怖がる人々 | 1994 日本 松竹 |
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ストーリー | “恐怖”をテーマにした短編5篇のオムニバス。 | |||
監督 | 和田誠 | |||
出演 | 真田広之 | 熊谷真美 | 小林薫 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 第1話:箱の中 マンションのエレベータに閉じ込められた真田広之と原田美枝子。「田島に頼まれた島田ね!」と恋人の不倫のため疑心暗鬼になる女。★★ 第2話:吉備津の釜 就職のため活動する熊谷真美。飲み屋で知り合った女清水ミチ子に就職の世話をすると言われて次の日飲み屋に行くが・・・★ 第3話:乗越駅の刑罰 無賃乗車の罪で駅員と押し問答になった作家斎藤晴彦。もう1人の駅員が来て猫スープを食べさせられそうになる。舞台劇のようなやりとりでワンカットが続く。言葉の揚げ足取りの駅員萩原流行が面白い。★★★★ 第4話:火焔つつじ 土砂降りの雨の中、宿屋で黒木瞳と相部屋になってしまった。なかなか寝付けないので、話をする小林薫。男女の仲となり、雨戸を開けたときに怯えていた彼女の理由を問うが、不倫の末に庭の火事で見た炎につつまれた赤子の姿が見えたという・・・★★ 第5話:五郎八空港 無人島に取材に行った石黒賢と嶋田久作。台風のせいで小屋に雨宿りするが、そこにいた住民に空港があると聞かされる。そんな中やってきた飛行機は五郎八が操縦してるのではなくかみさんだった。レオナルド熊、桜金造、渡辺えり子が笑わせてくれる・・・★★★★ 終わってみると、筒井康隆原作の2本だけがムチャ面白かったということに。 (2006.7)
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こわれゆく女 | 1974 アメリカ 東北新社=シネセゾン A WOMAN UNDER THE INFLUENCE |
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ストーリー | 神経症気味の妻メイビル(ローランズ)を持つ水道局員のニック(フォーク)。突然の水道事故があり、妻との約束も守れないことが多い。 | |||
監督 | ジョン・カサヴェテス | |||
出演 | ジーナ・ローランズ | ピーター・フォーク | マシュー・カッセル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | 1人で過ごすわびしさを紛らわすため街に出て、酔ったいきおいで見知らぬ男を家に連れ込んでしまった。しかし、その男をニックと勘違いしてしまうほど精神状態があやふやだ。 メイビルのこわれていう過程をジーナ・ローランズが見事に演じていた。『きみに読む物語』でも老人になってからのアルツハイマーによって記憶力はなくなっていたが、この映画では軽度の記憶障害と強迫観念とそううつ症。精神病の患者を持った家族の辛さも胸が苦しくなってくるほど。 白目を剥いたり、医者に対して「悪魔よ去れ!」と叫んだり、徐々に病状が悪化する。悪魔が取り憑いているのは本人であるかのように二重人格ぶりも発揮する。。 インディペンデント系の名監督カサヴェデスらしい、ある意味ドキュメンタリータッチのような撮影法で、リアリティは十分すぎるほど。しかし、この調子で145分という長さになるのは、正直言って集中できなくなります。冗長部分が多く、うまく編集できるのになぁと残念でならない。 1974年アカデミー賞主演女優賞、監督賞ノミネート 1974年ゴールデングローブ賞女優賞 他 (2006.4)
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