ナチュラル | 1984 アメリカ COL THE NATURAL |
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ストーリー | 田園地帯で育ったロイ・ハブズはシカゴ・カブスの投手の入団テストを受けるため旅発つが、旅先でいりあった女に銃撃される。 | |||
監督 | バリー・レヴィンソン | |||
出演 | ロバート・レッドフォード | グレン・クローズ | ロバート・デュヴァル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 恋人には入団テストと言ってたけど、スラッガーに対して草野球で勝負してただけ。球場に行く前のホテルでいきなり女に撃たれてしまう。 16年後、35歳になったロイは投手ではなく打者として弱小チームのニューヨークナイツに入団する。チャンスをもらい代打で登場し、いきなりボールを割るほどのパワーで逆転打。子供の頃、雷が落ちたことのある庭の木で作ってもらったバットでだ。“ワンダーボーイ”と稲妻の模様が入ったオリジナルバット。代打の時も稲妻があったし、なかなか印象的なシーン。やがてチームメイトのバンプが試合中死んでレギュラーの座を勝ち取る。マスコミも周囲の人間も彼の経歴が気になりだすが、すべては謎に包まれていた・・・ 最初は大活躍だったが、野球賭博に食事を誘われたときに知り合った運のない女メモ(ベイシンガー)と付き合い始めてツキが落ちる。しかし、女神は現れた。故郷に残してきたかつての恋人アイリス(グロース)だ。スタンドに彼女を見つけた途端、スコアボードの時計を破壊する特大ホームランを放ったのだ。チームはまたもや大躍進。中でも4打席連続ホームランが凄い! 優勝間近の試合前のパーティ。メモに毒(?)を飲まされ緊急入院となったロイ。その間チームは試合を落としてプレーオフで決着つけなければならなくなった。賭博師と優勝すると都合が悪いオーナー判事から裏取引を持ちかけられるロイ。それでなくても試合に出たら選手生命どころか命が危ないと医者から止められる。どうせこれを最後に引退するんだ・・・・と、無理を承知で出場するのだった。 ラストはわかりきったようなベタな展開で特大の逆転ホームランなのですが、球は照明に当たり花火のように球場を明るく照らす。ストーリーそのものよりも映像に感動してしまうのだ。 1984年アカデミー賞助演女優賞(クローズ)、撮影賞、作曲賞、美術監督・装置賞ノミネート 1984年ゴールデングローブ賞助演女優賞(キム・ベイシンガー)ノミネート (2007.3)
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ナッツ | 1987 アメリカ WB NUTS |
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ストーリー | 娼婦のクローディアはサディスティックな客に殺されかけ、逆に殺してしまう。母親は精神異常(ナッツ)として裁判を逃れさせようとするが、クローディアはあくまでも正当防衛で争いたかった。官選弁護人アラン(ドレイファス)は辟易するも、次第に彼女に同調し・・・ | |||
監督 | マーティン・リット | |||
出演 | バーブラ・ストライサンド | リチャード・ドレイファス | カール・マルデン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 冒頭では予審のシーン。雑然として、数多くの犯罪が事務的に進められるという、なんだか異様な雰囲気。ほとんど情報がない中で、裁判を逃れたのに弁護士は降りて、アラン・リビンスキーが官選弁護人となる。狂人とされ、ずっと精神病院に入れられたたことがクローディアの心を傷つけるのだ。病院よりムショがいいのか?と元の有能弁護士はあきれ顔だ・・・ 特別予審が始まった・・・目的は彼女が精神異常でないことを証明することだ。両親が証人席で質問されるところがひとつのヤマ。父親の証言・・・娘を風呂に入れていた・・・いつまで?・・・クローディアが泣き崩れる。16歳よ!・・・娘との肉体関係は??? 予想に反して、この予審のみで物語が展開。とにかく彼女の正常さを証明さえすればOKのような、日本じゃ考えられないような法廷もの。そして、ラストにあっけなく本裁判で無罪を勝ち取ったとテロップが流れる・・・ 1987年ゴールデングローブ賞作品賞、女優賞、助演男優賞(ドレイファス)ノミネート (2007.12)
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夏の夜は三たび微笑む | 1955 スウェーデン 東和=東宝 SOMMARNATTENS LEENDE |
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ストーリー | 弁護士エーゲルマンは二年前に先妻を亡くし新妻アンを迎え入れたが、寝言でかつての愛人デジレの名前を口走ってしまう。観劇に行くと女優の名前がデジレと気づき・・・ | |||
監督 | イングマール・ベルイマン | |||
出演 | グンナール・ビョルンストランド | ウーラ・ヤコブソン | エヴァ・ダールベック | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 18歳になるアンは賢く鼻っ柱も強い少女。結婚して2年になるのに夫のフレデリックは未だ手を出さず処女のままだ。可愛らしさもあるけど、ふさふさとした腋毛がなんとも魅力的。神学校に通う息子は女中ぺでーるに夢中だけど、失敗ばかり。大人の愛というものを知らないからだとフレデリックは言う。 かつての愛人デジレの家に行くと、そこには現在の愛人である軍人マルコムが・・・。決闘になる雰囲気もあったが、愛人争奪の男の争いとは裏腹に、妻たちの結託も感じられる。その中心となる5人が一堂に会し、デジレがエーゲルマンを奪う計画にマルコムの妻が加担する。そして悩める息子と女中への執着を捨て、義母にあたるアンのもとへ・・・ 処女であるアンが女中に悩みを打ち明け、男性体験なんかを訊くところも印象的だし、どこから息子への愛があったのかわからなかったけど、息子に若妻を駆け落ちされるエーゲルマン惨めさ悲しさも伝わってくる。一方、決着のついていない男二人がロシアン・ルーレットで対決する。 なんだかすっきりしない終わり方だったけど、幸せな雰囲気は女中とその愛人だけだったかのような、牧歌的な中で愛を交わすのがやっぱり一番なのかも・・・。4組の男女が終息へと向かうが、三たびというのはどのカップルがダメだというんだ・・・。とにかく喜劇なので、安心して見ていられあ。 1956年カンヌ国際映画祭詩的ユーモア賞 1956年英国アカデミー賞作品賞、男優賞、女優賞ノミネート (2007.12)
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