ナイト・オブ・ザ・スカイ | 2005 フランス UIP LES CHEVALIERS DU CIEL THE KNIGHTS OF THE SKY |
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ストーリー | イギリス航空ショーでフランスの戦闘機「ミラージュ」が姿を消した。演習中のマルシェル大尉とヴァロア大尉が捜索を開始して、民間機の陰に隠れて飛行するミラージュを発見するが・・・ | |||
監督 | ジェラール・ピレス | |||
出演 | ブノワ・マジメル | クロヴィス・コルニアック | ジェラルディン・ペラス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 旅客機の下でコバンザメのように飛行するミラージュ機。危ないです・・・ 『ステルス』のようにCGだらけではない。実写にこだわったフランス版『トップガン』といった雰囲気の映画だったのですが、ストーリーがダメダメでした。姉ちゃん二人を登場させたのは男性ファンには嬉しいところなのに、ボスニアがどうのこうのと過去の話を持ち出してわけわからない設定になってました。ラストだってよくわかりません。兵器を輸出するといった問題をもっと取り上げたかったのかもしれないけど、途中からどうでもよくなったに違いありません。 ミラージュ戦闘機もカッコいいと思ったのですが、やはりカッコいいのはポルシェ・カレラでした。颯爽と運転して戦闘機に横付けするなんて、なかなか出来るものではありません。両者ともプラモデルを作りたくなりました。 航空アクションも音響効果も凄いとは思いますけど、映画を観るよりは自衛隊航空ショーを観にいったほうが迫力ありますよ(当たり前だけど・・・)。 (2006.2)
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/ゾンビの誕生 | 1968 アメリカ 劇場未公開 NIGHT OF THE LIVING DEAD |
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ストーリー | ロメロ三部作の第一作。ゾンビものの古典。白黒映像。 | |||
監督 | ジョージ・A・ロメロ | |||
出演 | ジュディス・オディア | デュアン・ジョーンズ | ラッセル・ストライナー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
コメント | モノクロのためもあり、非常に怖い。特殊メイクも発達していない時代であるので、孤立した男女7人の心理を上手く描写して恐怖感を盛り上げています。 この後、亜流も含め、様々なゾンビ映画を生み出したことを考えると、映画の存在感も際立ってきます。死体は生き返り、生きている人間を食べ、力は強く頭を撃つか頭蓋骨を破壊しないと倒れなくて、噛まれると感染する。これらゾンビの定義を一作品で確立したことも考えると、すごい映画ですよね。また、新しい事にチャレンジした映画にも拘わらず、しっかりと人間の内面の怖さも描いてあります。 (2004.4)
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記 | 1990 アメリカ にっかつ NIGHT OF THE LIVING DEAD |
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ストーリー | 前作をロメロ自身が脚色。カラー・ステレオ版 | |||
監督 | トム・サヴィーニ 製作総指揮:ジョージ・A・ロメロ | |||
出演 | トニー・トッド | パトリシア・トールマン | ビル・モーズリイ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 冒頭の極悪人の死体を運ぶシーンが無かった。兄と妹の墓参りのシーンでは兄が石に頭をぶつける瞬間がリアルで痛そう。小屋に着いてからはキャラ設定もそっくりそのままだった。 元作で不自然だった部分をスムーズにして、映像もリアルに!20年も経てば音響効果・特殊メイクも定着し、恐怖心を煽る。細かい点にもこだわりがあり、出来としては元作を上回るのだが、トイレに行けなくなるような恐怖は白黒の方が上だった。 (2004.4)
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ナイト・オン・ザ・プラネット | 1991 アメリカ フランス映画社 NIGHT ON EARTH |
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ストーリー | 地球という星の5つの街のタクシーの物語。 | |||
監督 | ジム・ジャームッシュ | |||
出演 | ウィノナ・ライダー | ジーナ・ローランズ | ベアトリス・ダル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ロサンジェルス。タクシードライバーのウィノナ・ライダーは空港でジーナ・ローランズを乗せる。キャスティング・エージェントをやっていて新人発掘が専門なので、タバコを吸いつづけるライダーの個性を気に入り女優の道を進めるが、彼女はタクシードライバーの後整備工になるというしっかりとしたビジョンを持っていた・・・面白くない。 NY。なかなかタクシーを捕まえられない男の前に止まったタクシーは、東ドイツからやってきたほとんど素人の運転手。ブルックリンがわからず、運転も下手なので、男が代わりに運転することになった。オチもわかりそうなものだけど、かなり笑える。 パリ。カメルーン大使に会う二人の客に腹を立てた運転手は二人を降ろす。継ぎに拾ったのは盲目の女性。目が見えないとはどういうことなのか、ちょっとだけ考えさせられる。 ローマ。運転手はロベルト・ベニーニ。神父を乗せたことから懺悔を始めるが、羊ローラとセックスした話、義姉とやってしまった話。心臓の悪い神父はそのまま死んでしまう・・・ベニーニの一人芝居っぽい演技には毎度感心させられるが、かなりブラックなのでそれほど面白くもないかなぁ。 ヘルシンキ。三人の酔っ払いを乗せたミカ。クビになったことなど不幸な話をするが、ミカの話を聞いてしんみり。不景気・不況、失業問題なども深刻なのかもしれない。 1992年インディペンデント・スピリット賞撮影賞 (2005.12)
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ナイトメア・ビフォア・クリスマス | 1993 アメリカ ブエナ THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS |
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ストーリー | ハロウィン・タウンでいつもハロウィンの準備をする国王ジャック・スケリントン。偶然見つけたクリスマス・タウンが楽しそうだったので、自国でも取り入れようと努力するが。。。 | |||
監督 | ヘンリー・セリック 製作:ティム・バートン | |||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | このストップモーション・アニメーションはすごい。途中から人形であることを忘れてしまうほど魅了されてしまった。子供向きなのにこれほどまでのめり込んでしまうとは。。。 ストーリー的にはそれほどでもないんだけど、他の国の文化を邪魔しちゃだめですよね。 同時上映の短編『フランケンウィニー』の方が好きだ。 1993年アカデミー賞特殊視覚効果賞ノミネート 1993年ゴールデングローブ賞音楽賞ノミネート (2004.10)
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ナイルの宝石 | 1985 アメリカ FOX THE JEWEL OF THE NILE |
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ストーリー | 『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』の続編。クルージングを楽しむものの、小説のネタにも行き詰まっていたジョーン。そんな時、アフリカの独裁国家の大統領の伝記を書くことに誘われる。 | |||
監督 | ルイス・ティーグ | |||
出演 | キャスリーン・ターナー | マイケル・ダグラス | ダニー・デヴィート | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 前作よりはかなり派手な演出となっていた。二人は恋仲になっていたため恋愛の要素も強くなり、こうなると展開も自ずから予想がつくようなものに。。。つまらないというほどでもないが、一度観れば充分の映画だ。 (2004.4)
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ナイロビの蜂 | 2005 イギリス ギャガ・コミュニケーションズ THE CONSTANT GARDENER |
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ストーリー | ガーデニングが唯一の趣味である英国外交官のジャスティン・クエイルはスラム街で救援活動を続ける妻の死によって、独自に調査を始める。 | |||
監督 | フェルナンド・メイレレス | |||
出演 | レイフ・ファインズ | レイチェル・ワイズ | ユベール・クンデ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | まさか!テッサ(レイチェル・ワイズ)がいきなり死ぬなんて・・・ひょっとすると双子の妹が現れてジャスティン(レイフ・ファインズ)の調査を手伝うのかと思ったよ・・・ ジャスティン・クエイルはガーデニングしか趣味のない平凡な男(と言っても英国外交官だからそれだけでも非凡なんですけどね)。彼はイラク戦争に憤りを感じている勇気ある活動家女性テッサと結婚し、ナイロビに住む。そして、アーノルド医師とともに北のロキへ飛び立ったテッサがトゥルカナ湖で殺害されてしまうのです。一緒に殺された黒人男性がアーノルドではないとわかると、周囲の情報から「妻がアーノルドと不倫していた」ことを疑ったりするものの、彼女との真実の愛を信じて独自の調査を始めるというストーリー。 いきなりの展開に驚かされましたが、テッサとの美しい記憶映像が所々で挿入され、疑念のためぐらついたジャスティンの心も軌道修正したのでしょう。何しろアフリカ・ケニアの人たちに愛をもって接し、大企業や政府の汚職などの悪を憎むテッサ。不倫などするためにアフリカに渡ってきたのではない。ほんの小さな力が社会悪を告発し、製薬会社の人体実験のような治験をやめさせようと頑張っていたのだ。彼女を信じようと、非力ながらも身を粉にして行動するジャスティンはまるで公務を忘れ去ったかのようだった・・ 日本の製薬会社でも新薬開発には巨額を投じる。開発費だけでも100億円を超える薬などざらにある。実際に臨床治験する段階になっても、データを集めるためには医師に支払う治験料が莫大なので、アフリカで何も知らない人たちに投薬するのはかなり効率が良いのかもしれない。しかも、不充分な医療施設の中にあっては、データ捏造などが容易く行なえそうだ。また、承認されてない新薬を賄賂によって使用するなど・・・ 社会派サスペンスとしては、主人公が狙われすぎという感がどうしても拭えない。そこまでアフリカだけなら、殺し屋を雇うにも賃金が安くて済みそうだけど、ヨーロッパでの執拗な追跡劇をみると、権威ある医者に金をつぎ込んだほうが効果があるのではないかと思ってしまいます。ましてや抗結核薬ですからそれほど巨額の富を生むとは思えないし、それなら開発中止にしたほうが採算面で釣り合うような気がします。エイズの特効薬だったらよかったのに・・・ レイチェル・ワイズはオスカーを取っただけあって素晴らしい演技。特に、自分の子が死産だったという現実に対して悲観に暮れずに、他人の子へ愛情を注ぐシーン。涙を溜めながら前向きに生きていこうとする姿は感動的。もちろんお腹も素敵でした。そして、ビル・ナイやピート・ポスルスウェイトの脇ながら存在感のある演技は当然なのかもしれませんが、サンディを演じたダニー・ヒューストンが良かったです。 ちょっとだけ不満だったのは、ジャスティンが最後に取った行動がテッサの後を追おうとしたところ。実際には何者かに殺されたとわかるのですが、彼女の人生を理解したのなら捨て身の行動は取っちゃいけないと思うのです。もしかすると、飛行機でひとりの子供を救えなかったことに自分の非力さを思い知らされたことが原因なのか・・・ 2005年アカデミー賞助演女優賞 同脚色賞、作曲賞、編集賞ノミネート 2005年ゴールデングローブ賞助演女優賞 同作品賞、監督賞ノミネート その他多数 (2006.5)
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9デイズ | 2002 アメリカ ブエナ BAD COMPANY |
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ストーリー | ポータブル核爆弾の密売をめぐって一人のCIAエージェントが殺されてしまう。彼なしでは捜査が進まないため、双子の弟を探し出し代役として訓練させるのだが・・・ | |||
監督 | ジョエル・シューマカー | |||
出演 | アンソニー・ホプキンス | クリス・ロック | ガブリエル・マクト | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | クリス・ロックにはもっとコミカルに演じてもらいたい。エディ・マーフィやウィル・スミスと比べると数段落ちちゃいますね。アンソニー・ホプキンスってこんなに太っちゃったのね。。カーアクションなんかは迫力あったけど、彼はアクションシーンには向きません。 全体的な仕上がりはまあまあなのですが、テロに対して正義を振りかざすCIAを描いているのは気色悪いです。世界の番犬たるアメリカを印象付けようとしてるのが見えてきますね。 アメリカが介入している国の人たちがこの映画を見たら、もっとテロは増えるのかもしれないなぁと感じました(笑) (2003.10)
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ナインスゲート | 1999 フランス/スペイン ギャガ=ヒューマックス THE NINTH GATE |
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ストーリー | 世界中の希少本を探す探偵コルソ。世界に3冊あると言われる「悪魔の書」を手に入れてほしいと高額報酬で頼まれるが、どれもこれも偽物である可能性があるのだ。早速調査を始める彼だったが、周りでは奇妙な殺人事件が起こり・・・ | |||
監督 | ロマン・ボランスキー | |||
出演 | ジョニー・デップ | フランク・ランジェラ | レナ・オリン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 最初にテルファーという女性から手に入れた書籍。すぐに買い戻したいおいう申し出があった。ひと悶着あった後、本を預けてあった本屋バーニーが殺された。その殺され方が悪魔の書の挿絵そっくりだったのだ・・・ 2冊目を持っていた車椅子のおばさんのアパート。ジョニデは気絶させられ、おばさんは絞殺、その上日を点けられたのだ・・・頼まれた1冊を預かっていたのは燃えなかったけど、ホテルに帰ると盗まれていた。ここからのサスペンスはちょっと弱い。まぁアクションではないけど、ドキドキ感がないのが痛い。 終盤、カルト教団の恐怖といった雰囲気にもなるが、ジョニデは女に馬乗りされて・・・ ちょっとだけ「双子」という謎を残した余韻はなかなかよかった。 1999年ヨーロッパ映画賞世界的功績賞(ポランスキー) (2006.6)
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