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ニュートン・ボーイズ 1998 アメリカ
FOX
THE NEWTON BOYS
ストーリー  1919年から24年まで、テキサスからカナダにかけて80を超える銀行を襲い、史上最大の郵便列車強盗をやってのけたニュートン4兄弟の実話。
監督 リチャード・リンクレイター
出演 マシュー・マコノヒー イーサン・ホーク ヴィンセント・ドノフリオ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  実話だから凄いことなんだけど、4兄弟それぞれの心理描写を考えると弱い。マシュー・マコノヒーの投げやりな雰囲気とか恋愛面での駆け引きがよくわかるところだけど、それ以外は・・・
 銀行爆破シーンや警官との小競り合いの銃撃戦映像は迫力あるので劇場で観たかったところだ。『明日に向かって撃て』よりは随分劣る。しかし、エンドロール時の映像で爺さんとなった本人たちが登場し、笑わせてくれる。銀行は皆金持ちばかり、襲ったって泥棒から盗むようなものだ・・・なかなかイキな爺ちゃんだ。
(2006.12)

摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に 1986 アメリカ
Uni=UIP
THE SECRET OF MY SUCCESS
ストーリー  カンザスからニューヨークで成功することを夢見てやってきた青年ブラントリー・フォスター。勤めた会社は吸収合併によりいきなりクビ。他の会社にはなかなか採用されない・・・・結局、遠い親戚のおじさんの大会社を訪ねてなんとかメールボーイとして雇ってもらう。
監督 ハーバート・ロス
出演 マイケルJフォックス ヘレン・スレイター リチャード・ジョーダン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  公衆電話で実家に電話していると、強盗騒ぎでいきなりの銃撃戦。テレビの「マイアミバイス」だとごまかしたりするが、ニューヨークという街が危険だと悟られないようにしなくちゃ・・・家を出るときには「帰りは自家用ジェットだ」などといきがったのに。
 配送係はスーツと口を利いてはならない。大学でしっかり学んだのに味気ない職場のため、こっそり自分の部屋を確保。重役の振りをしていたが、重要書類をなくしてしまった。
 やっぱり男の子ブラントリーはバリバリの女性社員クリスティに恋をする。上手くはいったけど、その後の愛人でもあった会社社長のおじ夫婦と四角関係になってしまい、夜這いと寝室のドタバタ劇へと発展する。

1987年ゴールデングローブ賞歌曲賞ノミネート
(2007.1)

ニューヨーク東8番街の奇跡 1987 アメリカ
Uni=UIP
BATTERIES NOT INCLUDED
ストーリー  NY。立ち退きを迫られる安アパートの住人たちが宇宙からのエイリアンに守られて地上げ屋を追い払う・・・
監督 マシュー・ロビンズ
出演 ジェシカ・タンディ ヒューム・クローニン フランク・マクレー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  スティーヴン・スピルバーグ・プレゼンツ!と、スピルバーグの名前があるとついつい見てしまっていたあのころの映画。『コクーン』にも夫婦で出ていたヒューム・クローニンとジェシカ・タンディ夫妻がいい味を出している。
 可愛いUFO。子供だったら実物大のオモチャだと思えば、絶対に欲しくなる。そんなUFOがアパートの屋上で赤ん坊を産むのだ。1匹は死産だったけど、2匹は元気に夫妻のダイナーの手伝いをする。スープ鍋に落ちた時はダメかと思ったけど・・・
 地上げ屋ボビーが壊したものを全て元通り。リペアマンとしては最高の腕前だ。終盤には火事になって立ち退きは目の前となるが、奇跡はそこから訪れる。一家に一台欲しくなる、そんな映画だ?
(2007.12)

ニューヨーク・ドール 2005 アメリカ
ファントム・フィルム
NEW YORK DOLL
ストーリー  実働3年。たった2枚のアルバムを残し崩壊した、音楽史上もっとも悪名高いバンド“ニューヨーク・ドールズ”。その中心人物、ベーシストのアーサー・キラー・ケインにスポットを当てたドキュメンタリー
監督 グレッグ・ホワイトリー
出演 アーサー・ケイン デビッド・ヨハンセン モリッシー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ 評価できない ★★★ 評価できない ★★★
コメント  ロック音楽史上、もっとも悪名高いバンドの“ニューヨーク・ドールズ”!と言われても、バンド名しか知らなかった。
 「雑誌“BLENDER”が選ぶロック映画ベスト100」の堂々25位にランクインしてます。1971年にデビューして後のパンク音楽に多大な影響を与えたらしいのですが、パンク系が好きではないので興味すらおぼえませんでした。このバンドに関して言えば、曲は聴いたこともなかったし、単なるオカマバンドなんだという認識しかありませんでした。
 人気絶頂だったのに実働3年、2枚のアルバムを残して崩壊したらしい。映画での中心はベーシストのアーサー“キラー”ケインにスポットを当てて、麻薬により身を滅ぼしてしまい、モルモン教に改宗して真面目に働く彼を描き出している。宗教によってここまで心を入れ替えることができるのかという驚きもありましたが、「洗礼を受けたとき、ドラッグでトリップしたようだ」と言ってのける彼の姿はどうしても違和感がありました。
 ニューヨーク・ドールズの軌跡と、ロック音楽の系譜。冒頭から思わぬ凝った作りにのめり込んでしまいます。そして、未だに彼らを神と崇める信者たち。ファンの夢もかない、2002年には再結成コンサートが催される。だけどケインには迫力がない。麻薬でボロボロになり、2階から落ちたときに痛めた足にはボルトが2本。コンサートでも一人静かに演奏していた姿が哀れにも感じてしまいます。
 ドキュメンタリーの作り方としてはとても素晴らしい構成になっているし、インタビューでは有名ミュージシャンと同列に友人や同僚が映し出されていて、アーサー・ケインの人間味のある姿が浮き彫りにされていました。だけど、どうしても音楽が好きになれない・・・
(2006.11)



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