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マン・オン・ザ・ムーン 1999 アメリカ
東宝東和
MAN ON THE MOON
ストーリー  実在したコメディアン、アンディ・カフマンの物語。
監督 ミロス・フォアマン
出演 ジム・キャリー ダニー・デヴィート コートニー・ラヴ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★
コメント  結局彼を有名にしたのはタクシーのラトゥカだけだったのかな?カフマンのギャグのセンスは最高であるのに、結局は人に受けない芸を追及する人生がすごいですね。人を騙すことが好きなだけってドッキリカメラが好きな人だったのかも。しかし、ここまで徹底してやるとは・・・
 トニークリフマンとの二重人格性も作られたものなんだろうけど、最初からメディアに挑戦状を叩きつけてるようで感心しました。金儲けにこだわらないところも魅力ですね。
 で、この映画はコメディなのか普通の伝記ドラマなのかハッキリしませんよね。ジム・キャリーの演技力が素晴らしいのでコメディじゃないと思った方がいいです。
(2004.1)

 まんじ 2006 日本
アートポート
ストーリー  弁護士の妻・柿内園子は絵画教室で知り合った光子と同性愛の噂を立てられるが、彼女の婚約を破談にするため本当に同性愛のフリをすることになった。
監督 井口昇  原作:谷崎潤一郎
出演 秋桜子 不二子 荒川良々
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント  園子の夫は野村宏伸・・・下手すぎ。
 園子のことを「姉ちゃん」と呼ぶようになった光子。やがてレズビアンの関係になり、気づいた夫は光子を逢うことを禁ずる。なんだかコメディとポルノの融合のような・・・とても文学作品とは思えない。台詞の棒読みもそれを意識したものだろうか。
 ストーリーは昭和初期にセンセーショナルに発表された小説だけに面白いし、真面目なエロティック作品としてもいいんだろうけど、ここまでコメディにされると、小噺としての面白さも加わってくる。こういう味わい方ができるなんて、谷崎文学おそるべし・・・だ。さすがに最後は暗いというかブラックな感じ。
(2007.10)

マンダレイ 2005 デンマーク/スウェーデン/蘭仏独米
ギャガ・コミュニケーションズ
MANDERLAY
ストーリー  アメリカ三部作の第二弾!グレースとギャングの父はドッグヴィルを追われ、南部の土地に辿り着いたが・・・
監督 ラース・フォン・トリアー
出演 ブライス・ダラス・ハワード イザック・ド・バンコレ ダニー・グローヴァー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  ドッグヴィルの衝撃よりは弱かったような気もするけど、アメリカ批判の精神は健在。
 前作『ドッグヴィル』では、主人公グレースが一般市民で父のギャングスターがアメリカそのものであるというわかりやすい構図になっていましたが、それよりも痛烈な批判となっていると聞いていたので、その真相を見極めるため身構えて鑑賞してしまいました。すると、冒頭から奴隷制度がなくなっていないアメリカ南部の町マンダレイへの介入。グレース(ブライス・ダラス・ハワード)がアメリカそのものになってしまった・・・
 奴隷解放宣言がなされ憲法が修正されても未だに白人から奴隷扱いされていた黒人たちが働く大農園。支配者であるママが死んでからは、グレースとギャングの子分たちが残り、民主主義を徹底指導するようになるが、隷属関係に慣れすぎていた彼らはとまどうばかり。なんでもかんでも多数決が全てを決定するといったことを教えるのです。
 横暴な政策、多少の失敗はあっても決定権は民主主義にある。それが甘い幻想であるとグレースが気づいたのは、ある少女の死。ウィルダという黒人女性が肺炎になった少女の食料を奪ってしまったのが原因と、ウィルダが家族たちからの怒りを買ったのだが、表決には逆らえないグレース。あくまでも中立の立場である自分が刑を執行しなければならなかった・・・
 自分の価値観をそのまま押し付けるやり方は、現代に喩えるとアメリカがイラクに対して行ってる政策そのものだと取れるのですが、実は敗戦後の日本に対するアメリカの姿のほうが近いのではないかと感じてしまいました。序盤にグレースの父(ウィレム・デフォー)が言っていたことと妙に符合してしまうからなのです。これは深く考えすぎると日本の憲法問題にまで発展してしまいそうなのでやめておきますが、要するにアメリカの独善的なやり方の無意味さを訴えているのでしょう。
 黒人奴隷問題を訴え、普通ならグレースに感情移入してしまう手法によって、最終章でどんでん返しを見せつけてくれる。また、エンドロールの背景映像では虐げられた黒人の映像。最終章だけ切り取ってしまうと、普通の人種問題を描いた社会派映画になってしまうところも面白い。ただ、最悪の状況になりさえしなければ支配される方が楽だと考える人々も問題があるような・・・やはりアメリカべったりの日本の姿なのかな・・・
(2006.6)

マンハッタン 1979 アメリカ
UA
MANHATTAN
ストーリー  42歳のアイザックはTVライターから小説家に転向しようかと悩んでいる。17歳のトレーシーと同棲しているが、レズビアンに走った前妻が夫婦生活の暴露本を書こうとしていた。ある日友人のエールの愛人メリーに出会い。。。
監督 ウディ・アレン
出演 ウディ・アレン ダイアン・キートン メリル・ストリープ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★
コメント  この手のアレンの映画にストーリーを求めること自体おかしい。高校生のトレーシーがこんなおしゃべりのアイザックに惚れるということもおかしいし、TV局で切れ気味にしゃべくりまくる彼が今まで続いていたこともおかしい。
 別れた夫、別れた妻、不倫相手、高校生と同棲。しかも不倫以外は全く隠し事がないくらい性にオープン。最後にNYの街の映像が「ラプソディ・イン・ブルー」の音楽に微妙に絡むのですが、アレンのNY感はこういう雰囲気なんだなぁ。コメディとして扱っていいのかも微妙だ。

1979年アカデミー賞助演女優賞(マリエル・ヘミングウェイ)、脚本賞ノミネート
その他いっぱい
(2004.2)

マンハッタン・ラプソディ 1996 アメリカ
COLTRI
THE MIRROR HAS TWO FACES
ストーリー  男性とロマンティックな経験をしないまま中年になったローズは大学教授のグレゴリーと結婚することになった。しかし、極度の女性不信に陥っていたグレゴリーは肉体の関係を持とうとしない・・・
監督 バーブラ・ストライザンド
出演 ジェフ・ブリッジス バーブラ・ストライザンド ジョージ・シーガル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  自分がブスだというコンプレックスを持ち続ける女性。『追憶』でも根底にはそれを感じたけど、脚本がいいのでしょうか、鏡が二面性を持ってるなんていう表現はしみじみと訴えてきます。セックスについて学術的にしゃべりすぎるブリッジスも良かった。バーブラ・ストライザンドは当時54歳・・・まだまだいけるじゃないですか。
 ピアース・ブロスナンの存在ってのは、外見だけで女を選ぶ代表選手なのか?それともバーブラがキスしたいがためにキャスティングされたか・・・

1996年アカデミー賞助演女優賞(ローレン・バコール)、歌曲賞ノミネート
1996年ゴールデングローブ賞助演女優賞
その他色々
(2005.6)

マンボ・キングス/わが心のマリア 1992 アメリカ
WB
THE MAMBO KINGS
ストーリー  1952年、結婚したマリアへの思いを残したまま、兄セサール(アサンテ)とNYでマンボ・キングスというバンドを結成したネスター(バンデラス)。ドロレスと知り合ったネスターはマリアを忘れようとする。
監督 アーネ・グリムシャー
出演 アーマンド・アサンテ アントニオ・バンデラス キャシー・モリアーティ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  バンデラスにはミュージシャン役がよく似合う。アサンテのドラムワークも大したもんだ。
 二人の兄弟の性格が全く違うところが上手く描かれてる。どちらかと言うと、ラテン系に限らずミュージシャンに多いタイプは兄の方なんだろうけど、慎重で内気な弟は日本人好みのミュージシャンだなぁ。
 「わが心のマリア」を演奏するときのドローレス(モリアーティ)のうつろな表情もいい。そして弟とマリアの秘密を告白してからの弟バンデラス・・・いい表情だなぁ。結局は結ばれぬ恋を題材にしたほうが名曲が生まれるってことだ。
 「中国人でも火星人でもアメリカでは成功できる」って誰の言葉なんだろう?

1992年アカデミー賞主題歌賞ノミネート
(2004.5)

マンボ!マンボ!マンボ! 2000 イギリス
ギャガ
MAD ABOUT MAMBO
ストーリー  北アイルランドの高校サッカー部。冴えない彼等の中、プロ入りを目指すミッチェルは補欠にもなれないと宣告を受ける。ユナイテッドはプロテスタントのチームだからカトリックの彼は入れないと思っていたら、カトリックのブラジル人が加入していた。
監督 ジョン・フォルト
出演 ケリー・ラッセル ウィリアム・アッシュ ブライアン・コックス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  サッカーは球とともに走るのではなく、球とダンスするんだ!というブラジル人選手が言うと、すぐに感化されてダンスを習おうとするダニー・ミッチェル。ダンス教室で見かけた気になる女の子ルーシーはライバル高校のチアリーダーだったが、しっかり彼氏もサッカープレーヤー。
 タイトルのマンボはそれほど出てこない。ボサノバ、サンバ、マンボとラテン音楽が中心だ。入って間も無いのにルーシー(ラッセル)にダンスを申し込むダニー。苦労してなんとかパートナーになり、ダンスもサッカーもめきめき上達。学校で練習試合をしていたとき、ユナイテッドの監督が見に来て、「テストを受けてみないか」と言われるほどに・・・しかし、その日はダンスの大会でもあったのだ。
 なんだか、簡単にテストに合格するのはがっかりだったけど、ダンスコンテストは失敗。ユナイテッドでは下働きばかりでいいことなし。ルーシーとなんとかしたかったために、試合のハーフタイムにダンスを計画した・・・
 ダンスは頑張ってたし、華麗なトリッキープレイもよかった。
(2006.4)

マンマ・ミーア! 2008 イギリス/アメリカ
東宝東和
MAMMA MIA!
ストーリー  ギリシャのカロカイリ島。結婚直前のソフィは父親の可能性がある3人の男性を母親ドナに内緒で招待してしまう。
監督 フィリダ・ロイド
出演 メリル・ストリープ ジュリー・ウォルターズ ステラン・スカルスガルド
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  バグパイプは日本の逆さ箒の意味があるの?
 ABBAの曲で作ったミュージカル。実はABBAが嫌い・・・というより、大学の軽音楽部在籍中に“アバが好きだとバカにされる”という風潮があったため、敬遠し続けたという理由もあったのかもしれない。おかげでヒットチャートものを録音したテープを掘り起こしてみてもABBAの曲は1曲も入っていない有様だ。しかし、劇中に流れる曲は半分以上知っていた・・・なぜだ?
 どうしてもビートルズの曲で作られた『アクロス・ザ・ユニバース』と比較してしまうのですが、歌詞をいかに巧く利用するかという点では甲乙つけがたいものの、いかにもハリウッド的な作りとなっている本作はやはり芸術性の面で劣っているような気がする。
 父親の可能性がある3人の男性を結婚式に招待するという内容。これまでも本当の父親を探すというテーマの映画はいくつかありました(『ハーフ・ア・チャンス』など)が、3人いるという設定には疑問が残る。2人ならば男女のあいだに“出会い”と“別れ”がある以上、世間でもよくある話だけど、3人になると、真ん中の男性はかなり短期間のお付き合いだったとしか考えられないので“愛”を語るには不自然だからだ。結局サム(ピアース・ブロスナン)がメインになってくるのでどうでもいいことでしたが・・・
 かと言って、楽しめなかったわけじゃなく、ギリシャのカロカイリ島を舞台にしたリゾート気分たっぷりの映像と、ミュージカルの醍醐味を堪能できる楽しい映画でございました。ただ、問題なのはブロスナンの歌が下手だったこと。『シカゴ』のリチャード・ギア以上にガッカリです。

2008年ゴールデン・グローブ賞作品賞、女優賞(ストリープ)ノミネート
(2009.24)




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