遺体安置室 死霊のめざめ | 2005 アメリカ 劇場未公開 MORTUARY |
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ストーリー | 母と兄妹のバートン一家が死体安置室の職を得て引っ越してくる。町には10年前のボビー・ファウテル失踪事件の話題が・・・ | |||
監督 | トビー・フーバー | |||
出演 | ダン・バード | デニース・クロスビー | アレクサンドラ・アレイ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 「墓場ベイビーを作るな!」などと保安官は若者たちの不謹慎の行為を嘆く。その不謹慎な行為をしていたカルは町の鼻つまみ者。そして失踪してしまった・・・ 死体の血を吸うカビが原因なのだが、結局はゾンビもの。まぁ、トビー・フーバーだから当然なんだけど、あまりにも安易だ。たしかに、喋る、黒いゲロを吐く、などといった特殊なもの。感染は黒い液体でもあり、墓場と死体安置室近辺でしか増殖しないというこじんまりとした設定なのだ。 ゾンビは5体くらいしか登場しないけど、造形はかなり怖く仕上がっている。前半部分の青春しているジョナサン・ドイル(ダン・バード)とリズ(アレクサンドラ・アディ)がちょっと気に入ったし、幼い妹ジェイミー(ステファニー・バットン)もなかなかいい。そして、コミカルな部分ももちろん忘れていないトビー・フーバー監督。だけど、あまりにも古臭いので、面白くない・・・ (2008.1)
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一番美しく | 1944 日本 東宝 映画配給社 |
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ストーリー | 第二次大戦中、勤労奉仕に従事する女子挺身隊と呼ばれた女性たちを描いたヒューマンドラマ。黒澤監督は主役の矢口陽子と結婚した。 | |||
監督 | 黒澤明 | |||
出演 | 志村喬 | 清川荘司 | 菅井一郎 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 非常増産機械の割当量が増えた。男子は10割、女子は5割。その割当量が不満なのか女子工員たちは仕事中もぺちゃくちゃおしゃべりを・・・といった風景。しかし、増産が不満なのではなく、男子工員に比して割り当てが少ないことが不満だったのだ。まさしく国策映画としてふさわしいような展開。 毎晩熱が出てもそれを渡辺(矢口)に隠すように懇願する少女。国策映画としてではなかったらどんなに美しい映画と感じることだろうか・・・しかし、さすがは黒澤監督。そこまで女子工員たちを増産兵器への製造に駆り立てるものは何だろうかと感じさせる手腕は見事なもの。ところどころに敗戦が濃厚となるフラッシュがあったり、完全な国策映画の中に垣間見せる監督の(反戦の)想いが心に残る。特に顕微鏡を覗くシーンでは渡辺が疲れのためにフラッとなる意味と戦闘機の墜落が妙に一致してしまう。 そうした細かなところはあっても、しっかりと検閲を通って(というより、情報局選定となっていた)いるのだから見事。 (2008.5)
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一瞬の夢 | 1997 中国/香港 ビターズ・エンド 小武 XIAO WO |
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ストーリー | 近代化の波の中、社会に適応できずスリ稼業から足を洗えないシャオウーはメイメイという娘と知り合い、惹かれてゆくが、やがて金持ちとの縁談のため彼の前から姿を消す・・・ | |||
監督 | ジャ・ジャンクー | |||
出演 | ワン・ホンウェイ | ハオ・ホンジャン | ズオ・バイタオ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 主人公の動き以外の描写はドキュメンタリー映画風。その主人公にしたって皆素人なのだから、演技という枠を超えた悲壮感が感じられる。 最初のデートは電話と美容室のお供だけ・・・カラオケルームの娘なので店に戻らなければならないのだ。だけどホッペにチュッ。それでもふてくされた表情のウー。なんだか決定打のないまま悪銭でカラオケ通い・・・ 実家へ戻ってからも親とのケンカ。町へ出て窃盗を繰り返すと、いよいよ捕まってしまう。そこからが哀愁漂うウー目線の映像。メイメイから連絡の来るポケベルまで取るな!てな感じでなかなかいい。 最後は警官に町の中に手錠をかけられ晒し者になったところで終わる・・・きついぜ。 (2008.5)
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