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恋路 1991 フランス
アルバトロス
LA REINTE BLANCHE
ストーリー  1960年、かつて三角関係にあった男ルガルデックが20年ぶりに帰ってきた。黒人女性と結婚し、子供までいたのだが、なぜか嫉妬心が芽生えるジャン。
監督 ジャン=ルー・ユベール
出演 カトリーヌ・ドヌーヴ リシャール・ボーランジェ ベルナール・ジロドー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  自宅を改装してバスタブを売る商売。妻リリ(ドヌーヴ)は20年前に「ナントの女王」として町一番の美人として評判だったが、ルガルデックは町を離れ放浪の旅に出たのだ。色々経験したが、今では猿を連れてピーナッツ売り。子供たちの構成も同じく長女と下に弟が二人がともに同級生だった。
 リリと同じようにナントの女王にしたい親ばかのルガルデックであったが、肌が黒いということもあってジャンは自分が作った山車に乗せたくない。20年前のわだかまりも解けたリリはルガルデックの娘に自分が着た純白のドレスを渡して・・・
 結局、嫉妬深いジャンが町を出て行くことになったが、旅をして男を磨くことが必要だったのだろうか。最後には娘に対して祝福したことから、もうすでに確執も解け始めていたのだろう。平和な未来が予想でき、ほのぼのしたエンディングだ。
(2006.8)

恋するトマト 2005 日本
ゼアリズエンタープライズ
ストーリー  茨城県の嫁不足が深刻な農村。フィリピン女性に騙されて当地で浮浪者生活を送るが日本にタレントを送るという仕事をする正男。
監督 南部英夫
出演 大地康雄 アリス・ティクソン 村田雄浩
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  マガンダンガビ!と無駄に覚えたタガログ語を用いて、フィリピーナのいる店へ飲みに行ってた時代を思い出す。
 茨城県に限らず嫁不足の農村は多い。都会の生活に疲れたと言ってやってくる嫁候補だって実際の農家の生活を体験すれば逃げ出したくなるのでしょう。映画の舞台もその一つ、世話好きそうな藤岡弘がダンスパーティに積極的だったり、諦めムードの村田雄浩がいたり、農家がよく似合う大地康雄が富田靖子に果敢にアプローチしたり・・・結局、富田靖子の縁談はまとまらずに、フィリピンパブで出会ったリバティ(ルビー・モレノ)ととんとん拍子に話が進みフィリピンまで行き、結婚を承諾してもらい父親に結納金200万を渡してしまう。
 久しぶりに見たルビー・モレノでしたが、彼女は結婚詐欺師でした。野田正男(大地)は彼女を探すけど、そのうち浮浪者と成り果ててマニラを彷徨する。そんな彼を助けたのがフィリピン女性を日本に送り込むブローカーの中田(清水紘治)だったのだ。正男がそのブローカーの仕事に慣れてきた頃、裏の仕事まで手伝わされるようになるが、仕事途中にフィリピンの農村で稲刈りをする家族に出会い、忘れかけていた故郷の畑仕事を思い出すのだった・・・
 この後は典型的なラブストーリーへと発展するのですが、どん底生活と悪の道にも染まりだした男が本当にやりたいことを再認識するまでの波乱万丈ぶりが見事にストライクゾーンに入ってしまいました。そして、貧しいフィリピン農家であっても偽善的な金や物は受け取らないというプライド。大切なのは土と水と太陽なのです。さらに、日本人と結婚することにも過去の戦争の影がつきまとい、全面的には信用できないというフィリピン人の心の奥まで見せてくれました。
 ベタな展開だというのに号泣です。主演の大地康雄が構想から10年を経て企画、脚本、製作総指揮をもつとめるという熱の入れようは嘘ではありませんでした。農家の方がご覧になると、辛い現実を突きつけられるだけなのかもしれませんが、むしろ農家以外の方にオススメです。将来、家庭菜園したくなるかも・・・
(2006.9)

恋に唄えば 2002 日本
東映
ストーリー  サトルと楽しいデートのはずが、一方的にふられてしまったユミ。勤めているデパートの催事場に展示してあった壺に「願いごとを叶えてよ」とさすると、魔法使い(竹中)が現れた・・・
監督 金子修介
出演 優香 玉山鉄二 竹中直人
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  ひとつだけ願いをかなえてもらえることになり、サトルとよりを戻したいと願うユミ。オーストラリアへ旅立ったと知った彼女は、結局自腹で現地へ向かうことに・・・いきなり手品師の泥棒に遭い一文無しになった二人。そこから珍道中を繰り広げるものの、日本へ帰ってからはその部分の記憶を失ってしまう。
 サトルは死期が迫る幼なじみに付き添っていたが、願い事をその子を甦らせることになってしまったのだ。そして1年後、花屋の店員となったユミと姿を変えた壺男が結婚式場へ向かう。竹中直人が篠原ともえに変身するなんて、かなりいいキャスティング。動きがそっくりだ。竹中直人はうざいだけの演技だったけど、この篠原ともえの歌がいい。もちろん優香ちゃんもいい。ミュージカルを作るという勇気にも・・・

2002年日本アカデミー賞新人俳優賞(優香)
(2006.11)

恋のエチュード 1971 フランス
東和
LES DEUX ANGLAISES ET LE CONTINENT
ストーリー  フランス人クロードはイギリス人姉妹アンとミュリエルと出会い、互いに淡い恋を抱く。
監督 フランソワ・トリュフォー
出演 ジャン=ピエール・レオ キカ・マーカム ステイシー・テンデター
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  淡い恋のつもりが姉アンと愛人関係となる。最初彼女は妹とクロードをくっつけたかったのだ。時が過ぎれば大人の恋に変わる。悔やまれる恋。簡単に肉体の恋を結んでしまう方に傾くのも頷けるのですが、やはり純粋な恋を貫いたほうがよかったのだろう・・・
 物語は淡々と私小説を描いているだけなので、感情移入などできない。最後にはアンも病死するのにミュリエルがクロードの求婚を断った理由が人種・文化の違い。やはりトリュフォー作品は苦手だ。良かったのはアン(キカ・マーカム)のヌードだけ。腋毛も自然で美しい。
(2006.11)

恋のドッグファイト 1991 アメリカ
劇場未公開 WB
DOGFIGHT
ストーリー  ベトナム出征前夜の若き海兵隊員たちはドッグファイトと呼ばれる、パーティに誰が一番ブスな女の子を連れてくるかというゲームに興じる。
監督 ナンシー・サヴォカ
出演 リバー・フェニックス リリ・テイラー アンソニー・クラーク
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  美人に逆ナンされても断らなければならない過酷なゲーム。ナンパのテクニックも人それぞれで面白いけど、遊びだと割り切っているからこそできる方法なのかもしれない。海兵隊を意味する“ジャーヘッド”という言葉も一般市民には知られていなかったことがわかる。
 ゲームが終わってからはローズ(リリ・テイラー)への謝罪とともに果敢にアタックするという平凡な展開だったが、高級レストランで汚い言葉を使うとか、面白いシーンがある。
 フォークソングが好きなローズはジョーン・バエズなんかを聞いてることもあって、戦争による解決には疑問を感じている女の子。しかし、1966年はまだまだ反戦ムードもなかった時代。ケネディ暗殺事件も取り入れているし、なんとなくノスタルジーに浸ってしまうかのような作りになってるかなぁ。戦地でのシーンもちょっとだけだったし・・・
(2006.12)

恋は五・七・五! 2004 日本
シネカノン
ストーリー  統廃合間近の高校。個性的な5人の高校生が俳句甲子園を目指して奮闘する文科系スポコン映画。
監督 荻上直子
出演 関めぐみ 小林きな子 蓮沼茜
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  金なくて観れなかったよこの映画。
 イトーエンに応募し続けるが一度も当選したことのない山岸。帰国子女の治子。写真部の土山、”印画紙に写せぬ君の笑い声”とという句が光っていた。
 ライバル古池高校の中村晴日が面白い。南風〜には爽やかな風が・・・
(2006.3)

恋は足手まとい 2005 フランス
バップ=ロングライド
UN FIL A LA PATTE
ストーリー  上流階級の歌姫リュセットの恋人は貧乏なエドワール。彼は玉の輿に乗ろうと金持ちの娘と婚約を間近に控えていて、式が始まるまでには別れ話を切り出そうとするが、次々とリュセットの屋敷に彼女目当ての客人が訪れて・・・
監督 ミシェル・ドヴィル
出演 エマニュエル・ベアール シャルル・ベルリング ドミニク・ブラン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ ★★★★ ★★
コメント  脱がないのにとてもエロチック・・・と思っていたら男が脱いでた・・・見えてるよ・・・
 前半は歌姫リュセット(エマニュエル・ベアール)の屋敷内のみ、後半はデュベルジェ男爵夫人(ドミニク・ブラン)邸とリュセットの恋人エドワール(シャルル・ベルリング)のアパートだけ。限定された場所ばかりなのに縦横無尽に人物がコミカルに動き回り、フランス社交界の馬鹿馬鹿しさをも表現していました。
 貧しいエドワールは逆玉ばかりを狙い、いよいよ金持ちの娘と婚約することになった。しかし現在の恋人は歌姫リュセット。彼女と別れるために屋敷に来たのに、そこにはリュセットに求婚するべ現れた成金野郎やら、婚約式の公証人やら、詩を売り込もうとしに来た男やら、前夫までもがやってきて賑やかになってしまう。いざ式へと向かうエドワールだったが、そこには恋人リュセットも現れて騒動になる・・・
 笑いの切れ味もイマイチだったのですが、社交界の前提条件に「結婚相手と愛人は別」ということをおかなければ理解しがたいのです。みなリュセットに夢中だったり、エドワールが婚約を隠していることが中心となっていたりしますが、脇役が意外とカップルになってしまうことが面白かったでしょうか。
 ベアールは相変わらずコケティッシュな魅力を発散していましたが、金持ちの娘を演じたサラ・フォレスティエが初々しい色気を感じさせてくれるので男性陣にはたまらない映画かもしれません。注目株です。
(2006.11)

絞殺魔 1968 アメリカ
FOX
THE BOSTON STRANGLER
ストーリー  1週間のうちに同じ地域の老女が2人殺された。ワインの瓶でレイプされ、絞殺されていたのだ。
監督 リチャード・フライシャー
出演 トニー・カーチス ヘンリー・フォンダ ジョージ・ケネディ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  なかなか犯人に辿り着けない捜査陣。ジョージ・ケネディの刑事はなかなか渋くていいのですが、そのイライラ度が全然伝わってこない。容疑者のことはかなり調べてあって警察の徹底した調査力に驚くのですが、全体的に淡々としすぎているのだ。だらだらとしているうちに11人目の犠牲者が出た。
 シリアルキラーものなのに、トニー・カーチスという二枚目俳優が犯人だ。途中何度も出てくる疑わしい人物たちのほうがよっぽど犯人らしい。
 この淡々とした描写はセミドキュメンタリーのような雰囲気を醸し出す効果もあったのでしょうけど、画面分割が多く、懲りすぎているような気もする。
 容疑者アルバートが捕まってからは、ディテクティブストーリーから一転、サイコ系の映画となる。トニー・カーチス演ずる犯人役は二重人格者。物証もないので自白に頼るしかなかったのだ。彼はまるで記憶障害であるかのよう。自分で何をしたのかさっぱり覚えてない。時折フラッシュバックの回想シーンが織り交ぜられるところが当時としては斬新だったのかもしれないが、結末がない映画という珍しいエンディング。ずっと悩み続ける精神病患者となり、犯罪を未然に防ぐ法律が整備されてないと締めくくる・・・
 しかし、自白に頼らざるをえない状況というのは危険だ。裏を返せば、彼は冤罪で拘留され続けている可能性だってある。何でもわかるヘンリー・フォンダの分析官もお手上げだ。
(2006.11)




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