ピーナッツ | 2005 日本 コムストック |
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ストーリー | 10年前に草野球チーム“ピーナッツ”を優勝させそれを題材にしたエッセイが認められライターとなった秋吉。ピーナッツはメンバーも揃わず試合放棄が多い。また野球をやりたくなった秋吉だったが・・・ | |||
監督 | 内村光良 | |||
出演 | 内村光良 | 三村マサカズ | 大竹一樹 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 富士山の見える町富士沢。1回こっきりの優勝経験も秋吉の伝説的一人トリプルプレーが決勝戦の決め手だった。町には都市再開発の問題もあり、野球場もつぶされるんじゃないかと危惧して、皆昔を懐かしがっている。 なんとかメンバーも揃ったところで、ニュータウンズとの試合が決まった。勝ったら再開発中止という条件まで出してきたのだ。お笑い芸人が多数出演してる割にはギャグは目立ってなく、真面目に作ってある印象。水鉄砲強盗だけはやりすぎかもしれないけど・・・ 商店街はほとんど富士吉田市。住んでたわけでもないけど、懐かしい香りがいっぱい。野球映画にしては珍しく勝てない作品。だけどカッコよさはあるなぁ・・・ (2007.2)
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非日常的な彼女 | 2004 韓国 AMGエンタテイメント=東京テアトル DON'T TELL PAPA |
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ストーリー | 若気のいたりでシングルファーザーとなったチョルスは息子と健気に生きている。息子チョウォンが7歳のとき、下着メーカーの支店長となった実母エランが現れるが・・・ | |||
監督 | イ・サンフン | |||
出演 | チョン・ウンイン | ユ・スンホ | チェ・ミンソ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 高校時代にトイレで出産したエラン。衝撃的なオープニングだ。 エランはアメリカ留学するため、赤ん坊をバイク便でチョルスに送ったという、なんともオバカな展開。チョルスはオカマバーのコメディアンとして働いていて、シモネタを小学校でも披露してしまったりする。 偶然出会った2人。エラン(名前はランジェ・リーと名乗ってたw)は母親だと名乗らせてほしいとチョルスに懇願するが、すぐにアメリカに戻る彼女には名乗らせない。『亡国のイージス』にも出演していたチェ・ミンソ。子役のユ・スンホとの入浴シーンもあり、綺麗なバストを披露していた(一瞬だけど・・・)。こんなに可愛くて下着メーカーの重役ならば誰だって・・・なのに、チョルスは頑なに拒否。金のためオカマダンサーにだってなっちゃうのです。 オカマバーの社長と部下のチンピラにぼこぼこにされ、瀕死の状態になったチョルス。エランにケータイで助けを求める無うこの姿はちょっとは感動的。だけど、なぜかコメディにしたいらしく、そのバランスが悪いような・・・ (2007.9)
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陽のあたる教室 | 1995 アメリカ ヘラルド MR. HOLLAND'S OPUS |
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ストーリー | 1965年、アメリカ。グレン・ホランドは作曲の時間欲しさにバンド活動をやめ、高校の音楽教師となった。やがて子供が産まれて喜ぶが、その子コールは生まれつき耳が聞こえなかった。 | |||
監督 | スティーヴン・ヘレク | |||
出演 | リチャード・ドレイファス | グレン・ヘドリー | ジェイ・トーマス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
コメント | トイズの「恋人たちのコンチェルト」これはバッハが原曲。イオニアンスケール?やる気のない生徒たちでもロックやポップスを取り上げれば興味を持つものだ。開始早々30数分。クラリネットを吹く女生徒があっという間に上手くなって卒業コンサートで演奏。そしてベトナムへの反戦コメントと「イマジン」。ここでもう泣けたぁ。早すぎだけど、そんな映画じゃないもんね。 次の年の問題児ラス(テレンス・ハワード)にはマーチング・バンドのドラムを猛特訓で習得させる。しかし、彼は卒業3年後にベトナム戦争で戦死・・・また涙。そこでトランペットを吹いていた生徒がフォレスト・ウィテカーの弟らしいんだけど、フォレストに酷似〜 1980年、息子のコール(ジョン・コルトレーンにちなんで命名)の子育ても中途半端。学校では卒業記念にガーシュウィン・ナイトを企画。そこでロウィーナ(ジーン・ルイーザ・ケリー)という女生徒に歌の才能を見出し、彼女のために作曲、卒業後はNYで歌えとアドバイス。グレンはほのかに恋心を抱き、ロウィーナは「一緒にNYに行きましょう」と彼を誘う。しかし、家庭を選んだグレンは元バンド仲間に連絡を取り、彼女を優しく見送るのだった・・・ その年、ジョン・レノンが凶弾に倒れた。息子コールにこの悲しさはわからないはずだと突っぱねるが、コールは彼なりに音楽を理解しようとしていたことに気づく。そして聾唖者を集めたコンサートでレノンの「Beautiful Boy」を手話付きで歌う・・・歌は下手なりに愛情のこもったものだった。 教師生活30年目。コールは聾唖学校の教師になる。ジョン・F・ケネディ高校は予算削減のため音楽と美術の授業をカットされることを余儀なくされ、最後まで闘ったグレンであったが60歳で引退することになる。グレンのために集まった卒業生たち。壮大なシンフォニーで有終の美を飾るのだ。 クラリネットの少女が州知事になっていたことにも驚き。演奏中にラッパの唾を落とす生徒もいたり、最後は感動。金持ちにはならなかったけど、音楽を教わった生徒というシンフォニーを作り上げた。ロウィーナがかけつけて歌ってくれるかと思ってたけど、ない方が教師の一生を描くためによかったのだろうなぁ。尚、リチャード・ドレイファスがピアノを実際に弾いていると知ってますます感動度が増した。 1995年アカデミー賞主演男優賞ノミネート 1995年ゴールデングローブ賞男優賞、脚本賞ノミネート (2008.6)
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陽のあたる場所 | 1951 アメリカ PAR A PLACE IN THE SUN |
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ストーリー | ジョージ・イーストマンは水着工場社長である叔父に呼ばれ、雇われることになり、社内恋愛は禁止とされていたが、職場のアリスと付き合うことになった。 | |||
監督 | ジョージ・スティーヴンス | |||
出演 | モンゴメリー・クリフト | エリザベス・テイラー | シェリー・ウィンタース | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 別れ際にキス、キス、キス。初めてのデート、そしてやがて深い関係に・・・会社にばれたら2人ともくびだと思っていたが、妊娠が発覚。そしてジョージは上流階級の娘アンジェラ(テイラー)とも恋心が芽生えてしまう。 ラジオからは死者のニュース、アンジェラの別荘に誘われ、そこで水死事件の話を聞く。当然、邪魔になったアリスを溺死させることを思いつく・・・お誂えむきなことに、アリスは泳ぐことができないときたもんだ。 ジョージの母親は教会の伝道師もやってるし、堕胎さえ気が引けていたし・・・苦悩するジョージ。一方、アリスは結婚を急かす・・・教会が休みだったので別荘近くのアビ湖へ誘いボートに乗る。偽名を使い、沖まで行って偶然ながらも転覆・・・ 出世欲に目がくらみ妊娠させた女を捨てる話は古今東西あるパターン。初めてこの三角関係を知ったのは石川達三の『青春の蹉跌』だったが、ほとんどが政略結婚によるものだと思う。 なぜだか裁判のシーンも丁寧に描かれている。ちょっと無駄だったような気もする。それよりも殺してしまった後のジョージの心理変化や、アンジェラの祈り、そして母親の救済活動があればよかったかな。 1951年アカデミー賞監督賞、脚色賞、撮影賞、音楽賞、衣装デザイン賞 同作品賞、主演男優賞、主演女優賞(ウィンタース)ノミネート 1951年ゴールデングローブ賞作品賞 (2008.2)
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HINOKIO ヒノキオ | 2005 日本 松竹 |
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ストーリー | 事故で母親を亡くし自身も歩けなくなり、心を閉ざしてしまった少年岩本サトル。ロボット技術者の父がH-603というロボットを作り、遠隔操作でサトルを学校に通わせることになった。 | |||
監督 | 秋山貴彦 | |||
出演 | 本郷奏多 | 中村雅俊 | 多部未華子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | ロボットにドラムを叩かせるというのは明和電機へのオマージュだったのか・・・って、社長が出演してる! 子供向けの感動物語なのかと思っていたら、大人でも満足できるファンタジーだった。特にテレビゲームに嫌悪感を持たない大人、ロボットなどヒーローもののフィギュア好き、ロリコン心(?)を持った方にオススメ・・・というと、ヲタクってことかな・・・。日本はノスタルジックに少年時代を回顧する映画が得意だと思うのですけど、それを現代的な登校拒否や引きこもりの設定にして近未来的なファンタジック要素を加えたようなストーリーです。 ロボットの造形としては、チタンをベースに軽量化を図るため檜を取り入れてあり、剥き出しの部分が多い。このためVFXやCGが全く違和感なく現実世界に溶け込み、しばらくすると本物のロボットじゃないかと思えてくるほどでした。最初に凄い!と感じたのは、予告編でも登場したドラムを叩くシーン。その後中学生をやっつけるシーンなどがあり、ジュンに抱きつかれた感触をほんのり感じた後に“感情フィードバック機能”をインストールするところなど、思わず胸がキュンっとなってしまいました。富士五湖での星空と花火にもうっとり・・・ 全体的なストーリーは感動できるのですが、細かな脚本の穴や、ゲームの場面が多すぎること。それに、“軍事兵器”やスミレの恋心などの設定が最後にはどうなったのかわからなかった。逆に、「頑張れ」と言っちゃいけないといった、リアルな内容は良かったかもしれない。 http://www.maywadenki.com/ (2005.7)
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ピノッキオ | 2002 イタリア アスミック・エース PINOCCHIO |
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ストーリー | ピノキオ。 | |||
監督 | ロベルト・ベニーニ | |||
出演 | ロベルト・ベニーニ | ニコレッタ・ブラスキ | カルロ・ジュフレ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | ロベルト・ベニーニである。『ライフ・イズ・ビューティフル』は本当にいい映画でした。 ルシーニョロも面白い。ピノキオと二人でロバの耳や尻尾が生えてきたシーンは大笑いだ。 2003年ラジー賞主演男優賞 同作品賞、監督賞、脚本賞、スクリーンカップル賞、リメイク賞ノミネート (2004.12)
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火の鳥(鳳凰編) | 1986 日本 角川書店=東北新社 |
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ストーリー | ||||
監督 | ||||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★ | ★★ |
コメント | 火の鳥の中で一番好きな作品なのに、短くまとめすぎていて訴えたいことが伝わってこない。輪廻転生のシーンなんかは一番魅了されるところだと思うのだが・・・ 原作を知らない人だと、全く楽しめないんじゃないかな?茜丸に感情移入できるようにして、我王をもっと悪役に描くとか、いろいろ脚本が書けそうなものなのに。しかし、これは実写版にすると面白いかな。 (2004.1)
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火の鳥(ヤマト編) | 1987 日本 角川書店=東北新社 |
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ストーリー | ||||
監督 | ||||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
コメント | これもオグナへのカジカの想いが描ききれてない。何故好きになっていったのかがわかりません。また、教育映画を見せられてる雰囲気も感じるのは、ヤマトとクマソはこんな関係だったのだよ!と言いたかっただけなのか?しかも、かなりつまらない脚本に仕上げてある。全国の『火の鳥』ファンを敵にまわすつもりなのかな? ストーリーの大切な伏線であるヤマトタケルの書き残した書物の件や、名前を継承する件も抜けている。製作者側に「火の鳥」という意味をもっと考えてもらいたいものだ。。。 (2004.1)
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火の鳥(宇宙編) | 1987 日本 角川書店=東北新社 |
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ストーリー | ||||
監督 | ||||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | ()
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日の名残り | 1993 イギリス COL=COLTRI THE REMAINS OF THE DAY |
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ストーリー | 1930年代、有能な執事スティーヴンスから見た上流階級社会。彼の父親と一人の女中が新たに雇われた。 | |||
監督 | ジェームズ・アイヴォリー | |||
出演 | アンソニー・ホプキンス | エマ・トンプソン | ジェームズ・フォックス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 上流階級ものは数多くあるイギリス映画だが、下で働く者たちをメインにした映画も珍しい。 各国のVIP(アメリカ代表がクリストファー・リーヴ氏)が会合に参加するほどの屋敷ダーリントン邸。執事長のスティーヴンスは父が倒れても働きつくす。会合は敗戦国ドイツの扱いを平和的に解決するなどといった内容だったが、その最中に彼の父は息をひきとってしまう。 ナチス・ドイツが力をつけてきた折、主人からはユダヤ人のメイド二人を解雇するように命ぜられる。しかし執事には主人の主義・主張など関係がない。終戦後に尋問されても沈黙を押し通すホプキンスの渋さ。こりゃ『羊たちの沈黙』ならぬ「執事たちの沈黙」だ。女中頭となったケンテンとも恋愛感情がわいてきそうなのに、自分を押し殺して読書に耽る。放っておくから結婚しちまった。 時代は3つくらいに分かれているけど、繋ぎ目がないので、台詞の字幕をじっくり見ていないとわからなくなってくる。しかも実務的な会話ばかりなので非常につまらない。せめて戦争の映像が少しでもあれば・・・ ほとんどアンソニー・ホプキンスの独壇場映画。執事を貫き通す職業気質だ。 1993年アカデミー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、美術装置賞、衣装デザイン賞ノミネート その他 (2006.1)
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