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ラ・スクムーン 1972 フランス
NCC
LA SCOUMOUNE
ストーリー  1934年、マルセイユでは名の知れた男ロベルト。恋人のジョルジアの兄でもある親友グザビエを救うため、自ら復讐殺人を犯して投獄され、共に脱出するという計画を立てた。
監督 ジョゼ・ジョヴァンニ
出演 ジャン=ポール・ベルモンド クラウディア・カルディナーレ ミシェル・コンスタンティン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
コメント  ボスに騙されて、無実の罪で懲役20年を食らったグザビエ。なにしろ、裁判の直前に証人である娼婦が殺されたのだ。自白すれば刑が軽くなるなどと甘い言葉にも誘われた。
 長身の黒人2人組を殺して自ら捕まるロベルト。刑務所内であれこれ脱出の計画を立てるが、そのうちドイツ軍との交戦状態になったパリ。希望の光だったオルガン弾きも殺されてしまい、志願して恩赦という道も絶たれたが、地雷撤去作業に志願した二人。グザビエは左腕を失ったが、無事生きて出所する。復讐相手に無理矢理証書を書かせて土地と店を手にいれ、新天地で足を洗おうとするロベルトだったが、またしても抗争。グザビエは殺されてしまい、希望もなくしてしまった。
 一旦、悪の道に入ったら抜けられない。虚しい世界だ・・・
(2006.4)

ラスト・ウェディング 1996 オーストラリア
シネマテン
UNDER THE LIGHTHOUSE DANCING
ストーリー  男3人女3人がオーストラリアの島で過ごす。
監督 グレーム・ラティガン
出演 ジャック・トンプソン ジャクリーン・マッケンジー アデン・ジレット
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★ ★★
コメント  おっさんとエマという女性が結婚するというハッピーな雰囲気から一転して、彼女ががんだと発表する。ヒロインルー(ナオミ・ワッツ)が可愛い。
 クライマックスは結婚式になるのだが、それまでのストーリーが実につまらん。単なるオーストラリアの風光明媚さをアピールしているだけ。たしかにエーゲ海のような美しさに癒されるんだけど、彼らは仕事もしてないし・・・羨ましいほどの長期バケーション。
(2007.1)

ラスト・クリスマス 1980 イタリア
東宝東和
THE LAST NIGHT OF CHRISTMAS
ストーリー  血液抗体欠損症の少年トミー。ガラス張りの無菌室に隔離されて、寂しい生活を送っているが、両親はその間に離婚していてトミーには隠していた・・・
監督 フィリップ・オットーニ
出演 クリストファー・ジョージ スヴェン・ベルサッチ ゲイ・ハミルトン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★★
コメント  少年の楽しみはパパの作っている子供向けテレビ番組。ラリーという友達だっているし、その子の連れているプルートというでかい犬(オールド・イングリッシュ・シープドッグ)が遊びにくるのも楽しみのひとつ。
 ギターの弾き語りも上手い少年。ママは面会によく来ていたが、パパがしばらく来なかった。少年は手紙と弾き語りで歌ったテープを送る。早速病院に向かうパパだったが、腹話術を使って心を伝えようとするが、トミーからは「ママと仲良くできないの?」と離婚について悟られてしまったことに気づく。
 少年は病院を抜け出す。悪い菌に感染したら命が危ないというのに・・・そしてラリーと一緒に動物園へ。
 ラストは少年が死んでしまうということを描かなかったのが良かったかも。だけど、最後の家族の団欒を羨ましげに見ているラリー少年が、実は一番悲しい存在だったんじゃないかと思わせるところも・・・
(2006.12)

ラストコンサート 1976 日本/イタリア
ヘラルド
DEDICATO A UNA STELLA
THE LAST CONCERT
ストーリー  人生に挫折した作曲家リチャードが診療所で余命三ヶ月の少女と出会う。
監督 ルイズ・コッツィ
出演 リチャード・ジョンソン パメラ・ヴィロリッジ マリア・アントニエック
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★
コメント  中学生の頃映画館で号泣。初めて映画館で号泣した映画となった。英語の教師が「わかりやすい英語だから観るといい」ようなことを言っていたのを思い出します。
 自分の娘と間違えられたほど年の差がある二人。病気(白血病)だというのにタバコを持っている少女ステラ。バスに乗り目的地に行くはずがリチャードについてゆくステラ。エージェントのフランツには「ミュージシャンか?ダンサーか?」と尋ねられ、「おしゃべり」だと紹介するが、親子の真似をするつもりが、子供ができたので結婚するとデタラメを言うステラだった。
 目的は彼女が赤ん坊のときに女と駆け落ちした父親に会いにいくというものだったが、外から見ると小さい男の子を可愛がっていた。虚しく行く当てもなく帰ろうとしたとき、昼にケンカ別れしたリチャードと再会。ステラはファックだとかバスターだとかサノバビッチだとか汚い言葉を連発してリチャードをなじるのですが、これがまた可愛く映る。リチャードも50歳くらい?の十分大人なので優しく対応する。このやりとりがなんとも微笑ましい。
 「余命3ヶ月だなんて、まんまと医者に騙されたわね」という言葉を信じたのかどうかは定かじゃないけど、彼女にピアニスト、作曲家として再起をかける勇気をもらったことは事実。急きょオーケストラのピアニストが降板というラッキーなこともあって、春を越せないと思っていたのに元気に振舞うステラに求婚することになった。「ステラに捧げるコンチェルト」を書き上げ、オペラハウスの初演リハーサルへ。
 強引、わがまま、勝手きままな性格だけど、明るく可愛いので中高生にはグサリとくる映画。リハーサルに出かけたリチャードの居ぬ間に荷物をまとめて病院に行くところで、涙腺が決壊し、泣きながら彼女をケアするシモーヌおばさんによって心臓が破裂しそうになる。今改めて見直すと、たいした作りじゃないんですけど、音楽は最高にいい。やっぱりマエストロ!
(2006.7)

ラスト・ショット  2004 アメリカ
劇場未公開
THE LAST SHOT
ストーリー  1985年。地方のFBIが潜入捜査をするために映画のプロデューサーに扮するという作戦に出るが・・・
監督 ジェフ・ナサンソン
出演 マシュー・ブロデリック アレック・ボールドウィン トニ・コレット
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
コメント  映画館で指を切られたFBIのジョー(アレク・ボールドウィン)。家へ帰ると愛犬が自殺。兄貴はFBIの上層部だが、彼はうだつのあがらない捜査官だったのだ。
 34歳になってしまった女優の卵ヴァレリーの恋人スティーヴン(ブロデリック)を監督にする映画を撮ることになった。
 犯人を逮捕するために真剣に映画作りをするジョー。中心は役者選びだったけど、徐々に脚本が変化する様子は面白い。プロデューサーとしても乗りに乗ったジョー。いよいよ撮影開始となった矢先に、狙っていたマフィアのゴッティは別の証拠をあげられ逮捕された。映画作りそのものがオトリであったと聞かされたショック。
 しかし、一度どん底を経験した女優エミリー(コレット)は強い!2年後にはFBIに利用されたという事実を描いた映画を撮って復帰。ジョーもFBIを辞め、映画館店員となったスティーヴンとラストショットを鑑賞する2人。未来が見えるいい終わり方でした。
(2006.11)

ラストタンゴ・イン・パリ 1972 フランス/イタリア
UA
LAST TANGO IN PARIS
ULTIMO TANGO A PARIGI
ストーリー  パリの貸しアパルトマン。中年男ポールと若い女ジャンヌが出会う。男はいきなり女を陵辱するが、二人は何事もなかったようにその部屋を出ていく。
監督 ベルナルド・ベルトリッチ
出演 マーロン・ブランド マリア・シュナイダー ジャン=ピエール・レオ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  何も知らない男女がまた同じ部屋でセックスする。お互い、心に傷を持ってるようなで、それほど深刻でないような・・・ 女には婚約者もいる。映画監督だが、わけのわからない映画だ。
 二人はその後も何度も部屋へ来てセックスする。家具も入れた。けど、二人はお互い名前を名乗らない。二人の会話だけ英語。一旦、経営するアパートに帰ると妻の自殺に悩むポール。そして妻ローザの不倫の相手と話を続ける・・・
 婚約者が撮っていた映画がそのままベルトリッチの撮る映画を省みるなどとも言われてますが、だとしたら、あまり観たくなくなるかもしれない・・・
 イタリアでの公開直後4日で猥褻なため上映中止となった映画だけど、今観ると、それほど過激なものはなかったような(カットされてるのかもしれないけど)。それにハードコアではなさそうだし・・・

1973年アカデミー賞主演男優賞、監督賞ノミネート
1973年全米批評家協会賞主演男優賞
その他
(2005.11)

ラストデイズ 2005 アメリカ
エレファント・ピクチャー
LAST DAYS
ストーリー  人気絶頂のニルヴァーナのカート・コバーンが自ら命を絶ったことをヒントにしたドラマ。みすぼらしい身なりだが若きカリスマ的ミュージシャン、ブレイク。リハビリ施設を脱走した彼を心配する家族やレコード会社をよそに、別荘にたむろする取り巻きたちは彼をほったらかしにするばかりだった・・・
監督 ガス・ヴァン・サント
出演 マイケル・ピット ルーカス・ハース アーシア・アルジェント
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★
コメント  アナタは神を信じま〜すか〜?
 人気絶頂のバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンが突如自ら命を絶ったことをヒントに作った映画らしい。正直言って、ニルヴァーナはよく知らない・・・観客がいつもより多く若い人が中心だったことからも、よほど人気があったに違いない。と感じたくらいです。よって、以下は何も知らないで観た普通のおっさんの戯言と受け取ってください。
 ミュージシャンの死に様というのはショッキングなものが多い。特にロックやジャズの世界では、ヤク中になってボロボロになり若死にするパターンばかりだ。この映画でも麻薬のリハビリ施設を抜け出したという設定なので、そう珍しい死に様ではないような気がします。そんな有り触れた内容よりも、感電死したとか、殺虫剤で死んだとか、ロシアンルーレットで死んだとかいった伝説的ミュージシャンを扱ったほうが興味深いのに・・・
 この映画の主人公ブレイクは麻薬は断ち切れたようにも思えたのですが、躁鬱状態は深刻でした。彼の心までは推し量れるものではなかったけれど、別荘に住みついた彼の取り巻き達は全くの放置状態であり、「クローゼットに銃がある」とメモまで残す酷さ。孤独感から徘徊を繰り返し、突如ドラムを叩き出したりする症状の彼に対しても普段通りの接し方。「悲痛な叫び」も「普通の叫び」と捉えてしまったのかもしれません。
 しかし、そうした心情に訴える映画であっても、前半の電話帳セールスマンやモルモン教の勧誘などの描写によってゆるいギャグとしか思えない演出があり、メッセージ性も薄れてしまったのではないでしょうか。さすがはガス・ヴァン・サント監督。全てを丸投げ状態です。せめてもう少し音楽映画風にしてくれれば・・・

2005年カンヌ国際映画祭コンペ
2005年インディペンデント・スピリット賞撮影賞ノミネート
(2006.7)

ラストラブ 2007 日本
松竹
ストーリー  NYのジャズバー“バードランド”でサックスプレーヤーとして活躍していた阿川明(田村)は妻を亡くしたことが原因で引退し、日本に戻り友人の旅行会社で働いていた。
監督 藤田明二  原作:Yoshi
出演 田村正和 伊藤美咲 森迫永依
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★
コメント  ユンソナの父親役は石原慎太郎だった?
 フランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』は恋愛映画・恋愛ドラマの基礎を作ったと言われる作品であり、最悪の印象となる男女の出会い、婚約者と別れる女性、そして男性の惹かれてゆく女性。その典型的パターンを踏襲し、大人の愛を静かに語る。しかも、14年ぶりに映画に復帰した田村正和が実際に吹けるようになるまでサックスを鍛え上げたほどの情熱のこもった作品だ。
 田村正和はすでに還暦を過ぎている。ダンディという言葉も似合わなくなりつつある風貌だが、経験豊かな人生が一つ一つの皺にまで沁み込み、奥ゆかしさを感じられるまでになっていた。相変わらずボソボソとつぶやくように語るキザな台詞は、正直言って聞き取りにくい。わざとらしい台詞「俺の時間は過去だよ、君の時間は未来じゃないか」、「恋には命を賭ける、結婚には幸せを賭ける」なんてのは原作者であるYoshiがそのまま田村正和をイメージして考えたのに違いないとまで思えるほどなのです。
 NYのジャズバー“バードランド”、日本では“コットンクラブ”。5年前にはすでに名を轟かせていたと思われるサックスプレーヤー阿川(田村)だっただけに、最終目標は元に戻っただけなので、ユンソナの言う夢とはちょっと違うような気もする。それでも、死ぬまで演奏を続けたいと決心するところは好きだ。映画ファンならば映画館で映画を観ながら死ぬのが幸せと考えるのと一緒・・・じゃないか・・・
 伊藤美咲の演技は良くなってきていたけど、終盤には以前のダメっぷりが出てきた。子役の森迫永依に負けてます。それよりも田村正和とのツーショットで顔の小ささがとても印象に残りました。そして、田村正和はしゃべらせるよりも体で演技するところが素晴らしかった。特に品川駅のシーンとチャリティコンサート会場のシーン。全体のストーリーはよく出来ていましたけど、季節の不自然さやラストシーンがどこかで見たことあるように思えたり、ちょっとした渋い会話が酔っ払いの戯言のように思えたりする脚本は残念。上記の台詞はいつかどこかで使うために覚えておきたいんですけどね・・・
(2007.6)

劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲 2003 日本
松竹
ストーリー  謎の侵入者MUにより東京ジュピターと呼ばれる木星型ドームによる下界と隔絶された2012年のの東京。東京以外は全て消滅し、2300万人だけが生き残った世界と偽の情報を与えられた人類。神名綾人もかつての恋人美嶋遥の記憶を失いつつあった。久しぶりに出会ったかと思ったら、対MU戦略研究機関‘TERRA’に所属する29歳の女性に助けられる。
監督 京田知己
出演 下野 紘 久川 綾 坂本 真綾
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  核兵器などの強力な破壊兵器ではなさそうだ。東京をすっぽり包んでしまうかのようなバリアを張りめぐらせ、外の世界から入ろうものならジェット機でも爆発してしまう。
 かつての恋人は紫東遙と名乗り、神名を助け、真実を教えようとする。世界の人口は2300万人なんかではない、60億人よ、という言葉に呆気にとられるのだった。
 遥と一緒にラーゼフォンと呼ばれる巨大ロボットを操縦し、いつのまにか東京ジュピターの外に飛び出てしまう。そこは東京とは違い、時が進むのが早かった。神名はまだ高校生?そして遥は苗字は変わっていたが29歳。時間差のある地域で育った二人はやがて結ばれるが、先におばさんになっても待っていると言った遥の言葉を聞くと、森高千里の「わたしがおばさんになっても」を思い出してしまう・・・
 装甲ロボットもののような映像だが、若干大人向けの味付けをして、戦争については多くを語らないが、初恋というテーマを綺麗に描いてあった。青い血になるとムーリアになって人間ではなくなる・・・なんだかわけのわからないSFで、人物や設定などを理解するだけで精一杯。神名のお母さんがMUの指導者っぽかったけど、甦らせようとしていた女はお母さんの妹?
 恋愛部分だけを脳内で取り入れ、つまらない部分をいい加減に観ていると、それだけで楽しめるかもしれないアニメでした。
(2006.10)



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