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楽園をください 1999 アメリカ
アスミック・エース=日本ビクター
RIDE WITH THE DEVIL
ストーリー  1861年、南部ミズーリ州。ドイツ系移民のジェイク(マグワイア)と造園主の息子ジャックは親友同士。ドイツ系は皆北軍に入っていくのだが、ジャックとともに南軍派のゲリラ部隊に入った。
監督 アン・リー
出演 トビー・マグワイア スキート・ウールリッチ ジム・カヴィーゼル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  南北戦争ものというと恋愛映画になりがちだけど、かなり硬派な恋愛映画だった。アメリカ人監督を起用しなかったのも、南軍・北軍に対してかなり中立に描くためだったのではないかと思えた。ドイツ人と黒人が主人公だし、アメリカ特有の愛国心もそれほど感じられないところがいい。
(2005.5)

落語野郎 大脱線 1966 日本
東宝
ストーリー  江戸の下町。質屋の若旦那(牧)はウクレレを弾きながら遊びまくっていた。
監督 杉江敏男
出演 立川談志 牧野周一 牧伸二
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★
コメント  悪人風の浪人が三波伸介。2人の男(てんぷくトリオの残り)が斬りかかっていたのだが、あっという間にがまの油売りに変身してしまう。
 一体ストーリーの本線はいずこへ・・・つかみどころのないストーリーだけど、長屋のメンバーが皆落語家ということもあって、会話がひとつひとつ落語のネタのような雰囲気で楽しい。談志が酔ったために坊主にされるというくだりは面白かったが、他は笑えるところも少ない。それでも若い歌丸さんがなかなか良かった。
(2008.2)

落語野郎 大泥棒 1967 日本
東宝
ストーリー  江戸では義賊ねずみ小僧が活躍。若旦那の徳さん(牧)はお節ちゃんの気を引こうと義賊を目指しねこ小僧になろうとするが・・・
監督 松林宗恵
出演 牧伸二 谷幹一 桂米丸
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★ ★★
コメント  前作のドタバタ劇と違い、義賊というテーマがしっかりしている。
 時そばネタで笑わせてくれたし序盤はWけんじが面白い。てんぷくトリオの椿六十郎、七十郎、八十郎という用心棒もばかばしくて笑える。落語のネタとしても泥棒はテーマになりやすいのか、色々出てくるものだ。
 若い中尾ミエってなかなかいいな〜などと思いつつ、本物のねずみ小僧が黒沢年男だったことにがっかり・・・
(2008.2)

らくだの涙 2003 ドイツ
クロックワークス
DIE GESCHICHTE VOM WEINENDEN KAMEL
ストーリー  モンゴル、ゴビ砂漠。羊やらくだとともに生活する遊牧民家族に密着したドキュメンタリー。
監督 ビャンバスレン・ダヴァー、ルイジ・ファロルニ
出演 母ラクダ 子ラクダ  イフエ 
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ 評価できない ★★★
コメント  広大なゴビ砂漠。中心となるのは四世代の大家族。ラクダだって家族の一員。初産の母ラクダが難産の末、白い子どもを産む。竜巻のシーンなんて、それだけのテーマで映画ができそうです。
 終盤、子どもたちの目線となって、テレビを買ってくれとせがむ子がかわいい。音楽を聞かせると、涙が出てくるラクダ。白いこどもと一緒で嬉しそうだ。鳴き声も哀愁が漂ってます。

2004年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート
(2005.12)

楽日 2003 台湾
プレノンアッシュ
不散 GOODBYE, DRAGON INN
ストーリー  台北の古い映画館である福和大戯院が閉館前最後に上演される1日を描く。
監督 ツァイ・ミンリャン
出演 チェン・シャンチー リー・カンション 三田村恭伸
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  誰もいない観客席を5分間流し続けることでも話題になったそうですが、3分以上あった男子トイレのションシーンも忘れてはならない。
 映画館ではキン・フー監督の武侠映画『残酷ドラゴン・血斗!竜門の宿』が流れている。観客席には涙を流しながら観ている老人がいる。これは1967年の映画の出演者2人、往年の映画スター、シー・チュンとミャオ・ティエンだ。これはさすがにわかりません。台湾映画史上でもかなり有名な作品らしいのですが、マギー・チャン主演のリメイク版『ドラゴン・イン』しか観たことがなかったです。
 とにかくこの『楽日』は長回しばかり。そのカットの中心は『西瓜』でも共演したチェン・シャンチーとリー・カンション。足の悪い女性店員と映写技師の2人。チケット売り場で饅頭を食べようとするシーンなんてのは無駄じゃないかと思うほど長いのですが、斜陽産業と化した映画業界と寂れていく館内とともに哀愁を感じさせるには丁度よい。彼女が廊下を歩くシーンにしても長年勤めてきた映画館への惜別の念が伝わってくる・・・ような気がしました。
 日本人俳優三田村恭伸も好演していて、ガラガラの観客席の中、1人ポツンと鑑賞していたのに、彼の後ろや隣に次々に人が増える。千秋楽の映画館。足を投げ出すマナーの悪い観客にも愛着を感じ、すりよってくるホモっぽい男であっても温かさがある。皆寂しいはずなのに、映画館という場所ではその想いを語り合うこともできず、一言もしゃべらずに並んで黙々と鑑賞する。トイレに入っても倉庫に入っても、彼のそばには人が寄ってきて、「今日が最後じゃなければ、映画友達になれたかもしれないのに」とでも言いたそうな雰囲気がありました。直情的な言葉がなくとも思いは伝わる。「サヨナラ」という言葉だけがこだまして余韻を残すのです。
 『ニューシネマ・パラダイス』のように、映画館の楽しかった思い出があるわけじゃない。ガランとしたラストの観客席が何を伝えたかったのかもわからない。しかし、この長回しのおかげで座席数が600以上ある巨大な映画館であることもわかりました。あぁ、それにしても、エンドクレジットには山田村恭伸と表記されていたことも侘しい・・・
(2006.11)











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