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みすゞ 2001 日本
シネカノン
ストーリー  26歳で急逝した天才童謡詩人金子みすゞの物語。大正時代、日本海に面した港町。
監督 五十嵐匠
出演 田中美里 中村嘉葎雄 永島暎子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★
コメント  説明不足を補うための詩の朗読。西条八十から認められて詩の投稿を続ける。
 寺島進という旦那がダメ旦那。淋病とか言ってたけど、この時代では治りにくいものだったのだろうか。現代にもいる不思議少女の雰囲気だ。淡々とイメージを繋げた映像なので、誰がどうなったのかよくわからなかった・・・
(2006.2)

ミスタア・ロバーツ 1955 アメリカ
WB
MISTER ROBERTS
ストーリー  第二次大戦中、激戦地を離れた米護送船。小さなヤシの木に異常なまでの愛情を注ぐ艦長は船員全員から嫌われていた。上陸を願う船員たちの願いも虚しく却下される中、
監督 ジョン・フォード
出演 ジェームズ・ギャグニー ヘンリー・フォンダ ジャック・レモン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★
コメント  米海軍の全面協力によって、本物を使った映像。戦列を離れたからといって、こんなに気楽な海軍だとは・・・そして ジャック・レモンがこんなにコミカルな演技していたなんて思いもよらなかった。まぁまぁ面白いんですが。。。
 所詮ロバーツは戦争に参加したがっている男。クルーたちは戦争などどうでもよくて楽しめればいいと思ってる奴ラ。日本人がこの映画を観て面白いわけがなかろう・・・小ネタは面白かったけどさ。

1955年アカデミー賞助演男優賞(ジャック・レモン)
同作品賞、録音賞ノミネート
その他
(2005.11)

Mr.&Mrs.スミス 2005 アメリカ
東宝東和
MR. AND MRS. SMITH
ストーリー  スミス夫婦はそれぞれ違った組織の殺し屋だった。
監督 ダグ・リーマン
出演 ブラッド・ピット アンジェリーナ・ジョリー ヴィンス・ヴォーン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのロマンスも話題となって相乗効果のこの映画。夫婦愛も感じるが、父娘の不仲も感じとってしまう・・・
 アンジェリーナ・ジョリーの父親はオスカー俳優のジョン・ヴォイト。『トゥームレイダー』で共演したにも関わらず、父娘の不仲説がささやかれていた。そんなに気にしなくてもいいのでしょうけど、気になることがありました。タンクと呼ばれる男を狙撃しようとするアンジーの前にブラピが現れたとき、「くそっ、Cowboy!」という台詞があるので、ブラピがジョン・スミスという役名を考慮に入れると、ジョン・ヴォイトが熱演した『真夜中のカーボーイ』を連想してしまったのです。その他にも結婚式に来なかった親に関するエピソードもあったし、もしかすると実際の二人が結婚するときにジョン・ヴォイトに参加して欲しいことを訴えていたのではないでしょうか(多分考えすぎです)。
 内容は気軽に楽しめる娯楽作品でしたけど、アクション以外に笑えるシーン満載だったので楽しかったです。ちょっと殺しすぎでしたが、政治的・国際的なものが全くないため、毒もそんなにない。互いに素性がばれたあとで、色んな告白をするところが良かったですね。
 一番気に入ったのは終盤のショッピングモール。ヒッチコックの『スミス夫妻』は未見なので、過去の映画へのオマージュなんか感じられないと思ったのですが、このシーンは完全に『ゾンビ』へのオマージュでしょう。次から次へと殺し屋が登場することもゾンビそっくりでした。そして、そこでエレベーターに乗った瞬間、“イパネマの娘”が聞こえてくる・・・これは完璧な『ブルース・ブラザース』へのオマージュ(笑えたらパロディ)。「よしっ、いくぞ!」とドアを開けるところは『明日に向かって撃て』でした。クライマックスにこれほどオマージュが隠されていたことに、驚きと喜びがいっぱい。もちろん、エレベーターのシーンでくすくすと笑っていたのは一人だけでした。
 音楽にもかなり凝っていて、ブラピが「この歌好きなんだよ」と口ずさむエアサプライのほか、いい選曲がなされています。しかし、サントラのラストに入っている(と書いてある)キャプテン&テニールの“Love Will Keep Us Together”が流れなかったのは残念でした・・・エンドロールが終わるまで観客は一人も帰らなかったのは、この名曲を期待していたためですか?
 
(2005.11)

Mr.Pのダンシング・スシバー 1997 日本/アメリカ
シネバレエ
MR. P'S DANCING SUSHI BAR
ストーリー  ベトナム帰還兵ブルースがロサンゼルスにスシバーを開店する。予想以上に繁盛するが、ベトナムの悪夢から逃れることができず、やがて妻ミツコとの溝が深まってゆく・・・
監督 田代廣孝
出演 フランク・マクレー ナンシー・クワン デボラ・クリストファーソン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★ ★★
コメント  黒人の寿司職人。なかなかいないと思う。 
 ベトナム戦争終結から20年経ち、記念平和式典が行われるというニュースを聞き、ムッとするブルース。店長横山は一旦はブルースを板長にすると約束したのに、チェーン店の悲しさで、東京本社からはずすように命じられた。黒人差別があったのかもしれない。それまで38回も転職した経緯もあるし、あにかとカッときやすい短気な性格。
 それでも夫婦の絆は硬かった。ミツコは反戦デモ、ブルースはなんと脱走兵。彼女が再婚になるのだけれど、ブルースの愛が強かった。ミツコの元夫と息子が死んでいたという事実を知って嘆き悲しむ様子も痛々しい。
 やがてタイトル通りの自分の店を出すに至り、しばらくは順調だったのに、ミツコと衝突したりして、結局手離すことに・・・そして悪夢の正体であるベトナムへ行くブルース。ミツコとは離婚。なんだか急展開につぐ急展開で心理描写もままならない。戦友と殺してしまったベトナム人の供養のため祈りを捧げるシーンは良かったのに、なんだか疲れる映画だった・・・
(2006.12)

Mr.BOO!ミスター・ブー 1976 香港
東宝東和
半斤八両   THE PRIVATE EYES
ストーリー  浮気専門のウォンの零細探偵局にカンフーだけが得意なキットが入社した。浮気や万引きの調査ばかりのところへ、脅迫状とともに爆弾を見つけた映画館主から依頼を受け・・・
監督 マイケル・ホイ 製作:レイモンド・チョウ
出演 マイケル・ホイ サミュエル・ホイ リッキー・ホイ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  DVD発売記念の試写会に参加。普段の試写会と違って男性が圧倒的に多く、年齢層も高めだった。ゴールデン・ハーベストのロゴ、やはり懐かしい・・・
 ホイ3兄弟の記念すべき第1作目ミスター・ブー。せこい守銭奴ぶりを発揮する探偵社のウォン(マイケル・ホイ:広川太一郎)、工場をクビになったカンフーが得意なキット(サミュエル・ホイ:ビートたけし)、雑用係のチョンボ(リッキー・ホイ:ビートきよし)。広川太一郎のアドリブの効いた台詞、しかも「〜じゃん」を連発する割に関西弁になったりする軽快な吹替えに改めて拍手を送りたくなった。たけしの声も、彼の若い頃の顔を想像すると違和感がない。そして、リッキー・ホイは中川家兄の顔にそっくりで、口をはさもうとする度に叩かれるところもそっくりだ。
 最初にスリと間違えられた男も、ナイナイ岡村とエスパー伊藤を足して2で割ったような顔なので笑えます(公開当時には笑えない。当たり前だけど)。ジャイアント馬場にそっくりな俳優も登場するし、『燃えよドラゴン』でも悪役だったシー・キエンも迫力がありました。ただ、サモ・ハン・キンポーを見つけることができなかった・・・その代わり、映画館で人質になった女性の中で万歳すると腋毛が素敵なお嬢さんがいた・・・
 ストーリー的にはバランスが悪くまとまりがないのですが、笑えるエピソードばかりなのでかなり楽しめます。しかし、意外にも伏線がしっかりしているところがわかった。チョビ髭の警部が何度も絡んでくることや、チョコボールネタ、それにホイ兄弟にムチウチ症の首のギプスが順に巻かれるところ等々だ。もしかするとストーリーよりも伏線にこだわった映画だったのかもしれない。
(2005.8)

水霊(ミズチ) 2006 日本
トルネード・フィルム
ストーリー  子供が生まれ直後に離婚した新聞記者戸隠響子。知り合いの大学教授が自殺して、呪いの水「水霊」「死に水」という井戸水が原因ではないかと疑い、水質研究員である元夫を訪ねるのだが・・・
監督 小林清史
出演 井川遥 渡部篤郎 星井七瀬
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★
コメント  劇中、「なにこれ?!」とか「なんなんだ、これは」という台詞があったけど、それ言いたいのはこっちだ!
 それを飲んでしまうと、異常なまでにのどが渇き、幻覚があらわれ、最終的には自分の目玉をくり抜いて死んでしまう・・・などと書いてしまうと、背筋も凍りついてしまうような驚愕のホラー映画を想像するが、ちょっとしたサスペンスでしかなかった。活字にしてしまうと、井戸水が飲めなくなるほどの恐怖に襲われ、ミネラルウォーターを買い占めておかなくてはという強迫観念もわきでてしまうのかもしれない。原作は面白いのであろう・・・
 井川遥は最近とてもいい演技。だから余計に痛い。その演技を試されるような絶叫シーンもないし、幻覚によって狂ってしまうほどの演技もない。井川遥を見たいのだったら『純情きらり』を見ていればいいのです。あぁ、もったいない。役者の中で唯一光っていたのは山崎真実。のどが渇いて水をいっぱい飲んでいた。「糖尿病じゃないの?」などと気の利いたことを言う人だっていない。こうして怖さも面白さもない映画だったけど、彼女の演技だけはしばらく残りそうです。
 序盤から面白そうなネタばかり。人物設定なんかは『リング』に似てるなぁ〜と思いつつ、東京都西部に中規模地震が多発、土砂崩れによって遺跡が発見されたといった、古代史や宗教といった奥の深い話になるのかと興味津々。井川遥の元夫渡部篤郎が記憶を失う辺りでアルツハイマーなのかと思わせておくなど、伏線も期待したのです。また、水の科学や『仄暗い〜』のような内容になるのかと期待してしまうのですが・・・全て裏切られます。
 面白い結末にしようとして、赤ん坊は実はとっくに死んでしまっていたとか、井川遥もとっくに発病していたとか、そんなオチなんて面白くありません。それよりも、生体解剖とかのムチャクチャな内容をなおざりにしておいて、「現在の自・殺者はみな水のせいだ」とでも言いたいようなストーリーにうんざりでした。で、遺跡はどうなったんだ・・・
(2006.6)

ミステリアス ピカソ―天才の秘密 1956 フランス
東和
LE MYSTERE PICASSO
ストーリー  画家ピカソの創作過程を映像化した、実験的なドキュメンタリー。スタンダードサイズからシネマスコープへと変化する。
監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演 パブロ・ピカソ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー クロード・ルノワール
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ 評価できない ★★★★★ 評価できない ★★★★
コメント  昔、水森亜土がテレビ番組で即興的に絵を描いていたことを思い出した。
 「フィルムはあとどれくらいある?」「500フィートだ」「なら5分は撮れる」などと、かなりリアルに撮影されたフィルム。5分で描けるんかい!などと驚いてはいけない。何しろピカソ本人が描いているんですから、そっちのほうが驚きだ。
 映画のために描きおろしたものばかいなので、絵の楽しみよりも、ピカソ本人の映像のほうが興味深い。後半の油絵などは、特に裸婦像において、創作過程が如実にわかり、ピカソの頭の中も推し量れるくらい面白い流れ。しかもシュールなエンディングだ・・・

1956年カンヌ国際映画祭審査員特別賞
(2005.8)

ミステリーツアー 2004 アメリカ
劇場未公開
CLUB DREAD
ストーリー  プレジャー・アイランド・コスタリカにやってきた若者たち。
監督 ジェイ・サンドラスカール
出演 ビル・パクストン ジェイ・サンドラセカール ケヴィン・ヘファーナン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★ ★★
コメント  冒頭ではロロという男と二人の女。墓や古代の像を壊したあとで祠の中でセックスを楽しもうとした途端に仮面をつけた原住民らしき人間に殺される。かなりの迫力。これが上陸1時間後。話は島に降り立ったシーンへと戻る。
 キャンプファイアーが始まり、ナタ切りフィルの伝説を話し始める現地スタッフ。一人一人いなくなるのに、人間パックマンゲームを楽しむ若者。珍しい設定として、次々と殺されるのは現地スタッフたちなのだ。殺されるシーンは正統派のホラーのように思えるが、会話が全くのコメディになっている。
 「あんたを見張ってるからな!ミスター・ミヤギ」とカンフーと指の魔術師ラースを指差す。彼らにとってカンフーは『ベストキッド』なんだなぁ〜と感じてしまう。
 最後の最後まで犯人がわからないという面白さは『13日の金曜日』みたい。飛びこむときには「水が逆流して内臓破裂するのでケツの穴を閉めろ」というウンチクもある。
(2006.1)

ミステリー・トレイン 1989 アメリカ/日本
フランス映画社
MYSTERY TRAIN
ストーリー  「ファー・フロム・ヨコハマ」「ア・ゴースト」「ロスト・イン・スペース」の3話からなるオムニバス。工藤・永瀬が海外映画に挑戦!
監督 ジム・ジャームッシュ
出演 工藤夕貴 永瀬正敏 ジョー・ストラマー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  「エルビス」「カール・パーキンス」と音楽にこだわる二人。メンフィスは横浜に似てるとか言ってるけど、全然違う・・・やがて22ドルの宿に泊まり、セックスの後、ラジオの深夜放送が流れてくる。朝起きると銃声。
 ローマから来た女性。エルビスの幽霊話を聞かされた後、一人の地元女性と相部屋で泊まる。そして、三人の男たち。酒屋店主を殺し、同じ宿に泊まる。隣の同伴女性の恋人、兄(ブシェミ)も含まれる。
 オフビート全開ののんびりした展開だが、ジャームッシュらしく面白い。しかし、小ネタを強調しすぎているきらいがあり、ワンナイトストーリーとしては弱いプロット。雰囲気はいい。工藤夕貴のヌードやブシェミの床屋姿も見られるし・・・

1989年カンヌ国際映画祭芸術貢献賞
1989年インディペンデント・スピリット賞作品賞、監督賞、主演女優賞(工藤)、助演男優賞(スティーヴ・ブシェミ、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス)、脚本賞、撮影賞ノミネート
(2005.12)

魅せられて 1996 アメリカ/イギリス/イタリア/フランス
FOX
STEALING BEAUTY
ストーリー  自殺した母の詩を手がかりにトスカーナ地方を訪れたルーシー。
監督 ベルナルド・ベルトルッチ
出演 リヴ・タイラー シニード・キューザック ジェレミー・アイアンズ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  彫刻家の家にお世話になることになったルーシー。彼女はヴァージン。白血病で余命いくばくの彫刻家や、家族たちにボーイフレンドはいかが?と薦められるがイマイチだ。しかし、みんなセックス好き。レイチェル・ワイズだってセックスしちゃってる。
 まぁリヴ・タイラーのおっぱいを拝めるだけの映画かもしれないですねぇ。でも、あくまでも芸術としてですよ!

1996年カンヌ国際映画祭コンペ
(2005.9)













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