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リダクテッド 真実の価値 2007 アメリカ/カナダ
アルバトロス
REDACTED
ストーリー  2006年、イラク・サマラ米軍駐屯地。映画学校を目指すため戦地でカメラを回すヒスパニック系のサラサール。仲間の兵が検問所で妊婦を撃ったときから、兵士たちの様子がおかしくなってくる・・・
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 パトリック・キャロル ロブ・デヴァニー イジー・ディアス
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  イラクに限ったことじゃないはずだ・・・
 オバマ大統領就任前に観たかった。愚策ばかりのブッシュ政権下の外交術には過剰なまでに憤りを覚えた21世紀。任期を終えてしまったら、米軍によるイラクでの蛮行映像にも冷静に接することができる自分に驚いてしまいます。戦争には正義なんてない。ただ善良な市民が殺されるだけのもの。観終わって数時間経つと、じわりじわりと戦争そのものへの嫌悪感がわいてきました。
 ブライアン・デ・パルマ監督が彼らしくない映像で、しかし、デ・パルマらしい主張が感じられる映画。「この映画はフィクションである」とことわっておきながら、イラクのサマラで行われた集団レイプ・殺戮事件の真相に迫ろうとした内容だ。映画人を目指すヒスパニック系の兵士サラサールはビデオダイアリーと称して戦地の映像を撮り続けていて、やがて重大な事件に巻き込まれていく・・・
 タイトルの“リダクテッド”とは、残酷なシーンや不都合なシーンを削除した“編集済み”の映像を意味するマスメディア用語。任務地へビデオカメラを持ち込む兵士が多くなり、インターネットの発展によって管理するのも難しくなったのであろう。過去の戦争においても隠したくなる悲惨な事件はあったことまで想像してしまいます。
 ドキュメンタリー・タッチの映像は兵士たちの微妙な心理変化も映し出し、人を殺してしまうことに何も感じなくなってしまう様子や、疑心暗鬼となり、テロリストが紛れ込んでいる一般市民全てが人間だと思わなくなる心が伝わってくるのです。特に無邪気な少年たちにも警戒心を抱くところは絶妙でした。
 中心となる検問所では英語とアラビア語で停止するよう標識があるのですが、全てのイラク人が読めるわけじゃない。そして、病院へ向かう妊婦が犠牲となり、人を殺してしまうという一線を越えてしまった彼らがでっちあげた理由で民家を襲う。主犯格の二人と、ビデオ撮影のサラサールや見張りに立つ良識あるマッコイなど、知らない俳優ばかりであることも自然な演技でリアリティを増している。
 残酷なシーンもあるし、目を背けたくなりますが、インターネット映像も凝った作りになっているため、臨場感を味わうよりも一般ネットユーザーとなって見ている気にもなってくる。しかし、戦争は現実に起こってるんだ!遠く離れた平和な地にいても、現実を受け入れ、戦争をなくすために何か行動を起こさねばならない・・・などと、いつものごとく言うだけ・・・

2007年ヴェネチア国際映画祭監督賞
(2009.1)

リトル・チルドレン 2006 アメリカ
ムービーアイ
LITTLE CHILDREN
ストーリー  閑静な住宅街に越してきたサラが子供を公園デビューさせる。そこで司法試験に落ち続けている主夫ブラッドと出会い・・・
監督 トッド・フィールド
出演 ケイト・ウィンスレット パトリック・ウィルソン ジェニファー・コネリー
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
コメント  閑静な住宅街ウッドワード・コートに以前子供への性犯罪を犯した男マゴーヴィ(ジャッキー・アール・ヘイリー)が帰ってきたというニュース。そんな公園でプロム・キングと呼ばれるブラッド・アダムソン(ウィルソン)がやってきた。そのブラッドとひょんなことからキスしてしまい、主婦たちの格好のゴシップになった。やがて市民プールへ通うようになった二組の親子。プールにマゴーヴィが現れるという事件ののち、彼らは深い関係に・・・
 サラの夫も変態サイトに夢中で病んでいる。もしかして変態だらけの映画なのかと思っていたら、普通の不倫劇のようにドラマは展開する。もう一人、“子供を守る会”でブラッドをアメフトチームに誘うラリー(ノア・エメリッヒ)という元警官も重要な存在。過去に過失で少年を殺してしまったことを悔やむも、ロニー・マゴーヴィを追放するビラ配りや宣伝することでうっぷんを晴らしているのだ。
 物語はどう収束するのかと不安にさえなってくるが、二人で遠くへ逃げようとするサラとブラッド。拡声器による宣伝によってロニーの母親を死なせてしまうラリー。そして、罪の意識が芽生えて自分のチンコを切りとってしまうロニー。過去は絶対に変えられないけど、未来は違ったものにできるというメッセージがある。

2006年アカデミー賞主演女優賞、助演男優賞(ヘイリー)、脚色賞ノミネート
2006年ゴールデングローブ賞作品賞、女優賞、脚本賞ノミネート
その他いっぱい
(2008.8)

リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!? 2005 アメリカ
クロックワークス
HOODWINKED
ストーリー  “赤ずきん”をかぶった少女レッドは、毎日パケットおばあさんの作るお菓子を自転車で配達していた。ある日、レッドがおばあさんの家で狼に襲われそうになりクローゼットから飛び出してくる事件が起きた。カエルの探偵は連続して起こってるレシピ泥棒に関連があるとにらみ、レッド、オオカミ、きこりのカーク、バケットおばあさんに事情を訊く。
監督 コリー・エドワーズ
出演 上野樹里 加藤浩次 ケンドーコバヤシ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  オリジナルはアン・ハサウェイ、グレン・クローズ、ジム・ベルーシなど・・・
 第一容疑者レッド「オオカミがみんなを食べようとしていた」
 第二容疑者オオカミ「レッドを尾行していただけだ」
 第三容疑者カーク「オラだって被害者だ」
 第四容疑者バケット「わたしがレシピを奪って何の得がある?」
 おばあちゃんの印象が思いっきり違う!75歳なのにスノボやサーフィンもこなすファンキーなばあちゃん。タダものじゃないのだ。自分ばかり楽しんでいるばあちゃんに呆れてしまったレッドは落ち込む・・・
 それぞれの証言をしっかり見てないとウサギが犯人だなんてわからないよぉ。それにしてもポップでファンキーなコミカルなアニメなんて珍しいな。リスのキャラは『アイスエイジ』のどんぐりくんに似てるなぁ〜
(2008.12)



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