モルタデロとフィレモン | 2003 スペイン アートポート LA GRAN AVENTURA DE MORTADELO Y FILEMO'N |
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ストーリー | スペインの諜報機関TIAで開発されたDDTが何者かに奪われた。相手のやる気をなくす画期的な発明だったが、まぬけなスパイであるモルタデロとフィレモンが奪還する指令を受けた・・・ | |||
監督 | ハビエル・フェセル | |||
出演 | ベニト・ポシノ | ペペ・ビジュエラ | ドミニク・ピノン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 原作がコミックというだけあって、特撮によってとんでもないブラックコメディになっていた。 スペインの諜報機関TIAではDDT、というやる気をなくす光線を発する兵器が開発されたのだが、何者かに盗まれ、それを奪還するスパイたちによるブラック・コメディ。 大かなづちで人を叩いたらペッチャンコになってしまったり、車に何度も撥ねられたりするシーンが漫画チックに描かれているのです。ドリフのコントをおおげさにしたような雰囲気でもありましたが、子供に見せたくない映画NO.1になるのかもしれません。 しかし、兵士を人体実験にしたり、何度も登場する警官がいつも災難に見舞われたり、独裁者を風刺しているところは痛快でもありました。特にドクサイ国の将軍が英国バッキンガム宮殿を集合住宅に変えるなどといった、どこの国を皮肉ってるのかわからないけど、ハチャメチャなところではつい鼻で笑ってしまいました。 とにかく発想が子供で、ギャグも子供。だけど子供には見せたくなくなる大人の笑い。終盤ではチャップリンの独裁者をも彷彿させますが、こんな終わり方でよかったのでしょうか・・・結局伝えたかったのは『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』のようでした。 (2006.6)
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モロッコへの道 | 1942 アメリカ セントラル ROAD TO MOROCCO |
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ストーリー | 貨物船ケープタウン号がアフリカ沖で爆発により沈没。密航によるジェフ(クロスビー)とターキー(ホープ)は筏にて漂流。 | |||
監督 | デヴィッド・バトラー | |||
出演 | ビング・クロスビー | ボブ・ホープ | ドロシー・ラムj−ア | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | とにかく腹が減ったので無銭飲食・・・ジェフはターキーを騙して金をもらい、ターキーは見知らぬ男に連れ去られることに・・・しかし、ターキーはお姫様に気に入られ、ぜいたくな暮らしをしていたのだ。 姫様を取りあいになって、そのうち元の婚約者カシムが現れ・・・などとドタバタ劇は続くのだけど、時折爆笑してしまうシーンあり。やっぱりボブ・ホープはすげぇな。 なんとか助かりNYへ旅立ったと思ったら、振り出しに戻りまた火薬庫の前でタバコを吸ってドカン! 1942年アカデミー賞脚本賞、撮影賞ノミネート (2008.6)
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モロッコ | 1930 アメリカ Par MOROCCO |
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ストーリー | モロッコのキャバレーに流れ着いたアミー・ジョリーは女たらしのの外人部隊兵士トムと恋に落ちる。嫉妬した副官の妻がトムを殺させようとするが失敗、翌日トムが遠征に行かされることが決まるが・・・ | |||
監督 | ジョセフ・フォン・スタンバーグ | |||
出演 | ゲイリー・クーパー | アドルフ・マンジュー | マレーネ・ディートリッヒ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 日本初の字幕スーパー映画。 キャバレーで歌うディートリッヒ。シルクハットを被り煙草を吸うシーンはあまりにも有名で、このショットを見るだけで感動できる。過去のある女。簡単に恋に落ちるには経験を積み過ぎていると思うのだが、やはりどこか弱々しさがあるのだろうか・・・リンゴを売るときに「おつりよ」と言って部屋の鍵を渡すのだ。 前線に送られたトム。一時は一緒に脱走しようと持ちかけたのだが、彼女が楽屋を出たとき、鏡に“I changed my mind.Good luck!”と書き残し去ってゆく。そして、船で一緒だった富豪のベシエール氏(マンジュー)に求婚されるアミー。承諾して婚約パーティを開くが、副官セザールが戦死したというニュースが飛び込んできて、気が気でならないアミー。遠征隊も期間するが、彼の安否を確かめたく、ベシエールと共に前線へと駆けつける。 「あの富豪と結婚するのか?」「I don't change my mind」。借金だらけのトムの小ネタなど、台詞も面白かったりする。そして、2人の交わす二本指での挨拶。机にナイフで刻んだ自分の名前を発見するときのディートリッヒの表情。そしてラストではサハラ砂漠を行軍する部隊の後を追うアミー。ハイヒールを脱ぎ棄てて、黙々と歩く・・・ ストーリーはたいしたことないけど、ディートリッヒの決めポーズが全ていい!有名なシーンを一つずつ宝箱にしまっておきたいような映画かなぁ・・・あと、マンジューの心の広い性格は安らぐな。ゲイリー・クーパーよりも完全にいい! 1930〜31アカデミー賞主演女優賞、監督賞、撮影賞、美術賞ノミネート (2008.6)
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