レアル ザ・ムービー | 2005 スペイン ファントム・フィルム REAL, LA PELICULA |
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ストーリー | 世界のスーパースターを擁するレアル・マドリッドとバルセロナの因縁の対決をハイライトにし、5つのショートストーリーを織り交ぜた準ドキュメンタリー映画。 | |||
監督 | ボルハ・マンソ | |||
出演 | デヴィッド・ベッカム | ロベルト・カルロス | イケル・カシージャス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★ |
コメント | リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリッド。スペインのリーグなんてさっぱりわかりません。4年に1度しかサッカーを観ないサッカー音痴なのにこの映画を選んだことじたいが間違いのもとだった。だけど、ラストの試合は迫力あってよかったですよ。得点を表示しないので途中経過が全然わからなくて、困りましたけど・・・
5つのショートストーリーを織り交ぜたセミドキュメンタリーといった映画でしたけど、そのうちの一つが東京の高校生カップルを扱ったもの。ベッカム狂いの彼女を持ったために悩む男子高校生でしたが、「日本人のサッカーのレベルはこんなものだよ」と世界中に露呈してしまったかもしれません。 その“ベッカム”なんですけど、熱烈なファンである女性たちは何故「ベッカム〜〜」と黄色い声を発するのでしょうか?男のファンだったらわかるけど、女性ファンならばファースト・ネームで呼ぶのが普通のような気がします。 (2006.4)
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Ray/レイ | 2004 アメリカ UIP RAY |
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ストーリー | レイ・チャールズの伝記。 | |||
監督 | テイラー・ハックフォード | |||
出演 | ジェイミー・フォックス | ケリー・ワシントン | レジーナ・キング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
コメント | 鑑賞中、ジェイミー・フォックスが演じていることなどスッカリ忘れてしまっていた。途中で彼が演じているんだと気づいた時には、あまりにそっくりなので背筋がぞくぞくしたほどだった。 レイ・チャールズ音楽との出会いは“What'd I Aay”からだった。それも本人のオリジナルではなく、吉田拓郎のカバーしたライブ・レコードから・・・。自分で初めて耳コピーしてギターで弾いたのもこの曲だったけど、当時はスティーヴィー・ワンダーなら知っているけどレイは知らなかった。むしろポップな曲を愛聴し、演奏するのはハードロックという青春時代にレイを見直す機会がやってきたのは映画『ブルース・ブラザース』だった。R&Bを好きになるきっかけもこの映画だったし、彼の独特のスタイルを知ったのもこの映画だった。次にレイ・チャールズに触れたのは1985年の「USA for Africa」による“We Are The World”で、この曲はコピーもして内輪のコンサートでレイのパートを歌わせてもらったという経験もある。 そう言えば、他のミュージシャンが数多くカバーしているため“Georgia On My Mind”が彼の曲だと知ったのもかなり後になってからなのだが、同時代的にレイの音楽を聴いてきたのではないことが残念でしかたがない。もし知っていたなら、映画にも登場する’79年の出来事に感動できたんだろうなぁ。 映画を見終わったとき、時間が152分もあったことに驚いた。長いとは思っていたが、知っている曲が流れると時間が経つのを忘れさせてくれます。曲に飽いたらジェイミーの演技を注視するなど、見所がいっぱいあったからだ。妻の目を通して麻薬を中々断ち切れない苛立たしさも伝わってくるし、複数の愛人とツアーのため家庭に戻らないことへのもどかしさまでもが伝わってくる。そして、随所に散りばめられた幼少時代のトラウマと戦うレイの心が暗闇の中で響いてきた。音楽が好きならば、どっぷりとレイの歌に浸り、ジェイミー・フォックスの演技に惚れこんでしまう、至福の時間を過ごせるはずだ。 映画の余韻が未だ残ってはいるが、彼の恋愛、苦悩、そして人生のエッセンスが詰まっている音楽をしみじみと味わってみたくなった・・・訳詞付きで・・・ (2005.1)
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レイクサイドマーダーケース | 2004 日本 東宝 |
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ストーリー | 名門中学受験のために湖畔の別荘に合宿する3組の家族。並木の愛人が訪ねてきたことにより殺人事件が起こる。。。 | |||
監督 | 青山真治 原作:東野圭吾 | |||
出演 | 役所広司 | 薬師丸ひろ子 | 柄本明 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 推理したりサスペンスを楽しんだりするといったモノではなく、心理描写、舞台劇、そして社会派ドラマを楽しむといった雰囲気でした。武田鉄也がサプライズゲストとしていつ登場するかと期待していたのに、そういう映画ではなかったようだ・・・ 3年B組金八先生第1シリーズにて、妊娠騒動を起こした二人がそのまま夫婦で登場する。映画も名門中学の“お受験”というテーマがあるように、教育問題を扱うにはぴったりのキャスティングだったのかもしれない。そして原作よりもストーリーを簡素化、登場人物を少なくした点から、日本の少子化問題を投影したとしか思えない設定になっているのです。最終的には親子の異常な愛情、歪んだ社会構造という問題提起も浮かび上がるのですが、役者が上手いので、何も考えずにのめり込んでいってしまいました。 その中でも役所広司の演技には安心でき、彼の目となって人間関係を見つめていきます。他の人物が不自然な台詞や行動を取ることにツッコミを入れたくなったりするのですが、その都度「おかしいのはあなたでしょ!」という薬師丸ひろ子の台詞が聞こえてくるような気がして、まともな性格設定が役所だけにしてあるという演出に唸らされてしまいました。 その他、薬師丸ひろ子と柄本明のボソボソとしゃべるシーンが狙った効果。妙に生々しく見せる死体の効果。エンディングでは色んな可能性を観客に想像させるとともに驚きの映像を用意してあります。ロケは富士五湖ばかりなんだろうけど、どこだかよくわからなかった・・・だけど神秘的な映像で楽しませてくれますよ。と、演出面でもいいことばかり書いてますが、全体的には平凡な印象だ。 (2005.1)
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0:34 レイジ34フン | 2004 イギリス/ドイツ ギャガ・コミュニケーションズ CREEP |
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ストーリー | ファンション業界で仕事をするケイトはパーティ会場で嫌な奴から逃れるため地下鉄に乗る。その男は彼女をレイプしようと待ち構えていたが、何者かに引きずり込まれてしまう・・・ | |||
監督 | クリストファー・スミス | |||
出演 | フランカ・ポテンテ | ポール・ラットレイ | ケリー・スコット | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 下水道作業員が不気味なモノを見て一人が殺された。スプラッターホラーらしいオープニングでワクワクするのだけど、中心となる舞台地下鉄構内では徐々にトーンダウン。ケイトが居眠りしている間に人がいなくなってしまうという設定では、別のドラマかと勘違いしてしまうためだろうか、ちっとも怖くなくなってしまう。 地下鉄構内に住み着いているジミーとマンディのホームレスはなかなかいい人物設定だと思ったが、やられることは目に見えているので緊張感もない。さらに外科医の息子であるシリアルキラーも全貌を現すのが早すぎ。しかも、いきなりシリアルキラーとなった経緯がさっぱりわからない。水槽内に浮かされていた黒人の下水道作業員ジョージだって意味不明だ。 唯一面白かったのはジョージ・クルーニーに会うことを楽しみにしていたという設定と、ラストシーン。始発の電車が入ってくる頃、男がケイトに硬貨を渡すところだ。結局、笑えるところで加点。 (2006.7)
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レイジング・ブル | 1980 アメリカ UA RAGING BULL |
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ストーリー | 実在のボクサー、ジェイク・ラモッタの人生を辛辣に描く。 | |||
監督 | マーティン・スコセッシ | |||
出演 | ロバート・デ・ニーロ | キャシー・モリアーテ | ジョー・ペシ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
コメント | 栄光やサクセス・ストーリーとはかけ離れた転落人生に焦点を当てた力作だ。『ロッキー』がアカデミー賞を獲ったことに対するアンチテーゼの意味も込めてあるような気がしてならない。 結局オスカーでは、作品賞や監督賞はとれなかったもののジェイク・ラモッタの半生以外にロバート・デ・ニーロ自身の半生をも反映したかのように、彼の映画になっているような作りだ。どんどん下っ腹が醜く出てくる映像も役者魂を感じるし、彼にしか出来ない役柄だったのではないだろうか。疑心暗鬼にかられるジェイク、嫉妬に狂うジェイク、人生を投げ捨ててコメディアンとして生きるジェイク、人生の勝者なんて中々生まれてこないんだなぁ、としみじみ思う。 1980年アカデミー賞主演男優賞、編集賞 同作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、撮影賞、音響賞ノミネート 1980年全米批評家協会賞助演男優賞、監督賞、撮影賞 1980年NY批評家協会賞男優賞、助演男優賞 1980年LA批評家協会賞作品賞、男優賞 1980年ゴールデングローブ賞男優賞 その他 (2005.2)
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レイダース/失われたアーク | 1981 アメリカ Par=CIC RAIDERS OF THE LOST ARK |
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ストーリー | ||||
監督 | スティーヴン・スピルバーグ | |||
出演 | ハリソン・フォード | カレン・アレン | ポール・フリーマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | アドベンチャー映画を語る上では避けて通れない映画。最近では『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』でパクられてしまったが、もっともっとぱくられてもいい映画だ。 冒頭のアルフレッド・モリナも最高!「アディオス!セニョール」 1981年アカデミー賞美術監督・装置賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞、特別業績賞 同作品賞、監督賞、撮影賞、作曲賞ノミネート その他 (2005.1)
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レインディア・ゲーム | 2000 アメリカ DIMENSION=松竹 REINDEER GAMES |
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ストーリー | 仮出所3日前に同じ日に出所する親友ニック(ジュームズ・フレイン)が刺されて死んだ。ルディ・ダンカンはニックに成りすまして文通相手アシュリーに会う。クリスマスの間だけ恋人でいるつもりだったが・・・ | |||
監督 | ジョン・フランケンハイマー | |||
出演 | ベン・アフレック | シャーリーズ・セロン | ゲイリー・シニーズ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | ニックがカジノで働いていたということを利用して金を強奪しようと計画しているアシュリーの兄ガブリエル。妹に「モンスター」とまで呼ばれていたことが興味深い。それにしても、女を抱きたいという理由だけで死んだ親友の女を盗るというのも・・・ひでえ奴だアフレック(笑) カジノから逃走するシーンはすごいですね。助けを呼ぼうとして止めた車がガブリエルだったりするのは笑えるけど、湖の氷が割れたところに落ちるのはすごいです。 シャーリーズ・セロンのヌードのおかげで加点・・・ (2004.10)
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レインマン | 1988 アメリカ UA=UIP RAIN MAN |
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ストーリー | 高級外車ディーラーのチャーリーは父が亡くなったと聞き、遺産目当てで故郷に帰るが、分配はビュイック1台。会った事もない自閉症の兄が300万ドルを受け取るという。 | |||
監督 | バリー・レヴィンソン | |||
出演 | ダスティン・ホフマン | トム・クルーズ | ヴァレリア・ゴリノ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
コメント | ”I saw her standing there”がキーだったのか。これだけで満足だった。はっきり言って、この手のロードムービーは大陸的すぎるので苦手です。 嫌な記憶をいつまでも覚えてなきゃいけないから、記憶力がすごすぎると困りますよね。。 1988年アカデミー賞作品賞。主演男優賞(ホフマン)、監督賞、脚本賞 同撮影賞、作曲賞、美術監督賞、美術装置賞、編集賞ノミネート 1989年ベルリン国際映画祭金熊賞 その他 (2004.10)
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レインメーカー | 1997 アメリカ ギャガーヒューマックス THE RAINMAKER |
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ストーリー | 50〜60年代の弁護士に憧れてロースクールを卒業したばかりのルーディはブルーザーの事務所に就職し、自ら得たクライアント、資産家老婆の遺言書の一件、大手保険会社から支払を拒否され続けている白血病患者家族の仕事に着手する。。。 | |||
監督 | フランシス・F・コッポラ | |||
出演 | マット・デイモン | クレア・デインズ | ジョン・ヴォイド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
コメント | しっかりとしたプロットを持っている法廷ドラマ。メインは保険金支払拒否の件になるのだが、これは映画化されている法廷もの映画とさほど変わりがない。注目すべきは、弁護士の世界の中でも正義の弁護士と悪徳弁護士の境界線となる一線について考えさせる映画に仕上がってることであろう。 しかし、保険会社の裏側という社会悪を見事に描ききっていて、思わず自分の生命保険を確認したくなった(笑)。保険金詐欺のような事件も多いからかけている側でも注意しないとなぁ。。。 (2003.12)
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レオン 完全版 | 1994 フランス/アメリカ ヘラルド LEON |
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ストーリー | ニューヨーク、凄腕の殺し屋と12歳の少女が心通わせる。 | |||
監督 | リュック・ベッソン | |||
出演 | ジャン・レノ | ナタリー・ポートマン | ゲイリー・オールドマン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
コメント | リュック・ベッソンの最高峰はこれでしょう。ただ、気になるところはアパートが綺麗すぎるところかもしれない。神経質そうなレオンの部屋はいいけど、マチルダの家庭はもっとゴチャゴチャしていないとなぁ。アパート全体も犯罪者が住んでるような匂いが感じられない。ま、DEAが荒らした後と対比させるためでしょうけどね。 「ベートーベンは好きか?」と聞くオールドマンは、その年に『不滅の恋/ベートーヴェン』に出演してるってところもおもしろい・・・レオンとマチルダのゲームで「雨に唄えば」のジーン・ケリーを当てるところも、その前に映画を観ていたという伏線がいきていて好きですなぁ。リングトリックという伏線も繋がっていたのですね。 エンドロールに流れる物悲しいスティングの歌が素敵です。 (2005.2)
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