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乱れる 1964 日本
東宝
ストーリー  酒屋に嫁いだ礼子は夫の戦死したあとも店を切り盛りしていた。義弟の幸司は暴れて警察に保護されるほどで、定職にも就かずぶらぶらしてる。家族は礼子に再婚話を持ちかけるが・・・
監督 成瀬巳喜男
出演 高峰秀子 加山雄三 草笛光子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★
コメント  近くにスーパーが出来て卵を5円で売っていると聞かされた。店では11円だ。高度成長期の波は小さな店にまで波紋を投げかける。そして、幸司の麻雀仲間の一人が自殺した。スーパーの安売りが原因だ。
 幸司は酒屋をスーパーにする計画を立てていたが、家族たちはよそ者である礼子には再婚でもしてもらって経営陣からははずそうと考えていた。戦後の焼け野原から女手ひとつで酒屋を再建した功績をも忘れ、礼子に冷たくする家族。しかし、幸司が義姉にプロポーズして戸惑ってしまう礼子。戦後の混乱期にはよく見受けられた関係だと思うけど、無情だなぁ・・・
 最終的には実家に帰る礼子に付いていった幸司だったが、温泉宿で途中下車して悲惨な結末に・・・なぜこんなに暗い結末を用意したのかわからないほど厭世観に満ち溢れてる。事故か自殺かもわからないまま、そのまま幸司の死体が運ばれるシーンで後を引く。純愛というよりは、高度成長経済に取り残された要領の悪い男と女・・・社会派の一面も見せて興味深い成瀬作品だ。
(2006.3)

未知との遭遇 1977 アメリカ
COL
CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND
ストーリー  異星人とコンタクトを取る。
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー テリー・ガー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  スピルバーグの宇宙人に対する憧れがよくわかる映画。異星人と言えば、地球侵略のためにやってくるものだというものが主流であったので、観た当時も驚きととまどいがあった。『E.T.』ではそれが顕著なものとなり、子供から大人まで宇宙に対する夢を与えてくれるのだ。
 この映画は終盤の荘厳とまで言える音楽が素晴らしい。単純なメロディを見事にオーケストレーションしてくれたのだ。ただ、子供を使うなよ・・・と当時の素直な感想です。

1977年アカデミー賞撮影賞、特別業績賞
同助演女優賞、監督賞、作曲賞、美術賞、特殊効果賞、音響賞、編集賞ノミネート
その他
(2004.6)

未知空間の恐怖 光る眼 1960 イギリス
松竹
VILLAGE OF THE DAMNED
ストーリー  アラン・バーナード少佐が義弟ゴードンと電話中に異変は起こった。村人全員が一斉に意識不明となってしまい、なんと出産可能な村人の女性全員が妊娠してしまったのだ。。。
監督 ウルフ・リラ 原作:ジョン・ウィンダム
出演 ジョージ・サンダース バーバラ・シェリー マーティン・スティーヴンス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  ジョン・カーペンター監督のリメイク版は観たことがあったが、これは初めて観た。こちらのモノトーン映像の方が怖いです。心を読まれまいとするゴードンにつられて、観ているときに何も考えないようにしてしまった・・・すると眠くなるんですよね(笑)。
 ラストの意味ありげな眼だけの浮遊映像は、やはり続編を意識した作りなのかな?
(2004.5)

ミッション:インポッシブル 1996 アメリカ
Par=UIP
MISSION: IMPOSSIBLE
ストーリー  東欧でのスパイ活動は失敗に終り、仲間がみな死んでしまった。裏切り者とされたイーサン(Tクルーズ)は真の裏切り者を探すべく新たな仲間を加えて、武器商人の情報を元にCIA本部へ乗り込む。
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 トム・クルーズ ジョン・ヴォイト ジャン・レノ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
コメント  何度もTVで見てしまうのだが、印象的なシーンも多く映像だけはその度に唸ってしまうほど素晴らしい。元の音楽はラロ・シフリン。TV版ではメロディが16部音符だったのが、映画では32部音符と表記さえも難しくなっていた。ここまでしますか・・・
【ネタバレ注意】
 しかし、ジム・フェルプスを裏切り者に設定すること自体が間違っている・・・スパイ大作戦だと思わなければ問題ないのだから、別物のサスペンスアクション映画にすれば良かったのにと残念で仕方がない。まぁ、リメイク権を高額で買い取っているのだろうから、一発勝負と言われようが面白くすればいいのでしょうけど。

1997年ラジー賞100億ドル以上の興業収入を上げた作品でのワースト脚本賞ノミネート
1997年MTVムービーアワード アクションシーン賞ノミネート
(2004.11)

ミッションX 2004 アメリカ/ドイツ
劇場未公開 FOX
CATCH THAT KID
ストーリー  元登山家でゴーカート場の経営者を父に持つ少女マディ。落ちこぼれ仲間のオースティンとガスとも家族ぐるみの付き合い。ある日父が倒れ、25万ドルの手術代が必要になる。
監督 バート・フレインドリッチ
出演 クリステン・スチュアート コービン・ブルー マックス・シエリオット
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  『ザスーラ』でおとぼけ役だったクリステン・スチュアート。アクションも演技もなかなかよい。母親が働く警備会社を頼りに銀行からの融資も断られ、落胆する家族。マディはフリークライミングの特技を活かして銀行の金庫破りを計画する。
 母親がハイテク警備を担当している銀行を狙うんだけど、下見のために子供らしく直接見学するなんてやばくないか・・・暗号は“DENIRO”。
 子供中心の映画にはオバカな大人が必要だけど、銀行のハートマン(ジョン・キャロル・リンチ)がヅラネタも披露してくれる。
 金庫破りのシーンはボチボチ緊張感もあるけど、それよりも母親の機転や寄付金を持ってくる人たちに感動です。クリステンの演技力が凄い。将来が楽しみ。
(2005.12)

ミッション・クレオパトラ 2002 フランス
ギャガ・コミュニケーションズ
ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE
ストーリー  紀元前52年。エジプトを見下すシーザーの鼻を明かそうと、3ヶ月以内に彼のための宮殿を創ると豪語したクレオパトラ。不運を命ぜられたのは前衛建築家のニュメロビス。魔法の力を借りようと、ガリアのドルイド僧に頼むが、余計な人物まで助っ人に加わった。
監督 アラン・シャバ
出演 モニカ・ベルッチ クリスチャン・クラヴィエ ジェラール・ドパルデュー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  犬も大活躍する冒険コメディ。壮大なセットで歴史スペクタクルを作ったかと思えっていたら、こんなに笑える歴史コメディだとは。
 ジェームズ・ブラウンの曲でミュージカル風仕立てのシーンや、トルネコそっくりのジェラール・ドパルデューが最高。カンフーなんか目じゃないやい!と、全て怪力の勝負。ダースベイダーやブルース・リーのパロディもいい。オマヌケな海賊もいい。後半になるとCGが目立ちすぎて漫画チックになったとも感じたし、もっとセクシーシーンがあってもいいような気もする。

2002年セザール賞衣装デザイン賞
(2004.11)

ミッション・トゥ・マーズ 2000 アメリカ
ブエナ
MISSION TO MARS
ストーリー  2020年、NASAは世界初の有人火星探検隊を派遣した。13ヵ月後、先発隊として火星に行っていた仲間のルークが消息を絶ってしまった。クルーは全滅したが、ルークが生存している可能性もあり、急きょ救出ミッションを計画した。。。
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 ゲイリー・シニーズ ティム・ロビンス ドン・チードル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
コメント  フラッシュゴードンのペンダント。最初からずっと気になってしまった・・・
 ストーリーの展開は、バランスが悪い。深刻な状況と、楽しい思い出がグチャグチャになっていて、感情をどこへ持っていけばいいんだ?とイライラしてしまう。。。
 小隕石が衝突して、血が飛び散るシーンはすごいと思った。NASAが全面協力というから、かなりリアルなんでしょう・・・わからないけど。そして、後半にはガラリと変わり、宇宙人が登場して、ファンタジーとなる映像。デザインはださいけど、見せてくれる地球の歴史のCGは美しく、感動的。この宇宙人のおかげで地球に生物が誕生したんですね。ジムは宇宙人と結婚するつもりなのかな?
 しかし、何故別々の映画にしなかったんだ?

2001年ラジー賞監督賞ノミネート
(2004.11)

ミッドナイト・エクスプレス 1978 アメリカ
COL
MIDNIGHT EXPRESS
ストーリー  1970年、イスタンブール。アメリカ人旅行者ビリー・ヘイズは麻薬不法所持で逮捕される。判決は4年2ヶ月。地獄のような投獄生活の中で、彼は我慢を重ねるが・・・
監督 アラン・パーカー
出演 ブラッド・デイヴィス アイリーン・ミラクル ランディ・クエイド
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★
コメント  折りしもハイジャック事件が多発していた。映像からもエキゾチックな雰囲気と同居する闇の世界が広がっている。麻薬を板チョコ大にアルミに包み、腹に巻く。税関の言葉もわからず、心臓の鼓動がドクドクと伝わってくる中、恋人スーザンの「ジャニス・ジョプリンが昨日死んだ」という日常の会話。折りしもハイジャックのニュースもあって厳重体制なので彼は爆弾犯と間違われた。
 収容所ではいきなりの拷問。気絶していたところをジミーとエリックが介抱してくれる。弁護士について教えてもらっても「脱獄(ミッドナイト・エクスプレス)するのが一番」だと聞かされる。脱走計画を立てたジミーは捕まり殴られ睾丸を無くした・・・ぞっとする話ばかりだ。
 模範囚として過ごし残り53日となったとき、裁判のやり直しの話を聞かされる。そして裁判は簡単に30年の刑を科す。決意が固まった瞬間でもあった。早速仲間と水路へ抜ける地下を掘り脱走を企てる。 
 5年経ってスーザンが面会にきたとき、窓越しで彼女の胸を見ながら自慰行為に耽る姿に涙が出そうになった。アメリカとトルコの外交の見せしめ、犠牲となったビリー。理不尽なことだらけだし、同室のトルコ人の囚人には裏切られるし、暴れたため精神病棟に入れられるし・・・
 最終的には所長が誤って死んでしまい、所長の制服を拝借してギリシアまで逃げることができたビリー。アメリカとトルコがこの映画がカンヌで公開されたことによって、囚人交換協定を結んだ実話だなんて、ちょっとした勇気がなかったらなし得なかったこと。なにもハシシを不法所持しなければいいとは限らない。無実の罪だって投獄される恐れなんて世界中どこにだってあるんだと言わんばかりのドキュメンタリータッチが重くのしかかってくる。それにしても、映画の力もすごいものだ。

1978年アカデミー賞脚色賞(オリヴァー・ストーン)、作曲賞(ジョルジオ・モロダー)
同作品賞、助演男優賞(ジョン・ハート)、監督賞、編集賞ノミネート
1978年カンヌ国際映画祭コンペティション
1978年ゴールデングローブ賞作品賞、助演男優賞、脚本賞、音楽賞、新人男優賞・女優賞
その他
(2004.8)

ミッドナイトクロス 1981 アメリカ
ヘラルド
BLOW OUT
ストーリー  B級映画の効果音担当であるジャック・テリーは、ある晩、事故現場をに居合わせる。車に乗っていた知事は死んでしまったが、サリーという女性だけを救出する。しかし、ジャックは録音したテープから、知事が暗殺されたと疑いを持つ・・・
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 ジョン・トラボルタ ナンシー・アレン ジョン・リスゴー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
コメント  雑誌の連続写真を繋ぎ合わせて音声と組み合わせる地道な編集作業。完全にアナログ時代の音声や効果音の暗くなるほどの作業が面白い。元警察の内部調査員であったいう伏線もしっかり効いていて、政治と警察の癒着をも抉る中々の社会派サスペンスにもなっています。
 後味が悪いということで賛否両論ではあるが、B級映画でもこんなに頑張ってやってるんだぞ!というデ・パルマ監督の愛情が感じられる映画だ。いい悲鳴を見つけたなぁ・・・
(2004.7)

ミッドナイト・ラン 1988 アメリカ
Uni=UPI
MIDNIGHT RUN
ストーリー  ジャック・ウォルシュは元警官の懸賞稼ぎ。マフィアから金を横領した会計士を捕まえるためNYからLAに向かうが、FBIとマフィアから追われ、飛行機、列車、バス、車と乗り換えることに・・・
監督 マーティン・ブレスト
出演 ロバート・デ・ニーロ チャールズ・グローディン ヤフェット・コットー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  すごい!最高のロードムービー。乗物をこれだけ替えるのも面白いし、FBI、マフィア以外にも再三登場するライバルのマービン(ジョン・アシュトン)が面白い。グローディンのとぼけた演技も最高で、デ・ニーロが負けるものかと演技する。この駆け合いも笑えます。
 キャッシュカードが使えなくなり、旅の途中で元妻に金を借りにいくところが好きだ。「タバコを盗まれるぞ!」・・・・笑わすなよ、マービン。See you , next life !
 
(2004.10)

緑色の部屋 1978 フランス
東宝東和
LA CHAMBRE VERTE
THE GREEN ROOM
ストーリー  1928年、フランスの小さな村。ジュリアンは戦時中に若き妻を亡くし、思い出の世界に浸っていた。
監督 フランソワ・トリュフォー
出演 フランソワ・トリュフォー ナタリー・バイ ジャン・ダステ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  死者を崇める真摯な行いに心打たれたのだが、ここまで執拗ななまでに美しい思い出に捕らわれてもいいものだろうかと考えさせられた。若く美人なセシリアに想われていても動揺すらしない主人公ジュリアン。戦争には憤りを感じるものの、未来を切り開くことを放棄しているかのように感じます。そして死者たちを敬うあまり、教会を買い取って霊を祀りとおす。。。しかし、死者たちの仲間入りするためにただ死を待つだけなんて、下手するとホラー映画に繋がってしまうような奇怪な行動でもある。う〜む。
 それにしてもセシリア(ナタリー・バイ)は綺麗だ。ろう者の少年ジョルジュも雰囲気出しています。
(2004.2)











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