ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 | 2006 アメリカ FOX BORAT: CULTURAL LEARNINGS OF AMERICA FOR MAKE BENEFIT GLORIOUS NATION OF KAZAKHSTAN |
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ストーリー | カザフスタンのTVリポーター、ポラットが祖国のためにアメリカの文化を学びに行く。 | |||
監督 | ラリー・チャールズ | |||
出演 | サシャ・バロン・コーエン | ケン・ダヴィティアン | ルネル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 突撃レポーターぶりは面白いけど、受ける側のヤラセっぽさで引いてしまう。と、思ったけど、その後の展開がバカバカしくて面白い。NYのホテルのテレビ『ベイウォッチ』で見た女優パメラ・アンダーソンに一目ぼれしたため、カリフォルニアまで行くことに・・・飛行機はユダヤ人のテロが怖いからと、車で・・・と、運転の練習から始める。 バロン・コーエン自身がユダヤ系だから許されるんだろうけど、人種・国差別が酷い内容。それでも笑える。同行するアザマットは骨董品屋での損失、ホテルでの裸の乱闘が原因で去ってしまう。しかし、ボラット氏のアソコはデカそう・・・黒塗りしてはあるけど、アザマット氏とかなり違った面積。 それにしてもカザフスタンに配慮はないのか?!ユダヤ嫌いは置いといて仲が悪いのはウズベキスタンだけと言っていた。まぁ、日本人が見る分には関係ないけど・・・そいでもって、こっそりとアメリカ本国の嫌な部分をさらけ出してるところが見事。特にロデオ会場の演説とか、危ないキリスト教の集会とか・・・ 2006年アカデミー賞脚色賞ノミネート 2006年ゴールデングローブ賞男優賞 2007年MTVムービーアワードコメディ演技賞 その他 (2008.10)
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ポーラX | 1999 フランス/ドイツ/スイス/日本 ユーロスペース POLA X |
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ストーリー | レオス・カラックスが、発表当時“狂気の書”と評されたハーマン・メルヴィルの『ピエール』を映画化。姉と弟かも知れぬ男女が、運命の奔流に溺れてゆく様を綴る | |||
監督 | レオス・カラックス | |||
出演 | ギョーム・ドパルデュー | カトリーヌ・ドヌーヴ | カテリーナ・ゴルベワ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 父の遺産によって、母マリー(ドヌーヴ)とお城に住む仮面小説家ピエール(ドパルデュー)。婚約者リュシーとの結婚準備も順調だったが、彼の周りをうろつく謎の黒髪の女の存在が気になっていた。追いかけて問い詰めると、彼女は姉のイザベラだと名乗ったのだ・・・ 以前より「この世を超越する」と渇望していたピエールはリュシーも母も捨て家を飛び出し、イザベルと暮らすようになった。二人が結ばれてしまってから超越した人間への興味は失せてしまったけど、母のバイク事故死、リュシーの病気、そしてリュシーが自ら二人と一緒に住むことになったことで急展開する。アパートに住むインド人の少女が死んだエピソードの衝撃はすでになくなっていた・・・ううむ。 妄想と混沌だけの小説家。文学的なんだろうけど、そうした小説家の辿る末路は知れたもの。ただただ暗い雰囲気で進むストーリーで、イザベルも遊覧船から飛び込み自殺未遂してしまう。そして従兄弟であるティボーの存在。追いつめられるほどの確執があったと思えないが、ピエールに銃殺を決意させてしまった。小説家としての悩みのほうが重要な位置を占めているんだろうけど、このあたりはよくわからない・・・ ギョーム・ドパルデューは1996年にバイク事故。2003年には右足を切断しているという。そして2008年10月に急逝。本作でもバイクで転倒しているシーンがあるし、ドヌーヴのバイク事故死のシーンもひどく象徴的。 1999年カンヌ国際映画祭コンペ (2008.11)
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ポリアンナ | 1960 アメリカ RKO POLLYANNA |
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ストーリー | 19世紀末のアメリカ。不幸にもめげず、天真爛漫に生きる少女ポリアンナの物語。 | |||
監督 | デヴィッド・スウィフト | |||
出演 | ヘイリー・ミルズ | ジェーン・ワイマン | リチャード・イーガン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 安心して見られるディズニー製作映画。 少年たちは車輪転がしで遊んでる長閑な光景のなか、駅に到着したポリアンナはおばさんの屋敷に引き取られることになる。町でもお手本となるような礼儀正しいお金持ちの家。 途中からつまらなくなって寝てしまいそうになるくらいお子様向き?だめだ・・・こんなことじゃ。 1960年英国アカデミー賞女優賞ノミネート (2006.12)
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ホリデイ | 2006 アメリカ UIP THE HOLIDAY |
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ストーリー | ロンドンの出版社に勤めるアイリスは恋人が二股かけてた相手と婚約発表。LAの予告編製作会社を経営するアマンダは恋人が浮気。遠く離れた二人がクリスマスを境に2週間のホームエクスチェンジをして心機一転をはかるのだが・・・ | |||
監督 | ナンシー・マイヤーズ | |||
出演 | キャメロン・ディアス | ケイト・ウィンスレット | ジュード・ロウ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | わずか2音でも映画がわかる・・・ドヴォルザークの新世界第4楽章の1小節目と一緒。 レンタルビデオ店でのカメオ出演には驚き!思わず笑ってしまいそうになりましたが、『卒業』のパッケージを見せた直後というのが効果大でした。相変わらずの音楽オタク・映画オタクぶりを発揮するジャック・ブラックのキャスティングも大成功でしょう。アマンダ(キャメロン・ディアス)がLAで予告編製作会社を経営しているという設定も面白くて、この映画自体の予告編にも惹かれてしまった自分も相変わらず商業ベースに乗せられやすいんだと再確認。その予告編で使われていた曲“We're All Alone”はリタ・クーリッジ版でしたが、オリジナルはボズ・スキャッグスの名曲。この曲がいつ流れてくるんだろうと楽しみにしていたものの、あっさり裏切られてしまいます。 さて、映画の内容といえば失恋したロンドン郊外に住むアイリス(ケイト・ウィンスレット)と恋人とケンカ別れしたアマンダが期間限定のホーム・エクスチェンジするもの。絶妙な設定でしたが、男女の違いはあれ、『カウチ・イン・ニューヨーク』(1996)でも似たようなアパート交換がありました。忙しい人間や傷心のために再起をはかりたいと願う人には夢のような話です。ロンドンに移動したキャメロン・ディアスとジュード・ロウの関係だけをみるといかにもハリウッド的でセックスネタが多すぎるためうんざりするのに、ケイト・ウィンスレットのほうはちょっと違う。近所に住む足の悪い脚本家アーサー(イーライ・ウォラック)を功労賞授賞式に参加させるというほのぼのした展開が待っているのです。 細かな台詞にもちょっとした伏線があり、ジュード・ロウがセックスロボットに見えたり、ジャック・ブラックが音楽の先生に見えたりして、小ネタも満載。ちょっと歩くだけのCMで3億円稼ぐキャメロン・ディアスに迷うことなく田舎道を歩かせるハイヤーの運転手も謎めいていて良かったし、脚本家協会の客席にスピルバーグが居たような気がしてならないところも良かった。最もじんわりくるのが涙にまつわるエピソードだったことは言うまでもない・・・ (2007.3)
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ボルサリーノ | 1969 フランス/イタリア PAR BORSALINO |
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ストーリー | 1930年代のマルセイユ。ケチな泥棒のロッコが、チンピラのフランソワと出会い意気投合する。二人は、暗黒街の大ボスを敵に回してのし上がっていく・・・ | |||
監督 | ジャック・ドレー | |||
出演 | ジャン=ポール・ベルモンド | アラン・ドロン | ミシェル・ブーケ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | とにかく音楽が軽快で楽しい。銃撃戦すら残酷じゃないし、暗黒街の愉快な二人が友情のようなものを育んでいく姿。 途中はだれてきてしまい、最後にまたズドンと重さを味わえる・・・まぁ、どちらかが死ぬんだろうと想像できるけど。めずらしくアラン・ドロンが死なない。 (2008.8)
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ボルサリーノ2 | 1974 フランス ヘラルド BORSALINO & CO. |
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ストーリー | 暗黒街でのしあがったロッコとフランソワ。しかしフランソワは暗殺されてしまい、今作はその後日談。 | |||
監督 | ジャック・ドレー | |||
出演 | アラン・ドロン | リカルド・クッチョーラ | カトリーヌ・ルヴェル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ジャン=ポール・ベルモンドがいなくなった分、明るさが全くなくなってしまった。なんとなく前作よりは好きな雰囲気。これもフィルム・ノワールなのだろう。基本的には復讐劇。フランソワの忠実な部下に救われたロッコが銃撃戦で勝利をつかむ・・・ (2008.8)
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ホロコースト 救出された子供たち | 2000 イギリス/アメリカ 劇場未公開 INTO THE ARMS OF STRANGERS: STORIES OF THE KINDERTRANSPORT |
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ストーリー | ジュディ・デンチのナレーションによってナチスのユダヤ人迫害の史実を訴え、多くの生き残った証言者が語る・・・ | |||
監督 | マーク・ジョナサン・ハリス | |||
出演 | ジュディ・デンチ | 証言者 | 証言者 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 反抗的だ!と、父親が見せしめのため殴り殺された話。廊下のタンスに隠れていた恐怖体験談。しかし、前半は戦争前に各国へ移住した子供たちの思い出話が多く、戦争やナチスの醜さをそれほど語っていない・・・ 後半になって、ヨーロッパの戦争が始まったというナレーション。アウシュビッツなど、悪のナチスを印象づける話が登場する。 2000年アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞 (2008.2)
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