ほとんどが室内劇なので、なんだか舞台劇を観てるような感覚にもなりますね。 普段はフランス革命を庶民目線で見る映画が多いので、一貴族側から見るのも新鮮。貴族が市民によって殺される姿をまざまざと見せつけられるときの心境を上手く表している。オルレアン公の立場とは違い、国王やマリー・アントワネットも支持し、なぜ貴族が残酷に殺されなければならないのか・・・と怒りの声を上げる。 高貴な振る舞いをしていても所詮は愛妾。しかも公爵は国王の従兄でフランス国土の5%を所有する最大の富豪。甘えたり、勝手な行動をしたりと、結局は世間知らずなのだ。 実在の人物が書いたものが原作だけに内容はフランス革命批判。革命で士気が上がった市民たちも狂信的で愚かしく描いているのだ。しかし、受取り方によっては、異国女性という立場がマリー・アントワネットが投影されたかのような性格でもあり、彼女が中心に世界が変わっていくのに、なぜか引き込まれてしまうのだ。 ただ、庶民派の俺から見れば、あぁ、貴族側から見るとこんな風に映るのね・・・くらいにしか思えないんだけど。 (2008.11)
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