キー・ラーゴ | 1948 アメリカ セントラル KEY LARGO |
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ストーリー | アメリカ最南端のキーラーゴ。復員将校のボギーが戦死した部下の親子のホテルを訪ねた。丁度ハリケーンがやってきて、強盗団が牙を剥き出した。 | |||
監督 | ジョン・ヒューストン | |||
出演 | ハンフリー・ボガード | ローレン・バコール | クレア・トレヴァー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | ハリケーンの音響効果がすごい。当時としてはいい雰囲気かもしれない。しかし、何だかわからない脚本。戦後まもなくだが、まだまだ強いアメリカを意識して、ドンパチばかりでかなり残酷な結末。救いは、ホテル主人が先住民を助けようとしたことくらいだなぁ。 1948年アカデミー賞主演女優賞 (2005.2)
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キラーコンドーム | 1996 ドイツ アルバトロス KILLER CONDOM |
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ストーリー | ニューヨーク、シチリア出身の刑事ルイージ・マカロニはペニスを噛み切られるという事件を捜査中に自ら被害に遭ってしまう。 | |||
監督 | マルティン・ヴァルツ | |||
出演 | ウド・ザメル | ペーター・ローマイヤー | イリス・ベルベン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | アメリカを舞台に全てドイツ語、大統領候補の演説もドイツ語。笑いのツボをしっかり押さえてあるホラー映画でしょう。マフィア映画をパロディ化しているとしか思えない主人公のシチリア出身刑事という設定も面白く、全体としてはアメリカの陰の部分を風刺しています。 B級のわりには、アメリカそのものや世紀末のカルト教団、そしてひょっとして宗教に対する風刺が利いていて、真面目に作ってあると感じられたな。 (2004.3)
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嫌われ松子の一生 | 2006 日本 東宝 |
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ストーリー | 昭和22年、福岡県で生まれた川尻松子は父親に気に入られようと努力をして中学校教師となり、ある盗難事件によって辞職。その後は小説家の愛人となったり、やがてソープ嬢となったりと、転落の人生を歩む。 | |||
監督 | 中島哲也 | |||
出演 | 中谷美紀 | 瑛太 | 伊勢谷友介 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 波乱万丈転落人生、でも松子は神や天使のような存在。だって相手の男が、クドカン、劇団ひとり、荒川良々etcだもん・・・恋なんて嘘だな・・・ もうちょっと「未亡人は〜」のビデオを見たかったような気もするけど、沢村(黒沢あすか)の別れ際のお礼が羨ましくもあった。未亡人といえば山本晋也カントクの『愛染恭子の未亡人下宿』が印象に残ってます。などと妄想があちこちに飛んでいってしまうと、夢心地になって拉致されるかもしれませんので注意しましょう。 『下妻物語』で見たこともないような映像によって笑いを提供してくれた中島監督ですが、今作品では笑いよりも涙中心でした。誰だって幸せになりたいという願望を持ちながら、ちょっとしたズレのおかげでレールをはずしてしまう運命の皮肉。この主人公川尻松子のクロニクルを読むだけではグロくて陰惨な映像になってしまうはずが、松子が登場するほとんどのシーンにはスクリーンの端に花が添えられていることや、夢を与えるようなミュージカル映画を土台にした美術効果によって松子に感情移入しやすくなっていると思います。また、彼女の甥にあたる笙(瑛太)の目線で松子を追っていく演出にも助けられました。 。同棲相手の男の死によって自らも命を絶とうとするものの、結局は生きていくことを選択し、殺人を犯してしまっても刑務所では手に職をつけて再生の道を歩もうと努力する。ダメ人間のレッテルを貼られたからといって、自分を必要としてくれる人は必ずいるものであって、松子はたまたまその悲劇を繰り返したという特異な例に過ぎない。ただ、一度は道をはずして更正しようとしている人がこの映画を見てもいいかどうかは疑問だ。 ラストの殺人現場の映像にショックを受け、見終わったら家に帰りたくなること間違いなしの映画! (2006.5)
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キリング・フィールド | 1984 イギリス WB THE KILLING FIELDS |
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ストーリー | 1973年、カンボジア、アメリカ軍による極秘空爆を取材するためプノンペン入りした記者たち。やがてクメール・ルージュによる占領によって混乱の渦に巻き込まれ、現地記者のプランだけが取り残されてしまう。。。 | |||
監督 | ローランド・ジョフィ | |||
出演 | サム・ウォーターストン | ハイン・S・ニョール | ジョン・マルコヴィッチ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 胸が痛くなるような悲惨な戦争、内乱。日常の会話の中で突如爆発事件が起きたり、かなりリアリティを追求していた。前半は話がわかりにくいので、もっとラジオ放送を流してほしかった。後半は必死で新政府から脱出するプランが素晴らしかった。ラストのイマジンも時代と世相を表していてgoodですね。 1984年アカデミー賞助演男優賞(ハイン・S・ニョール)、撮影賞、編集賞 同作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞ノミネート その他多数 (2004.2)
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キリング・ミー・ソフトリー | 2001 アメリカ アミューズ・ピクチャーズ KILLING ME SOFTLY |
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ストーリー | ロンドンに住むウェブデザイナーのアリスと建築家のジェイクは幸せな同棲生活を続けていたが、交差点で出会った男に惹かれ、後を追うことに・・・いきなり深みにはまった二人。男は登山家アダム・タリスという名だった。 | |||
監督 | チェン・カイコー 『さらば、わが愛/覇王別姫』の監督 | |||
出演 | ヘザー・グレアム | ジョセフ・ファンズ | ナターシャ・マケルホーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | ひったくり、追っかけるアダム、ひったくりをぶちのめす、プロポーズ、結婚・・・と、常軌を逸した展開である。結婚した途端にアダムがレイプ魔であるという謎の脅迫文が舞い込んでくる。 しかし、途中からつまらなくなってよそ見してたら、へ〜そうなのって感じの終わり方。官能モノとサスペンスの二つを楽しもうなんて・・・この設定じゃ無理ですよね。 (2004.12)
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キリング・ヤード | 2001 アメリカ TVM |
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ストーリー | 1971年、アッティカ刑務所で起きた暴動事件の裁判物語。 | |||
監督 | ユーザン・パルシー | |||
出演 | アラン・アルダ | モーリス・チェスナッツ | ローズ・マッゴーワン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | wowowにて。(テレビ公開用) 人種差別問題や権力によるでっちあげを扱ったノンフィクション作品。テーマが重いためちょっと疲れたけど、ラストは感動した。 何とも異色だったのは、主人公が刑務所の中で弁護士資格を取得したこと。さすがアメリカだ(これも実話なのかなぁ。。う〜む)。 (2003.9)
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キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ! | 1999 アメリカ 劇場未公開 UIP DICK |
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ストーリー | ウォーターゲート・ビルにいるところを目撃されたため、15歳の少女二人がホワイトハウスを見学中、ニクソン大統領に犬の散歩係にスカウトされる。 | |||
監督 | アンドリュー・フレミング | |||
出演 | キルステン・ダンスト | ミシェル・ウィリアムズ | ダン・ヘダヤ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 二人のキュートな少女。70年代ヒッピーファッションが素敵だ。戦争を止めさせようと大統領に直訴するのも素直で可愛い。ベッツィー(ダンスト)の兄に召集令状が着いたばかりだったので、自分達がベトナム戦争を止めさせたと誇りに思っている。“ハロー・ドーリーズ”のクッキーがブレジネフにも気に入って、平和をもたらすなんて素敵かもしれない。 アーリーンはニクソン=ディックに恋してしまい、官邸のテープレコーダーで告白までする。実際の事件関係者の名前で登場するので、事件の概要を知っているともっと楽しめるでしょう。 音楽も70年代ポップス満載!もっと大音量で聞きたかったけど・・・ (2005.7)
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ギルバート・グレイプ | 1993 アメリカ 東北新社=アスミック WHAT'S EATING GILBERT GRAPE |
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ストーリー | エンドールという小さな町で、夫の死後太ってしまった母は7年間外に出ていない。精神薄弱の弟アニーの世話で忙しいギルバートは、祖母とともにトレーラーハウスで旅を続けるベッキーと出会う。 | |||
監督 | ラッセ・ハルストレム | |||
出演 | ジョニー・デップ | レオナルド・ディカプリオ | ジュリエット・ルイス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 今から見れば豪華なキャスト、その中でもディカプリオの演技が素晴らしい。他にもメアリー・スティーバージェンやジョン・C・ライリーが好演。 広大な台地や地平線と夕陽がとても綺麗に描かれているが、町から外へ出る事が出来ないでいる家族と対照的になっている。家族愛というより、お荷物とも言える母親の絶対権力のようなものが感じ取れ、母と弟アニーを中心に動いている描写が面白い。ストーリーでは前半にしか登場しないカヴァー夫妻の存在が影を潜めてしまい、バランスが悪いように感じるのが欠点か。 1993年アカデミー賞助演男優賞ノミネート 1993年LA批評家協会賞ニュージェネレーション賞(ディカプリオ) (2003.9)
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キル・ビルvol1 | 2003 アメリカ ギャガ=ヒューマックス KILL BILL vol.1 |
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ストーリー | 自分の結婚式当日に元仲間だった毒ヘビ暗殺団に殺されてしまったはずの主人公。瀕死状態であった彼女は4年後に意識不明から目覚め、復讐のため旅立つ・・・ | |||
監督 | クエンティン・タランティーノ | |||
出演 | ユマ・サーマン | ルーシー・リュー | 栗山千明 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | ヤクザ映画+スプラッタームービー+マカロニウエスタン!監督のオタクぶりの集大成となるB級大作映画に仕上がった。しかし、この映画は真剣に見てはいけませんね、見所はアクションのみです(笑) 予告編の段階から皆で盛り上がって楽しむ映画です。2部構成になるということで、その分つまらなくなるのではという心配は無用です。ちゃんと伏線が用意されてました。残念なのは、4年間のブランクを埋めるためのトレーニングや服部半蔵から剣の訓練を受けるシーンがなかったこと。しかし、実験的ではあるが新しい手法を数多く取り入れたことが評価できます。 ・名前のP音 ・オーレン石井の生い立ちにアニメシーン ・青葉屋でのカメラワーク ・日本的なチャンバラシーンにウエスタン風音楽 なんとも言えない感覚を味わいました(笑) 前半部分で面白かったのが、ハエや蚊の羽音がサラウンドで飛び回ってたこと。一瞬自分の周りにハエがいるのではと思えました(しかしハエと蚊の羽音は同じ)。おかしいぞ!と思えるシーンはいっぱいあるので、タラちゃんがインタビューで言ってた「多くのアメリカ人は日本を勘違いしてる」という台詞が冗談としか思えないくらいだったな。このことは、アメリカ人の半数以上が銃を持ってるのと同じように、日本人はほとんどが日本刀を持ってるとか・・勘違いされるかもなぁ〜(笑) 笑っていいのかどうか迷うシーンも多かったなぁ。。 ・機内の日本刀 ・不自然なワイヤーアクション ・わけのわからない青葉屋の雰囲気 ・決闘シーンで日本語が中心に… 等々。挙げればかなり出てきそう。 2003年ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート (2003.10)
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キル・ビルvol2 | 2004 アメリカ ギャガ=ヒューマックス KILL BILL vol.2 |
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ストーリー | 死闘の末、毒ヘビ暗殺団の二人を倒したブライドはテキサスへと渡り、次なる目的はビルの弟バドを倒すことであった。しかし、待ち構えていたバドの作戦に嵌り生きたまま埋められる運命に・・・ | |||
監督 | クエンティン・タランティーノ | |||
出演 | ユマ・サーマン | デヴィッド・キャラダイン | マイケル・マドセン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ヤッヂマッダァァー!やはり1作目の面白さは無かった。ただし、この作品は通して観ると壮大な大河ドラマ的面白さがある。vol1で謎であった点も次々と解明され、中国拳法のエピソードも伏線として絡め、ビルとブライドとの壮絶な愛の物語を浮き彫りにさせるのだ。編集の段階でかなり緻密な計算を立てていることが窺えます。 凝っているのは、やはりカンフーの修行シーン。70年代の香港アクションのフィルムイメージに見事に加工してある。記録的な凝り方は、キル・ビル・ファンらしき人たちをも途中退席させるくらいにエンドロールが異様に長いことだろう。オマケ映像があったのに残念だったね。。。 見所は、「えっ!これは『キャリー』へのオマージュか?」と思わせるシーン・・・ゾンビもの全てにオマージュ? (2004.4)
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きれいなおかあさん | 2001 中国 ムービーテレビジョン=JCP 漂亮媽媽 BREAKING THE SILENCE |
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ストーリー | 難聴の息子を持ち、離婚したばかりのおかあさんスン・リーイン。補聴器を買うためには貿易会社勤務のままがよかったのだが、子供と一緒に過ごす時間がほしいため露天商、新聞配達、家政婦などを経験する。 | |||
監督 | スン・チョウ | |||
出演 | コン・リー | カオ・シン | シー・ジンミン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 中国語がさっぱりわからないので、どのくらい正確な発音をしているのかわからない。読唇術もかなり上達するけど、車社会に放り出すのが怖い。難聴、母子家庭、貧乏という三重苦なのだ。家政婦先で犯されそうになるシーン。ありゃやられちゃったか・・・と思っていたのに、何とか切り抜けたのですね。ホッとしました(笑) イジメにあうところはもっと取り入れた方がよかったのではないでしょうか。しかも、服装について言われてただけだったし。 (2005.4)
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