ナショナル・セキュリティー | 2003 アメリカ SPE NATIONAL SECURITY |
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ストーリー | 警察学校を追い出されたアールが車の鍵を閉じ込めているところを、仲間が殺されたばかりの警官ハンクが職質し、暴行を働いたことにされ警察をクビに・・・6ヶ月後、同じ警備会社で働くことになり、倉庫荒しの犯人を追うことに。 | |||
監督 | デニス・デューガン | |||
出演 | マーティン・ローレンス | スティーヴ・ザーン | ビル・デューク | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ストーリー展開に無理がありすぎるのが難点か?どう考えても性格が合いそうにない二人がタッグを組んでということでは成功しているのかもしれないけど・・・ バッドボーイズよりは若干落ちるかもしれないけど、スティーヴ・ザーンという人ももっとコメディをやりこめばいい俳優になるでしょうね。 (2005.1)
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ナショナル・トレジャー | 2004 アメリカ ブエナビスタ NATIONAL TREASURE |
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ストーリー | 6代続いたゲイツ家に伝わる「秘宝はシャーロットが握ってる」という言葉を信じ、ベンはイアン(ショーン・ビーン)の援助を受け北極で船を発見する。しかし、宝のヒントを示したパイプが見つかっただけで、地図はアメリカ独立宣言書に記されているという・・・ | |||
監督 | ジョン・タートルトーブ | |||
出演 | ニコラス・ケイジ | ダイアン・クルーガー | ジャスティン・バーサ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 仲間を裏切ることにかけては天下一品のショーン・ビーン。『RONIN』『LOTR』と、彼の存在がなければ物語が引き締まらないくらいに悪役へと変身して、観客に嫌われようがかまわずに突っ走ってくれる。そして、今作でも彼は期待を裏切らなかった。 北極から冒険は始まった。そして全世界を股に掛け、『インディ・ジョーンズ』のように痛快な冒険アクションへと展開する・・・と期待していたが、ワシントンDC、フィラデルフィア、NYと、ご近所さんでの移動ばかりだった。観光名所が随所に出てくるので飽きはきませんが、アドベンチャーという言葉に負けないくらい「壮大なスケールの物語」のようなモノが欲しかった。ゲイツ親子の対峙や少年時代のエピソードからも、つい『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』と比較してしまうし、ジョン・ヴォイドが父親ということで『トゥームレイダー』をも思い浮かべてしまう。結果、勝っているのは設定の大胆さと謎解きの面白さだけという、こじんまりとした仕上がりに思えてしまうのです。 細かいツッコミ箇所も確かに多いけど、そんなときは何でも爆発させればいいというブラッカイマー節が全開でした。そして、なぜ秘宝がアメリカにあるのかなどと考えてはいけないのです。“ナショナル”というタイトルが示すように宝は全部アメリカの所有であり、中国人をモデルにしたような彫像があってもすべてアメリカの物!とにかく、全てアメリカ万歳なのだ。まぁ、ラストの台詞でそれらの危惧は払拭されますが、ちょっとくらい世界に目を向けてくださいな・・・ 新人ジャスティン・バーサの、口数は少ないものの、一言しゃべるたびに笑いの起こるキャラや、ベテランハーヴェイ・カイテルのしぶい演技がなければ面白くない映画になったでしょうね。 (2005.3)
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ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 | 2007 アメリカ ディズニー NATIONAL TREASURE:BOOK OF SECRETS |
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ストーリー | リンカーン大統領暗殺事件の犯人による日記で消失されていた一部が発見され、そこには暗殺の真犯人としてベンの祖先トーマス・ゲイツの名が記されていたと聞かされた・・・ | |||
監督 | ジョン・タートルトーブ | |||
出演 | ニコラス・ケイジ | ダイアン・クルーガー | ジャスティン・バーサ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | やると思った!『ローマの休日』ネタ 危機に瀕しても茶目っ気たっぷりのニコラス・ケイジ。今回のお宝は一族の汚名挽回のためでもあり、真剣なのかもしれないけど、やっぱり宝探しが楽しいんだろうなぁと感じました。前作ではほとんどがアメリカ国内が舞台となっていましたけど、そろそろ世界にも目を向けなければならないと、ベンとライリーはパリへ、そしてアビゲイルも加わってロンドンへと飛び立ちます。 一つの手がかりから、推理とコンピュータ、そして直感によってお宝にたどり着く・・・かなり不確実な展開ではあるけど、全てビンゴ!間違った選択なんてほとんどありません。あるとすれば、予期せぬ人物に追いかけまわされるってところでしょうか。さすがにウィルキンソン(エド・ハリス)の執拗さには呆れてしまうほどでした。ベンにお宝を見つけさせてから横取りするとか言ってたくせに・・・ 今作ではそのエド・ハリスが良かったし、ベンの父ちゃんジョン・ヴォイトも目立っていたし、ベンの母ちゃんである言語学者のヘレン・ミレン、そして大統領役のブルース・グリーンウッドと、豪華な布陣に満足しました。『13デイズ』ではJFK役だったグリーンウッド。リンカーンとJFKは似ていると言われていることから、どことなくJFKをイメージしたキャスティングだったのかもしれません。 47ページには何が書かれていたのでしょう?図書館のシーンでは眠気が邪魔をして、何が書かれていたのかさっぱりわかりませんでした。まさかライリーがこだわっていた“エリア51”についてだったのか?それとももっとヤバいことが・・・優しそうな顔の大統領だっただけに不気味さも残ります。 (2007.12)
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ナースのお仕事 ザ・ムービー | 2002 日本 東宝 |
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ストーリー | ドジ・ナース朝倉いずみは外科医高杉健太郎と結婚し、新婚旅行はまだだが幸せいっぱい。若葉会総合病院では、元入院患者がマシンガンを乱射する・・・ | |||
監督 | 両沢和幸 | |||
出演 | 観月ありさ | 松下由樹 | 神田うの | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
コメント | テレビドラマだからこそ許されるお粗末な設定と内容。これを映画界に持ち込んだこと自体犯罪なのでしょう。 ウド鈴木にマシンガンを持たせてクリミナル・ムービーにしようとするのも犯罪だなぁ。 子供たちがナースごっこと強盗ごっこをやってるというイメージだな。しかも最後には、涙によって生き返るという禁じ手まで使ってしまった。ドラマにしておくのもおぞましい・・・ (2004.12)
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なぜ彼女は愛しすぎたのか | 2001 フランス ユーロスペース CLEMENT |
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ストーリー | 30歳の独身女性が13歳の少年に恋をする物語。 | |||
監督 | エマニュエル・ベルコ | |||
出演 | エマニュエル・ベルコ | オリヴィエ・ゲリテ | ルー・カステル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★ | ★★ | ★★ |
コメント | なぜ彼女は少年に惚れたのか?なぜ少年は年上の女性に興味を持ったのか?答えが見出せないのに、なぜこのような邦題を・・・ ハンディの手ぶれカメラで目がチカチカして、途中で目をつむってしまいそうになります。しかも何度も出てくる海岸でのシーンはストーリーの中で効果的なポイントになっているのに、全て手ぶれ・・・美しさが台無しになるところです。小さなエピソードとしては心情表現が豊かになったり、それによって考えさせられたりするのですが、全体では大味。ましてや日本では犯罪なのだから、美しくするだけでは物足りません。 女流監督が主演もこなしているということは評価できるけど、その他はどこかで見たことあるような雰囲気。主役二人だけで132分を見せるには物足りない演技だと思う。 2001年カンヌ国際映画祭ユース賞 (2004.12)
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なぞの転校生 | 1998 日本 角川書店=バンダイビジュアル THE DIMENSION TRAVELERS |
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ストーリー | 二重人格の女子高生、香川翠はエレベーターで不思議な少女に遭遇する。少女は6階と7階の中間で降りたのだ。翌日、翠のクラスに転校生がやってきたが、それは遭遇した少女、岩瀬真祐未だった・・・ | |||
監督 | 小中和哉 原作:眉村卓 | |||
出演 | 新山千春 | 佐藤康恵 | 妻夫木聡 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 首の長い佐藤康恵。図書館ではトールキンの『指輪物語』を読んでいる不思議少女。スモークがかった映像と酔いそうになるほどぐるぐる回るカメラ。パラレル・ワールドに転移する様子はさっぱりわからないが、次元放浪者となってさまよってるらしい。精神病院、戦場と次元ジャンプし続けなければならない。全ては妄想を見せられてるという事実とは相反していると思うのだが、うまく説明できない・・・ NHKのテレビドラマではかなりドキドキしながら見ていたが、これだけ小奇麗に描いた映画だと、おどろおどろしさが全くない。それにオウムの影響を受けたコントロール線とヘッドギア、核戦争による世界の終末など、世紀末思想が如実に現れている。それなりに面白いのだが、最悪だった妻夫木の演技・・・これで1点減ってしまった。 (2005.3)
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