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オフサイド・ガールズ 2006 イラン
スパース・サロウ
OFFSIDE
ストーリー  女性がスタジアムで男性のスポーツを観戦するのを禁じられているイラン。2005年のイラン・バーレーン戦を舞台に、男装しあの手この手で潜り込もうとする少女たちの姿をとらえた映画。
監督 ジャファル・パナヒ
出演 シマ・モバラク・シャヒ サファル・サマンダール シャイヤステ・イラニ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  試合映像がないのに臨場感たっぷり!
 イランでは女性がスタジアムで男性のスポーツを観戦することが禁じられている。だけど、女の子だってテレビの前じゃ満足できない。少女たちが考えたのは男装してスタジアムに潜り込むことだった。
 ドラマなのかドキュメンタリーなのか判定することさえ迷ってしまうような映像。実際に行われた2005年の試合イラン-バーレーン戦。しかも2006FIFAワールドカップをかけた大事な予選であるだけに、これだけストーリー性があるとノンフィクションであることは間違いないのですが、素人を使いハプニングをそのまま利用しているため、実際のスタジアム(の外)の様子がリアルに響いてくるのです。
 ダフ屋のつけた高値であっても平気でチケットを買い、ボディチェックをすり抜けようとするも警備している兵に捕まってしまう少女。彼女たちは塀の外の一画に集められ、スタジアムで歓声が湧きおこる度に監視兵に状況を訊ねる。トイレに行きたいと言って隙あらば逃げようとする者、軍服を着て男装に徹する者、涙ぐましい努力ではあっても彼女たちの天性の明るさのおかげで悲壮感はない。兵士たちもただ命令に従ってるだけであって、彼女たちに同情的になる者もいるし、とても心温まる内容になっているのです。
 試合映像をそのまま映画にすることは簡単らしいのですが、一緒に少女たちを映すということは禁じられている。と、公式サイトの監督談話でもその困難な様子が語られていて、フィルムの一部を軍に没収されているにもかかわらず、試合経過とオンタイムで撮られている臨場感には圧倒される。
 イラン女性蔑視をとりあげた社会派映画というわけでもなく、天真爛漫なサッカー好き少女たちを描いた映画。もちろん、ワールドカップに行けるという国全体の喜びに後押しされているから、盛り上がれるのだけど、スポーツ観戦によって一喜一憂するのは全世界どこであっても同じであり、そこには男女の壁はないはずだ。とにかく楽しいし、元気に前向きになれる映画として、手元に置いておきたくなるほどの映画でした。

2006年ベルリン国際映画祭審査員特別賞・銀熊賞
(2008.1)

オペラの怪人 1925 アメリカ
劇場公開
THE PHANTOM OF THE OPERA
ストーリー  19世紀、パリのオペラ座で、美しい少女クリスチーヌの身辺に奇妙な出来事が続出する。やがてクリスチーヌは、新作「ファウスト」の主役に抜擢されるが・・・
監督 ルパート・ジュリアン
出演 ロン・チェイニー メアリー・フィルビン ノーマン・ケリー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  1925年無声映画作品なのに完成度が高い。モノクロなのに赤みがかったり、緑がかったりと、後からフィルム加工してあるところも楽しめる。特に怪人が観客の前に現れるところは綺麗にカラー加工してあったのでビックリ。それがまた自然なので、一瞬時代を忘れてしまうほど。
 シャンデリア落下のシーンはさすがに物足りない。だけど怪人の不気味さはいい。マスクはほんとに口の周りだけのモノだったけど、はずしてみるとグロテスク。
(2008.6)



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