恋と花火と観覧車 | 1997 日本 松竹 |
|||
ストーリー | 森原邦彦(長塚)とのぞみ(風吹ジュン)の夫婦。妻が病死してから、一人娘のひとみ(酒井)を育て8年が過ぎた。結婚情報サービスのイベントに参加し、年上の男に憧れる野々村史華に出会う・・・彼女は取引先のOLだったのだ。 | |||
監督 | 砂本量 原作:秋元康 | |||
出演 | 長塚京三 | 松嶋菜々子 | 酒井美紀 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 娘はなぜか明るいおばさんが好みで、何かと後押ししようとしている。グループ交際っぽくなって積極的になる史華。観覧車でのキスって、なんだか懐かしい・・・あぁ。 最後に二人がキスをすると、周りの客が次々と・・・これを日本でやったらサマにならないだろうなぁ。花火は綺麗だけど、それだけの映画。エンドロールではみんな結婚してたし、なんだか結婚相談所のPR映画のような気もする・・・ううむ。紅茶のエピソードが良かっただけに残念な作品。 (2008.9)
|
恋にあこがれて in N.Y. | 2001 アメリカ 劇場未公開(UIP) HEAD OVER HEELS |
|||
ストーリー | すぐに男を信用して惚れてしまう絵画修復師のアマンダは4人のモデルとルームメイトになり、豪華アパートに暮らす事になった。 | |||
監督 | マーク・ウォーターズ | |||
出演 | モニカ・ポター | フレディ・プレンゼ・Jr | シャロム・ハーロウ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 犬dogをdickと言い間違えるアマンダ・・・エッチなのかな?と思っていたらルームメイトはセクシーモデル4人!毎日男が詰め寄って選り取り見取り・・・そんなアマンダはちょいと置いてけぼり。窓から見える部屋には、グレートデンのおかげで知り合ったジム(プレンゼ)。それとなくアタックしてくるし、「すぐ女性を信じてすぐ破局」という言葉に共感し興味を持つので、普通のラブコメか?と思っていたら・・・ セクシーでポップな『裏窓』といった雰囲気で、ジムの部屋で殺人事件を目撃し、警察に通報するが死体も見つからない・・・徐々に殺人は勘違いと思い直し、デートを重ねるアマンダであったが、行方不明の女性が死体で発見という新聞記事。そこからはドタバタ・アクションとなるのだが、ジムがナイフの達人でFBI捜査官だという事実も・・・ ファッションショーに結びつける展開も面白かったけど、モデル4人がトイレに隠れてウンコまみれになるシーンは圧巻!他にも笑える小ネタがいっぱいだった。綺麗なねーちゃんばかりだったなか、目立たなかったけど、同僚のリサ(チャイナ・チャウ)が良かったなぁ・・・ あと、背中くねくねを見たかった・・・ (2007.12)
|
恋の潜伏捜査 | 2005 韓国 劇場未公開 SHE'S ON DUTY |
|||
ストーリー | 学生時代に江北を牛耳った「チャン(番長)」出身の女性刑事が,再び女子高生に偽装して高校に潜入する話 | |||
監督 | パク・クァンチュン | |||
出演 | キム・ソナ | コン・ユ | ナム・サンミ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 女子高生役で潜入捜査で大物を逃してしまったジェインは組織のNO2の所在を調べるために高校生に逆戻り。狙いは娘である、優等生のスンヒという女子生徒だ。 転校生としていきなりリンチにあうかと思ったら、逆に女番長グループをのしてしまう。そんなとき同じく最近転校してきたノヨンと知り合うジェイン。なんだかんだと男の番長も倒してしまい、学校の番長にまでなってしまった。 最初に登場した日本に留学経験のある先輩刑事が胡散臭いと思ってたら、やっぱり寝返りやがった。で、ノヨンはいったい何者なんだ?同じく日本語が得意で高校に潜り込んでたのに、その対峙シーンがあやふや。一応ラブコメなので途中の血なまぐささはおざなりってことなんだろうけどスッキリしない。 アクションシーンよりも、模擬試験のカンニングシーンがのほうに緊張してしまった・・・ (2008.1)
|
恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ | 1989 アメリカ ギャガ THE FABULOUS BAKER BOYS |
|||
ストーリー | 15年のプロ生活を続けてきたピアノジャズ兄弟。彼らが贔屓にしていたクラブでもほされ気味。起死回生にとジャズボーカルを雇うことにしたのだが、 | |||
監督 | スティーヴ・クローヴス | |||
出演 | ミシェル・ファイファー | ジェフ・ブリッジス | ボー・ブリッジス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | フランクとジャック、ピアノ連弾のジャズコンビ。兄は後頭部の薄毛が気になってスプレーをかける。実際の兄弟だけに似ている二人・・・彼らが奏でるジャズも渋いけど、デイヴ・グルーシンの音楽には最初からひきつけられてしまう。 フランクは家庭を持っているためスージー・ダイアモンドとは恋愛になりそうもないが、ジャックは独身。フランクはジャックに釘を刺す。「一晩限りの女じゃない、仕事のパートナーなんだ」と。それくらい大切な存在となった。しかし、大晦日のカウントダウンの後・・・ 寝てしまったことが引き金となって、兄弟もぎくしゃく、スージーはCMガールにスカウト。ジャックが場末のバーでコンボジャズに参加するなんてところは気持ちがわかるなぁ〜♪ 恋の行方も気になるところだけど、兄は堅実そうだし、ピアノ講師だけでも暮らせていけそう。そして弟はタバコの吸い過ぎだし、破たんしそうな生活で寿命も短そうだ・・・仮にスージーとうまくやっていけても彼女も破たんしそうだし・・・ううむ。想像すると、それほど気持ちいい終わり方じゃないな・・・恋がどうのこうの言う年齢でもないだろうし・・・ 1989年アカデミー賞主演女優賞、撮影賞、作曲賞、編集賞ノミネート 1989年ゴールデングローブ賞女優賞 その他いっぱい (2008.10)
|
恋人はゴースト | 2005 アメリカ 劇場未公開 JUST LIKE HEAVEN |
|||
ストーリー | 妻に先立たれたデヴィッドが見つけたマンションに交通事故で死亡した医師エリザベスが出現する。しかし、彼にしかエリザベスが見えないのだ・・・ | |||
監督 | マーク・ウォーターズ | |||
出演 | リース・ウィザースプーン | マーク・ラファロ | ドナル・ローグ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | カウチにこだわりのあるデヴィッド(ラファロ)。景観が素晴らしくても、お買い得でも関係ない。とにかくソファが快適じゃないと住む気にならないのだ。そんなときに現われたエリザベス。完全な幽霊というわけじゃなく、事故により3か月昏睡状態が続いているのだ。医者といっても研修医から昇格したばかりで、働き者で皆に慕われているが、姉に安楽死の同意書にサインをするように迫る医者もいるのだ。 生命維持装置を外すとやばい!姉の承諾を止めさせなければならないという後半の展開。そのためにはエリザベスしか知らない事実を伝えなくてはならない。しかし”異常者”扱いされ失敗。最後の手段は植物状態のエリザベスを強奪することだ!姉の元カレがデヴィッドの友人だったことが幸いしたか?!・・・ オカルト専門書店の男がジョン・ヘダー。『バス男』と同じように笑える。展開もベタだけど、眠れる森の美女のようにキスをしたら、見事蘇った・・・けど、ゴーストとして付き合ってたことを全て忘れてしまっていたのだ。「“愛してる”なんて初めて言われた」とか医者になることに専念していたウィザースプーンはかなりウブなキャラ。ラファロが造園設計士という職業だったのも良かったかな。最後はかなりの賭けなのに。 (2008.5)
|
高校教師 | 1993 日本 東宝 |
|||
ストーリー | 女子高教師と女性との禁断の愛を描いた物語。かつてラグビー日本代表で期待の星だった羽野一樹は教師となり、女子生徒繭の万引きを目撃するも、一緒に逃げだしてしまう・・・ | |||
監督 | 吉田健 原作:野島伸司 | |||
出演 | 唐沢寿明 | 遠山景織子 | 鈴木杏樹 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | そういえばTVでは大ヒットしてたなあ。真田広之と桜井幸子で。とにかく90年代のTVドラマが次々と大ヒットしてしまった野島!この頃は「〜劇場版」という形じゃなくて、キャストを変えることが流行っていたのかなぁ・・・ ドロドロと不幸のどん底の2人。おまけに一樹のせいで植物状態になった友人の妹(鈴木)は近親相姦。荻野目慶子は夫に逃げられ・・・と、まぁ大変なキャストである。そして、繭の父親も殺されるという、取ってつけたような不幸な展開。厭世的な思惑は世紀末思想と合致したのであろうか、それとも「他人の不幸を」ということで人気があったのか、わけがわからない・・・ (2008.4)
|
光州5・18 | 2007 韓国 角川映画 MAY 18 華麗なる休暇 |
|||
ストーリー | 1980年、韓国の光州で実際に起きた悲劇。両親を早くに亡くしたタクシー運転手ミヌ(キム・サンギョン)と高校生の弟ジヌ(イ・ジュンギ)。弟と同じ教会に通う看護師シネ(イ・ヨウォン)に恋したミヌは弟を連れて映画を観ることに成功したが、外では暴動が起こっていた・・・ | |||
監督 | キム・ジフン | |||
出演 | アン・ソンギ | キム・サンギョン | イ・ヨウォン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | ウンコという絆で結ばれた戦友・・・ 当時の韓国の情勢など知る由もなかった1980年。隣国でこのような残虐な事件があったことに衝撃を受け、軍事政権に対する憤りのおかげで映画館の席を立つまで身体の震えが止まらなかったほどでした。徹底抗戦を繰り広げる光州市民の決断について、日本でこんな事態になったなら?等々、考えさせられることも多く、ずっと心に残りそうな映画。 両親を早くに亡くしたタクシー運転手ミヌ(キム・サンギョン)と高校生のジヌ(イ・ジュンギ)の兄弟。ミヌはジヌと同じ教会に通う看護師シネ(イ・ヨウォン)に恋していた。同僚インボン(パク・チョルミン)の後押しもあって、なんとか映画に誘い出すことに成功。弟も同伴でコメディ映画を観ていたら、催涙弾とともに傷ついた男が兵に追われて助けを求めて館内に・・・ 1979年の朴正煕大統領暗殺によって訪れた束の間の民主化の兆し。平和に暮らす国民の前に立ちはだかったのは軍による学生デモの鎮圧であった。全斗換退陣、金大中釈放などのシュプレヒコールを行う学生たちに襲いかかる理不尽な力。デモとは関係のない一般市民にも軍隊による残虐行為が繰り返されるのだ。 韓国でもタブーとされてきた光州事件を暴くドキュメンタリー映画のような内容を想像していたけど、力のない小市民が極限状況においていかに抗戦するようになったかという心理状態や家族や恋人のみならず、同じ市民への愛も感じられるドラマでした。大学生の息子を殺された盲目の女性、父親を殺された幼子、同級生を殺された高校生たちやその教師。感情移入せずにはいられない・・・ シネに対する中学生並の純情な愛に微笑ましくなり、演ずるイ・ヨウォンが徐々にともさかりえに見えてきた。鼻と口元がとてもよく似ているんです。その父親は元軍人であり、市民軍の隊長となるアン・ソンギ。終盤にキム・サンギョンが彼に「アボジー」と泣き叫ぶシーンに涙がこぼれ、追い込まれた市民兵が「名前を忘れないでくれ」と次々に無線機に呼び掛けるところで大泣きでした。 軍事クーデターによる政権がいかにおぞましいものであるか、権力による情報操作がいかに世の混乱を拡大させるか、などとあれこれ考えてる中、末端の兵士だって同じ韓国人なんだと思うと、ますます悲しくなってくる。事件が拡大した原因には兵役義務があったり、国民性の違いがあるためと簡単に片づけてしまう嫌韓の方もあろうが、このような惨劇はどこの国においても起こる可能性があるものだ。軍隊(自衛隊だってそうだ)は決して国民を守るための組織ではないということを忘れてはならないと思う。 (2008.7)
|
皇帝円舞曲 | 1948 アメリカ Par THE EMPEROR WALTZ |
|||
ストーリー | 20世紀初頭、オーストリアを治めるフランツ国王が開く舞踏会へ米国人セールスマンのスミス(クロスビー)が蓄音器を売りつけるためにやってきた。 | |||
監督 | ビリー・ワイルダー | |||
出演 | ビング・クロスビー | リチャード・ヘイドン | ジョーン・フォンテイン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | なんだか音楽が楽しい。運動会の雰囲気。 冒頭では舞踏会に窓から侵入して伯爵夫人に近づくシーン。あれはセールスマンよ!と観客が噂する。シリアスなドラマかと思えば、かなりコミカル。蓄音器を入れていたブラックボックスが爆弾だと騒ぎになったり、犬についてのエピソードがたっぷり。 アメリカの庶民とオーストリアの貴族との恋。蓄音器を売ることと別れることを天秤にかけたものの恋は冷めやらぬ・・・なんだか最後の展開が強引すぎるけど、雑種犬について納得したということか・・・ バイオリンの町がなぜだか幻想的。 1948年アカデミー賞ミュージカル音楽賞、衣装デザイン賞ノミネート (2008.6)
|
荒野の1ドル銀貨 | 1965 イタリア/フランス 東京第一 UN DOLLARO BUCCATO |
|||
ストーリー | 南北戦争が終わり、捕虜となっていたゲイリー・オハラと弟は帰途についた。ゲイリーは一足先にコロラドに着き、マッコッリーに雇われることになった。 | |||
監督 | カルヴィン・ジャクソン・パジェット | |||
出演 | モンゴメリー・ウッド (ジュリアーノ・ジェンマ) |
イヴリン・スチュアート | ピーター・クロス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | ゲイリーは1ドル銀貨を元手に成功を夢見る。無法者になる者が多い元南軍兵士は雇われにくい。戦争が生んだ不況をも描いていた。しかも北軍に銃身を短く切られ使い物にならないのだ。イエローストーンの町に到着した彼がマッコーリー(クロス)にもらった仕事はブラックアイという無法者を捕え、保安官に引き渡すこと。しかし、ゲイリーは丸腰に近い。向かい合った瞬間、ゲイリーは弟であるブラックアイに撃たれてしまい、マッコーリーがブラックアイを撃ち殺す・・・ 農夫に助けられ、ある村の用心棒になろうとしたゲイリー。そこでブラックアイは農民の味方だという真実を知る。そして、マッコーリーこそが無法者を操るボスだったのだ。 昔から何度もTVで放映されていて、子供の間でも大人気のジュリアーノ・ジェンマ。早撃ちなどの銃さばきよりも、殴ったりするアクションのほうがカッコよかったためだろう。無法者のアジトに潜入したのはいいが、同じ元南軍兵士をスパイに使ったゲイリーは彼を殺せと命令され、ライフルを貸してくれと頼み、そのライフルに弾が入ってなかったという、今ではよく使われている駆け引き。拷問されるが、そこへゲイリーの妻が連れてこられ・・・絶体絶命のピンチ! あくまでも合法的にといマッコーリーに対抗するかのように、最後は暗闇の中で静かに近寄るシーンが魅力的。中盤までは敗残兵の名誉なんかにもこだわっていたところがイタリアらしいところなのかもしれない。そんなことはともかく、やっぱりジェンマは永遠のヒーローだなぁ。 (2008.4)
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||