REX 恐竜物語 | 1993 日本 松竹=角川 |
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ストーリー | 古生物学者の立野(渡瀬)が恐竜の卵を発掘した。孵った恐竜はレックスと名付けられ、娘・千恵(安達)によって育てられるが・・・ | |||
監督 | 角川春樹 原作:畑正憲 | |||
出演 | 安達祐実 | 渡瀬恒彦 | 大竹しのぶ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★ | ★★ | ★★ | ★ |
コメント | 『ジュラシックパーク』による恐竜人気、『家なき子』以前の可愛い安達祐実が見れるとあっては楽に興行収入があるはず・・・と目論んだ角川春樹が映画公開中に麻薬密輸容疑で逮捕される。 序盤の壮大な空撮ロケなんてのは雄大で期待感たっぷり。洞窟では・・・う〜む、人が飛んじゃうんですね。金をかけたインディ・・・じゃなくて「8時だよ!全員集合」みたい。そんなとき未来的なピラミッドクリスタルの中にどくろ。 産みっぱなしの母親(大竹)も協力することになって孵化させようとする。海ガメの卵に核を入れるなんて、なかなかいいかもしれない・・・と思ったのも束の間。オカリナで家路を吹くと孵ったのだ。 維持費に莫大な金がかかるのでCM出演を数多くこなすものの、体力の衰えが・・・ということで、巣へ返すことを決意するが、その展開がまさに子供向け。ETの模倣。 それにしても、ムーの神殿って・・・篠田さんがいることはいいんだが・・・誰だ?!で、最後のシーンは一体・・・これでひと儲けできるじゃん・・・ 1993年日本アカデミー賞新人俳優賞 (2008.2)
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レッスン! | 2006 アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ TAKE THE LEAD |
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ストーリー | ニューヨークのスラム街。社交ダンス教室を運営するピエール・デュレインは、地元高校生の荒廃ぶりを目の当たりにして、生徒たちの更正に社交ダンスで一役買いたいと自ら高校に乗り込んでくる。 | |||
監督 | リズ・フリードランダー | |||
出演 | アントニオ・バンデラス | ロブ・ブラウン | ヤヤ・ダコスタ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 目撃したのは生徒が好調の車を破壊している現場。校長に面会して不良たちの居残り組で早速Ballroom Danceをやろうと持ちかける。しかし、変態扱いされ、いきなり無視される・・・ 二日目、ちょっとだけ興味を持たれるが、三日目には生徒たちはいつも通りヒップホップを楽しんでた。四日目、ピエールは優秀な生徒を連れて魅惑のセクシー社交ダンスを披露し、あっという間に生徒たちの注目を浴びる。 徐々に社交ダンスの魅力に惹かれていく生徒。兄同士が殺人に発展するというロックとラレッタの関係やそれぞれの家庭環境もさることながら、何かを成し遂げたい気持ちのピエールの姿が素敵・・・これが実話に基づいているんだからわからないものだ。 コンテストに参加するというお決まりの青春ストーリーながら、いろんな問題を考えさせられる。 (2008.2)
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レッドクリフ part1 | 2008 アメリカ/中国/日本/台湾/韓国 東宝東和=エイベックス・エンタテインメント RED CLIFF 赤壁 |
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ストーリー | 西暦208年。漢の皇帝を手なずけた曹操は劉備、孫権を逆賊として討伐する許可を願い出る。劉備軍は民を守るために撤退するが、軍師諸葛孔明が呉の孫権と同盟を結ぶべく司令官・周瑜と面会することになった。 | |||
監督 | ジョン・ウー | |||
出演 | トニー・レオン | 金城武 | チャン・フォンイー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | 大スクリーン最後の日に慌てて鑑賞。臨場感を味わおうと前の方に着席・・・でかい!とにかく字幕がでかすぎる。 親切にも日本語による解説で始まった。登場人物も丁寧にふりがな付きで妙に親切・・・しかも頻繁(ひんぱん)に名前のテロップが出るものだから後半以降は鬱陶しくもなってしまう(ちなみに字幕は戸田奈津子大先生)。三国志といえば横山光輝の漫画を途中まで読んだくらい・・・小説も読んだことなければ、コーエーのゲームだってやったことがないのです(しかし、コーエーの麻雀ゲームなら持ってる)が、三国志を知らなくても十分楽しめる映画でした。もしかすると三国志ファンじゃないほうが楽しめるのかも? 無知のため恥を晒してしまいますが、「関羽カッコイ〜、で、劉邦はいつ出てくるんだ?」とか「赤壁の戦いでは四面楚歌という言葉が生まれるんだよな」などと完全に勘違い。呉下阿蒙、浅学非才の身でありながら「孫権に謙遜するのか・・・」などと馬鹿なことを考えてました。 映画では劉備・孫権の連合軍側が正義として、魏の曹操は皇帝の座を密かに狙う悪役として描かれている。むしろこの方が入り込みやすいし時代に沿っていると思う。『スターウォーズ』や『LOTR』と同じ感覚で楽しむことができるのです。それに、諸葛孔明(金城武)や周瑜(トニー・レオン)の軍師を中心として、劉備の子を死守した趙雲、大声で敵を威嚇する張飛、槍攻撃をものともしない関羽といった劉備軍の武人。中村獅童の甘興やヴィッキー・チャオの孫尚香も魅力的だ。 見どころは呉蜀連合軍の知的戦略と迫力ある戦闘シーン。赤壁の戦いの前哨戦となる陸の奇襲には八卦の陣で対抗し、見事なまでの映像化に圧倒されました。壮大なマスゲームというより、なぜだかフォークダンスを思い起こしてしまった・・・ 二部作の第一部だというのに、中だるみがあったことは否めない。トニー・レオンだからということもないのでしょうけど、なぜだか一人の女性を巡っての戦だなんて彼のファンに気を遣いすぎじゃないでしょうか。 (2008.12)
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レッド・ブロンクス | 1995 香港 東宝東和 紅蕃區 RUMBLE IN THE BRONX |
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ストーリー | 香港の刑事クーンは叔父(トン・ピョウ)の結婚式のためアメリカにやってくる。店は美人のエレインに売るが、万引き常習犯である不良グループに狙われることになり・・・ | |||
監督 | スタンリー・トン | |||
出演 | ジャッキー・チェン | アニタ・ムイ | フランソワーズ・イップ | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 叔父さんの結婚相手というのが森久美子を黒人にしたような感じ。そこにやってきたエレイン(ムイ)が余計に美人に見えてしまう。 ダイヤモンドを不良グループの1人が盗んだことにより恐ろしい組織が絡んでくる。不良グループにしたってかなり暴力的で酷い連中なのですが、ジャッキーにかかればたいしたことはない(それでも最初はやられっぱなし)。その仲間のナンシーと恋仲になるジャッキーだけど、珍しく女性二人の三角関係だ。 ホバークラフトのアクションが印象的。ジャッキーも踏み潰されるし、悪い奴らも次々とはねられる。というか、陸上を走りすぎるってのも凄い。 1996年MTVムービーアワード格闘シーン賞ノミネート (2006.11)
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レディ・イン・ザ・ウォーター | 2006 アメリカ ワーナー LADY IN THE WATER |
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ストーリー | アパートのプールに現れた妖精のような女性。住民たちが一致団結して彼女を助けようとするファンタジー。 | |||
監督 | M・ナイト・シャマラン | |||
出演 | ポール・ジアマッティ | ブライス・ダラス・ハワード | フレディ・ロドリゲス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 右手だけ鍛えて何するんですか?あぁ、ナニですか・・・ 多分、自分の娘たちに見せたいがために作った映画なんでしょう。いつもならちょっとだけのカメオ出演なのに、今回は「パパはここにいるよ〜」とアピールしたいがために出ずっぱりとなっていました。台詞の中でもベッドタイム・ストーリーという言葉を強調していましたし、温かいファンタジーといった点では今までの作品と一味違っています。 そして、笑えるシャマラン映画というのも注目すべきところでしょうか。守護神は誰だ!とか議論していて、アパートの住人を勢ぞろいさせるなんて面白すぎます。インタープリターがシリアルの箱から予言するなんて、伏線が効きすぎてますし、当然最後はジアマッティが活躍するのかと思えば、やっぱりナニの彼氏だったし、下手すると爆笑してしまうところでした。 そんなコメディ要素が隠し味となっていたにも拘らず、ポール・ジアマッティだけが真面目な演技をしていたのが痛々しかったです。もちろん彼の役どころも悲惨な境遇があったからなのですが、そのおかげで全体のバランスが崩れてしまってます。 ジェームズ・ニュートン・ハワードの音楽も素敵だし、一貫して水の精霊と人間との関りを通して平和を訴え、近所付き合いの大切さなども教えてくれるいい映画なんです。テーマが子供向けなのに、映像が大人向けだったことも失敗の原因なのかもしれません。 (2006.10)
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レディ・ウェポン | 2002 香港 アートポート 赤裸特工 NAKID WEAPON |
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ストーリー | ローマでマダムM(アルメン・ウォン)が育てた女戦士の暗殺者が現れ、13歳前後の少女が次々と誘拐される。 | |||
監督 | チン・シウトン | |||
出演 | マギーQ | アンヤ | ダニエル・ウー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 少女たちを南国の孤島に集めて一流のファイターに育て上げるというストーリー。『あずみ』とか『ソルジャー』とか集団で戦士を育て上げる映画は数多くありますが、これは女の子だけの設定。厳しい訓練で死者も出るし、脱走を試みる者もいる。生き延びれば大金を手にすることができるが、見知らぬ人間を殺さねばならない非情の兵士にならなければならない。最終試験は今まで過酷な訓練を耐え抜いた中間達とのバトルロイヤル。残った3人の中には親友となったシャーリーン(マギーQ)とキャサリン(アンヤ)がいた。 執拗にマダムMと誘拐されたシャーリーンを捜すCIA諜報員ジャック・チェンとは、彼女の母親を通して互いに信用し合うようになった。そして、仲間の復讐のため、マダムMの組織を狙ったヤクザも現れ、彼女たちにもピンチが訪れる。 ワイヤーアクション満載だけど、女性らしさと華麗なるカンフーアクション。暗殺の必殺技は必殺仕事人シリーズのような背骨クロー。とにかくアクションだけしか見るべきところがない映画なんですけど、いいんですよ・・・マギーQとアンヤが。諜報員とのラブロマンスも撃たれた媚薬が引き金となっていましたけど、殺し屋らしく必ず彼の前から消えてしまう。チラリと見える彼女のナイスボディ・・・目に焼き付けました。 (2006.7)
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レディ・チャタレー | 2006 フランス/ベルギー/イギリス ショウゲート LADY CHATTERLEY |
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ストーリー | 1921年、イギリスのラグビー邸。下半身不随となった夫の世話をするコンスタンスは森の散策に出た時に猟番のパーキンと出会い、彼の肉体に溺れていくようになる・・・ | |||
監督 | パスカル・フェラン 原作:D・H・ロレンス | |||
出演 | マリナ・ハンズ | ジャン=ルイ・クロック | イポリット・ジラルド | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | ロレンスの原作は途中まで読んだ。それが何稿なのかは知らないけど、一般的に知られる第3稿ではなく性愛描写の多い第2稿であるとのこと。 2007年インディペンデントスピリット賞外国語映画賞ノミネート 2006年セザール賞作品賞、主演女優賞、脚色賞、撮影賞、衣裳デザイン賞 同監督賞、有望若手女優賞、音響賞、美術賞ノミネート (2009.1)
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