メダリオン | 2003 香港/アメリカ 日本ヘラルド映画 THE MEDALLION |
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ストーリー | 香港警察のエディは、国際警察とともに犯罪組織の首領スネークヘッドを追っていたが、アイルランドへ逃げられてしまう。スネークヘッドの狙いは不死の力を持つという伝説のメダリオンとその使い手である少年ジャイだった。 | |||
監督 | ゴールド・チャン アクション監督:サモ・ハン・キンポー | |||
出演 | ジャッキー・チェン | クレア・フォーラニ | リー・エヴァンス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 今年はゾンビ映画の当たり年である。このジャッキー生誕50周年・日本公開50本目の記念映画も、言ってみればゾンビ映画なのだ。内容は、痛快娯楽アクションなのであるが、香港B級映画のテイストも匂わせ、ハリウッド・ファンタジーの雰囲気もある。アップになると年を感じてしまうが、生き生きとしているジャッキー・チェンの魅力満載です。 笑えるのは国際警察のワトソン(リー・エヴァンス)であり、もしや彼のための映画ではないかと疑ってしまうほど目だっている。ローワン・アトキンソン風の寒いギャグとしつこいほどの台詞・・・「Interpol ! Freeze !」が何度も聞かれます。もちろん最後にはお約束のNGシーンも有り!(ジャッキーが車にはねられるシーン、痛いよぉ〜)。 見所は、ほんの一瞬の麻雀シーン。もっと見たかった。 (2004.6)
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メッセージ・イン・ア・ボトル | 1999 アメリカ ワーナー MESSAGE IN A BOTTLE |
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ストーリー | シカゴの新聞社の調査員であるテリーサ(ペン)は海岸でボトルのメッセージを拾う。亡き妻への手紙をしたためたビンの主を探しだし、やがて彼ギャレットと恋仲になっていくが・・・ | |||
監督 | ルイス・マンドーキ | |||
出演 | ケヴィン・コスナー | ロビン・ライト・ペン | ポール・ニューマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ギャレットがテリーサの家でベッドをともにしたとき、自分の流したビンを見つける。それまでの1時間半がダラダラ進み、かなりつまらないのだ。 失うことで愛の尊さを知るといった永遠の命題のような・・・ごく普通のラブ・ストーリー。海に立つ彼女はまた次のボトルを待つのだろうか・・・ (2005.8)
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メテオ | 1979 アメリカ ヘラルド METEOR |
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ストーリー | 巨大隕石オルフェウスが地球に衝突する計算が高くなった。ボートレースを楽しんでいたブラッドレー博士が召集され、彼の発明したハーキュリーズを発射するよう求められたが、それだけでは足りなかった・・・ | |||
監督 | ロナルド・ニーム | |||
出演 | ショーン・コネリー | ナタリー・ウッド | カール・マルデン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 70年代パニック・ムービーのトリを取るかと思われていたが、映像はイマイチだ。『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』には到底及ばない映像なのだが、当時はCGもないし、VFXだって発達していなかったのだ。 それよりも見るべきところは、アメリカがソ連と手を組んで連合ロケットを発射するという、冷戦時代には考えられないような設定を楽しむべきなのです。ショーン・コネリー演ずるブラッドレー博士は、隕石を破壊するための平和的な核ロケットを発明したのに、軍事兵器として利用されたことに腹を立てていたし、いざ、アメリカが恥をしのんでソ連に頼んでも、ソ連は「そんな兵器なんてもってない」と秘密主義を貫こうとする様子など、興味深いものがある。 アメリカとソ連のロケットが仲良く並んで隕石に突っ込むシーンは何となく楽しいし、ロシア民謡をアレンジしたような音楽も愉快。空気のない宇宙で爆発の音響がすごいのはどうかと思ったが・・・ 1979年アカデミー賞音響賞ノミネート (2005.8)
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メトレス | 1999 日本 松竹 |
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ストーリー | フランス料理店でソムリエとして働く片桐修子は大学教授と不倫中。彼女は愛し合っても愛に縛られない自立した愛人(メトレス)を目指していたのだが・・・ | |||
監督 | 鹿島勤 原作:渡辺淳一 | |||
出演 | 川島なお美 | 三田村邦彦 | 石橋保 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★ | ★★ | ★★★ | ★ |
コメント | さすがワイン好き女優の川島なお美。TV版『失楽園』では脱ぎっぷりがよくなかったためにこの映画に出演したのだろうか。実生活でも渡辺淳一と不倫関係にあったらしいが、この時期にはまだ続いていたのかな・・・川島なお美のエロ度よりもソムリエ度を描いたようなマスターベーションのような内容だし。 自由な愛人とは結婚を望まない。それを大学教授である三田村邦彦に伝えたときにはすでに彼のアラスカ行きの決定や家庭崩壊があった。「妻とは離婚が決まったから結婚してくれ」などという言葉も手遅れだった。岡部(石橋保)が言い寄ってきても、結婚という言葉を聞いたおかげで引いてしまう女心。自分の場所を確保したいがために、三田村からの求婚も退けてしまうのだ。 そういう心理描写や愛人の葛藤などは演技によって心に響いてくるものの、「自由に生きたいのよ」といったそれだけの主張をするための作品だったとは、渡辺淳一が自らの不倫を正当化しようとしているにすぎないと思われます。最後に誰かが死ぬとか、そのくらいの衝撃を与えてほしいものだ。 (2007.1)
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地下鉄(メトロ)に乗って | 2006 日本 ギャガ・コミュニケーションズ=松竹 |
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ストーリー | ||||
監督 | 篠原哲雄 原作:浅田次郎 | |||
出演 | 堤真一 | 大沢たかお | 岡本綾 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 「社長!黒のスリップ、入荷しました!」「そうか、よくやった!それじゃ商品名はタイム・スリップにしよう」 メトロとはパリの地下鉄のことで、日本では東京地下鉄株式会社の愛称が東京メトロというらしい。決してウルトラセブンと戦ったメトロン星人のことではないのですが、原作者が浅田次郎と聞くと、どうしても団次郎を思い出してしまいます。調べてみると、メトロン星人は煙草の中に人を発狂させる毒を仕組んだらしく、この作品の小物でもあるピースの存在が大きくなってきます。また、堤真一が吸っていたタバコが旧パッケージのマイルドセブンだったので、懐かしく感じるのも束の間、笑わせるシーンとなって楽しませてくれました。 堤真一といえば『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞助演男優賞を取ったことが記憶に新しい。そういえば、この三丁目では古行淳之介・古行和子というネーミングに笑ってしまったのですが、このメトロでは本物の吉行和子が堤真一の母親役として登場します。お母さんも一緒に昭和三十年代のセットに登場していたらパロディ映画になってしまうところでした。また、キーパーソンである常盤貴子の起用は、強く生きる女性という設定はうなずけるのですが、同じ満州がらみで『赤い月』を連想してしまいます。 『ローズ・イン・タイドランド』『オトシモノ』『旅の贈りもの』と鉄道関係の映画鑑賞が続き、『時をかける少女』『もしも昨日が選べたら』『イルマーレ』とタイムスリップものが続きましたが、それよりも最近観た映画が兄弟ものがとても多いことに気づきました。不倫といった男女関係も多かったのですが、それよりも異性の兄妹ものが目立ってしまいます。血が繋がってなくてもお互いに支え合うものだったり、異父兄妹だったり、義姉義弟だったり、この映画のように××××だったり・・・そして「罪と罰」!。×くんを演じた中村晴日くんもこっそり存在感をアピールしていました。 ほとんど感想になってない文章ですが、指輪のエピソードはよかったです。評価はやばいかなぁとも思っていたのですが、これだけで加点。それにしても、『鉄道員(ぽっぽや)』に続いて、一発どんでん返し映画のような印象が残りましたが、浅田次郎氏はまさか和製シャマランとは呼ばれないですよね・・・ (2006.10)
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メトロポリス | 2001 日本 東宝 METROPOLIS |
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ストーリー | ロボットと人間が共存するメトロポリス。レッド公が建設する塔ジグラットの頂上に座らせるティマが養子ロックによって阻止された。一方、地下組織のリーダー、アトラスは軍部と手を組み塔を破壊しようとするが・・・ | |||
監督 | りんたろう 原作:手塚治虫 脚本:大友克洋 | |||
出演 | 井元由香 | 小林桂 | 富田耕生 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 革命・クーデターと反革命。秩序と野望が交錯する中で、ロボットだけが粗末にも人間によって惨殺される。ロボットの性質、ロボット三原則を踏まえていることがよくわかる。 手塚作品には必ず登場するヒゲオヤジやランプ。一番うれしかったのは『鉄腕アトム』にも登場するペロだ。ロックという存在も『火の鳥』に出てくるし、政界や軍部のキャラクターの相関がわかりやすい。人間描写がこのアニメだけでは薄っぺらで乏しいのだが、手塚漫画を知っているほど性格が理解できて、ストーリーさえどうでもよくなってくる(実際、手塚初期作品のためか、つまらないストーリーだと思います)。 はっきり言って、ストーリーからは何も得るものはなく、ただ単に故手塚治虫氏へトリビュート(特にキャラクターに対して)しただけのアニメなのであろう。しかも、背景画や音楽などは手塚作品らしくなく、FFのゲームのような感覚にも陥ってしまった。 音楽は全編通してジャジーでいい雰囲気なのだが、レイ・チャールズだけはいただけなかった。絵に関しては、中国の下請け会社にまかせてあるらしく、どことなく中国アニメっぽかったな(よく知らんよ・・・)。 以下、主なキャラクターの登場作品(公式サイトより) ケンイチ 『鉄腕アトム』アトムの級友 ティマ 『火星博士』 ロック 『少年探偵ロック・ホーム』『来るべき未来』『バンパイヤ』『火の鳥』 レッド公 『メトロポリス』『鉄腕アトム』 ヒゲオヤジ(伴俊作) ほとんどの手塚作品 ランプ ほとんどの手塚作品 アトラス 『鉄腕アトム』アトラスの巻 ペロ 『鉄腕アトム』ホットドッグ兵団 ヒョウタンツギ・・・隠しキャラ(ドアのノブ) (2004.8)
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