幼なじみ | 1998 フランス アスミック・エース A LA PLACE DU COEUR |
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ストーリー | 時は世紀末、マルセイユ。レイプの疑いで、クリムの黒人の恋人ベベが投獄される。クリムは毎日のように面会に行き、家族は弁護士の手配したりして奮闘するのだが。。。 | |||
監督 | ロベール・ゲディギャン | |||
出演 | ロール・ラウスト | アレクサンドル・オグー | アリアンヌ・アスカリッド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | 逮捕される直前にクリムは妊娠しているのですが、赤ん坊のためにもベベを救おうとする家族愛が素敵です。憎まれ役は人種差別主義の一人の警官のみ。主人公のクリムも純粋そのもので可愛かったです。 しかし、淡々と流れるストーリーにはいささか不満。伏線である失業問題や戦火のサラエボについての話が薄すぎました。 (2004.1)
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オサムの朝(あした) | 1999 日本 シネカノン |
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ストーリー | 会社人間の修(中村)が突然リストラにあう。ふと思い立って、少年時代を過ごした那須高原へ向かうが、途中直樹という少年に出会い、自分の少年時代を語り始める。 | |||
監督 | 梶間俊一 原作:森詠 | |||
出演 | 中村雅俊 | 西谷有統 | 石橋蓮司 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | 現代の少年の事情が深刻であり、それに自分の問題を絡めて人生を見つめなおすオサム。朝霧につつまれた幻想的なシーンが印象的。いい映画なんだけど、少年時代のプロットが作られすぎていると感じる点と「線路に釘を・・・」などという小さなエピソードをもう少し入れてほしかった。 何も解決していないところは文学的ではあるが、映画としては欲求不満となりやすいですね。 (2004.7)
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オーシャン・オブ・ファイヤー | 2004 アメリカ ブエナ・ビスタ HIDALGO |
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ストーリー | 1890年、大西部ショーで活躍するフランクと愛馬ヒダルゴ。世界一の馬と豪語したためアラブの族長から過酷な長距離耐久レースに誘われてしまう。。。 | |||
監督 | ジョー・ジョンストン | |||
出演 | ヴィゴ・モーテンセン | オマー・シャリフ | ズレイカ・ロビンソン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 実話に基づいていると映画を観て初めて知った。どこまでが事実なのかはわからなかったが、本線のレース以外に族長の娘ジャジーラの政略結婚、拳銃、スー族の悲劇といった伏線がエピソードとして巧みに盛り込んである。族長が西部劇好きであることも面白かった。『インディー・ジョーンズ』シリーズのような冒険アクション、『ハムナプトラ』シリーズのような壮大なCGスペクタクルによって素晴らしい出来の映画であることは間違いない。 オマー・シャリフに関しては『ドクトル・ジバゴ』や『アラビアのロレンス』が有名ではあるが、個人的には『ジンギス・カン』の印象が強い。彼もかなり年をとってしまったが、歯並びの悪さには笑ってしまった。 (2004.5)
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オーシャンズ11 | 2001 アメリカ ワーナー OCEAN'S ELEVEN |
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ストーリー | 仮釈放となったダニー・オーシャンがラスティーと組んでラスベガスカジノの金庫破りを計画する。集められた仲間は爆破専門、ラジコンカー専門、詐欺師、アクロバットの中国人、などなど。 | |||
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ | |||
出演 | ジョージ・クルーニー | ブラッド・ピッド | ジュリア・ロバーツ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 計画は綿密に立てられたが直前になって様々な問題が発生し、次々と克服していくのだがハラハラ・ドキドキの連続でした。 泥棒が主役になる映画というのは、義賊ねずみ小僧に始まりルパン3世まで何故か感情移入しやすくなりますが、「結局やってることは泥棒じゃん!」と観客に言わせないためにも、狙われたカジノのオーナーにはもっと悪人に仕立ててほしかったと思う。 この手の映画にはつき物の「仲間をも欺く」とか「どんでん返し」というシーンも上手く取り入れられていて、ストーリーはかなり良かったですね〜 この映画はリメイク版とのことなので、元作も見たくなりました。 (2004.1)
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オーシャンズ12 | 2004 アメリカ ワーナー OCEAN'S TWELVE |
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ストーリー | カジノオーナーのベネディクトが「奪った金を返せ」とメンバーたちのところへやってきた。金を工面するため彼らはアムステルダムの富豪を狙うが、ライバルとなる怪盗ナイト・フォックスにやられてしまう・・・ | |||
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ | |||
出演 | ジョージ・クルーニー | ブラッド・ピッド | マット・デイモン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 超豪華なスターが競演。今回は11人が12人になったらしい・・・宣伝によるとキャサリン・ゼタ=ジョーンズが増えたということだが・・・ユーロ・ポールの捜査官と言うじゃない・・・敵じゃん。 と、ボーっとしながら鑑賞していると、「もしかして、彼女が12人目ではなく、誰か他の人間が12人目なのじゃないか?」という気がしてきたのだ。「ブルース・ウィリスも出てくるらしいし、ひょっとして彼が?」とか、「アンディ・ガルシアがオーシャン側に寝返ったり?」とか、「ライバルとなるヴァンサン・カッセルと共同戦線を組む?」とか、「ゼタ=ジョーンズの親も怪しい」とか、「結局はジュリア・ロバーツが仲間になる?」などと考えながら観ていた。一番面白いパターンとしてケイシー・アフレックの実兄ベン・アフレックが登場することを期待しながら・・・ そんなこんなで結局は大スターたちの饗宴に他ならなかった続編となりました(ほとんど前作の同窓会)。『ソラリス』やら『フル・フロンタル』やらのイマイチの映画が続いたソダーバイク監督の悪い面が出てしまったような気がします。この手の映画はハリウッド娯楽作品に徹して、痛快なアクション映画にしなければダメなんでしょうね。はっきり言って、プロモーションに来た3人の俳優の会話の方が面白い! それでも、後半には笑えるシーンを連発してくれて楽しませてくれました。この映画がつまらなくなるところを救ってくれたのはブルース・ウィリスでしょう。酔っ払ったオッチャンといった雰囲気の大スターですもん。そう言えば、シリアスな若手出演者に比べてオッチャンパワーが頑張った映画だったのかもしれません。「50に見えるかどうか」をやたらと気にしているジョージ・クルーニーも愛くるしかったです。 (2005.1)
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オーシャンズ13 | 2007 アメリカ ワーナー OCEAN'S THIRTEEN |
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ストーリー | オーシャンズの古参ルーベンがホテル王バンク(アル・パチーノ)に裏切られ、心筋梗塞のため倒れてしまう。彼のもとに集まったオーシャンの仲間はバンクに復讐を誓う・・・ | |||
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ | |||
出演 | ジョージ・クルーニー | ブラッド・ピッド | マット・デイモン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | アル・パチーノがこてんぱにやっつけられると気持ちいい。 くたびれた中年男を演じてこれだけサマになるって俳優も珍しい。最近では『インソムニア』とか『リクルート』など、やっちまった・・・やられちまった・・・と、彼の後頭部をガツンと殴られたような表情がなんともいえない。苦渋の表情、今まで積み上げてきたステータスが崩れ去る瞬間、日本人俳優でいえば三國連太郎のような・・・ てなことで、かなり楽しめました。前作『12』ではフィルムの切り貼りによって目がチカチカしてしまい、「スタイリッシュな作品なんて嫌いだ〜」という気持ちにまでさせられたほどです。デジタルな映画の行く末も不安になる一方・・・そんなことがあったので、今回も期待してなかったのですが、その先入観を思いっきり覆されてしまいました。 アナログ・・・もっとデジタルに強くなれ!などという台詞も登場したのですが、この作品の色調全てがアナログ感たっぷり。映像そのものも昔風のアナログ的だったし、カジノのホルコンシステムや指紋照合などのハイテクデジタル部分も見られるものの、オーシャンズの計画そのものがアナログ風。スタイリッシュな音楽に混じって冨田勲やフランク・シナトラまで流れてくる。(冨田勲のシンセサイザーはデジタルぽいけど、アナログ・シンセサイザーの多重録音) 「フランク・シナトラと握手したこと」がどれくらい重要な意味を持っているのかわからなかったけど、シナトラはもちろんオーシャンズシリーズのオリジナル『オーシャンと十一人の仲間』のオーシャン役。アンディ・ガルシアとアル・パチーノの対峙といい、かつての映画へのオマージュぽさも感じてしまいます。 チームワークとか緻密さよりも、カジノでのイカサマが爽快でして、ギャンブラー心を揺さぶってもくれます。しかし、管理施設で客の瞳孔チェックやサーモグラフィで体温チェックまでされちゃたまらない。もしこんなシステムが導入されたら・・・靴の中に画びょうを隠しておくか・・・ (2007.9)
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お嬢さん乾杯 | 1949 日本 松竹 |
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ストーリー | 34歳になる自動車修理業の圭三に縁談が舞い込んできた。相手は没落貴族のお嬢様。 | |||
監督 | 木下恵介 脚本:新藤兼人 | |||
出演 | 佐野周二 | 原節子 | 佐田啓二 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ばあやは「ピアノを弾いてあげたら?」と言うが、売れるものはみな売ってしまった後。父が刑務所という話にも戸惑う圭三。結局は成功している圭三と結婚させて財力をつけようという魂胆もあったのだ。 バレエを見ながら「あ〜お腹が減った」と言う原節子が優雅な中にもみじめったらしくて素敵です。戦後混乱期にうまいこと商売に成功した圭三。弟の五郎なんかは現代風の性格。お嬢さん役の原節子の色んな表情が小津映画よりも断然光ってます。 「愛してる」なんて言葉じゃだめ。「惚れております」じゃないとね! (2005.12)
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オズ | 1985 アメリカ ブエナ 東宝 RETURN TO OZ |
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ストーリー | 『オズの魔法使』の続編的存在のディズニー映画。オズの世界を妄想だと言われ入院させられたドロシーは嵐の中抜け出した。そして、にわとりのビリーナとともにエメラルドシティを目指す。 | |||
監督 | ウォルター・マーチ | |||
出演 | フェアルーザ・バーク | ニコル・ウィリアムソン | ジーン・マーシュ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | ブリキマンもおくびょうライオンも石にされていた。魔女と闘うためにティクトクとジャック・パンプキンヘッドと仲間になる。魔女モンビをやっつけろ(笑) しかし、この首を毎日変える魔女なんて・・・ディズニーホラー映画ですな・・・オリジナルの哲学的とも言える台詞も少ないし、ちょっと不満。 スケアクロウって、こんな顔だったっけ? 1985年アカデミー賞視覚効果賞ノミネート (2004.6)
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オスカー | 1991 アメリカ TS=WB OSCAR |
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ストーリー | 禁酒法の時代。ギャングのアンジェロが父エドワルドの遺言によって堅気になろうとするが、娘と結婚したいと申し出る会計士がいたり、娘が修道女になると言い出したり・・・ | |||
監督 | ジョン・ランディス | |||
出演 | シルヴェスタ・スタローン | ピーター・リーガード | オルネラ・ムーティ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★★ |
コメント | ミニー・ザ・ムーチョとかを聞かねばならんのだよなぁ。シュワちゃんが『ツインズ』というコメディに挑戦したことで、対抗意識を燃やしたスタちゃん。プール博士のR発音がすごい。真似できない・・・ 銀行家になるとかいう設定はどこかにすっ飛んでしまし、娘の結婚や、もう一人の娘の結婚など、わけのわからないことに。 しかし、タイトルにあるオスカーって誰なんだ?と、元運転手としか会話に出てこなかった。リーサ(トメイ)が好きな相手、くびにしたというだけ・・・やはり、最後に出てきた(笑)。カーク・ダグラスが最初のワンシーンだけという贅沢な使い方もすげぇ。 何が悪いって、スタローンに合わせたのか、みんな演技が学芸会並みの平坦な演技。それにほとんどスタローンの家だけで繰り広げられる舞台劇っぽい内容。宝石と、5万ドルのカバンがさっぱりわからないことだろうか。 1991年ラジー賞主演男優賞、監督賞、助演女優賞(マリサ・トメイ)ノミネート (2005.8)
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オスカー・ワイルド | 1997 イギリス エース・ピクチャーズ WILDE |
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ストーリー | 19世紀のイギリス。コンスタンスと結婚生活を送っていたオスカー・ワイルドはロビー(マイケル・シーン)によって同性愛に目覚めさせられる。そして、ボジー(ロウ)と出会い、恋に落ちる。 | |||
監督 | ブライアン・ギルバート | |||
出演 | スティーヴン・フライ | ジュード・ロウ | ヴァネッサ・レッドグレーヴ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
コメント | ジュード・ロウもこういう映画で経験を積んで、いい役者になってきたのですね。最初に見た時は美少年のイメージしかなかった。何度見ても美しいわ、こりゃ。 1998年ゴールデングローブ賞男優賞(フライ)ノミネート 1997年英国アカデミー賞助演女優賞ノミネート (2004.7)
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オースティン・パワーズ・ゴールデン・メンバー | 2002 アメリカ ギャガ=ヒューマックス AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER |
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ストーリー | オースティン・パワーズ第3弾! | |||
監督 | ジェイ・ローチ | |||
出演 | マイク・マイヤーズ | ビヨンセ・ノウルズ | マイケル・ヨーク | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | すごいカメオ出演陣!これだけで満足。。。あとはオバカ映画、しかも笑えない。しかし、これだけカメオ出演があるということは信頼されてるんだな〜と不思議な気分で画面に引き込まれますね。 タイムトンネルが出てきたときには懐かしい気持ちになった。他にもいっぱいパロディがありそうなんだけど、探すのも考えるのも面倒くさくさせてくれた・・・・何も考えないほうがいいな。 2003年MTVムービーアワードコメディ演技賞 (2004.2)
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オースティン・パワーズ:デラックス | 1999 アメリカ ヘラルド AUSTIN POWERS: THE SPY WHO SHAGGED ME |
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ストーリー | オースティン・パワーズ第2弾!宇宙空間で目覚めたDr.イーブルが地球に戻って再び世界征服を企む。タイムマシンで1969年に行き、オースティンのモジョを奪う・・・ | |||
監督 | ジェイ・ローチ | |||
出演 | マイク・マイヤーズ | ヘザー・グレアム | マイケル・ヨーク | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 『スターウォーズ』『007』『サンダーバード』『タイム・トンネル』『スター・トレック』などなど。異様ロケットも元は『フレッシュ・ゴードン』。この登場シーンではディックやらジョンソンやらピーナッス、ナッツなど、お下劣ワードが次々と出てきて楽しい。バート・バカラック、エルビス・コステロ、ウィリー・ネルソンなどのミュージシャンも楽しい。 タイムパラドクスはとにかく無視して現在と過去のオースティンと2人になっちゃうところなんて、SF映画そのもを笑いのネタにしていますなぁ。ファットバスターズまでマイク・マイヤーズだとは気づかなかった。ヘザー・グレアムもいい。ミニ・ミーは今作から登場だったのですね・・・なかなかいいキャラだ。 1999年アカデミー賞メイクアップ賞ノミネート 1999年ゴールデングローブ賞歌曲賞ノミネート 2000年MTVムービーアワード格闘シーン賞、コンビ賞、悪役賞 (2005.4)
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お葬式 | 1984 日本 ATG |
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ストーリー | 俳優夫婦の井上佗助と雨宮千鶴子がCM撮影中に千鶴子の父が急死したとの訃報を受け取る。別荘化している彼の実家にて葬儀を行ないたいという母の希望にて初めての葬儀を出すのだが・・・ | |||
監督 | 伊丹十三 | |||
出演 | 山崎努 | 宮本信子 | 大滝修治 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | 公開当時も画期的な発想の映画ということでかなりの話題になった伊丹十三初監督作品。日頃、葬儀に関して考えたこともなかった家族が突然のことであたふたする風景、知らなかった風習、久しぶりに会う親戚の反応が新鮮に映る。 棺おけの値段、病院での料金、坊さんに対するお布施など。頼りになるのは葬儀屋だけ。実際にもこんなところなんだろうなぁ〜。いざというときのための葬儀マニュアルという位置付けだけど、コメディタッチなので葬儀に詳しくない人が必見の作品なのでしょう。 突然森の中でのセックスシーンは賛否両論あるけど、愛人高瀬春奈の肉感ボディと腋毛が最も印象的。まぁ、無くてもいいシーンだけど、庶民的な腋毛とお尻がリアル感を増す効果であったのか。伊丹監督のこだわりなのか、何なのか、今後の他の作品にも見られる特徴の1つだ。 井上陽水が郵便配達人で登場していたり、寅さんへのオマージュなのか、笠智衆が坊さんで登場したりする面白さもある。「“数え”というのはお腹の中に入ったときから数える」などといったウンチクも。 1984年日本アカデミー賞作品賞、主演男優賞、助演女優賞(菅井きん)、監督賞、脚本賞 1984年ブルーリボン賞主演男優賞、監督賞 その他いろいろ (2005.12)
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