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ポーラー・エクスプレス 2004 アメリカ
WB
THE POLAR EXPRESS
ストーリー  汽車がやってきた。サンタなんて信じられない年になった主人公は乗るのをためらうが、ちょっとだけ信じてみた。そして北極点行きの急行列車に乗り込んだ・・・
監督 ロバート・ゼメキス 原作:クリス・ヴァン・オールズバーグ
出演 トム・ハンクス ノーナ・ゲイ ピーター・スコラリ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  パフォーマンス・キャプチャーと呼ばれる新技術のために必死で5役をこなすトム・ハンクス!この映画は、メイキングを見てから楽しむのが最適かもしれない・・・鑑賞中には必死で身体を動かすトムを想像して・・・これだけしか楽しめないよ。
 とにかく感情移入できません。ジェットコースターに乗ってる感覚を味わうために、映画の観客がそのまま急行列車の乗客になるような目線も想定してあるのでしょうけど・・・一旦冷めた目で見てしまうと、その後は眠くなるだけでした。登場人物の名前もわからなかったので、エンドクレジットを確認したのですが、HeroBoyとしか出ていませんでした(結局名前がわかったのはビリーだけ?それとも寝てしまったのかなぁ?)。しかし、音楽は良かった。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にとても似た音楽が心地よくさせてくれますよ。
 そして、北極点に到着すると、眠気がピークに達しました。すべり台は良かったのですが、巨大なプレゼント袋に落ちてからはもう駄目です・・・(睡眠日記になっちゃだめですね)。
 ラスト近くには中学生初級英語の問題が出題されます。やはり中学生くらいにはぴったりの映画だったのかもしれない。
(2004.12)

ポリスアカデミー 1984 アメリカ
WB
POLICE ACADEMY
ストーリー  駐車場のバイト中の騒動で警察学校へ入れられることになったマホニー。学校には個性あふれる奴らがいっぱいだった。彼らが入校して卒業するまでを描く。
監督 ヒュー・ウィルソン
出演 スティーヴ・グッテンバーグ G・W・ベイリー ジョージ・ゲインズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  人気シリーズ1作目にして最高の出来。公開当時、自動車学校の同室生たちと富士吉田の映画館にて鑑賞。それ以来、何度観たことだろう・・・
 マホニー(グッテンバーグ)が面白いのはこの1作目だけだ。笑いの原動力は彼とハリス。そして他の出演者の面白さもバランスがとれている。ジョーンズ(ウィンスロー)の声帯模写が大人気となり、ハイタワー(ババ・スミス)の巨大さやタックルベリーのガンマニアぶり。キャラハン警部のセクシーダイナマイトもカマ掘られた軍隊経験者の2人。もちろん校長のフェラ事件でも大笑い。
 最後には市民の暴動という事件が起こる。誰だよ、原因を作ったのは・・・おデブちゃんのバーバラまで大活躍。もちろん最後を締めくくるのはフックスの一声。このシーンではウルウルしちゃうほど・・・
(2006.1)

ポリス・ストーリー/香港国際警察 1985 香港
東宝東和
警察故事/POLICE STORY
ストーリー  香港国際警察と麻薬シンジケートの戦い。
監督 ジャッキー・チェン
出演 ジャッキー・チェン ブリジット・リン マギー・チャン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  警察に最高の敬意をしめした映画というテロップ。
 BB2Bでも使われた、貧困層のバラック集落を爆走するシーンから2階建てバスのシーン。最初からアドレナリン大放出である。ジャッキー映画の中でもかなり高い評価の映画になるようですが、物を壊すといった内容・手段があまりにもわざとらしくて嫌悪感を抱いてしまうところが何箇所も・・・スカっとしないような雰囲気がイマイチ。
 やっぱり、ジャッキーはもっと明るい映画作りに徹しないと・・・
(2004.10)

ポリス・ストーリー2/九龍の眼 1988 香港
東宝東和
警察故事続集/POLICE STORY2
ストーリー  問題ばかり起こして交通課に転属になったチェン。カッとなって辞職するが、デパート爆破の際認められ、そのまま呼び戻された。恋人のメイは1人バリ島へ・・・
監督 ジャッキー・チェン
出演 ジャッキー・チェン エミリー・チュウ マギー・チャン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  デパートへの賠償金。バラック村の損壊。やっぱり最初は問題があったのだな。
 前作に比べ、かなりコミカル。とくに恋人のマギー・チャンが最高だ。しかし、ストーリーが突然の展開。24時間ないに1000万ドルというのはどうなったんだ?前半はチェンに恨みをもつチュンというヤクザとの格闘ばかりだった。
 後半、強力な助っ人を得て捜査も本格化するが、なかなか核心に迫ることができないでいた。要求額は2000万となり、緊張が走る中、メイが誘拐される。思わずチュンの屋敷に乗りこんだりして、アクション中心なのに笑わせるシーンも多い。
 ラスト、クライマックスのアジト大爆破が香港映画史上最大級かなぁ・・・すごい。アパアパしか言わない男も強かった。
(2006.4)

ポリス・ストーリー3 1992 香港
東宝東和
警察故事V: 超級警察
POLICE STORY III: SUPER COP
ストーリー  コンドームに入れたり、飲みこんだり肛門に入れたりと麻薬密輸捜査も困難になってきて、スーパーコップを選ぶことになった。
監督 スタンリー・トン
出演 ジャッキー・チェン ミシェール・キング マギー・チャン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  ボスはチャイパ。奴を捕まえれば麻薬密輸は半減するという。
 北京へ行って女性刑事とタッグを組み、刑務所に入って囚人パンサーに接触するチェン刑事。途中、爆弾入りの防弾チョッキを着せられたり、警官を殺してしまったと悩む女性刑事。
 やはりクライマックスのアクションはすごい。中国ロケ。列車の上での格闘は痛いシーンの連続です。
(2006.4)

ポーリーヌ 2001 ベルギー/フランス
日活=エレファント・ピクチャー
PAULINE & PAULETTE
ストーリー  知的障害を持つ66歳のポーリーヌ。看護していた姉が亡くなり、三女、四女の妹、ポレットとセシールのどちらかが面倒を見なければ遺産相続できないという遺言が残されていた。しぶしぶポーリーヌを引き受けるポーレットだったが・・・
監督 リーフェン・デブローワー
出演 ドラ・ファン・デル・フルーン アン・ペーテルセン ローズマリー・ベルグマンス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント 【ネタバレ注意】
 三女ポレットは小物雑貨店を経営し、オペレッタの歌姫として活躍していた。ポーリーヌは妹ポレットを誇りに思い、憧れ、慕っていたが、ポレットは忙しさゆえ姉の世話をするのが困難。四女セシールは家を飛び出し、フランス人男性と同棲中。アパートが狭くて、こちらも面倒見きれない。
 施設に入れると遺産がもらえないという打算的な考えだけでは、親族のケアをすることなんて出来ない。愛情のない介護なんてのも出来るはずがないことをこの映画は教えてくれる。
 画面いっぱいの花畑、赤を基調とした店。そのままポーリーヌの秘めたる心を描写しているかのようだ。30年つとめたオペレッタを退団して、仲間たちが家族ほどの愛情をもたない存在だったと気づいたポレットは海辺の家へと向かうが、人生の終焉であるかのような海の白々しさが、残された身内のポーリーヌを愛さねばいけないと気づかせてくれる。
 ラストのシークエン・・・海辺でアルバムを開き、店の包装紙と切手が風に飛ばされ、かもめが空を飛ぶ・・・偶然にしては出来すぎと思うくらいに素晴らしかった。
(2005.3)

ボルケーノ 1997 アメリカ
FOX
VOLCANO
ストーリー  LA。中度の地震が頻発していたが、地下鉄作業員が蒸気により死亡する事件が起こった。
監督 ミック・ジャクソン
出演 トミー・リー・ジョーンズ アン・ヘッシュ ギャビー・ホフマン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  娘は一体何歳なんだ?甘えッ子のようでもあり、鼻ピアスするとツッパったり。
 溶岩や火山弾、実際には見たこともない映像をよく創造できたものだ。運河に溶岩が流れるように爆発させるとか面白い発想だな。あり得ない中でも、アン・ヘッシュの表情は良かった。

1997年ラジー賞公共物破損賞ノミネート
(2005.9)

ポルターガイスト 1982 アメリカ
MGM=CIC
POLTERGEIST
ストーリー  郊外の分譲地に引っ越してきた一家を怪奇現象が襲う。
監督 トビー・フーパー 製作総指揮、原案、脚本:スピルバーグ
出演 クレイグ・T・ネルソン ジョベス・ウィリアムス ヘザー・オルーク
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  10数年ぶりにBS2にて観た。日本人の感覚からすると、ポルターガイスト現象はどうしても怖くない。というより、物が動くというものは、実際に現場に居た者じゃないと恐怖を味わえないのだろう。映画やテレビという媒体なのだから、やはり見えないモノはよくわからない(研究所員が洗面所で顔を掻きむしるシーンが唯一怖い。他はピエロ人形くらいかな)。したがって、これは家族愛のドラマとして鑑賞するのが正解。
 最初の子供たちのやりとりに「フォースだ!」と言ってスプーンを掲げるシーンがあったり、子供部屋のSWグッズはルーカスへの友情の証なんでしょうね。『E.T.』のロケ地と一緒なのも面白い。キャロル=アン役のヘザー・オルークちゃんは13歳の若さで・・・惜しい女優です。
 ちなみに地元ではテレビの“砂の嵐”を「ジャミジャミ」と言います・・・

1982年アカデミー賞作曲賞、視覚効果賞、音響効果編集賞ノミネート
1982年英国アカデミー賞特殊視覚効果賞
(2004.8)

ホールドアップダウン 2005 日本
ジェイストーム
ストーリー  クリスマスイブ。銀行強盗に入った二人が、車をレッカー移動されたため手に入れた金を駅のコインロッカーに入れようとした。小銭がなかったのでストリートミュージシャンから小銭を奪うが、その鍵を彼が拾い、刑事の運転する車にはねられる・・・
監督 SABU
出演 V6 香椎由宇 伊武雅刀
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★
コメント  V6のメンバー名が半分しかわからないのに果敢にもチャレンジ!
 予告編を見ると、かなり派手なクライム・アクション。しかもコインロッカーの鍵をめぐって意外な展開があるとのこと。もしかすると、時間軸をもいじってV6のメンバーが激しく交差するのではないかと、うかつにも期待してしまったのです。観ると決まれば、名前がわからないことや時系列のトリックがあると理解不能になるんじゃないかと思い、チラシにて念入りに予習したのが間違いのもとでした。
 銀行強盗の二人、刑事二人、ストリートミュージシャン、元牧師のトラック運転手。それぞれが交通事故や犯罪と鍵によって運命が交差し、意外な展開が・・・と、ここまで予習して、その後の展開にワクワクしてスクリーンに集中する。するとどうでしょう!面白いのは予告編で見たシーンだけ・・・その後は寂れたホテルで乱闘するだけ。たしかに、SABU監督の『弾丸ランナー』や『ドライブ』の面白さを積めこんであるのですが、その面白さが前半で終わってる。これじゃ予告編とチラシだけで充分じゃないですか・・・
 面白いシーンはあった。『タクシードライバー』へのオマージュと、井ノ原快彦と香椎由宇の電車オタクバトルだ。ここだけは笑えたけど、他はやばい。最もやばいのは、森本レオの悲惨なシーンで笑いを取ろうとしていることでしょう(子供も観るんだから)。V6メンバーの中で、唯一俳優として通用しそうな岡田准一に演技させてないことも失敗。他の映画で活躍してるからという理由でそうした配役にしたのかどうかは知らないけど、そんな仲良しクラブ感覚で映画を作ったって・・・
(2005.11)

ホロコースト:救出された子供たち 2000 イギリス/アメリカ
劇場未公開
INTO THE ARMS OF STRANGERS: STORIES OF THE KINDERTRANSPORT
ストーリー  迫害を受けたユダヤ人の方々による当時の証言。
監督 マーク・ジョナサン・ハリス 製作:デボラ・オッペンハイマー
出演 ジュディ・デンチ    
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ 評価できない ★★★★ 評価できない ★★★★
コメント  当時の映像を上手く使って証言者の話に重ね、その事実に胸うたれる。毎週300人ほどの子供たちがイギリスに受け入れられたが、親とは離ればなれ。付き添いの大人も必要で、里親をみつけなければならない。戦争がはじまり、両親がアウシュビッツに送られたり、虐殺されたりということを回想するだけでも辛いだろうに、優しく語り掛ける人たち。1万人の子供を救ったイギリスは勇気ある行為だったと思う。悲惨な戦争、ナチの非道を語り継ぐことができたことのですから、家族を失った子供たちもそれが生きていくための目標になったのでしょう。
 ニコラス・ウィントンという方がユダヤの子供たちを救ったという興味深い話。『シンドラーのリスト』のように、その救った人をヒーロー扱いするのではなく、実際に難民となったユダヤ人に焦点を当てたところが親近感がわく内容となっていました。

2000年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞
(2006.3)

幌馬車 1950 アメリカ
セントラル
WAGON MASTER
ストーリー  モルモン教徒の幌馬車隊、黙々と新天地を目指す。一行は旅の途中で見世物師の一団と旅を供にすることになるが。。。
監督 ジョン・フォード
出演 ベン・ジョンソン ジョアン・ドルー ハリー・ケイリー・ジュニア
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★ ★★ ★★
コメント  ジョン・フォード監督であるが、『荒野の決闘』を観た後ではかなりレベルダウンしているのがわかる。無理に笑わせる要素を取り入れようとして失敗していることもあるし、やはり西部劇には主人公のカリスマ性を追求することが必要だということを忘れているかのようだ。そして悪役にも悪役の美学があると思うのですが、駅馬車に続きインディアンを登場させ、展開をチグハグにしている。
 ロード・ムービーとして見れないこともないが、白黒では如何せん自然の美しさが伝わらない。ミュージカル風に仕上げたところは見事だと思います。これが無ければ1点になるところだった。
(2004.4)

滅びゆく大草原 1954 アメリカ
大映
THE VANISHING PRAIRIE
ストーリー  ウォルト・ディズニー製作のアメリカの自然、動物たちのドキュメンタリー映画。
監督 ジェームズ・アルガー
出演 ピューマ プレーリードッグ バッファロー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★★ なし ★★★
コメント  子供の頃に見たことありました。どうやって撮影したのだろうか、と不思議な思いです。TVの番組では「わくわく動物ランド」などが人気があったが、その元になるような作品です。
 ただし、この映画のラスト近くには火事や水害のシーンがあるのですが、ヤラセっぽく感じられます。大自然の中でそれほど都合よく火事が起こるのだろうか・・・

1954年アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞
1955年ベルリン国際映画祭ドキュメンタリー賞
(2004.1)













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