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くたばれ!ハリウッド 2002 アメリカ
アミューズピクチャーズ
THE KID STAYS IN THE PICTURE
ストーリー 1970年代に活躍した名プロデューサー、ロバート・エヴァンスの自伝的ドキュメンタリー。
監督 ブレット・モーゲン
出演 ロバート・エヴァンス    
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ 評価できず ★★ 評価できず ★★★
コメント  栄光と挫折、そして復活を描いたロバート・エヴァンス物語。数々の映画制作の裏エピソード、映画ファンには楽しめる作品でした。ただし、ずっとスライドで動きがない。知らない俳優や作品名が出てくると飽きがきてしまう。
 「ある愛の詩」「ローズマリーの赤ちゃん」「ゴッドファーザー」のエピソードは楽しめました。
アリ・マッグローとスティーヴ・マックインの関係なんかは90へぇクラスです。ただ、自慢げに語られてるところも多く、尊敬に値するほどの人物じゃないなぁと素直な感想。。友達のジャック・ニコルソンの方が数段上かも。
(2003.12)

グッド・ガール 2002 アメリカ/オランダ/ドイツ
UIP
THE GOOD GIRL
ストーリー  小さな田舎町。ペンキ塗りの夫フィルと2人暮らしのジャスティンはたいくつな生活に疲れ、、職場のスーパーで働くことになった文学青年ホールデンに惹かれてゆく・・・
監督 ミゲル・アルテタ
出演 ジェニファー・アニストン ジェイク・ギレンホール ジョン・C・ライリー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  年上の人妻に恋する年代。ベッドシーンも演じることができるようになったギレンホールだ。車も運転できない大学生。二人はジャスティンの運転する車でモーテルへ・・・そんな折、同僚の若いグエンが亡くなった。
 それにしても、妻を寝取られる役はジョン・C・ライリーが一番!いつでもそうだ。浮気に気づきそうもない鈍感な性格。彼の仕事仲間であるババが「現場を見たぞ」と脅かしたことによって、次第に罪悪感を感じるジャスティンであった。そしてババに半ばレイプ状態・・・
 ジャスティンは妊娠、しかし夫は無精子症。なんとか騙すもののやがてホールデンは店の金を盗み、逃亡の末自殺する。明るく乾いた風景の中で、重苦しいはずのストーリーが爽やかに伝わってくる。なんだ、この不思議な雰囲気は・・・ライリーのおかげか・・・

2002年インディペンデント・スピリット賞脚本賞
同作品賞、主演女優賞、助演男優賞(ライリー)ノミネート
(2005.11)

グッドモーニング・ベトナム 1987 アメリカ
WB
GOOD MORNING, VIETNAM
ストーリー  1965年。サイゴンにやってきた米軍の専属DJエイドリアン・クロンナウアー。
監督 バリー・レヴィンソン
出演 ロビン・ウィリアムズ フォレスト・ウィテカー チンタラー・スカパット
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  ぶっとびすぎてるDJクロンナウアー。現地ベトナム人の女の子に一目惚れし、強引に英会話教室の教師になったりする。
 普段はバカな下ネタが中心のお馬鹿コメディDJだったが、戦場の真実を伝えたい意志はあった。検閲に引っかかってばかりの原稿。その中でのニクソンの政権放送をちゃかすところが最高だ。惚れた女の子の兄がジミーの店での爆破テロから彼を救うところは悲惨な現状を伝える。ベトナム戦争は始まっていたが、米軍による北爆間近の時代。サッチモの曲が凄い皮肉に使われて、印象に残る。
 アメリカ人とベトナム人は違いすぎる。恋なんてできるはずがない。そして「敵」という意味。アメリカが仕掛けた戦争ばかり。どうして敵が生まれるのか・・・てっきり援助に来たつもりだったクロンナウアーは気づく。

1987年アカデミー賞主演男優賞ノミネート
1987年ゴールデングローブ賞男優賞

(2005.9)

靴に恋して 2002 スペイン
エレファント・ピクチャー
PIEDRAS
ストーリー  5人の女性が真実の愛を求めて懸命に生きる群像劇。
監督 ラモン・サラサール
出演 アントニア・サン・ファン ナイワ・ニムリ アンヘラ・モリーナ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★★
コメント  群像劇は苦手・・・これなら予習をしていけばよかった。
 5人の女性が登場するのです。“盗んだ靴をはく女”、“偏平足の女”、“スリッパをはく女”、“スニーカーをはく女”、“小さな靴をはく女”。一組の母娘があるが、靴に関する性癖・特異性を除いては年齢もさまざま、職業も家庭環境もバラバラである。『オール・アバウト・マイ・マザー』や『ルシアとSEX』などスペインを代表する映画に出演している女優陣。しかし、途中まで名前と好きになる男を把握するのに一苦労した(そして眠気も・・・)。
 群像劇というのは、終盤に人間関係が一気に繋がってくる驚きがあるもので、この映画も例外ではない。靴に関して収集癖、デザイナーへの憧れ等々の面白さもあるのだが、「あれ?あんたたち親子だったの?」とか「えぇぇ、あんたゲイだったの?」、「事故で繋がるのか・・・」などといった複雑な解決法をとってくるので頭が混乱しました。“Shadow of Your Smile”が心地よく、同時進行する痛手の失恋や大胆な演技にゾクゾクさせられました(しかし、幾分女性向に作られていると思う)。

(2005.1)

靴をなくした天使 1992 アメリカ
Col=COLTRI
HERO
ストーリー  窃盗などの罪で保護観察中のバーニー(ホフマン)が飛行機墜落事故に遭遇。座席に挟まれたTVレポーターのゲイリーを助け出すが、その場を立ち去ってしまう。世間はそのヒーローを追うが。。。
監督 スティーヴン・フリアーズ
出演 ダスティン・ホフマン ジーナ・デイヴィス アンディ・ガルシア
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★★ ★★ ★★★★ ★★★
コメント  100ドルの靴を必死で探すバーニー。そこには世間一般のヒーロー像とはかけ離れたものがある。助け出すときにもハンドバッグを頂戴するほどの火事場泥棒。バーバー(ガルシア)が一旦ヒーローになってしまった事実は覆すと大変なことになるだろうと途中考えてしまったが、バーニーの考えは私の考えと一致したみたいです。見事に私の心がバーニーと同化してしまったようだ。それでも、「何故本当のことを言わないんだ?」とハラハラさせられますけどね。。。
 脚本がすごく良いのに、編集において無駄な部分が多いような気がする。バーバーに「バレたらどうしよう」という心境をもっと表現するとかしないと、自殺しようとしていることが不自然になりますよね。
(2004.5)

グッド・ウィル・ハンティング 1997 アメリカ
松竹富士
GOOD WILL HUNTING
ストーリー  心を閉ざしたままの天才青年ウィル・ハンティングの才能に気づいたランボーが旧友であるシェーンと共に彼を更正させ、彼のの才能を活かせるように将来を模索する。。。
監督 ガス・ヴァン・サント
出演 マット・デイモン ロビン・ウィリアムズ ベン・アフレック
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  「君は悪くない。君は悪くない。君は悪くない・・・・」
 泣けました。最近の映画ってセラピー、心療内科の場面が多いですねぇ〜。患者の心を開くまでの過程が非常に興味深いところであります。その場面以外にもセラピーの時間に遅刻してまで解体現場にてチャッキーと語り合った場面。ちょっと作り話っぽくてベタなんですが、「20年後にも今の家に住んでたら、お前をぶっ殺す」って台詞。この辺りはマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を作ったところからもわかるように熱が入ってますね〜。
 ミニー・ドライバーの起用ってどうなんでしょ?美人じゃない云々という論争よりも、ハーバードの知的な女性っていう割りに下品な笑い方がイマイチ納得いかない。
 ラストシーンは潔く清清しい気分にさせてくれました!good

1997年アカデミー賞助演男優賞
1997年アカデミー賞脚本賞
(2003.12)

グッドフェローズ 1990 アメリカ
WB
GOODFELLAS
ストーリー  少年時代からギャングになりたかった男ヘンリーの物語。
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レイ・リオッタ ロバート・デ・ニーロ ジョー・ペシ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★★★ ★★★
コメント  モリ-のカツラのCMが面白かった。親戚の名前が全てピーター、ポール、マリーだというのも笑えた。緊張感だけでなく笑える要素があることで、最後まで集中力が途切れることなく見れましたよ。そういえば、今年がジミーの仮出所できる年なのですね。感慨深いです。
 ギャングのドラマなので感動できるものは何もありませんが、いかれたトミーは怖かったです。「あっ、またキレるぞ・・やっちゃうな・・」という期待には必ず応えてくれます(笑)

1990年アカデミー賞助演男優賞(ジョー・ペシ)
同作品賞、助演女優賞(ロレイン・ブラッコ)、監督賞、脚色賞、編集賞ノミネート
(2004.2)

グッドボーイズ ゲット・マネー 2002 アメリカ
ギャガ・ヒューマックス
ALL ABOUT THE BENJAMINS
ストーリー  マイアミ。賞金稼ぎのバッカム・ベンジャミンはケチな詐欺師レジーを追っていたが、ダイヤ強盗団の事件に巻き込まれた。レジーはロトくじを当てるがなくしてしまい、2人は共同してくじとダイヤを追う。
監督 ケヴィン・ブレイ
出演 アイス・キューブ マイク・エップス トミー・フラナガン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★
コメント  もっと笑えるかと思ってたけど、こんなものなのかな。それよりもアクションが目立っていて、6000万ドルの宝くじと2000万ドルのダイヤとを天秤にかける駆け引きが弱い。
 エヴァ・メンデスがよかったし、悪役のトミー・フラナガンもよかった!そしておばあちゃんスパイスガールズも(笑)
(2005.5)

グッバイガール 1977 アメリカ
WB
THE GOODBYE GIRL
ストーリー  いつも男に逃げられている元ダンサーのポーラが娘と帰宅すると、恋人は去ってしまった。そこへ彼の後輩であるエリオットがやってきて奇妙な同居生活を始めることに・・・
監督 ハーバート・ロス  脚本:ニール・サイモン
出演 リチャード・ドレイファス マーシャ・メイソン クィン・カミングス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  恋人(内縁の夫?)トニーはイタリアの映画監督ロベルト・ベニーニに見込まれて映画俳優の道へ・・・もうベニーニが活躍してたのか。
 『欲望という名の電車』はかなり浸透しているようで、その他映画のタイトルもどんどん出てくる。娘ルーシーもオタクっぽいほどよく知っている。エリオットは「リチャード三世」の主役で頑張っているのだが、実はゲイだったという監督の言いなりになって観客・批評家から総すかんを食らう。
 最初にアパートに訪れてきたときの公衆電話がラストに活かされ、脚本の良さが光る。ありきたりのラブコメディをここまで昇華できることにも驚きだ。

1977年アカデミー賞主演男優賞
同作品賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞ノミネート
1977年ゴールデングローブ賞作品賞、男優賞、女優賞、監督賞、脚本賞
その他いっぱい
(2006.1)

グッバイ、レーニン 2003 ドイツ
ギャガ・コミュニケーションズ
GOOD BYE, LENIN!
ストーリー  1989年、東ドイツ。テレビ修理店に勤めるアレックスの父親は10年前に西側に亡命して、母親は社会主義に執着していた。ベルリンの壁崩壊前に反体制デモに参加したアレックスが母親に目撃され、母はそのショックで倒れ昏睡状態となる。
監督 ヴォルフガング・ベッカー
出演 ダニエル・ブリュール カトリーン・ザース マリア・シモン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  8ヵ月後に母が目覚めたときにはベルリンの壁崩壊の事実も知らずにいたという設定だけで、母親が可哀想になりアレックスと同じ気持ちにさせていただきました。家族の絆という点では、展開がかなり読めてしまうのだが、突拍子もないでっち上げニュースで母親を安心させるテクニックにしびれてしまいました。「ああ、次はこういう嘘がいいかな」などと自分なりに嘘を考えさせられるのも楽しかったです。
 映像では効果的な花火!これが見事にこの映画を引っ張っていってくれます。レーニン像を移動するシーンも不思議と震えがくるほどの美しさです。
 映画全体を通して、資本主義がいいとか社会主義がいいとかの思想のプロパガンダは一切無く(良い所、悪い所の両者をしっかり描いている)、むしろ思想はどうあれ世界が平和であるようにという祈りが込められていて、民族統一を願う家族愛を中心に描かれていることに好感度大です。

2003年ベルリン国際映画祭ヨーロピアンフィルム賞
2003年ヨーロッパ映画賞作品賞、主演男優賞、脚本賞
その他
(2004.4)




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