ニキータ | 1990 フランス ヘラルド NIKITA |
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ストーリー | ヤク中の仲間と強盗に入って銃撃戦の末逮捕されたニキータ。彼女は死んだことになっていて、政府の秘密工作員に仕立て上げられることになった。 | |||
監督 | リュック・ベッソン | |||
出演 | アンヌ・バリロー | ジャン・ユーグ・アングラード | ジャンヌ・モロー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 観客を乗らせるテクニックが未熟な頃のベッソン?映像はいいんだけど、演技が下手な男優が多い(ジャン・レノだけは良かった)。最近の韓国アクション映画などは、この映画を参考にしてるのではないかと思う。そのくらい影響力のある雰囲気でした。 1991年ゴールデングローブ賞外国映画賞ノミネート 1991年日本アカデミー賞外国映画賞ノミネート (2005.2)
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肉体の悪魔 | 1947 フランス 東和 LE DIABLE AU CORPS |
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ストーリー | 第一次世界大戦終結を告げる鐘が鳴り響くパリ。青年フランソワ(フィリップ)は見習看護婦マルト(ブレール)と知り合った頃を思い出した。 | |||
監督 | クロード・オータン=ララ | |||
出演 | ジェラール・フィリップ | ミシュリーヌ・ブレール | ジャン・ヴァラス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 負傷兵が何人も担ぎこまれてくる病院。マルトは手伝おうとして倒れてしまった。農作業をやらされていた高校2年のフランソワは早速ナンパ・・・おませさん。デートをして「婚約者がいる」と聞いても怯まない。彼女の帰宅後、母親の監視が厳しくなり、やがて結婚してしまったマルト。たった1日の恋だったのに2人はまた惹かれあう。そして戦地に赴いている夫の留守中、フランソワとマルトは結ばれる。 夫ジャックの子を身ごもっても休暇で帰ってくる夫に別れを告げる決心を2人でしたのだが、最終的にはフランソワと別れることになってしまった。母親は意外にも愛人を認めてしまっていることもフランス的なのだろうか・・・そして、ついにマルトが死ぬことに。 今でこそよくある不倫話だけど道徳的にみても問題作だったのだろう。もしかすると死んでいたのはフランソワなんじゃないかと『シックスセンス』的なことも考えてみた。戦争の話を避けたいというフランソワの会話もあったけど、反戦要素は全くなく、むしろ戦争に行った夫を冒とくさえしているような。こんなことが日常茶飯事になったら、誰も妻を残して戦争なんか行きたくなくなるかもなぁ。 (2009.2)
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肉体の冠 | 1951 フランス 新外映=NCC CASQUE D'OR |
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ストーリー | 19世紀末の巴里。情夫ロランときまづくなっていた娼婦マリーは仲間たちとボート遊びの後、カフェでの一件で大工のマンダに惹かれてゆく。殴られたロランはマンダに決闘を・・・ | |||
監督 | ジャック・ベッケル | |||
出演 | シモーヌ・シニョレ | セルジュ・レジアニ | クロード・ドーファン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 娼館の親分ルカにも惚れられてしまうマリー。たかが娼婦と侮ってはいけない。プライドが高いけどかなり魅力的なのである。そのマリーがフィアンセのいるマンダに興味を持った。家に押しかけていきなりキスをするシーンがよかった。 その後決闘にて、誤ってロランを殺してしまったマンダ。殺してしまったのに、さすが野性味のある職人。罪の意識もあまりないようだ。友人レイモンのはからいで伯母さんの家で逢引する二人。事件とは無縁・・・そんな折、レイモンが逮捕される。 女のためには仲間も売る。極悪非道のボスに決着をつけなければ・・・と、友人を助けるマンダも渋い。そして警察で銃を奪い・・・ 1952年英国アカデミー賞女優賞 同作品賞ノミネート (2005.6)
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肉体の門 | 1964 日本 |
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ストーリー | 終戦直後の荒廃した日本。米兵に犯されたマヤは体を売る女たちの仲間入りをした。 | |||
監督 | 鈴木清順 | |||
出演 | 宍戸錠 | 野川由美子 | 河西郁子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | タダで男と寝るという掟を破るとリンチに遭う仲間。生き抜くためには金が必要なのだ。身体を売って生計を立てる彼女たち5人はカラフルな服装で身を固め、映像もその原色を最大限に利用している。みんな進駐軍が憎く、しんちゃんを英雄視し、次第に好感を持ってしまう。というストーリー。 敗戦直後の映像を新感覚で風俗側から描いたリアルさは素晴らしいけど、黒人神父をたぶらかしたりするシーンはついていけない。。。終盤の2人の展開も心理描写が急すぎておかしいような気もする。ま、肉欲だけならわかるんだけど・・・ (2004.11)
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肉体の門 | 1977 日本 日活 |
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ストーリー | 昭和21年、東京は獣の街と化していた。食うか食われるか、弱い者は生きてゆけなかった。 | |||
監督 | 西村昭五郎 | |||
出演 | 加山麗子 | 渡辺とく子 | 山口美也子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 米兵によるレイプを目撃して、「なぜ本土決戦をやらなかったんだ」と嘆く復員兵。生きるために体を売る女たち。荒んだ心を持った者が集まる廃墟。鈴木清順版よりも人物のアップと裸が目立つ。さすが日活だ。したがって女優たちも皆ポルノ女優。 ペニシリンと偽ってヒロポンを売るヤクザや刺青を彫る男。そして金を取らなかったらリンチというシーン。牛を切り裂いて血を飲むという残虐シーン。大写しや絡みが多くてわかりやすいけど、やはり芸術的という言葉からはほど遠かった。 (2005.3)
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肉の蝋人形 | 1997 イタリア コムストック MASCHERA DI CERA GASTON LEROUX'S THE WAX MASK |
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ストーリー | 1900年、パリで一家惨殺事件が起こった。12年後、生き残った少女ソニアはボリスの作った蝋人形館に衣装係として働くこととなった。 | |||
監督 | セルジオ・スティヴァレッティ脚本:ルチオ・フルチ ダリオ・アルジェント | |||
出演 | ロミーナ・モンデロ | ロベール・オッセン | マッシモ・バンニ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | ルチオ・フルチが監督をする予定だった今作品。他界したために、急遽特殊効果担当のセルジオ・スティヴァレッティがメガホンをとることとなった。冒頭では「ルチオ・フルチに捧ぐ」の文字が痛々しく映る。 プロットでは、人間関係の意外性や目の見えない叔母という小技も冴えていて、単なるホラーではなく、2時間サスペンスの雰囲気さえある。言いかえれば、これはホラーなんかじゃない!ということだ。もちろん、スプラッター要素も隠し味として加え、突如折りこまれるサブリミナル・エッセンスやCG効果もいい感じなのだ。さらに、ラストも秀逸で、思わず唸ってしまうくらいなのだが、何かが足りない。そう、恐怖感が足りないのだ。ルチオ・フルチなら不気味な登場人物と派手なスプラッターに作り上げただろうなぁ〜と、ちょっと残念に思う。 (2005.10)
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逃げ去る恋 | 1978 フランス ぴあ ヘラルド L' AMOUR EN FUITE |
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ストーリー | 協議離婚しようとするアントワーヌとクリスチーヌ。 | |||
監督 | フランソワ・トリュフォー | |||
出演 | ジャン=ピエール・レオ | マリー=フランス・ピジェ | クロード・ジャド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 印刷工として働きながら自分の恋愛を記した小説を出版しようとしていたアントワーヌ。調停も終わり駅で息子を見送ったあと、列車に飛び乗りかつての恋人でもあった弁護士コレットと出会う。彼女はアントワーヌの私小説を読みながら過去を回想する。 回想のフラッシュバックがやたらに多い。少年時代とかはモノトーンになるのでわかりやすいけど、その他はしつこすぎた。ストーリーも面白いものじゃないし、なんだかなぁ・・・ 1979年セザール賞音楽賞 (2007.2)
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ニコラ | 1998 フランス シネマパリジャン LA CLASSE DE NEIGE |
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ストーリー | 内気な12歳の少年ニコラを冬季林間学校へ入れることになった。初日、パトリック先生はよく手伝ってくれるニコラに願いがかなう腕輪をプレゼントした。妄想をくりかえしたため、友達のオドカンに「性的暴行殺人の犯人が父ではないか・・・」と伝えるのであった。 | |||
監督 | クロード・ミレール | |||
出演 | クレモン・ヴァン・デン・ベルグ | フランソワ・モイ | イヴ・ヴェローヴェン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | アヌマスの交通事故で60人中15人の児童が死亡、というニュースを見たりして不安な要素がいっぱいだった父親。だけど、子どもの腎臓を取ってしまう臓器密売人の話なんかするな!半年前だったけど(笑)医療器具のセールスマンの父という設定もいい。 父親が殺されるという妄想を繰り返し見てしまうニコラ。願いがかなうという腕輪の伏線といい、結局は父親が嫌いであることの表れだったのだろう。前半のどぎつい夢といい、猿の手首の妄想といい、ホラーっぽい内容とブラックすぎる内容だった。 1998年カンヌ国際映画祭審査員賞 (2004.8)
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にごりえ | 1953 日本 松竹 |
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ストーリー | 樋口一葉原作の「にごりえ」。三話オムニバス | |||
監督 | 今井正 | |||
出演 | 丹阿弥谷津子 | 久我美子 | 淡島千景 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 第一部の「十三夜」が短いけどよかった。親子の会話、幼い頃の憧れの異性。もうちょっと続きが観たいと思わせた。 第二部は借金を返さなければならない両親のために奉公先で10円失敬する話。落ちがなかなかいい。 第三部は「にごりえ」。淡島千景が色っぽく綺麗。 1953年ブルーリボン賞作品賞 (2004.12)
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