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ララミーから来た男 1955 アメリカ
COL
THE MAN FROM LARAMIE
ストーリー  ララミーから来た元騎兵隊のウィル・ロックハートはアパッチ領近くのニューメキシコへやってきた。弟は連発銃を持った先住民に殺され、銃を売った男を捜していたが、塩を運ぼうとしていたときにバーブ牧場のデイブに襲われた。彼は宿屋の女主人バーバラのいとこだった。
監督 アンソニー・マン
出演 ジェームズ・スチュアート アーサー・ケネディ キャシー・オドネル
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  広大な塩田。牧歌的な雰囲気になるのかと思ったら、いきなり乱闘だ。しかも燃やされた荷車とラバは弁償してくれるし・・・何かある!と結構ミステリアス。
 いやまぁ、手を撃ち抜かれるシーンは痛いです。しかも銃を持てなくなるし・・・デイブって奴はファザコンの上にわがままな奴ですなぁ。現代社会においても、社長の息子と血縁関係のないエリートの対立みたいな関係はありますよね。展開は違いましたが・・・
 J・スチュアートの男臭さは前半に爆発。後半はプロットの面白さだけになっていたようだ。
(2005.4)

ラリー・フリント 1996 アメリカ
COLTRI
THE PEOPLE VS. LARRY FLYNT
ストーリー  ポルノ雑誌ハスラーを創刊した男ラリー・フリント。最初はストリップクラブの宣伝目的であったが、やがて巨万の富を得て、裁判にも訴えられるようになる・・・
監督 ミロス・フォアマン
出演 ウディ・ハレルソン コートニー・ラブ エドワード・ノートン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  風貌や言動も普通の男だった。ちょっとエロい程度。ベトナム戦争の時代ということもあって言論・表現の自由とか謳ってるのかと思いきや、単なる雑誌の売りあげを伸ばすための男だったりする。有罪判決も受けるし、銃撃戦で巻き添えを喰ったこともある。なんだか波乱万丈な人生のようだけど、共感もできない・・・
 撃たれて車椅子生活になってからのハレルソンの演技は独特の口調で面白かったけど、演技力としてはエドワード・ノートンのほうが上回ると思う。

1996年アカデミー賞主演男優賞、監督賞ノミネート
1996年ゴールデングローブ賞監督賞、脚本賞
同作品賞、男優賞、女優賞ノミネート
1997年ベルリン国際映画祭金熊賞
その他多数
(2007.1)

ラルジャン 1983 フランス
フランス映画社
L' ARGENT
ストーリー  偽札を掴まされ失職し投獄されたイヴォン。
監督 ロベール・ブレッソン 原作:トルストイ
出演 クリスチャン・パティ カロリーヌ・ラング バンサン・リステルッチ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★
コメント  こんな難解な作品がカンヌの監督賞だなんて・・・ブレッソンの経歴を見ても80歳を過ぎてからの作品だし、評論家にはウケが良くても普通に映画を楽しむ者にとっては苦痛でしかない。町の雑踏とかの自然の音にはこだわりがあるようだし、冷たい空気感にはアンゲロプス風なところもあるんだけど、カットが一つ一つ短く、俳優の動きも絵画的だし表情も乏しいことから物足りない。
 ストーリーが動くのはイヴォンが出所してから。安ホテルに泊まり夫婦を殺し、はした金を奪う。ここで『罪と罰』が原作なのかと気づくのだけど、そんな雰囲気なんて感じられない。さすがに老婆やピアノ教師を惨殺する(とはいっても、斧を振り上げるシーンのみ)ところで青年の狂気を知るのだが・・・

1983年カンヌ国際映画祭監督賞
その他
(2008.5)


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