ピアニストを撃て | 1960 フランス 東和=新外映 TIREZ SUR LE PIANISTE SHOOT THE PIANO PLAYER |
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ストーリー | 電柱で頭を打った男はライブが行われてるカフェに逃げ込む。男は長兄シコ。ピアニストのシャルリ(アズナブール)は弟だった。末弟フィドと二人暮らしのシャルリは妻が自殺したという過去を持っていた・・・ | |||
監督 | フランソワ・トリュフォー | |||
出演 | シャルル・アズナブール | マリー・デュポワ | ニコール・ベルジェ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 実は世界的なピアニストだったなんてくだりは、もっと後半に入れてくれたほうがよかったな。ヌーベルバーグの世界とハードボイルドの世界。落ちぶれたピアニストという設定が渋くていい。浮気した娼婦はどうなったんだろう。 (2005.7)
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ピアノ・ブルース | 2003 アメリカ 劇場未公開 PIANO BLUES |
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ストーリー | ピアノの歴史とブルース・ミュージシャンにインタビューする形式のドキュメンタリー映画。WOWOWにて。 | |||
監督 | クリント・イーストウッド 製作総指揮:マーティン・スコセッシ | |||
出演 | レイ・チャールズ | デイブ・ブルーベック | ドクター・ジョン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | 評価を控える | ★★★★ |
コメント | 若き頃のレイ・チャールズ。いい! (2004.8)
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ピアノを弾く大統領 | 2002 韓国 エスピーオー THE ROMANTIC PRESIDENT |
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ストーリー | 大統領とごく普通の教師の恋物語。 | |||
監督 | チョン・マンベ | |||
出演 | チェ・ジウ | アン・ソンギ | イム・スジョン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★ |
コメント | ハム・ミヌク大統領。ホームレスと一緒に酒盛り。「お前が大統領なら、俺はキム・ジョンイルだ」などというギャグで始まる。 大衆の意見を聞こうと自らお忍びで潜入する大統領と同じく、転校生のフリをして潜入する新任教師チェ・ウンス(チェ・ジウ)。クラスの問題児ハン・ヨンヒを職員室に呼び出したはいいが、彼女は大統領の娘だったのだ。設定からして、もうストーリーが読めてしまうような展開。それでも「閣下」とか「拍手」は日本語の発音と同じだなぁ〜とか、韓国人にとっての大統領の考え方って日本と違うな〜などと文化面で興味深い内容でもあります。 どこからつまらなく思えたのか・・・多分チェ・ジウがイム・スジョンと一緒に万引きするところかもしれない。慕情のテーマ?音楽はいいに決まってる。 (2006.8)
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ピアノ・レッスン | 1993 オーストラリア フランス映画社 THE PIANO |
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ストーリー | 19世紀半ば、スコットランドからニュージーランドに娘とともに嫁いできたエイダ。運ぶのが困難なため海辺に置き去りにしたピアノ。それを近所に住むベインズ(カイテル)が土地と交換しようと持ちかけ・・・ | |||
監督 | ジェーン・カンピオン | |||
出演 | ホリー・ハンター | ハーヴェイ・カイテル | サム・ニール | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | ピアノ・レッスンをしてくれればピアノは返すと言うベインズ。実は弾く気など全くなくて、エイダ(ハンター)の弾く音色を聴いているだけで満足・・・しかし、妻には逃げられていたベインズは色欲が湧き、次第にエイダの肉体を求めるようになっていく。 エイダには愛するピアニストの男との間にフロラ(アンナ・パキン)がいて、事故により男は死に、エイダはそれ以来言葉を発することができなくなっていた。そんな女性であっても妻に招いたスチュアート(サム・ニール)も好感が持てるのだ。 エイダの愛を得られないと思ったベインズは、黒鍵の数だけのレッスンという契約も途中でやめピアノを返す。嫌がってたように見えたのに女心はわからない。次第に愛が芽生えていた彼女はそそくさとベインズの元へと駆けてゆく・・・ 妻の浮気に気づき目撃するスチュアートであったが、それでもエイダを愛するコキュ。家に閉じ込めるものの、信じた彼はエイダがキーにメッセージを焼き、娘を使ってベインズに届けさせるのだが、それはスチュアートの元へ・・・怒るスチュアート。なんとエイダの指を切り落としてしまうのだった・・・ 全ては海辺に置き去りにしたピアノが原因なのに、エイダのピアノを愛する気持ちを理解できなかったのだ。ベインズと共に島を離れることを許すのだが、虚しすぎるぞ、このやろ。 音楽映画を期待していたのに中心は愛憎劇。中心になる3人の想いが理解できなかったのだけど、最後の展開によってそれぞれの心がよくわかるようになってるのも不思議なところ。 1993年アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞(アンナ・パキン)、脚本賞 同作品賞、監督賞、撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞 1993年カンヌ国際映画祭パルムドール、女優賞 その他いっぱい (2008.6)
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ピエロの赤い鼻 | 2003 フランス ワイズポリシー EFFROYABLES JARDINS |
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ストーリー | 60年代、フランスの田舎町。小学校教師のジャックは毎週日曜日に赤い鼻をつけたピエロとして人々を笑わせる。14歳の息子リュシアンは大好きなパパのそんな姿が嫌でたまらない。そんなリュシアンにジャックの旧友アンドレがピエロになった理由を語って聞かせた・・・ | |||
監督 | ジャン・ベッケル | |||
出演 | ジャック・ヴィルレ | アンドレ・デュソリエ | ティエリー・レルミット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | ナチス占領下のフランス。ゲシュタポに追われるレジスタンスのことが気になってしょうがないアンドレとジャック。そんなとき、連合軍がフランスに進軍してくるといったラジオのニュースを聞き、急に愛国心に燃えてきた二人。ドイツ軍に一泡ふかせようとフランス軍が置き忘れていった爆弾を鉄道施設に仕掛けたのだった。ナチス側に死傷者はなかったがフランス人が一人重傷を・・・ 二人の爆破犯を捕らえようとナチスは躍起になり、ジャックとアンドレ、そして他に二人の青年が人質にされ、犯人が名乗り出ないと銃殺されるという・・・名乗り出られない二人。死を覚悟した4人であったが、ドイツの番兵がピエロの経験を活かし彼らを和ませてくれたのだ。そして、不遜な態度でその番兵は殺され、重傷のフランス人が4人を救うため自首して銃殺。 罪悪感と罪滅ぼし。一生背負わなければならない十字架を軽くするためにピエロの道を選んだジャック。アンドレはどうなんだ?とも思うが罪滅ぼしできない分だけ彼の苦しみも大変なものだろうと想像できる。銃殺された男の未亡人に対しても真実を告げられなかったけど、夫人は真犯人を知っていた・・・それを誰にも言わずにいるのも相当な苦しみ。彼女もまた愛国心が為した犯罪だったと彼らを咎めないところが偉い! 憎しみあうことのバカバカしさ。笑いは世界共通。どうして憎しみ合わなければならないのかをコミカルな台詞で楽しませてくれた。 (2008.10)
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