オール・アバウト・マイ・マザー | 1998 スペイン ギャガ=東京テアトル TODO SOBRE MI MADRE ALL ABOUT MY MOTHER |
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ストーリー | 17歳になるマヌエラの一人息子エステバンは女優ウマ・ロッホのサインを求めてタクシーを追いかけるが、不運にも別の車にはねられ死亡する。夫ロラから逃げて女手一つで息子を育てたマヌエラだったが、息子のことを伝えたくて夫を探し出そうとバルセロナへ向かう。。。 | |||
監督 | ペドロ・アルモドバル | |||
出演 | セシリア・ロス | マリサ・バレデス | ペネロペ・クルス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 【ネタバレ注意】 『欲望という名の電車』の舞台を伏線に用いて、ウマ(マリサ・バレデス)と再開するプロットは面白い。ウマ・ロッホが残した手紙で、マヌエラの息子エステバンがタクシーの窓を叩くときに見せたウマ・ロッホの表情がフラッシュバックのように甦りました。『イヴの総て』は未見ですが、見ておいた方が良さそうですね。 しかし、この映画にはエイズ問題や臓器提供の話とか詰め込み過ぎとも思えるくらいメッセージが多いので、その分損をしていますね。プロットといい、社会的メッセージといい、着眼点が優れているので中盤の中だるみとも言える内容を上手く編集してほしかった。 マヌエラ役のセシリア・ロスは『トーク・トゥ・ハー』にカメオ出演しているらしいです。あと、ペネロペ・クルスは綺麗ですね。。 1999年アカデミー賞外国語映画賞 その他いっぱい (2004.1)
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ALWAYS 三丁目の夕日 | 2005 日本 東宝 |
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ストーリー | 昭和33年、東京の夕日町三丁目。鈴木オートに青森から集団就職の星野六子がやってくる。向かいの茶川商店ではひょんなことから淳之介という小学生を預かることになった。 | |||
監督 | 山崎貴 原作:西岸良平 | |||
出演 | 吉岡秀隆 | 堤真一 | 小雪 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 「戦争も知らないくせに」「ロシア文学も知らないくせに」という会話にドキリ。はい、どちらも知りません・・・ 長嶋茂雄が巨人軍に入団した年に生まれていない者でも懐かしく感じてしまう昭和33年の映像。知らない時代でも懐かしく感じてしまう、日本人のDNAを受け継いでいるのだろうか。夕日町三丁目があたかも親の故郷でもあるかのように・・・ 西岸良平のコミック「三丁目の夕日」は計1400万部も売れているシリーズだ。喫茶店や床屋に行くと必ず手にしてしまうほど、いつでも気軽に読める庶民的なコミック。各エピソードは直接は繋がっていないが、三丁目の住人それぞれ日常生活と小さな事件がメインである。しかし、ほんの10数ページの物語なのに、感動のあまり涙が出てくるエピソードさえあるのです。老若男女問わず楽しめるほど普遍的な人情モノなので、それほど時代考証を意識したことはなかったのですが、三種の神器が登場した高度成長期の時代背景を如実に描写した本作を観ると、改めて生命力にあふれた親の世代を郷愁にも似た想いにかられます。 元々、重厚なドラマやドロドロした悲恋といったものとは無縁であり、感動できるストーリーではないとの批判もあるかもしれませんし、TVのホームドラマとどこが違うんだという意見もあながち間違いではないように思えます。しかし、他人の子でも親身になれるこの人間の暖かさは中々表現できるものではりません。ラヂオからは「戦後は終わった・・・」とアナウンサーの声が流れるなか、戦禍から立ち直り、他人の子であっても共に未来を見つめて懸命に生きる人々の姿には今の世の虚無感など全く感じさせないほどなのです。 良い大衆映画には必ず笑いのエッセンスがあると思います。この映画も例外ではなく、観客が一体となって大笑いできます。駄菓子屋茶川商店絡みのキャラは茶川竜之介、古行淳之介、古行和子、川渕康成と、ネーミングだけで可笑しい。しかも「慎太郎や健三郎はダメだよ」みたいな台詞もある。「冒険少年」なる少年向け漫画も登場するが、「少年画報」や「冒険王」といった月刊誌をもじってるものなのだろう。付録もいっぱい付いていて、欲しくなること間違いなしだ。 鈴木オート店主を演じる堤真一、その妻薬師丸ひろ子の演技がほのぼのしていて心地よく、そして真っ赤なほっぺの堀北真希の新人離れした演技にノックアウトされてしまう。もちろん子役二人も最高です。小雪と吉岡秀隆のエピソードは『男はつらいよ』に匹敵するほど純情を感じるものだったかもしれない。。そしてこの映画はこうした人間やストーリー以外に、VFXにも涙できる新感覚エンタテイメント映画と言えるのかもしれない。 2005年日本アカデミー賞作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞、新人俳優賞 2005年ブルーリボン賞助演男優賞、助演女優賞 (2005.10)
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ALWAYS 続・三丁目の夕日 | 2007 日本 東宝 |
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ストーリー | 昭和34年、ヒロミが去って寂しくなった茶川と淳之介の家には再び実父がやってきて息子を引き取ろうとしていた。向かいの鈴木オートには事業に失敗した親戚の娘・美加を預かることになった・・・ | |||
監督 | 山崎貴 原作:西岸良平 | |||
出演 | 吉岡秀隆 | 堤真一 | 小雪 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | テレビのドラマ〜、ヤクザのドラマ〜と嵐を呼ぶ男がやってきました。 日本アカデミー賞をほぼ独占した前作に比べると、さすがにVFXによる驚きはなかったけど、脚本にはますます磨きがかかったような気がします。予告編の段階では、幼い頃なぜか憧れていたしぼり器付きの洗濯機に心奪われてしまいましたけど、凄いと感じたのは冒頭のゴジラだけだったかも。最も凝っていたのは東京国際空港の旅客機や新幹線になる前の151系特急電車こだま号でしたが、細かな家庭用品にもよく集めたものだと感心させられます。 物語は茶川(吉岡秀隆)が芥川賞を取れるかどうか?がメインとなっていましたが、実際の昭和34年下半期の芥川賞は該当作品なしであり、この点でも上手く配慮がなされていました。とは言っても、冒険少年に書いているSFや冒頭のゴジラもどきの作品を書いていて、果たして純文学が書けるのかは疑問です。 一方、鈴木オートでは親戚の娘・美加を預かることになり、六(堀北真希)に恋する男・武雄(浅利陽介)が登場します。お父さん(堤慎一)は戦友の会に出席し、戦友だった牛島(福士誠治)のエピソードとともに、まだ戦後と言われた昭和の時代を感じさせてくれたし、また茶川も同じ頃東大の同窓会に出席するというバランスの良さもあり、全体のストーリーを引き締めてくれました。 24色の色鉛筆、ハンドクリームといったアイテムや、前作からの繋がりであるシュークリーム、指輪ケースといった関連アイテムにも満足です。タバコ屋には「皇太子妃ご懐妊」という文字も見られるし、出来上がったばかりの東京タワーのエピソードもいい。ほとんどの展開はベタだけど上手い脚本・・・しかし、笑えるシーンは前作を超えてないのかも・・・ 子供達の成長もわかりやすいほどだったけど、子犬のタロだって春から秋に向けてしっかり成長していたのがなかなかのこだわりだったと思う。ところで、3作目は作られるでしょうか?作られるのならば、次は「新・三丁目の夕日」、その次は「最後の三丁目の夕日」てのがいいな〜 (2007.11)
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オール・オブ・ミー | 1984 アメリカ 劇場未公開 ALL OF ME |
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ストーリー | ギタリスト兼弁護士のロジャーは大富豪夫人エドウィナのもとを訪れるが、下半身に彼女の霊が乗り移ってしまう。 | |||
監督 | カール・ライナー | |||
出演 | スティーヴ・マーティン | リリー・トムリン | ヴィクトリア・テナント | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | トイレのシーンが最高!よくある男女の乗り移りではなく、男の体に本人と女性の霊が同居してしまうコメディ。スタンダードジャズが心地よく使われているので評価は3点になったが、女性(リリー・トムリン)の声と本人の声が同じ大きさになっていてわかりづらいことから笑いのボルテージは高まらないのだ。 日本ではイマイチ人気が出ないスティーヴ・マーティンですが、ギャグの感覚がちょっと違うんだろうなぁ。 1984年全米批評家協会賞主演男優賞 1984年NY批評家協会賞男優賞 (2004.5)
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オール・ザット・ジャズ | 1979 アメリカ COL ALL THAT JAZZ |
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ストーリー | ブロードウェイの振付師で演出家のボブ・フォッシーの自伝的作品。 | |||
監督 | ボブ・フォッシー | |||
出演 | ロイ・シャイダー | ジェシカ・ラング | アン・ラインキング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | ジョージ・ベンソンの“オン・ブロードウェイ”でリハーサルが始まる。ブロードウェイ演出と映画製作。多忙を極めるジョー・ギデオン。しかも女好きのため女をいつも不幸にするが、最愛の娘ミシェルだけには特別の感情を持っている。練習中、編集中、いつもタバコを咥えていて、肺病を患ってしまう。同じくタバコを咥えっぱなしの医者とのやりとりに大爆笑。 興奮剤を飲んで「ショータイム!フォックス」と気合を入れる。日常の何でもない会話をもネタにする。酷評は要らない・・・そうやって夢と現実を行き来する。華やかなショービズの仕掛人の頭の中味はショーのことばかり。夢の中のショーが素晴らしく(歌は下手だけど)、死ぬ間際でも発想は生まれる。 つまらないギャグの繰り返しがあっても編集で何とかなる。編集のマジックをここまで凄いと感じたことはない。繰り返しが全く無かった青年時代のタップダンスが何故か印象に残るが、繰り返さなかったということはトラウマになっているわけでもないのだろう・・・ 1979年アカデミー賞音楽賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、編集賞 同作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞、撮影賞ノミネート 1980年カンヌ国際映画祭パルムドール その他 (2005.3)
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オルガミ 〜罠〜 | 1997 韓国 劇場未公開 THE HOLE |
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ストーリー | トンウとスジンは結婚するが、トンフの母親の異常な愛情のせいで嫁・姑の関係がおかしくなる。 | |||
監督 | キム・ソンホン | |||
出演 | ユン・ソジョン | チェ・ジウ | パク・ヨンウ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 昼の連続ドラマなどの永遠のテーマ“嫁と姑”。日本も韓国も事情は同じようだ。しかし、この映画の母親の愛情は異常だ。シャワーを浴びるトンウを洗う母親のシーンはおぞましかった。息子を独り占めしたい母親と、仲良く家庭を築きたい嫁スジン。ライバルを排除したいという醜い欲から悲劇を迎えてしまう・・・そして狂気へと・・・ 後半に音響効果でしつこいまでにびびらせてくれます。下手すると韓国ホラーよりも怖いサスペンスかもしれない。『冬のソナタ』のチェ・ジウが初主演の映画ということでも貴重な映画だ(ファン必見!)。そしてヌードも・・・ (2004.7)
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オールド・ボーイ | 2004 韓国 東芝エンタテイメント OLDBOY |
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ストーリー | ある日、突然誘拐された平凡なサラリーマン、デス。理由もわからぬまま15年監禁された後、日本料理店で知り合った若い女性ミドとともに監禁した犯人を探し出す。やがて、デスとミドは愛し合うようになり、謎の男ウジンが登場する。。。 | |||
監督 | パク・チャヌク | |||
出演 | チェ・ミンシク | ユ・ジテ | カン・ヘジョン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | タランティーノが好きなのか、タランティーノを好きなのか・・・どちらにしても審査員長に敬意を表して選ばれたのでしょう。 さすがに「ネタバレしちゃいけない!」と釘を刺されたら、言及するわけにはいかないラスト。と言っても、ラストは衝撃的ではあるが、面白くなく、どんよりと重くなり、気持ち悪くなり、そして・・・というくらいなので、ラスト以外の映像とエピソードを楽しめばいいでしょう。個人的にはもっとすごい落ちまで想像していたのになぁ〜(笑) 蟻が皮膚の下を這いずり回るシーンや、歯を抜くシーン、切り取った腕というのも凄まじかったです(おぞましいという言葉がピッタリ?)。 2004年カンヌ映画祭グランプリ (2004.10)
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オルフェ | 1999 ブラジル KUZUIエンタープライズ ORFEU |
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ストーリー | リオのスラム街に住む天才的人気ギタリスト、オルフェ。カーニバルを控えたある日、彼のもとに田舎からやってきたユリーディスが現れ、恋に落ちる。『黒いオルフェ』のリメイク。 | |||
監督 | カルロス・ディエギス | |||
出演 | トニー・ガヒード | パトリシア・フランザ | ムリロ・ベニーシオ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 警察によるスラム街カリオカ地区の一掃。まるで貧乏人は全て犯罪者扱いだ。『シティ・オブ・ゴッド』でのショッキングな映像もすごかったけど、リオデジャネイロって本当に犯罪が多いのだなぁ〜と改めて感じました。 主人公はギターの天才。エレキギターでボサノバ中心のジャズを弾きます。女に不自由しないけど、かなり軽く扱っていて感情移入できないけど、音楽はいい! 『黒いオルフェ』の輪廻転生みたいな要素がないのが残念だ。 (2005.3)
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オールモスト・ヒーローズ進め!アメリカ横断冒険野郎 | 1998 アメリカ 劇場未公開 ワーナー ALMOST HEROES |
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ストーリー | 19世紀初頭、酔って失敗ばかりするガイドのバーソロミュー・ハントは絞首刑になるところをエドワーズに助けられ、太平洋への旅のガイドを頼まれた。 | |||
監督 | クリストファー・ゲスト | |||
出演 | マリュー・ペリー | クリス・ファーレイ | ケヴィン・ダン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | セントルイスからミズーリ川を遡ってインディアン集落を中心にどんどん奥地へと進む一団。笑える箇所がいくつもあって楽しいです。耳と足を失う男は笑えないけど面白い。 (2005.3)
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俺たちに明日はない | 1967 アメリカ WB BONNY AND CLYDE |
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ストーリー | 1931年、大恐慌時代に実在した二人組の強盗を描いた映画。クライドはケチな泥棒だったが、ウェートレスのボニーと出会い銀行強盗を始める。。。 | |||
監督 | アーサー・ペン | |||
出演 | ウォーレン・ビーティ | フェイ・ダナウェイ | ジーン・ハックマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 軽快なバンジョーの音色とともに犯罪を重ねる二人。途中で仲間になるC・W・モス(マイケル・J・ポラード)もいい味を出している。とんでもない悪党なのだが、序盤で銀行に家を取られて嘆くじいさんを慰める伏線が印象に残り、善人であるかと錯覚するくらいに気持ちが良くなるのだ。世の中は大恐慌時代、失業者が溢れているアメリカ。世間に対する不満と憤りを盗みという手段で反抗する心情が映し出されている。最初に観た時には「悪いことはできないよなぁ」くらいにしか思わなかったのだが、今の世の中と同じく不況の中だけに感慨深いものがありますな。。。 1967年アカデミー賞助演女優賞(エステル・パーソンズ)、撮影賞 同作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞ノミネート 他多数 (2004.5)
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愚か者の船 | 1965 アメリカ COL SHIP OF FOOLS |
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ストーリー | 1933年、ドイツ客船ベラ号での物語。 | |||
監督 | スタンリー・クレイマー | |||
出演 | リー・マービン | ビビアン・リー | ホセ・ファーラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ |
コメント | ユダヤ人とドイツ人の反ユダヤ主義がぶつかり合うと、食堂での人間模様がくっきり浮かび上がった。群像劇・グランドホテル形式は苦手な分野だが、ある事件をきっかけに結びつく面白さを楽しみにしている。 なんと言ってもオスカー・ウェルナーの渋いところがよかったのに、何にも賞を取ってなかったのね。。。 1965年アカデミー賞撮影賞(白黒)、美術監督・装置賞(白黒) 同作品賞、主演男優賞、主演女優賞(シモーヌ・シニョレ)、助演男優賞(マイケル・ダン)、脚色賞、衣装デザイン賞ノミネート (2004.12)
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オーロラの彼方へ | 2000 アメリカ ギャガ=ヒューマックス FREQUENCY |
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ストーリー | オーロラが30年ぶりに見れた日。ジョンは死ぬ直前の父親と無線交信できた。火災事故で死んだ歴史を変えてしまったため、徐々に歴史が変化する・・・ | |||
監督 | グレゴリー・ホブリット | |||
出演 | デニス・クエイド | ジム・カヴィーゼル | ショーン・ドイル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 普通のハートフルな映画だと思って見たら、面白いではないですか〜〜タイムパラドクスも凝ってるし、考えてありますよね(ツッコミどころ満載だけどw)中でも財布を送信する場面が好きです。(そこがリアルタイムなだけに他がおかしいんだけど) あとは、何故看護婦ばかりを狙うのかを表現してほしかったですね(カットされてるのかな?) 賞を取れてないのが惜しい。。。 BS2でカットされてない放送(2008.6) 見てないシーン。父親を生かせてしまったため徐々に歴史が変わる。ジョンが付き合ってたサムという女性に会うと、初めて会ったと言われる。細かい交信シーンもカットされていたようだ。 ヤフーというマジックワード。幼馴染のゴードに教えてあげるところは笑える。 (2003.1)
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