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激突! 1972 アメリカ
Uni=CIC→松竹
DUEL
ストーリー 1台の40tトラックを追い越したために、恐怖につつまれる一人の男。
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 デニス・ウィーバー ジャクリーン・スコット エディ・ファイアストーン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  公開当時は小学生であっただろうか。多分初めて観たのは中学生の頃TVにて。
 これが世界の監督スピルバーグの処女作だ!なんてのは後になってから知った。当時でもド派手なアクション映画はいっぱいあったし、こういう人間の心理面中心に描いたサスペンス・アクションは画期的でした。ただし、もちろん車の運転なんて知らない頃だったので免許を取ったあとで再度観たときの方が怖かったです。
 一番怖いシーンは、トラックの運転手が手で合図して追い越させようとするシーン。休憩して追いやったと思ったら再び登場するところ等々。
 しかし、この男優さんの運転、身体とハンドルの距離がすごく短いです・・・

1973年アポリアッツ・ファンタスティック映画祭グランプリ
(2004.1)

激流 1994 アメリカ
Uni=UIP
THE RIVER WILD
ストーリー  週末を利用して家族と川下りに来たゲイルは、そこで陽気な若者ウェイドと知り合う。彼女達一行は彼と行動を共にすることにするが、その若者には知られざるある秘密があった
監督 カーティス・ハンソン
出演 メリル・ストリープ ケヴィン・ベーコン デヴィッド・ストラザーン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  冒頭ではカヌーを漕ぐストリープ。夕焼けをバックに大洋に流れ着く様子は綺麗なんだけどなぜかさびしい。夫(ストラザーン)とは離婚の危機。そんな状況での夫抜きの川下り。だけど遅れてやってきたストラザーン・・・仕事の図面まで携えて(笑)
 息子のロークは『推定無罪』や『ジュラシック・パーク』にも出演していたジョセフ・マッゼロ。この当時の名子役だったんだな。
 途中、急流があって立ち往生していたウェイドたちのボート。川下りの元ガイドでもあるゲイルにアドバイスをもらうためファミリーのボートを待っていたのだ。不気味な存在のジョン・C・ライリーがいい。そして、ベーコンが激流に飲まれ溺れてしまうという事件。ストラザーンが救助に向かうが彼がカナヅチのため殴っておとなしくさせた(当然の行為)。
 水浴びしてるところを見られてから不信感が積もって来た家族。少年は拳銃を見せられ楽しんでいる。後半は犯罪者心理をむき出しにしながらも狂気っぷりを発揮したベーコン。やっぱりこんな役がよく似合う。
 ワンシチュエーションなだけに途中でだれてくるけど、犬とともに彼らを追いかけるストラザーンや、呉越同舟みたいな感覚で激流ポイントを乗り越える心理が面白い。だけど、最後に撃っちゃうところで興醒め。もうちょっといい終わり方にしてほしい・・・

1994年ゴールデングローブ賞女優賞、助演男優賞(ベーコン)ノミネート
(2009.1)

解夏 2003 日本
東宝
ストーリー ベーチェット病と診断された小学校教師高野隆之は、教師を辞め、故郷での暮らしを始める。。。
監督 磯村一路
出演 大沢たかお 石田ゆり子 富司純子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  目が見えなくなる・・・完全に失明してしまう前に何をすればいいのか?・・・そんな悲しみと苦悩を同時体験させてくれた。
 故郷の美しい街並み、旧友との思い出、それに「隆之の目になってあげたい」と言ってくれる女性の存在もあり、彼は幸せであったように思う。確かに、結夏〜解夏の期間は恐怖心に満ちた期間。これを乗り越えなければならないという試練でもある。のほほんと日々暮らしている者にとっては、こういう苦境というものがないと生きがいを見つけることが困難なのかもしれない。
 「モンゴルで何かあったら、会いに来てくれる?」という陽子の問いかけが伏線になって活かされていて、「帰れ」と言われて東京に戻った石田ゆり子の気持ちが良く伝わりました。こうした伏線も含めて素晴らしい仕上がりの映画でした。しかし、宗教くさくなっている点とTVでもよいのでは?と思わされるところに減点・・・

見所は、元気のいい渡辺えり子。しかし、二人で5個、三人で7個って・・・
(2004.1)

ゲゲゲの鬼太郎 2007 日本
松竹
ストーリー  テーマパークの開発に伴い、不気味な妖怪たちが人間を驚かすようになっていた町。小学生の健太は妖怪世界の鬼太郎に助けを求めるが、ネズミ男によって妖怪石が盗まれるという事件も起こり・・・
監督 本木克英
出演 ウエンツ瑛士 井上真央 田中麗奈
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  時給500円というのは最低賃金法違反・・・
 どうなることかと心配していたアニメの実写化映画。ところが、着ぐるみによる妖怪たちとか、VFXの効果はある程度満足いくものに仕上がっていた。幼い頃、初めて見たTVアニメのゲゲゲの鬼太郎は白黒でしたが、さすがにその衝撃度は全く感じられませんでした。俳優陣でもウエンツなんてどうなることかと思ってましたけど、ネズミ男の大泉洋、猫娘の田中麗奈、砂かけ婆の室井滋、子泣き爺の間寛平たちがソックリ度において充分カバーしてくれたと思います。
 映画のストーリーとしては理解し難い部分も多く、大人が楽しむよりは子どもが鬼太郎の行動をどのように受け止めるのかという製作サイドの願いがあったのかもしれません。ネズミ男が妖怪石を盗んで換金した行為、小学生の健太が父親との約束のため妖怪石を秘匿し続けた行為、妖怪裁判で有罪判決を受けた鬼太郎と仲間たちがとった行為等々。大人の観点からすると、環境破壊や住民運動、バブル期を思い起こしてしまうテーマパーク建設のための地上げ行為、一方的な裁判制度、「憎しみは憎しみしか生まない」といった重要なテーマなど・・・ところがそれが上手く絡み合わないのが残念でした。
 その他、健太と美香の父親(利重剛)が現総理大臣に見えてしょうがなかったこと。鬼太郎はあちこちで色んな約束をしてしまうけど、大丈夫なのか?と心配になってしまったこと。妖怪石を今日中に見つけなければ目玉おやじと砂かけ婆が釜茹での刑に処せられるのに、鬼太郎が健太を強引なやり方で石を奪おうとしなかったこと・・・これが重要なポイントになるのに、お子様たちにはどう映ったのでしょうね・・・
 予告編でも見られたマトリックス風の目玉おやじや、一反木綿に乗ったときの疾走浮遊感、鬼太郎の家を取り囲んだ狐たちの特撮など、心地よいほどの映像もありました。もちろん一番の見所は鬼太郎の一瞬ハゲです。また、彼にはちゃんと両目がありましたので、彼の目が目玉おやじになったという噂はあっさりと払拭してしまいました。子どもにせがまれてしょうがなく鑑賞したお父さんには田中麗奈の太股と猫ダンスがオススメです。
(2007.4)

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 2008 日本
松竹
ストーリー  「かごめ歌」を聞いてしまった女性が魂を抜かれるという都市伝説。マーチングバンド部のトランペッター楓(北乃)も聞いてしまい、ねずみ男と鬼太郎に頼みこむ。千年の時を経て蘇った妖怪濡れ女(寺島しのぶ)の呪いを封印するため太古の楽器を集めて「護人囃子の儀」を行うことになったのだが・・・
監督 本木克英
出演 ウエンツ瑛士 北乃きい 田中麗奈
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  いい夢見ろよ。
 「魚が獲れなくなったのは濡れ女(寺島しのぶ)のせいだ〜!」と妖怪イジメのシーンにビックリしてしまいました。丁度今日は全国一斉休漁が行われたからだ。漁船の燃料費高騰による漁業者の窮状・・・現代の妖怪に当たるのは重油の税を引き下げない政府か、それとも燃油価格を釣り上げている先物取引投資家たちか?そのうち魚を食べられなくなる日がやってきて、千年ほど我慢しなければならないのかもしれません・・・
 前作『ゲゲゲの鬼太郎』では原作アニメの世界観を楽しんだにとどまったため、それほど期待もしていなかったのですが、ストーリーも映像も妖怪キャラもパワーアップしている印象が残ります。「かごめ歌」をモチーフにして、その歌を聞いてしまった者が魂を抜かれてしまうというホラー仕立ての内容と、人間と妖怪がそれぞれ憎しみあう醜い構図と“それでも人間を守るのか”というヒーロー鬼太郎の内なる葛藤。テーマだけ取り上げても意気込みが感じられる続編となっていました。
 濡れ女の物語は泣ける。泣ける鬼太郎映画を作ってしまったというべきか。しかも笑える要素も散りばめられ、そのバランスはさすが松竹映画(?)というべきなのでしょうか。ぬりかべをスクリーンにした映像では東映をリスペクトした“妖映”というロゴも見られるし、寛平ちゃんのギャグも楽しめる。それに軽部さんの人魂も・・・
 さらにゲスト俳優の演技も映画を引き締めたものに貢献していました。特にマーチングバンドでトランペットを吹く楓役の北乃きいと、ぬらりひょんを演ずる緒方拳。そして濡れ女の夫役である萩原聖人だ。イケメン好きの女性には夜叉(ソ・ジンブ)。お父さん方には星野亜希がお勧めです。個人的には猫娘の田中麗奈だったんですけど、今回はどうしても妖怪に見えなかったのが不思議・・・
 呪いを解くには濡れ女を封印するという展開となり、雅楽器を集めるところも見どころの一つでしょうか・・・日頃お目にかかれない珍しい楽器だし。そして、鬼太郎の出生の秘密にも触れていて、一族が人間に追いやられ、生き残ったのが鬼太郎たちだけだとか、お母さんの名前が“岩子”だともわかるくらい、かなりマニアックなエピソードも楽しめました。
(2008.7)



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