NANA | 2005 日本 東宝 |
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ストーリー | 東京へ向かう列車の中で偶然知り合った大崎ナナと小松奈々。ボーカリストとして成功を誓うナンと彼氏を追って恋に生きる奈々。意気投合した2人は再会し、共同生活を始める・・・ | |||
監督 | 大谷健太郎 | |||
出演 | 中島美嘉 | 宮崎あおい | 成宮寛貴 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 観終わった瞬間、二つのバンド名を忘れてしまった。相変わらず記憶力が弱いなぁ〜と嘆く一方で、別れの列車がキハ40-816だと覚えていた・・・ コミックが原作なのにしっかりしたストーリーだ。そして、音楽もいいのに、中島美嘉、松田龍平、そして平岡祐太の演技によって評価が下がってしまいました。ギターを弾く姿だって、松田龍平は素人っぽく、なぜバンドにスカウトされたのかがわからないほど。元のバンドではベースを弾いていたのに、ギターでスカウトされたかもよくわからない(原作ではちゃんとした理由があるような気もする)。俳優で良かったのは、宮崎あおいと成宮寛貴。特に成宮寛貴の酔っ払ったときに見せるアホ面は最高でした。 自分の名前にゲンを担いで7という数字にこだわるところは好きです。マンションの部屋や家賃、そしてナナの吸うタバコもセブンスター。彼女達が車を買う頃にはナンバーをどうするのかな〜と想像してしまいます。個人的には、kossykossyにちなんで車のナンバーを“5454”にすればよかったと今でも悔やんでいます。 コンサート会場の最前列がステージから見えるかどうかという着眼点もいいですね。自分の体験では、最前列の真ん中をゲットしたことあるジャニス・イアンのコンサートでは、アクビをした瞬間、彼女に睨まれてしまいましたし、さだまさし(デビュー当時)のコンサートでは、「綺麗な女性ばかりで感動しています」と彼が言うときにジロリと睨まれました。いい想い出です。 女性2人の客の多かったことが印象に残ります・・・ (2005.9)
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NANA2 | 2006 日本 東宝 |
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ストーリー | 上手くいっていたナナとハチの共同生活も、ハチが憧れのタクミと関係を持ったことで微妙なズレが生じてくる・・・ | |||
監督 | 大谷健太郎 | |||
出演 | 中島美嘉 | 市川由衣 | 成宮寛貴 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 「隠し子が発覚したらやばいだろ!」と兄玉山鉄二が弟山田孝之に手紙をしたためる。 それを読んだ沢尻エリカが「理不尽だよ!」と代筆したかどうかは定かではありませんが、中島ナナが貴婦人でないことは明白な事実であったりします。それにしても玉山タクミが鋭いことを言ったりする様は成宮ノブの痛いところを突いているし、何もかもタクミにはかなわないと肩を落としすぎて撫で肩になってしまうノブに哀愁を感じてしまいます。どうせならナナの胸で思いっきり泣く姿を見たかったのですが・・・ しかし、男女関係がもつれそうなバンドの危機的状況下で弁護士ヤスは何をしていたのでしょう?彼ならきっと民法第733条に規定されている「女性のみに6ヶ月の再婚禁止期間」があることを引き合いに出して、1日で男を乗り換えるものじゃないとアドバイスをくれたかもしれません。色々と批判もある条文ではありますが、せめて「次の生理が来るまで」は新しい男と寝るなと教えてくれたかもしれないのです。そんなヤスも芸能記者を殴ってしまいましたが、訴えられたらどうするつもりだったのでしょうか?また、ゲリラライブだって違法です(これは会社側の意向ですが)。ただでさえ、ブラストのメンバーには労働基準法に抵触しそうなシンを抱えているというのに・・・ちなみに公式サイトにも彼の年齢が書いてありません。 前作からキャスト交替という話題もあったりして、なにかと不評のこの続編でしたけど、松田龍平がいなくなっただけで爽やかに感じられました。本郷奏多くんもちょっと前までは小学生役だったのにビックリです。市川由衣にしても宮崎あおいの声帯模写を必死で頑張った甲斐があったと思います(推測)。でも一番良かったのは、名前が「晴れ」なのに暴風雨を呼んでしまうお天気お兄さんを演じた中村晴日だったかもしれません。 ストーリーは夢を追い求める若者に希望を与えてくれる映画だと思っていたのに、実力で這い上がるんじゃなくて、有名人との熱愛発覚によって成功を収めるという結末には納得できません。それでなくても、何も考えずにナンバーポータビリティのようにコロコロと男を変えるハチに魅力がないんだし、夢を感じさせる前作とは打って変わって夢を打ち砕く内容になっているとは想像もできませんでした。「映画を一作当ててしまえば金満海外ロケだって出来るんだよ」というテーマにしても純粋な音楽ファンをバカにしているとしか思えないし、作曲する意欲だけはあるけど前作のように曲作りの情熱が全く無いように思えました。 (2006.12)
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七つの大罪 | 1962 フランス/イタリア 東和 LES SEPT PECHES CAPITAUX |
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ストーリー | (1)「欲ばりと怒り」、(2)「怠けもの」、(3)「色好み」、(4)「ねたみ」 (5)「大喰らい」、(6)「見えっぱり」、(7)「第8の罪」。 | |||
監督 | エドゥアルド・デ・フィリッポ ジャン・ドレヴィル イヴ・アレグレ ロベルト・ロッセリーニ カルロ=リム クロード・オータン=ララ ジョルジュ・ラコンブ |
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出演 | パオロ・ストッパ | ミシェル・モルガン | ジェラール・フィリップ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 1.貧しいクラリネット講師が財布を拾う。 2.天国から人間を監視するための者が選ばれたが、“怠惰”という女性だった。地上の仕事らしい仕事が全て止まってしまった・・・ 3.13歳で妊娠した少女。絵描きの周りの女性たち。 4.夫婦と一緒に寝ることになった男。 その後はなんだかつまらなくなってしまった・・・オチが上手くないんですよね。なんとなくウィットに富んだ感じは伝わります。 (2006.7)
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何かいいことないか子猫チャン | 1965 イギリス UA WHAT'S NEW, PUSSYCAT? |
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ストーリー | 雑誌編集長のマイケル・ジェームズは女性問題のことで精神科医の診療を受ける。 | |||
監督 | クライヴ・ドナー 脚本:ウディ・アレン | |||
出演 | ピーター・オトゥール | ロミー・シュナイダー | ピーター・セラーズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 台詞ひとつひとつを吟味すると笑えるのですが、人間関係が笑えない。英語教室は面白かった。ピーター・セラーズとウディ・アレンが共演しているというだけで貴重な映画なのでしょう・・・ファン必見。 1965年アカデミー賞歌曲賞ノミネート (2005.1)
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何かが道をやってくる | 1983 アメリカ 劇場未公開 ディズニー SOMETHING WICKED THIS WAY COMES |
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ストーリー | 近所で誕生日が同じのウィルとジムは、ある日町にカーニバルの一座がやってきてから不思議な体験をする。 | |||
監督 | ジャック・クレイトン 原作・脚本:レイ・ブラッドベリ | |||
出演 | ジェイソン・ロバーズ | ジョナサン・プライス | ダイアン・ラッド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | カーニバルがやってきた!列車が到着するまでは幻想的。父親の勤める図書館の不気味な雰囲気も良かった。登場人物に左腕のない者、片足のない者もいるので、おどろおどろしさも上手く表現していた。 しかし中盤からは子供向けのファンタジーになってしまった。メリーゴーランドを中心としたカーニバル。学校の先生とか、父親の可愛い嘘が笑えた。このウィルの父親が主人公だと最初に言っているのに、視点が少年二人であるといった感情移入の出来ない作りが失敗の原因なのだろう。 1984年アボリアッツ・ファンタスティック映画祭参加 (2006.1)
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何がジェーンに起こったか? | 1962 アメリカ WB WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE? |
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ストーリー | 1917年、ジェーンは子役として大当りして人形までもが売れていたが、次第に仕事が無くなり姉ブランチに主役の座を奪われてしまう。 1935年、ジェーンは車の事故で下半身不髄になってしまう。その後、姉妹は父の残した屋敷で暮らすのだが、姉を痛めつけるようになる。 | |||
監督 | ロバート・アルドリッチ | |||
出演 | ベティ・デイヴィス | ジョーン・クロフォード | アンナ・リー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | キム・カーンズの歌「ベティ・デイヴィスの瞳」の元になった彼女はこんな人だったのね。しかし、白黒なのでその瞳がよくわからない。。。目が特徴的であることより、きつい口調と陰湿さが目立っている。嫌われ者の演技をすれば天下一品であろう。 ストーリーはブランチをずっと2階に幽閉するなど不自然な点もあるが、ジェーンの過去の栄光に縛られたナルシシズムとブランチの優しさが際立っていた。怖かったのは、食事に鳥やネズミを盛り付けてあったこと、記憶に残りそうである。。。ピアニストのフラッグ(ヴィクター・ブオノ)も何かマニアックであり面白かった。 ラストでは真実を知ったジェーンが今までの暗さを一気に払拭してしまう表現が美しくもあり哀愁を漂わせていた。 1962年アカデミー賞衣装デザイン賞 同主演女優賞、助演男優賞(ビクター・ブオノ)、撮影賞、録音賞ノミネート (2004.2)
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ナニー・マクフィーの魔法のステッキ | 2005 アメリカ/イギリス/フランス UIP NANNY MCPHEE |
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ストーリー | 17人もナニー(乳母)が替わったブラウン家。政府から来たというマクフィーが魔法の杖を使って不思議なことを起こしてしまう。そして、7人の子供たちがだんだんいい子になっていって・・・ | |||
監督 | カーク・ジョーンズ 脚本:エマ・トンプソン | |||
出演 | エマ・トンプソン | コリン・ファース | ケリー・マクドナルド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 「セキュリティ・ソフトは何を使ってる?なにー?!マカフィー?」という会話がネット上でしばしば聞かれたあの頃。ちなみに、“ナニー”の意味も知らなかった・・・(汗) チラシを見ると、“『メリーポピンズ』に次ぐイギリス生まれの心温まるニューファンタジー”と謳ってあった。たしかに家庭教師が魔法使いという点では同じですが、いたずらっ子の7人兄弟という点では『サウンド・オブ・ミュージック』であろうし、エヴァンジェリン(ケリー・マクドナルド)の作法や発音の矯正なんて『マイ・フェア・レディ』なのかもしれません。クライマックスでのパイ投げなど、数々のコメディ映画へのオマージュも感じられ、とても懐かしい気分にさせられました。そういえば、ブラウン家の主人(コリン・ファース)は葬儀社勤務でしたけど、まさか『オリバー・ツイスト』まで視野に入れたのではないでしょうね。『バタリアン』じゃないでしょうし。また、1ヶ月以内に結婚!というのは『プロポーズ』か? 私事ですが、この映画を鑑賞しているときにも飲食物で音を立てている不愉快なお客さんが多かった。思わず「レッスン1:鑑賞中、音は立てない」などと言ってあげたくなってきました。もちろん決め手は杖でドンッ!とやりたかったのですが、あいにく傘を持っていなかったので未遂に終わりました。しかし、ミミズを食べるシーンからは静かになりましたね〜最初から最後まで食べまくっている迷惑な客のために、映画には今後ともグロいシーンを必ず用意してもらいたいものです。 ストーリーはお子様向けのファンタジーだとばかり思っていたので、こんなに泣かされるとは予想できませんでした。とにかくケリー・マクドナルドの初々しさにやられてしまったのです。イメルダ・スタウントンなんていう名女優だって脇役にしてしまう贅沢な布陣だったし、エマ・トンプソンがかすんで見えてしまうくらいでした。そして動物の名演技。笑うロバとかカラフルな羊がすごい・・・今年の干支は羊なのか? (2006.4)
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