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終わりで始まりの4日間 2004 アメリカ
劇場未公開 MIRAMAX
GARDEN STATE
ストーリー  精神安定剤に頼る若い役者アンドリュー。母の死の知らせを受け取り9年ぶりにLAから故郷のニュージャージーへ帰る。 
監督 ザック・ブラフ
出演 ザック・ブラフ ナタリー・ポートマン ピーター・サースガード
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  旅客機が墜落?とビックリさせるようなオープニング。
 葬式の場面に移り、「Three Times A Lady」を歌うおばさん。葬儀なだけに笑っていいのかどうかも迷ってしまう。父親との9年ぶりの再会にも淡々とした描写。どことなくジャームッシュ風の始まりだ。
 病院でサム(ポートマン)という女の子と知り合い、友人の誘いに乗りアチコチ遊びに行くという話。いかがわしい場所ばかりだと思っていたけど、雨の中で叫ぶ工事現場はなぜか爽やか。4日間だけの恋じゃないかと悲しい結末かと思ったら、いい雰囲気で終わるなぁ・・・
(2006.12)

終わりなし 1984 ポーランド
ビターズ・エンド
BEZ KONCA    NO END
ストーリー  妻ウラと息子ヤツェクを残して心臓マヒで死んだ弁護士アンテク。残したスト事件の案件を残して・・・
監督 クシシュトフ・キエシロフスキー
出演 グラジナ・シャポーフスカ イエジー・ラジヴィオヴィッチ マリア・パクルニス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★★ ★★★★ ★★
コメント  「僕は死んだ」と告白して始まる。心霊ものかと思わせる冒頭だったが、物語は政治的な方向へ走り、妻が行きずりの男に身をまかせる話にも展開したり、精神的に病んでいく方向へ。妻ウラのセックスシーンやオナニーシーンという大胆な映像もあるが、死んだ夫への想いも募るばかり。
 一つ一つの心理描写、映像表現。部分的には面白いのに、全体的な繋がりが全く面白くない。催眠治療を受けているときにはアンテクも現れるが、他の性的なシーンには現れない。裁判の流れも最終的には略式となり、傍観者的な視点では共鳴できず、傍聴していた幽霊のアンテクが虚しく映る。夫が残した仕事を最後まで見守り、再生の旅に出ると告げたウラはガス栓を開き、夫が迎えにくる・・・ラストの葬送行進曲のような音楽では感動もできない。虚しくなるだけでした。
(2005.6)









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