人形霊 | 2004 韓国 コムストック THE DOLL MASTER |
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ストーリー | 彫刻家のヘミは山の中の人形博物館の招待を受けた。他には女子高生、写真家など3人と、自称モデルのテスンが参加。 | |||
監督 | チョン・ヨンギ | |||
出演 | イム・ウンギョン | キム・ユミ | オク・ジヨン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 館長と人形師ジェウォンだけが住人かと思っていたらミナ(イム・ウンギョン)という少女がいるらしい。会食すると、みんなこの地に本籍があることがわかり、生霊の宿った人形の復讐劇を話し出す。地下には髭面の男が監禁されている様子もあり、不気味な夜がはじまってしまった。ずっと人形を抱いていた女ヨンハが人形を何者かに壊され、狂ったように暴れ出すが、夕食時に首を吊って死んでいた・・・ 冒頭では60年前の事件が描かれ、男を愛した人形が復讐に燃えたという話。しかし、犯人たちの子孫を復讐の対象にするというのも頷けない。まぁ、主犯の孫が刑事だというのも笑えるのかもしれないが、主人公がバイク事故から救ったほど愛着を持った人形のおかげで何とか生き延びることができたヘミ。「あんたなんか嫌いよ」というのも残酷だ。やっぱり人形は可愛がらなくてはならないという教訓めいた映画なのかもしれない。 前々怖くないし、ストーリーもそれほどではないけど、ミナちゃんが可愛いことと、「やっぱり殺せない」などと涙を誘う場面もあったので3点! (2006.8)
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ニンゲン合格 | 1999 日本 大映 |
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ストーリー | 14歳のときに交通事故に遭い10年間病院で昏睡状態にあった吉井豊(西島)のもとに父の友人藤森(役所)がやってきて10年分の雑誌やビデオを持って見舞いにくる。 | |||
監督 | 黒沢清 | |||
出演 | 西島秀俊 | 役所広司 | 大杉連 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 加害者である大杉漣もやってきた。失った10年間を詫びるとともに、これでお終いにしてほしいと懇願する。10年間を失った・・・しかし目覚めた本人にしてみれば何を失ったのかも理解できない。 吉井の家庭は崩壊していたようで、とりあえず藤森の家で居候することになった豊。10年のブランクといい中学生の頭しかないんだから、何もかも不思議に映る世の中。まぁ、電動スケボーとか逃げ込んできた馬とか、普通の人でも不思議感いっぱいなんだけど・・・ わざとらしいギミックもない代わりに、西島、役所、大杉の3人が突如切れてしまう性格が面白かった。家族の再生を背景に持ってきてながら、実は交通事故の加害者と被害者の関係の人間関係のほうがインパクトあったし、黒沢映画の中でも演技力が冴えた作品だと思う。 1999年日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、ベストテン4位 (2007.2)
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人間の証明 | 1977 日本 東映 |
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ストーリー | 八杉恭子主催のファッションショー会場で黒人男性が殺される。被害者の過去を追って渡米する棟居刑事とアメリカの刑事の意外な関係。そして西条八十の詩が深いかかわりを持って・・・ | |||
監督 | 佐藤純彌 原作:森村誠一 | |||
出演 | 岡田茉莉子 | 松田優作 | ジョージ・ケネディ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 『犬神家の一族』に次ぐ角川春樹事務所製作第2弾作品。森村誠一氏がホテルマンとして角川春樹が復員兵としてカメオ出演していることや、「観てから読むか、読んでから観るか」のキャッチコピーが評判となった。読んでから観たのは失敗だったかも・・・ 森村誠一作品を初めて読んだのもこの小説。八杉恭子の過去と2人の息子。隠したいあまりに肉親(映画では岡田茉莉子が麦わら帽子と表現してた)を失ってしまうこと。さらには息子(岩城滉一)が交通事故で人を殺してしまった罪。犯人側の切ない人間関係もさることながら、棟居(松田優作)と父親が進駐軍に弄り殺されてしまった事実に絡む輻輳する人間関係。八杉恭子もジョニー・ヘイワードの父もケン・シュフタンもその現場にいたのだ。 戦争を憎む佐藤純彌監督らしく、進駐軍による暴行のフラッシュバックが何度も繰り返される。公開されて30年経っても思い出してしまうほど効果的に使われていた。そして、棟居がケンを撃とうとするシーン。あとは長門裕之の情けない顔・・・ 久しぶりに観て改めて考えてみると、“人間の証明”とは誰の人間性を証明しようとしていたのか・・・なぜだか八杉恭子や息子そしてケンだけではないような気がしてならない。特にデザイン大賞授賞式で客が拍手喝采するなど、悲しいことなのだから静かに見守るべきだろうなどと細かなところまでチェックしてしまった・・・ (2008.1)
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人間の約束 | 1986 日本 東宝東和 |
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ストーリー | 東京都多摩市。ある一家の寝たきりの老母タツが死んだ。調べてみると他殺の疑いが出てきた。次の日の夕方、タツの夫が自首してきたが、夫自身もかなりボケてきていたのだ。 | |||
監督 | 吉田喜重 | |||
出演 | 三國連太郎 | 河原崎長一郎 | 杉本哲太 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 重苦しくなるような老人問題。ボケ、介護と様々な家族のテーマを映し出す内容は、暗いが真剣に考えなければならないことだ。しかし、やりすぎの脚本には引いてしまう。ボケた真似をするのはわかるが、計算高すぎだ。台詞も自然じゃない。 サスペンス風に仕上げたことで面白くはなっている。結局誰が殺したんだ?とイライラもさせてくれた。大した作りにはなっていないものの、観てるだけで老人臭が漂ってきそうな雰囲気がある。。。。 (2004.11)
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NIN×NIN忍者ハットリくんTHE MOVIE | 2004 日本 東宝 |
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ストーリー | 伊賀の里で修行を積む服部カンゾウは、父ジンゾウから、江戸に出て主に仕えるという最後の修行の命を受ける。最初に出会った人間が主になるというのであるが、それが小学生ケンイチであった。 | |||
監督 | 鈴木雅之 原作:藤子不二夫A | |||
出演 | 香取慎吾 | 田中麗奈 | ゴリ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | ストーリーやVFXアクションを楽しむよりは、キャスティングの妙を楽しんだほうがいい。まず、ハットリくんの父は「ニン!」のギャグ繋がりで伊東四郎なのだ。このやりとりで場内のお子様たちは大喜び。逆に大人たちは引いてしまうところだ(笑)。そして、『ホテルビーナス』からのカメオ返しで草g剛。どうしよもない脇役刑事に東幹久なのだが、かなり笑わせてくれます。そして、日本映画には欠かせない大杉漣なのだ! しかし、VFXは低予算なためかイマイチ。二重撮影がすぐにわかるフィルムの編集には子供たちしか喜ばないでしょう。しかし、空を飛ぶシーンだけは気持ちよかったな。ストーリーは後半にホロリとさせられGoodJob! 見所は、ケンイチのカンケリシーン!下まで脱がなくても・・・ (2004.8)
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