メイキング・オブ・ドッグヴィル 告白 | 2003 デンマーク ギャガ=コミュニケーションズ DOGVILLE CONFESSIONS |
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ストーリー | 『ドッグヴィル』のメイキングと出演者の告白。 | |||
監督 | サミ・マーティン・サイフ | |||
出演 | ラース・フォン・トリアー | ニコール・キッドマン | ポール・ベタニー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
評価なし | 評価なし | ★★★ | 評価なし | ★★ |
コメント | 日本語タイトルの“メイキング”に騙された。プロモーション・フィルムの方がよほど熱心にメイキング映像を流していた。むしろ原題の「告白」・・・それも懺悔室に近い。しかも監督に対して気を遣っていて生ぬるい。監督の“フォン”(貴族のミドルネーム)は、実は貴族の出ではない。 (2005.2)
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名犬ラッシー | 1943 アメリカ ヘラルド・エンタープライズ COURAGE OF LASSIE |
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ストーリー | ヨークシャーのカラクラフ家は貧しいながらも血統書つきのコリー犬ラッシーが自慢だ。しかし、生活のため公爵家に売られてしまう。何度も何度も脱走するラッシー。やがてスコットランドの別荘で過ごすラッシーは数百キロ離れたヨークシャーへと旅をする・・・ | |||
監督 | フレッド・M・ウィルコックス | |||
出演 | エリザベス・テイラー | フランク・モーガン | トム・ドレイク | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | シェットランド・シープドッグを見ても「あ、ラッシーだ」と喜ぶ人は、どこか間違っていると思う。 今年はイヌ年。『トゥルーへの手紙』から始まったイヌ年にちなんだ映画鑑賞も、年末の『名犬ラッシー』で終わりを迎える。『トゥルーへの手紙』にもエリザベス・テイラーの出ていたシーンが使われていましたが、そのオリジナル映画版をDVDチェックしました。リズの愛称で知られる大女優もこの映画ではまだ11歳の少女。現代にこの少女がいたら「萌え〜」という声があちこちで聞えてくること間違いなしの美少女なのです。 アメリカ映画なのに舞台はイギリス。一家の大黒柱が失業して生活が苦しくなったヨークシャーのカラクラフ家。少年ジョーが学校から帰るときには校門で必ず待っているコリー犬ラッシーが一家の自慢だ。家の時計が4時10分前になると、少年を迎えに行かなくてはならないので、家族に向かってほえるラッシー。高価な犬であると同時に少年と心を通わせていたのです。しかし、生活のためにラッシーを公爵家に売ることになってしまったカラクラフ家・・・ ラッシーは何度も脱走する。地面を掘ったり、塀を飛び越えたり、本能の赴くまま行動する忠犬。こんな犬欲しい・・・などと言っても餌代はかかるし、なにしろ高価な犬なのです。公爵も賞を取るため彼女には手をかけたいのです。相次ぐ脱走劇に嫌気がさして、数百キロ離れたスコットランドの別荘へ連れていくのですが、帰巣本能も優れているラッシーはまたもや脱走して孤独の旅を続けるのです。 旅先で色んな人との交流があり、ひとときの幸福感を与えてくれる犬。ドッグショウのおじいさんは悲惨なことになってしまいましたが、犬の心もわかるため別れ際にもラッシーに温かなエールを贈る。リメイク版でもこのおじいさん出てくるのかなぁ・・・などと期待してしまいますが、追加されたエピソードがあるらしいので、そっちも楽しめるかもしれません。とにかく見終わってみると、ラッシーに感動するよりも公爵の寛大な心に泣ける映画でありました。今度の公爵役はピーター・オトゥールらしいので彼のウインクも要チェックといったところでしょうか。 子供の頃のラッシーの記憶はTVシリーズだったのですが、この映画でも懐かしさいっぱいになりました。そして、記憶にはないけど、3歳くらいの自分がコリー犬にまたがっていたという話を聞かされて驚いてしまいます。虐待か? (2006.11)
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名犬ラッシー | 2005 フランス/イギリス/米/アイルランド 松竹 LASSIE |
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ストーリー | 名犬ラッシーのリメイク | |||
監督 | チャールズ・スターリッジ | |||
出演 | ジョナサン・メイソン | ピーター・オトゥール | サマンサ・モートン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | なんとネス湖にネッシーが!と、ラッシーが食われちゃうんじゃないかと心配していたコッシーでした・・・ エリザベス・テイラーが出演した1943年版ともTV版ラッシーとも違った、原作に忠実なリメイク作品らしいです。ストーリーそのもので考えると1943年版よりも炭鉱労働者の悲惨さが見事に描写されてるし、戦争が起こってるんだと実感させる描き方もよかった。そして、公爵(ピーター・オトゥール)の孫シーラが自身も寄宿舎から抜け出すという伏線も見事です。ラッシーの冒険もスコットランドの空撮によって、壮大な自然の美しさと過酷な旅がリアルなまでに迫ってきました。さすがにネッシーはいただけませんでしたが、その他のエピソードは満足。 旅の最後が教会だったので、もしかしたら違う展開になるのではないかと不安にもなりました。瞬時に思い出してしまう「フランダースの犬」。祈るような気持ちで観てしまいます。それとも、ひょっとすると公爵家の調教師ハインズに噛み付いて復讐を果たすとか?!などと妄想を続ける中、やっぱり感動して涙してしまうのでした・・・ さすがにピーター・オトゥールは貫禄たっぷりだったし、サマンサ・モートン演ずる母親もなかなかのものでしたが、吹替え版だったのが残念でなりません。公爵の孫娘はヘスター・オジャースという子。最初はパッとしない女の子のように思っていたのに、徐々に愛着を覚えてしまいます。彼女はエリザベス・テイラーのように大成するのでしょうか・・・ 今回のコリー犬は三匹だったらしいのですが、ほとんど一匹だけの演技。犬好きの方ならば、川を泳ぐラッシーが違うとすぐにわかるはずです。そして、ちょっと残念だったのが、どしゃ降り悪天候で汚れたはずのラッシーが次の日に綺麗になっているという編集ミス。ここは犬好きじゃなくてもわかるぞ・・・ (2006.12)
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名犬ラッシー/ラッシー、森を探検! | 1972 アメリカ 劇場未公開 NEEKA |
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ストーリー | アラスカの山脈地帯。森林局レンジャーのスコットと愛犬ラッシーの活躍を描いたTV版ラッシーの4話分をまとめた映画。 | |||
監督 | ディック・モデル | |||
出演 | ジェド・アラン | ロバート・ロックウェル | マーク・ミランダ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 売られた先から逃げて帰るラッシーの話とは違う。だけど、多分テレビシリーズは見たことあるはず。飼い主が大人なので違和感あるけど・・・そして相棒の弟Neekaに会う。 鷲の子を守って山猫との対決、傷ついたラッシーと狼との対決。見どころはいっぱいあるけど、全体的なストーリーはさすがに感動できるものではない。スコットが森林局の調査のためにアラスカで滞在していた物語なのだ。でもジェームズ・スチュアート版よりは楽しめる。 (2008.1)
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名探偵登場 | 1976 アメリカ COL MURDER BY DEATH |
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ストーリー | 億万長者ライオネル・トゥエインという人物から名探偵5人が招待状を受け取った。一同は屋敷に集められ、「真夜中の12時になったら、誰かが殺されるだろう」とホストに言われる。 | |||
監督 | ロバート・ムーア | |||
出演 | ピーター・セラーズ | ピーター・フォーク | デヴィッド・ニーヴン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | すごい・・・こんなに笑えるとは(笑)ピーター・フォークとピーター・セラーズが最高でした。世界中から集められたという設定、もイギリス訛り、フランス語訛り、中国語訛りなどで凝っていました。セラーズはちょっとノリすぎの中国人だとは思ったけど、このキャラは『ピンクパンサー』よりも笑えた。 しかし、本筋はどんでん返しの連続で、腑に落ちないところばかりなんだけど・・・どうでもよくさせてくれました。最初は名探偵と言われてたけど、ラスト近くには小説をおちょくってるとしか思えなかったし・・・ま、役者のおかげでいいコメディになってます。パロディ元がわからなくても充分面白い。 (2004.8)
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名探偵再登場 | 1978 アメリカ COL THE CHEAP DETECTIVE |
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ストーリー | 『名探偵登場』との姉妹作。1939年、サンフランシスコという架空の町。4つの死体がみつかるというミステリアスな事件が起きる。ピーター・フォークは、探偵ルー・ペキンポーとなり、前作は全く関係がない。 | |||
監督 | ロバート・ムーア | |||
出演 | ピーター・フォーク | アン・マーグレット | ドム・デルイーズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★ | ★★ | ★ |
コメント | 殺された友人の探偵フロイド、しかも彼の夫人はペキンポーの愛人。主人公に容疑がかかり、対処する様で笑わせてくれる。前作での密室劇とは違い、普通の殺人事件を扱い、登場人物が多いためさっぱりわからない。しかも会話で笑わせるのが中心なので、ストーリーや犯人探しも興味が無くなってしまう。。。結局はフォークの一人舞台か。本筋が面白くないのだから、『カサブランカ』のパロディってのも面白くない。 (2004.8)
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メイド・イン・マンハッタン | 2002 アメリカ UIP MAID IN MANHATTAN |
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ストーリー | マンハッタンの五つ星ホテルでメイドとして働くシングル・マザーのマリサは、スイートに宿泊中のキャロラインのコートをこっそりと着ることになった途端、上院議員候補のクリス・マーシャルの目にとまり、公園をデートすることに。。。 | |||
監督 | ウェイン・ワン | |||
出演 | ジェニファー・ロペス | レイフ・ファインズ | タイラー・ガルシア・ポジー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | ホテルのメイド版シンデレラ・ストーリーだ。息子タイは70年代の政治マニアぶりを発揮してスピーチコンテストでも活躍する。ニクソンが嘘をついたということで共和党嫌いであるが、母が客の服を着て客の名前を名乗っていることを知って・・・ 身分の違いを乗り越えて、というようなラブコメはうんざりだったはずなのだが、この息子の演技が良かった。ダイアナ・ロスの曲と彼のラストのスピーチが無ければ2点だったはずです。ジェニファー・ロペスもレイフ・ファインズも大した演技ではないのです(笑)。 地中海的というスパニッシュの代用語が出てきたけど、これはどうなんでしょうか・・・ (2004.11)
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メイフィールドの怪人たち | 1989 アメリカ Uni=UIP THE 'BURBS |
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ストーリー | 1ヶ月前に引っ越してきた正体不明の隣人が気になっていたご近所さんたちが、猟奇殺人をしているのではないかと興味を持ち、ウォルターの行方がわからなくなったことを機会に隣人の家を調べ始める物語。 | |||
監督 | ジョー・ダンテ | |||
出演 | トム・ハンクス | キャリー・フィッシャー | ブルース・ダーン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | コリー・フェルドマンが面白い。常に傍観者でいるものの、彼の目で見たオバカなご近所さんたちが引き立って見えました。全体的にくすくす程度のコメディなのだが、ラストに意外性があって面白い仕上がりになっています。やはり、コメディとサスペンスの境目がよくわからないので、いまひとつの出来なのでしょうね。はちゃめちゃな展開に、「そこまでしていいのかよ」みたいな感じでちょっと心配になって笑えないところもありました。 (2004.1)
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