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ジャイアント・ピーチ 1996 アメリカ
ブエナ
JAMES AND THE GIANT PEACH
ストーリー  両親がサイに食べられて、2人の叔母にこき使われていた9歳になるジェームズ。老人(ピート・ポスルスウェイト)からもらった不思議な袋のせいで巨大な桃が出現した。
監督 ヘンリー・セリック 製作:ティム・バートン
出演 リチャード・ドレイファス スーザン・サランドン サイモン・キャロウ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  前半は実写。父親がいつも言っていたニューヨークを夢見て、一匹のクモと仲良くするジェームズ。叔母たちからクモを守るために外に出たら、不思議な爺さんから自分の飛ばした風船をもらう。その中のモノを逃がしてはいけないと忠告されたのに、転んで夜光虫のような虫がいっぱい・・・そして成長する不思議な桃が実ったが、叔母たちはそれを商売に利用する。
 桃の中に入ってからがティム・バートンらしいお馴染みのアニメ。ニューヨークへつくまではサメや海賊と戦ったりするが、かなりお子様向けの内容。洒落たことを言う虫たちだけが面白い。なぜかこの航海だけが明るいんです。だからかなぁ。
 サイと闘って憧れのニューヨークに到着して実写に戻るが、この暗いNYでまたバートンらしい映像になった。なんだか騙されたようなハッピーエンドだったけど、子供や虫を大切にしろという温かいメッセージ(?)が伝わってきた。

1996年アカデミー賞音楽賞ノミネート
(2006.12)

ジャケット 2005 アメリカ
松竹
THE JACKET
ストーリー  1992年、湾岸戦争で重傷を負ったジャックは、その後遺症で記憶障害を抱えていた。1年後、ヒッチハイクで警官殺しの罪を着せられ精神病院へと送られる。
監督 ジョン・メイバリー
出演 エイドリアン・ブロディ キーラ・ナイトレイ クリス・クリストファーソン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  湾岸戦争の映像。「少年だから撃つな」と近寄ると、少年により頭部を撃たれる・・・いきなりの衝撃映像。「最初に死んだのは1991年だった」というナレーションが意味深。
 ヒッチハイクでは認識票をジャッキーという少女に渡すことだけが記憶に残っていたジャック(ブロディ)。気がついたら2007年になっていて、ジャッキー(ナイトレイ)と再会するが、ジャック・スタークスは1993年に死んでるはずだと言う。
 1992年の精神病院で拘束衣を着せられ、死体安置所の引き出しに入れられる恐怖。その治療法が死んだ原因だったが、3時間引き出しに入れられているジャックはやがて15年の時を行ったり来たりできるようになってしまう。
 映像から感じられるモノはサイコ・サスペンスなのだが、終わってプロットを思い出すと、実はタイムパラドクスのSFだった!といった感じ。自分の墓を見たり、ジャッキーの母親に会ったりと矛盾は多いが、生きようとする心、医師側の治療ミスを無かったものにしようとするあたり、前向きな作品かもしれない。
 子役はキーラ・ナイトレイに似ているのでビックリ。死に至らせた医師はクリス・クリストファーソン。ジェニファー・ジェイソン・リーの女医さんも似合ってる。患者であるダニエル・クレイグがかなりヘタレ・・・とてもジェームズ・ボンドを演じたとは思えないくらいだった・・・
(2008.7)

じゃじゃ馬ならし 1967 アメリカ/イタリア
COL
THE TAMING OF THE SHREW
ストーリー  イタリアのある村にやってきた青年が娘ビアンカに恋をしたが、その姉が結婚するまでは結婚させないという・・・しかし、その姉カタリーナは典型的なじゃじゃ馬むすめだったのだ。
監督 フランコ・セフィレッリ 原作:シェークスピア
出演 マイケル・ヨーク エリザベス・テーラー リチャード・バートン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★ ★★ ★★
コメント  前半まではかなり面白い。途中からエリザベス・テーラーの魅力もだんだん感じなくなってしまう。ドタバタすぎたのかなぁ。

1967年アカデミー賞美術監督・装置賞、衣装デザイン賞ノミネート
1967年英国アカデミー賞男優賞、女優賞ノミネート
(2006.11)

ジャスティス 2001 アメリカ
MGM
HART'S WAR
ストーリー  1944年、ドイツ。トマス・ハート中尉はドイツ軍に捕まり捕虜収容所に入れられる。その収容所内で殺人事件が起きる。殺されたのは人種差別主義者。そこで黒人捕虜が疑われ、トミーは弁護を申し出る。
監督 グレゴリー・ホブリット
出演 ブルース・ウィリス コリン・ファレル マーセル・ユーレス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  列車で護送中、連合軍の戦闘機に攻撃される。貨車の中に連合軍捕虜がいることを知らないためだが、この攻撃シーンがすごい迫力。「皆で“捕虜”の一文字を作るぞ!」と仲間たちが集まる。POW。Prisoner of Warという短い言葉が彼らを救った。
 収容所は『大脱走』のような明るい雰囲気などない。雪も多い極寒の12月という時期もあるが、いきなりの絞首刑シーンなのだ。そして「燃料集積所はどこだ?」と拷問に耐えぬけなかったハートの苦悩。イェール大学2年なのに弁護士役をまかされた苦悩。そしてブルース・ウィリス演ずる大佐がまた威厳があって怖い。しかも証言次第では、宿舎内の抜け穴のことがばれる怖れもあるのだ。
 殺された兵士ベッドフォードはトンネルでの脱走をチクろうとしてたので殺された!黒人のスコット少尉はスケープゴートだったのだ。35人を脱走させることと黒人青年1人の命を天秤にかけなければならないハートが最後にとった行動は・・・
 ツッコミどころはいっぱいある。とにかく軍法会議中に脱走させるという計画。残された者の立場は?しかも終戦が近いという情報はウィリスの大佐も知っている。何しろ法廷に参加してた者たちは脱走できないのだ。ハートが「私が殺した」と最後に告白するのもわかりやすいし、それを大佐がほっとくわけがないことも・・・辻褄は合うがカッコつけすぎだ。
(2007.1)

ジャーマン+雨 2007 日本
リトルモア
ストーリー  ゴリラ顔で性格まで悪い林よし子がこの町に帰ってきた。カッコいいドイツ人がいるというだけで・・・。植木職人見習いをしながら小学生相手に笛教室を開き、夢は歌手になって子供をいっぱい産むこと。
監督 横浜聡子
出演 野嵜好美 藤岡涼音 ペーター・ハイマン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  可哀想なのが、ぬりえにされた「ゴリラーマン」のコミックス。
 予告編の段階でとんでもない映画だと知りつつも怖いものみたさで鑑賞。制作費が50万円だということで、期待できる要素もなかったのですが、設定と終盤の展開がなかなか良かったりしました。
 主人公はゴリラ顔の16歳・林よし子(野嵜好美)。性格も強引、わがままといいところなし。そして天涯孤独。両親の離婚により町を去っていたが、かっこいいドイツ人がいるという理由で植木職人見習いをするため町に戻ってきたのだ。小学生を集め笛教室も開き、人のトラウマを聞いて作曲するというヘンテコなミュージシャン。夢はCDデビューして、子供を10人生むことだという・・・。友人の上野まき(藤岡涼音)が3年前に妊娠したことがあると聞いてうらやましく思ってるようだ(なんちゅう設定だ・・・)。
 その他にも個性豊かな出演者がいるのですが、素人の良さを十分に引き出していると思います。『そんな無茶な!』では全裸歌手も演じているし、山下敦弘監督の映画にも出演している俳優・野嵜好美が最も際立っていて、共感できないながらも、次はどんなことをするのかとわくわくさせられる。汲み取り式便所も伏線となって、最後に彼女のとった行動には唖然・・・
 単なるおバカ映画かと思わせておいて、その物語の奥には体が不自由になった父親の存在が大きく横たわっていて、「死んでくれたら楽なのに」「いっそ自分が死んで逃げ出したい」などといった言葉に表れない林よし子の心理が浮かんでくるのです。トラウマというサブテーマに惑わされがちだけど、現実に抱えている悩みは人に打ち明けることもできないんだなぁ。介護問題を扱った映画は多いけれど、オバカというオブラートに包んでしまう横浜聡子監督の手腕には底知れぬパワーを感じてしまう。
 もっと丁寧に作っていたならば、いい映画になっていただろうと思われる作品。さらに痛いのは小学生たちの笛の音が最後に煩わしくなってしまったことだろうか・・・。
(2008.1)

ジャングル・ジュース 2001 韓国
エスピーオー
JUNGLE JUICE
ストーリー  ソウルの清涼里の私娼街588でブラブラする下っ端のチンピラ,キテとチョルスは,ある日,極道のミンチョルの組に入る。ある日、ジャングル・ジュースという麻薬を手に入れ、売るために釜山を目指す・・・
監督 チョ・ミノ
出演 チャン・ヒョク イ・ボムス ソン・チャンミン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★
コメント  面白くない!
 暴力コメディのような韓国映画のジャンル。それを青春ロードムービー風に仕立て上げたところでさっぱり改善されず・・・
 サッカーの試合で蹴られたためにタマが一つになったチョルス。タマなし野郎と言われてることだけが面白いかも・・・これでもR18なんだ・・・
 クライマックスの遊園地からカーチェイス、そして海に飛び込んだ2人。この終盤だけは爽快感もあるのですが・・・途中が・・・
(2007.9)

ジャンピン・ジャック・フラッシュ 1986 アメリカ
FOX
JUMPIN' JACK FLASH
ストーリー  コンピュータで銀行に送信するしごとの銀行員テリー(ゴールドバーグ)はスパイからの交信文を受け取る。一般市民がイギリスとソ連のスパイ戦に巻き込まれるという話。
監督 ペニー・マーシャル
出演 ウーピー・ゴールドバーグ スティーヴン・コリンズ キャロル・ケイン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  「モスクワ・バイス」とかなんとか収容所とか、ソ連のテレビ番組が映ってしまう職場。ウーピーはこの時代にしてはチャットをやっているほど最先端を行っていた。そこへ外部からのメッセージ、コードネームはジャンピング・ジャック・フラッシュというファンキーな名前についノリノリになってしまった。
 「Mick,Mic,speak English」などと曲を聴いて歌詞の謎を解明しようとしていたウーピー。パスワードがなかなかわからない。ようやく発見した「Bフラット」というキーワード。交信するとイギリス領事館へ行けと命令される・・・
 前半のスリリングな展開とウーピーのポップさ下品さが面白かっただけに、後半になってドタバタ気味のところと予定調和がとても残念。最後にはジャックという王子様が現れて・・・なんてウーピーには似合わない!
(2006.12)

ジャスミンの花開く 2004 中国
日本スカイウェイ
茉莉花開   JASMINE WOMEN
ストーリー  中国現代史を背景に茉莉花(ジャスミン)の名前をつけた祖母、母、娘と三代に渡りチャン・ツィイーがそれぞれを演ずる。
監督 ホウ・ヨン
出演 チャン・ツィイー ジョアン・チェン チアン・ウェン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  最初の茉(モー)の物語だけで満足。親子三代にわたる壮大なストーリーも祖母一人の物語がインパクトありすぎです・・・
 一応、三代それぞれの女性のオムニバスになってはいますけど、チャン・ツィイーがそれぞれの性格を演じ分けていたことだけが特筆すべき点でした。映画スターになりたかった茉(モー)の時代では、日本軍の侵略により幸福な時間があっという間に崩れ去ったので、この落差を演じた彼女に見入ってしまいました。彼女の恋人となる映画会社の社長にも優しさとずるさの両面を持っていたようですが、ちょっとしたすれ違いが原因だったような気がします。そして、世間知らずの彼女が過酷な運命に翻弄され、母親とも確執が生まれるところなどは双方の心理描写が絶妙だったのです。
 娘の莉はそのまま写真館の一人娘という、またもや世間知らずのお嬢様のような性格になってしまいましたが、戦争も終わり中国が共産党国家になったとう時代背景だけが変化しただけで物語としてはメリハリがありませんでした。そして不妊に悩み養女をとることになって、父親がその娘花と関係を持ったんじゃないかという被害妄想までおこしてしまう。ここまでくると、家庭内での不和と三角関係ばかりが目立ってきてしまいます。
 妊娠と血と三角関係。男の裏切りと軟弱さ。終盤の嵐の中の路上出産は強烈なインパクトを与えてくれるのですが、茉莉花(ジャスミン)と名前を受け継いだ親子がどう花開くのかと期待していたら、なんだかいつのまにか終わってしまいました。毎年ちょっとだけ咲いて、すぐ散ってしまうのがジャスミンだったのかもしれません・・・
(2006.8)

ジャンパー 2007 アメリカ
FOX
JUMPER
ストーリー  ミシガン州に住む高校生のデヴィッド・ライスは川に落ちてからジャンプ能力を身に付ける。そして銀行の金庫室にテレポートし大金を得た後はやりたい放題・・・しかし、そのジャンパーを狩るパラディンという組織が存在したのだ。
監督 ダグ・リーマン
出演 ヘイデン・クリステンセン ジェイミー・ベル レイチェル・ビルソン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★
コメント  アナソフィア・ラブが年齢をジャンプするとこうなるのか・・・
 サミュエル・L・ジャクソンの髪型はウケを狙ってるとしか思えない映画と、そうでない映画に分かれるように思う。基本的にはスキンヘッドか短髪なんだろうけど、アフロが似合う『パルプフィクション』や、もっともインパクトがあった長髪の『アンブレイカブル』や『ジャッキー・ブラウン』のイメージが残ってしまい、彼の出演作を観る前にはいつもワクワクさせられる。そして、今回は白く染めた短髪。ちょっと怖い感じです。
 超能力の中でもテレポーテーションだけを扱った作品は珍しいので、かなり期待はしていました。フタを開けてみると・・・あれれ、少年時代のパートが面白かっただけに大人になってからは全く面白くない。これじゃ単に自由を手に入れた超能力者の道楽三昧を描いただけのマスターベーション映画だ。
 アクションはまぁ面白いけど、最近のCG技術で何でも出来ちゃうという先入観があるため、「あら、これだけ?」と拍子抜けしてしまいました。ローマ、エジプト、東京と、自由に飛び回るのは観ている者も瞬時に旅行できるような錯覚に陥って楽しいことは楽しい。だけど、『007』シリーズのように世界各国を飛び回るような映画もあることだし、それを縮めただけの旅行映画のような気もします。
 一番辛いのは、主人公が犯罪者なんだし、昔からパラディンとジャンパーの抗争があったとしても感情移入などできないこと。魔女狩りのように迫害された人々とは本質が異なるってところもストーリーの弱点なのでしょう。また、5歳のときに生き別れとなった母親(ダイアン・レイン)にしても説明不足のためかインパクトが薄い。
 日本にもジャンプしてくるんなら伴淳三郎の映像でも流せばいいのに・・・あ、それはアジャパー
(2008.3)



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