いま、会いにゆきます | 2004 日本 東宝 |
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ストーリー | 1年前妻澪に先立たれ、息子佑司と二人で暮らしていた秋穂巧。雨の季節になり、絵本通りに姿を表した澪。しかし、妻の生前の記憶は消えていて、巧は自分たちの恋の歴史を語り始める。 | |||
監督 | 土井裕泰 | |||
出演 | 竹内結子 | 中村獅童 | 武井証 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 死んだ役が多い竹内結子。今回も死んでいる。 死んだ人間が蘇ってくるわけだから、例によってファンタジー色の強い映画なのだろうとタカをくくっていた。しかも最近では、小学生のアンケートで「人間は死んでも生き返る」と信じている子が8割いるとか・・・これによって、生きることの尊さがTVや映画によって損なわれているのではないかと危惧させられる。したがって、この手の映画は子供への悪影響がないか?と、しっかり見極めないとダメだと思う今日この頃なのだ。映画館では、観終えた観客にハンカチを顔に当てている女性が多く、「面白かった!」「感動した!」という声に混じって「ラストわけわかんねー!」という声が聞こえてきたのだ。「これは普通の終わり方じゃないな」と期待して観た。 スーパーレイトショーということもあり、眠い目をこすりながらの鑑賞である。途中までは、あらすじ通りであるため眠くてしょうがない・・・「これは多分、長野の諏訪地方だな。祭はいつのことなんだ?」とか、「『恋の門』の松尾スズキだな。漫画でも描くんか?」とか、「4人の子供を放置するんじゃないよ、YOU!」とか、「今年何本の映画に出てんだよ!小日向文世!しかもガラものTシャツが受けるぞ!」とか、つまらないことばかり考えて集中力を高めていった。そして6週間という期間限定の幽霊(?)の滞在が過ぎて・・・「ママーーー!」という佑司の声で目が覚めるものの、「何だよ、泣けないじゃん!」と早くも2点評価の準備をしてしまっていた。そう、すっかり油断していたのだ。 し、しかし、「わーーー!面白い、これ!」と思わず声を出しそうになってしまう終盤20分。ある程度の展開は予想していたが、ウルウルきてしまいそう。そして、そして、そして!これだけでは終らない!タイムパラドクスと究極のSFラブ・ファンタジーへと誘ってくれるというラストの展開は憎いまでの演出です!!終わってみたら、竹内結子をキャスティングしたことが作戦だったわけで、単なるファンタジー映画だと思わせておいて・・・・という内容でした。全く期待していなかったため大満足でした。途中眠くならないようにもっと工夫があれば満点ですね。 (2004.10)
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イマジン/ジョン・レノン | 1988 アメリカ WB IMAGINE: JOHN LENNON |
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ストーリー | 100時間に及ぶインタビューテープから再編集した伝記的ドキュメンタリー映画。 | |||
監督 | アンドリュー・ソルト | |||
出演 | ジョン・レノン | ヨーコ・オノ | デヴィッド・ボウイ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | 評価できない | ★★★★ | 評価できない | ★★★ |
コメント | 「キリスト教は滅亡するだろう。我々はキリストより人気がある」と暴言を吐いたジョン・レノン。これは有名だったけど、随所に散りばめられた未公開フィルムがあって嬉しくなる。 (2005.5)
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今そこにある危機 | 1994 アメリカ Par=UIP CLEAR AND PRESENT DANGER |
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ストーリー | 『パトリオット・ゲーム』n続くジャック・ライアンシリーズの第三弾!大統領の友人一家がクルーザー内で殺されていた。犯人と思しき人物はコロンビアの麻薬ディーラー。 | |||
監督 | フィリップ・ノイス | |||
出演 | ハリソン・フォード | ウィレム・デフォー | アン・アーチャー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | CIA情報担当副長官のジャック・ライアンが静かに大統領に語る。 コロンビア政府に武器を提供しているアメリカ。「その成果がこれか?!」と友人が殺されたことも相まって憤る大統領。ライアンの進言通り「ハーディンとは生涯の友だった」と答えるシーンがよかった。 いきなりの銃撃戦でコロンビアではFBI長官が死亡、ダン・マリーも死んでしまった。裏では大統領補佐官が命じた麻薬コネクションの小戦争がジャック・ライアンたちを巻き込んで何人もの犠牲者を出すことになったのだ。 大統領には従順だったはずのシリーズでは、最後に大統領にかみつくハリソン・フォードがかっこよかった。 1994年アカデミー賞音響効果編集賞、録音賞ノミネート 1995年MTVムービーアワード アクションシーン賞ノミネート (2006.5)
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いまを生きる | 1989 アメリカ TS=WB DEAD POETS SOCIETY |
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ストーリー | 1959年、ニューイングランドの全寮制スクール。父の期待を背負って勉学に励むつもりだったのだが、英語教師キーティングの出現で自分の道を見出す。。。 | |||
監督 | ピーター・ウィアー | |||
出演 | ロビン・ウィリアムス | イーサン・ホーク | ロバート・ショーン・レナード | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ロビン・ウィリアムスはこういう役が多い。破天荒とも言える独特の授業は、受けてみたくなるというより、自分でやってみたい(教員免許持ってるからなぁ)。この先生の存在感は大きく、前半部分でロビン・ウィリアムス抜きだと普通の青春映画になってしまう。。。 後半は、重く切ない想いにさせられるが、教師から見たニールはどうだったんだろう?まだ人間として成長期にあるのだから、悲惨な結末は避けられそうなものである。しかし、キーティングが悪いと主張する子もおかしい。結局は人として生きるべきか、社会の中で生きるべきかという選択する能力を身につけられなかったのでしょうね。ま、タイトルが「死せる詩人の会」なんだから、上手く生きていい大学に入るという目的ではないことくらいわかりそうなものだ。。。 「キャプテン、マイ・キャプテン」という重要なキーワード。これはそのまま『マスター・アンド・コマンダー』に繋がるのか・・・・ 1989年アカデミー賞脚本賞(トム・シュルマン) 同作品賞、主演男優賞、監督賞ノミネート 他英国アカデミー賞 (2004.2)
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妹の恋人 | 1993 アメリカ MGM=UIP BENNY & JOON |
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ストーリー | ベニー(クイン)には自閉症気味の妹がいた。ひょんなことからサム(デップ)という青年が家に寝泊りすることになったが・・・ | |||
監督 | ジュレマイア・チェチック | |||
出演 | ジョニー・デップ | メアリー・スチュアート・マスタートン | エイダン・クイン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | バスター・キートンの再来だ!とベニーが評する通り、サムを演じるジョニー・デップのコメディアンぶりがすごい。ダイナーではチャップリンのようにパンにフォークを刺して靴のダンスをさせるし、外では飛ばされた帽子を追いかけるという、まさにキートン、チャップリンへのオマージュを感じさせるような演技。すごくよかった。 妹のジューン(マスタートン)はちょっとしたことでも発作を起こしがち。冒頭ではシュノーケルをつけたまま町を歩くという風変わりな女の子でもあった。しかし、それを上回るほど変わった男デップの登場。みんなを楽しませるが、そのうち妹と仲良くなってゆき、兄ベニーに反対される。 ついに駆け落ちするのですが、バスの中で発作がおこり、病院に運ばれる。ここでもデップの技が存分に発揮され、笑わせてくれる。たしかに『シザーハンズ』の雰囲気と似たようなところもあるかなぁ。 1993年ゴールデングローブ賞男優賞ノミネート (2006.11)
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