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モーヴァン 2002 イギリス
アーティスト・フィルム=東北新社
MORVERN CALLAR
ストーリー  スコットランド、クリスマスの朝。モーヴァンが目を覚ますと、傍らには恋人の死体があった。パソコンの中には彼女にあてた遺書と小説があり、プレゼントのテープを見つけた。“僕の小説を出版社に送ってくれ”と書かれていたのに、彼女は著者名を名前で投函してしまう・・・
監督 リン・ラムジー
出演 サマンサ・モートン キャスリーン・マクダーモット レイフ・パトリック・バーチェル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  女の子2人のバスタブシーン。こういうのはいいですね〜秘密を覗いてしまったような感じがします。その他、映像は凍えてしまいそうな雰囲気が伝わってきます。寒いスコットランドからバカンスで暖かいところへ・・・かなり気温が感じられる映画だ。
 仄かなレズ心と死体の横でパイを焼くモーヴァン。そして魅力的な腋毛。かなり触り心地がよさそうな生えっぷりです。
 恋人の死による悲しみと、途方に暮れた繊細な心理を表現しているとは感じたが、ナンパされた男の母親が死んだことをドラッグで紛らわせることだけはうまくなかった。結局、恋人の小説をあたかも自分で書いたように振る舞い、その報酬で生活する・・・感覚が麻痺していっている雰囲気はよく伝わるのだが、そんな上手く続くとは思えないし、中途半端かなぁ。
(2005.4)

魍魎の匣 2007 日本
ショウゲート
ストーリー  戦後まもない東京で美少女バラバラ殺人事件が多発。引退した元女優の娘も姿を消し、榎木津が追う。作家の関口と京極堂の妹敦子が新興宗教を追う。それぞれの謎を解決すべく、3人は京極堂のもとへ集まってくる・・・
監督 原田眞人
出演 堤真一 阿部寛 椎名桔平
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  戦時中、日本軍はゾンビ兵計画を企てていた?
 シネコンのグッズコーナーに京極夏彦の原作本があった。ぶ、分厚い!文庫本で千円超えですか・・・これを2時間余にまとめるのは大変なんだろうな、と思いながら、京極堂シリーズ映画化第2弾を鑑賞。原作はもちろん未読(というか、京極夏彦作品をひとつも読んでない)のため、思い入れがない分、存分に楽しめました。
 実相寺昭雄監督による映画化第1弾『姑獲鳥の夏』では映像が斜めになっていたおかげで三半規管に異常をきたしましたが、原田眞人監督による今作はそうしたギミックもなく、むしろ中国ロケなどで普通の映画のように金をかけた部分に酔いしれてしまいます。1952年の日本を表現するには中国か〜などと、エンドロールを見てビックリしました。CGだとか大がかりなセットではなく・・・発想の転換ってのはこうやって活かすものなのですね。もちろん美馬坂研究所の外観でCGを使い、内部は大がかりなセットでしたが、このバランスもなかなかのもの。
 ストーリーとしては、観客に推理する暇を与えないほど、いささか急展開すぎる箇所もあるものの、猟奇性を損なわずに緊張感を与えてくれました。映画女優(黒木瞳)の娘加菜子はどうなるのか、頼子(谷村美月)はクドカンに連れ去られてどうなったのか?などと、隠れ美月ファンとしてはハラハラドキドキ・・・。新興宗教“深秘御筥教”を取材し、祝詞を丸暗記するほどの才女ぶりを発揮した中禅寺敦子(田中麗奈)は狙われる美少女には含まれないのか?などと余計な心配までしてしまいます・・・やはり10代の娘じゃなきゃダメなのか・・・
 京極堂の堤真一、榎木津の阿部寛、関口の椎名桔平の3人が息も合っていて、とても楽しそうでした。だけど、誰が主役なのかさっぱりわかりません。もしかすると木場刑事(宮迫博之)が主役だったのか。その木場が観ていた映画も面白かったし、『第三の男』にこだわってるところも良かった。事件が解決(?)した後に関口が書いた『めまい』はさすがにヒッチコックとは関係ないだろうけど、思わぬところで『ジョニーは戦場へ行った』へのオマージュが・・・(違うと思う)・・・
(2007.12)

燃えつきた納屋 1973 フランス
FOX
LES GRANGES BRULEES
ストーリー  雪の田舎町にある大農家近くで起こった殺人事件。操作が難航するなか予審判事(アラン・ドロン)が到着する。
監督 ジャン・シャポー
出演 アラン・ドロン シモーヌ・シニョレ ポール・クローシェ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  農家の女主人ローズ(シニョレ)がいい。アラン・ドロンの飄々とした雰囲気にも警戒心がかなり強い。殺人事件の捜査はアリバイ崩しが中心となるが、家族の誰かが不利な状況となると隠し通すように説得したりして、犯人は絶対村の人間ではないと主張したい様子。
 殺人事件そのものよりも、第二次大戦で戦場となった経緯のあるこの村を大切にしようとする心理描写が面白い。家族の絆も失われるかのように、それぞれの人間が本心を打ち明けない状況。
 たいした盛り上がりも見せないし、犯人を当てるミステリーとは違う。ひとつの殺人事件によって家族の本音、息子夫婦の浮気などが露呈し、一家では息子が被害者の金を盗んだことだけが罪だったのだ・・・だから損害賠償も請求できない虚しさ。これから家族はどうなるんだろう。タイトルは一家の納屋の通称だが、家族のバランスも燃えつきてしまったかのように・・・
(2007.1)

燃えつきるまで 1984 アメリカ
MGM UA=UIP
MRS. SOFFEL
ストーリー  殺人事件の濡れ衣を着せられ、無実を主張する弟ジャックとともに死刑を待つ身となった主人公エド・ビドルが、聖書の教えを説く所長の妻と恋に落ちるという実話をもとにした作品。
監督 ジリアン・アームストロング
出演 ダイアン・キートン メル・ギブソン マシュー・モディーン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  スクラップブックに新聞記事を貼って、犯人はドーマンよと事件をよく知ってるソフルの娘マーガレット。家庭でも悪いことをしたら裁判をするのってやだなぁ。
 鉄格子越しのキスシーンも官能的だが、聖書を読みながらノコギリを渡して少しずつ鉄格子を切ってゆく様子がいい。やがて脱走してソフル夫人とともにカナダへ向かうが、この旅が淡々としていてつまらないかもしれない。脱走したことを喜ぶ娘の姿も印象的だった。
 親切な老夫婦宅で結ばれる二人だったが、追っ手は迫っていた。「つかまったら私を撃ってね』と言うダイアン・キートン。「離すもんか」と言うメル・ギブソン。完璧なメロドラマ。「弟は人を殺しちゃいない。全ては俺の責任だ」などと言っていたが、そういうことなら冤罪を扱った社会派映画ではない。ただ虚しく終わるクライムムービーのようだ。

1984年ゴールデングローブ賞女優賞ノミネート
(2006.7)

燃えよ!ピンポン 2007 アメリカ
東北新社
BALLS OF FURY
ストーリー  12歳でソウルオリンピックに出場した卓球少年ランディ・デイトナ。賭けに負けた父親が殺され、そのときのトラウマから卓球選手から退き、場末の芸人となっていたが、FBIの要請で極悪人フェンが主催する卓球デスマッチに参加することになった・・・
監督 ロバート・ベン・ガラント
出演 ダン・フォグラー クリストファー・ウォーケン ジョージ・ロペス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  デフレパードをこよなく愛す主人公。FBI捜査官はさりげなくシン・リジーのTシャツを着ているし・・・
 全く予備知識がないまま・・・実は邦画だと思っていたくらい・・・で臨んだ。まさか卓球をテーマにする映画がハリウッド産だと考えられるほうがおかしい。主人公はダン・フォグラーという知らない俳優。1988年のソウルオリンピックに出場した子役の少年からは考えられないくらいのメタボ体型なのだ。第二のジャック・ブラックととらえれば非常にわかりやすいのです。
 無名の俳優が主役なのだから完全なB級かと思えば、いきなりロバート・パトリックが登場してるし、悪役には迷優クリストファー・ウォーケン、そして注目のアジア系女優マギー・Qという豪華な布陣。彼女のカンフーもこなすセクシーアクションにはちょいと萌えてしまい、クライマックスの愛情表現には泣けてくるくらい・・・
 原題は“BALLS OF FURY”だけど、明らかに『燃えよドラゴン』のパロディとなってることから『燃えよ!ピンポン』になったのでしょう。裏社会で暗躍するフェン(ウォーケン)が主催する卓球世界大会に出場して潜入捜査するというストーリーそのものがパロディとなっています。CGの進化によってコミカルなカンフーブームがやってきたと思わせる今年公開の映画ラインナップの中でもこれはイケる。まぁ、『燃えよドラゴン』を知らないと笑えないのが欠点かもしれません。
 卓球というと細身の選手が多いといったイメージでしたけど、この映画はやたらと筋肉マンが多い!暗いイメージがある卓球だけに、派手なパフォーマンスによって明るくなればいいとは思いますが、とにかく試合はすべて笑える・・・特にマギー・Qが4人を相手に練習しているシーンだとか、クライマックスのウォーケンとの対決とか、どこまでがCG処理されてるのかわからなくなるほど面白い。
 

(2008.4)

燃えよドラゴン 1973 香港/アメリカ
WB
ENTER THE DRAGON
ストーリー  サモ・ハン・キンポー、ジャッキー・チェン、チャック・ノリスも出演!どこに出ているのでしょう。。。
監督 ロバート・クローズ 製作 レイモンド・チョウ
出演 ブルース・リー ジョン・サクソン ジム・ケリー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★
コメント  もう10回以上見てるはずなのに、最近はテレビばかりだったから新たな感動が。あんなにカットされてたとは・・・冒頭のシーンから10分はカットされてましたなぁ。今さらながらにテレビ局の編集に怒りを覚えたりして・・(笑)
 大画面で見ると違いますね〜新たな発見もありました。全体的にエキストラが多すぎるため、こいつら格闘技知ってるのかよ、おい、と突っ込みたくなるところばかり(笑)新たにリーとローパーが敵と戦うシリアスなシーンで手下の一人が大きな口を開けて笑ってる!!シーンを発見。いくらエキストラと言えども笑っちゃいかんでしょ。。。あんたたちの兄弟子が劣勢なんだから。(こいつもアヘンを盛られておかしくなった一人か?)他におかしいぞと感じたのは、牢屋に入れられてたのはじいさんが多かったのに、最後のシーンでは若者ばかりになってたな。。。
ま、新たな発見はエキストラの不謹慎さだけだったのか。。。(苦笑)
(2003.10)









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