ナチス・ゾンビ/吸血機甲師団 | 1980 フランス/スペイン 劇場未公開 ZOMBIE LAKE |
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ストーリー | フランス。ナチスが侵略した村で殺され、湖に葬られた。そのゾンビたちが復活したのだ。 | |||
監督 | J・A・レイザー | |||
出演 | ハワード・ヴァーノン | ナディーヌ・パスカル | ピエール・エスコーロー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
コメント | 頑張ってるのはよくわかる。しかし、緑色のゾンビが美女の首を食べてるとき、緑の塗料が剥げ落ちるところが何とも・・・ただのエロチックホラーであった。 (2004.4)
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ナチュラル・ボーン・キラーズ | 1994 アメリカ WB NATURAL BORN KILLERS |
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ストーリー | アメリカ史上最悪の連続殺人犯のミッキー&マロニー・ノックス夫妻の物語。 | |||
監督 | オリバー・ストーン | |||
出演 | ウディ・ハレルソン | ジュリエット・ルイス | ロバート・ダウニー・JR | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 白黒とカラーのフィルムを慌しく交差させたり、時には真っ赤な映像、ホームドラマ映像、アニメ映像、等々様々な映像効果をスピーディーに展開させる。 ジュリエット・ルイスの腋毛も良かったけど、ブチ切れている演技も最高。しかし、映像にこだわりが強く、2人の狂気の原因を追求するような描写がないことや、連続殺人も度を過ぎるとヒロイズムも感じてしまうといったテーマにも飽きてくる。終盤にきて、刑務所にいる彼らをテレビ生中継するシーンでは冗談がきついような気もする。ま、マスメディアの功罪も追及したくなってしまうのは確かだ。 1994年ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞、イタリア批評家賞(ルイス) 199年ゴールデングローブ賞監督賞ノミネート 他 (2005.7)
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ナチョ・リブレ 覆面の神様 | 2006 アメリカ UIP NACHO LIBRE |
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ストーリー | 教会の修道院で育てられたナチョは料理も下手だし、何をやってもダメ。ある日、レスラー募集のチラシを見てホームレスのヤセとタッグを組んでルチャドールのデビューを果たすが・・・ | |||
監督 | ジャレッド・ヘス | |||
出演 | ジャック・ブラック | アナ・デ・ラ・レグエラ | ヘクター・ヒメネス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 強ければそれでいいんだと育った孤児の伊達直人。 「タイガーマスク」の元になった人物らしいが、ジャック・ブラックは伊達直人と全く似ていない。愛称はナチョ。キザ兄ちゃんと言えたものではない。マスクのイメージからしてもザ・デストロイヤーとそっくりなのですが、彼の決め台詞である「ポコチン」を連発するわけでもなく、かなり純情な性格でドジばかり踏んでいる。ちびっこハウスのような孤児を集めた修道院にペネロペ・クルスにも似た美人の修道女(アナ・デ・ラ・レグエラ)がやってきて、「一緒にトーストを食べましょう」と果敢にアタックしたりもするけど、純な彼は孤児たちに美味しいものを食べさせることが唯一の願いなのです。 虎の穴のような施設で特訓を受けるわけでも、有名なコーチにつくわけでもなく、ホームレスの男とタッグ組んで闘牛と闘ったり、蜂の巣をぶつけたりして独自の特訓を続けるものの、試合では連戦連敗の2人。しかし、負けてもファイトマネーがもらえるとわかり、コツコツと試合に出ては孤児院で料理を振舞う。もちろん覆面レスラーだし、教会ではプロレスを観ることさえ禁じられてるので誰も正体を知らない。唯一知っているのは健太とは体型の違う少年チャンチョだけだったりする。 アメリカで作られたメキシコ映画。そんなB級感漂う映画ですが、ジャック・ブラックとキャラクターの面白さで楽しませてくれる。が、やっぱり笑いのテンションは最高潮にまでは届かないほどゆるい展開。プロレス嫌いの人ならば観ないほうがいいのかもしれません。しかし、技のないナチョがスープレックスを決めた途端、ナチョーと叫びたくなるほど盛り上がるのです。それにジャック・ブラックの歌が3曲も聞くことができるというオマケ付き。彼のファンならば必見です。 (2006.11)
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ナック | 1965 イギリス UA THE KNACK... AND HOW TO GET IT |
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ストーリー | モテモテ男トーレンにくっついてまわる冴えない小学校教師コリン。茶色が嫌だから白ペンキを塗る男トムと、ロンドンに出てきてYWCAを探している家出娘ナンシーがやってくる。 | |||
監督 | リチャード・レスター | |||
出演 | マイケル・クロフォード | リタ・トゥシンハム | ドネル・ドネリー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | knack・・・女をモノにする。そんなことがどうでもよくなるスタイリッシュな白黒映像。くず鉄屋からアパートまでベッドを運ぶシーンが面白い。 大人の価値観と、当時の若者の姿が交差する。徴兵制復活や体罰を復活させるという復古主義にはついていけない。乱れた若者文化もそれほど感じられないが、サイケデリックな時代の前夜なのだろうか、モッズファッションなどビートルズが流行した時代を感じさせる。監督はビートルズ主演の『ビートルズがやってくるヤァヤァヤァ』と『ヘルプ』をも撮った人だ。 ナンシーと仲良くなりかけたのに、プレイボーイのトーレンに取られそうになり、追いかける二人。ポップな映像表現なのに焦る二人の心が伝わってくる。 1965年カンヌ国際映画祭パルムドール、青少年向映画国際批評家賞 1965年英国アカデミー賞作品賞、女優賞、脚本賞、撮影賞、新人賞ノミネート (2005.5)
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ナッシング・トゥ・ルーズ | 1997 アメリカ ブエナ NOTHING TO LOSE |
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ストーリー | 順風満帆な広告代理店の重役ニックが妻の浮気現場を見て投げやりな気分のところへカージャックが現れる。むしゃくちゃして車を飛ばしアリゾナまで・・・ | |||
監督 | スティーヴ・オーデカーク | |||
出演 | ティム・ロビンス | マーティン・ローレンス | ジョン・C・マッキンレー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 妻の浮気相手は会社のボスだった。咄嗟の判断にも戸惑うシチュエーションであることもよくわかる。拳銃を突きつけられ、財布もカードも投げ捨ててしまったので持ち金がなくなってしまったニックは強盗におごってもらう。GSで強盗までした男。二人で逃げるが、ボスの金を狙うことで意気投合。 シマを荒らされたと怒る二人組みの強盗。ライバル意識からか、会社の金強奪に成功したマーティン・ローレンスからも奪ってしまう。自宅へ電話すると、浮気というのはニックの勘違いだったことが判明。失うモノが何もない男と失うモノだらけの男。「元の貧乏暮らしさ」と嘆く台詞がなんだかしみじみ・・・ クモに襲われ踊るティム・ロビンスのバックでスキャットマン・ジョンが聴ける。ラップのカノンってのも面白いぞ♪ (2006.7)
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ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々 | 2000 アメリカ Uni=UIP NUTTY PROFESSOR II: THE KLUMPS |
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ストーリー | 奇妙な変身騒動から悩み続けていたクランプ教授は、もう一つの顔であるバディ・ラブの幻影がまだ現れていた。デニースに求婚して大失態したため遺伝子削除を行なったが・・・ | |||
監督 | ピーター・シーガル | |||
出演 | エディ・マーフィ | ジャネット・ジャクソン | ラリー・ミラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 今回は合計9役をこなすエディ・マーフィ。君のタコスをぺろぺろしたい♪ソーセージが・・・ 知能が減退するという副作用。考えたら、ちょっと怖いですね。『スーパーマン』『スターウォーズ』のパロディが夢の中に出てくるのには大笑いだ。あとはドタバタの連続。やはり下品なものは受けつけられない・・・ 2001年MTVムービーアワード コメディ演技賞ノミネート (2005.8)
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夏の嵐 | 1954 イタリア イタリアフィルムNCC・ヘラルド SENSO |
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ストーリー | 1866年、オーストリア占領下のベネチア。オペラ観劇中に将校と抗戦運動の指導者ロベルト・ウッソーニとの間に決闘騒ぎがおこり、それを諌めに入ったリビア・セルピエーリ伯爵夫人。ロベルトは彼女のいとこだったが、逮捕され1年後には流刑となる。 | |||
監督 | ルキノ・ヴィスコンティ | |||
出演 | アリダ・ヴァリ | ファーリー・グレンジャー | マッシモ・ジロッティ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | イタリア統一のため快進撃が続くガリバルディを信じ、ロベルトは流刑という扱いに甘んじる。伯爵夫人は彼との別れを惜しむが、原因となったフランツ・マーラー中尉に再会しよろめいてしまうのだ。ロベルトを助けるには夫ではだめだ。なんとかオーストリア将校に頼まねばと恥をしのんで将校たちの宿舎へ向かうリビア。そんなことは口実で中尉に会いたいがための行為。そこから深く恋に落ちる二人だった・・・ ストーリーはアリダ・ヴァリの語りが中心となって進められる。この声がなんとも艶っぽく、いかにも恋に落ちた中年女といった雰囲気を醸し出していた。戦争も始まり、ベネチアと敵対するオーストリアとの間と同じく、彼ら不倫の恋にも溝が入る。貴族だから金もある。ずっと一緒に過ごしていたい。戦争で死なせたくないという思いから、金で軍医を買収して兵役から逃れさせる方法を思いついたのだ。 それでも戦闘態勢にあった町が2人を引き離し、命からがら会いに行き、再会できたと思ったら、逃亡兵扱いされたフランツが彼女の渡した金で娼婦までも買っていたのだ。荒んだ生活、英雄とも呼ばれなくなった身分、自暴自棄となった心から、彼女を詰るばかりのフランツ。やがて彼女は密告により彼を逮捕させようとするのです。 ストーリーもしっかりしていて、不倫物語ながら激化する戦争を舞台に力強く描いてある。無謀な恋に溺れる姿もさることながら、臆病な兵士になると大変だという理不尽な世界を見事に描き、虚しい銃殺のラストシーンで胸に響いてくる作品。下手をすると徴兵義務を正当化するよために利用されかねない内容なので、そこだけが気になった・・・ (2006.11)
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夏物語 | 2006 韓国 エスピーオー ONCE IN A SUMMER |
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ストーリー | 独身を通した60歳の元大学教授ユン・ソギョンはテレビの取材を受け、スタッフは初恋の女性を捜すことになった。 | |||
監督 | チョ・グンシク | |||
出演 | イ・ビョンホン | スエ | オ・ダルス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | イナバウアーキス!未遂・・・ 単なる純愛物語じゃないと思う。社会背景が1969年の韓国軍事独裁政権下ということもあって、日本では知る術もない当時の状況。学生たちは軍事政権の三選阻止を願ってデモを起こしたり、そのおかげで大学は休校になったりと、当時の日本と似ているといえば似ている(日本の様子もよく知らないのに・・・)と思う。そんな学生たちが農村へ奉仕活動へ出向き、ユン・ソギョン(イ・ビョンホン)が村の若い女性と恋に陥る物語。 しかし、その娘ジョンイン(スエ)は父親が北朝鮮へ逃げたということで、彼女自身もアカ扱いされている。しかし、村人の文盲率が高いため、父親が小さな図書館を建て、スパイ容疑を払拭しようと努力していたことも窺われるのです。奉仕活動も終了して皆が大学へ帰ってからが凄まじい展開。学生デモに巻き込まれてソギョンもジョンインも逮捕されてしまうが、2人だけはスパイ容疑もあるという理由で特別な扱い(拷問に近い?)を受けてしまう。2人の仲を認めてしまえば、学生の逮捕というレベルじゃなくなってしまうのだ・・・そしてソウル駅でのシーンでは、結果もわかっているのに泣けてくる・・・ 電気もまだ来ていない村の牧歌的な雰囲気。時代的にも風景的にも『ラブストーリー』を思い出してしまいました。ひょうきんなビョンホンはなかなか良かったし、スエちゃんも可愛い。彼女が村人に本を読んであげるシーンで、「胸をつかむ」を「手をつかむ」に変えてしまうところが好きだ。そして、ほのぼのとしたひと夏の恋に“石になった魚”や“ひのきのカード”という小物の伏線が効いていた。 これだけいいテーマもあるのに残念なところも目立ってしまう。図書館が燃えた後の心理描写は、その直前の映画上映会の気分をぶち壊すものなのだから、もっとじっくり描いてもらいたかったし、テレビ局プロデューサーが持ってたカードもいきなり小学校へと場面が変わるのでわかりづらいし、ラストの石の魚も唐突すぎるような・・・考えればわかるのですけど、考えなくてもいいような工夫が欲しかった。 (2007.2)
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夏休みのレモネード | 2002 アメリカ メディア・スーツ STOLEN SUMMER |
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ストーリー | 1976年、シカゴ。消防士の父を持つ8歳のピートは夏休み前にシスターから「悪魔の道を選ぶか神の道を行くかは夏休み中に決まる」と言われ、ユダヤ教の教会へ足を運ぶ。 | |||
監督 | ピート・ジョーンズ 製作:Bアフレック、Mデイモン | |||
出演 | エイダン・クイン | ボニー・ハント | ケヴィン・ポラック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | オンライン脚本コンテストで選ばれた作品。宗教の意識が弱い日本人には不向きだ。何だろうなぁ。ユダヤ教とカトリックの橋渡しをする少年ピートは、ダニー教という宗教の創始者になったのであろうか。 ダニー少年は白血病である。死んだら天国へという純粋な気持ちで10のテストを行うのだが、観終わってからよ〜く考えてみると、ピートはダニーが死んでしまうということを予期していたような気がする。そうでなければ、ピートの深層心理にはキリスト教へ改宗させようという意識があったとしか思えない。純粋な気持ちは理解できるが、やはり心が狭いせいなのであろうか、余計なことを考えてしまいました。 (2004.8)
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ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説 | 2000 日本 日本ヘラルド |
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ストーリー | TV番組「ウリナリ!」で結成された南々見組がインドにまで行って作ったミュージカル? | |||
監督 | 大森一樹 | |||
出演 | 南原清隆 | 天野ひろゆき | 宍戸錠 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★★ | ★ | ★ |
コメント | ペンキ屋のナトゥがひょんなことから映画スターのミーナを助け、ボディガードを務めることになるが、次々と悪者が襲ってくるという馬鹿馬鹿しい内容。踊りでは、日本が出てきたり、ダンサーがパクリ元のように多かったりして楽しい。これだけダンスだけの映画も珍しい。俳優は学芸会レベル。 (2004.10)
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