鰯雲 | 1958 日本 東宝 |
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ストーリー | 東京近郊の農村。戦争未亡人の八重の家に農村を取材にきた新聞記者大川とともに甥の嫁さがしに奔放していたが、つい一夜を過ごしてしまう・・・ | |||
監督 | 成瀬巳喜男 原作:和田傳 脚本:橋本忍 | |||
出演 | 淡島千景 | 飯田蝶子 | 新珠三千代 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 新憲法やら農地改革などの話題。その上農村には嫁が来ないとか、戦後の農村を描いた社会派ドラマ?と思っていたら、いきなりメロドラマへとなった。とビックリするのも束の間、またもや嫁問題、婿問題などが中心となっていく。 小津、成瀬と、大家族を描いた監督の作品でも、名前や人間関係を把握しづらい映画は苦手の部類。この映画もとにかく名前は多く出てくるけど、把握するのにひと苦労。それでも淡島の叔母さんを中心にした新しい考え方が本家・分家に隔たりを失くしていく過程が面白い。 不倫やできちゃった結婚、現代的なテーマにも取り組んで、やがては農業を離れていく順三なんて扱いもリアル。全体的なストーリーには面白味がない分、そうした戦後の農村ドキュメントとして見ることができれば儲けもの。 (2008.5)
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