ロードレージ | 2000 アメリカ ギャガ ROAD RAGE A FRIDAY NIGHT DATE |
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ストーリー | キャンパス内で元彼につきまとわれていた女性ソニアを乗せリムジンでドライブするジム。ハイウェイでRV車に接触しかかったことから、しつこく追われることに。 | |||
監督 | シドニー・J・フューリー | |||
出演 | キャスパー・ヴァン・ディーン | ダニエル・ブレット | ジョセフ・グリフィン | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | いきなり『激突!』のリメイクっぽい展開。本家とは違い、交通量の多いハイウェイ。しかもバイト先のリムジンだから慎重に・・・ 警察で事情聴取受けたりしても執拗に追ってくるRVトラック。GSで燃えてしまったり、山道で横転したりしてもへっちゃらなトラックなのだ。犯人がわかるのが中盤。そこから緊張感が薄れ、そこから普通のカーアクションになってしまう。山林警備の女性をはねて殺してしまったのも面白くなくしてしまった要因。 (2006.7)
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六ヶ所村ラプソディ | 2006 日本 グループ現代 |
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ストーリー | 青森県六ヶ所村に建設された核再処理工場。 | |||
監督 | 鎌仲ひとみ | |||
出演 | ||||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★★ | ★★★★ | ||
コメント | このままでは過疎化も進むだろうし、どうなるの?青森県。「高卒者の求人倍率が日本一低い」という最近のニュースも気になるところです・・・ 青森県六ヶ所村の核廃棄物再処理工場。2007年から運転開始というラストの文字が重くのしかかる。農地を買い上げてもらい、金をもらった農民たち。農地をなくすのだから、働き口を見つけなければならないのですが、結局はこの工場でしか働くことができないという現実。20年前には反対グループの人数も半数を超えていたはずなのに、子供の就職などのことも考えた人が多くて徐々に反対派が減り、ずるずると時が過ぎゆくなかで建設されてしまった。 孤軍奮闘して反対する人たちはまだまだいる。その一人チューリップ畑で頑張る菊川さんが映画のオープニングとラストで語っているのが印象的でした。しかし、この映画は反対・賛成の両側からの視点を保ち、観客に問うている構成なのです。放射能漏れ事故のことまで考えると、被害は六ヶ所村に限らず、下手すると日本全体にも影響を及ぼすだろうと予測しなければならないし、豊かな自然を破壊することにもなりかねない。一方、電気は空気や水と同じく我々の生活に密着したものであることも事実。運転が開始されるまでは結論を出すことも出来ないのかもしれない。 『ヒバクシャ』の鎌仲ひとみ監督による第2弾のドキュメンタリー。前作の、恐怖感をも呼び起こす事実をつきつけるといった衝撃的なドキュメンタリーとはスタイルを変え、賛否両サイドの貴重なインタビューを幾分優しいタッチで捉えている映画でした。エンドクレジットの最後に文化庁支援の文字が浮かび上がる。再処理工場反対という立場を強く訴える映画ではないことがここでもわかりますが、しかし、いよいよ来年。全国民が注目しなければならない現実なんですね。 (2006.9)
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ロッキー3 | 1982 アメリカ UA ROCKY V |
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ストーリー | チャンピオン街道を進んだロッキーはクラバーに破られ、再起をかけたロッキーにアポロがトレーナーを買って出る。 | |||
監督 | シルヴェスタ・スタローン | |||
出演 | シルヴェスタ・スタローン | カール・ウェザース | バージェス・メレディス | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | サバイバーの“アイ・オブ・ザ・タイガー”が大ヒット!もう音楽しか印象に残らないくらいのイメージ映画。トレーニングシーンでも海岸が上手く使われていて、心地よい印象。 たしかに物語が始まった直後に過去の栄光だとか、ハルク・ホーガンとのお遊びマッチにはげんなりしてしまう。映画館の大音響でサバイバーを聞いたら、そんなモヤモヤが吹き飛んでしまった。トレーナー、ミッキーの死もなんだか良かったような・・・ 1982年アカデミー賞歌曲賞ノミネート 1982年英国アカデミー賞主題歌賞ノミネート (2006.1)
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ロッキー4/炎の友情 | 1985 アメリカ MGM/UA=UIP ROCKY IV |
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ストーリー | クラバーへの再戦に勝利したロッキー。ソ連の選手ドラゴ(ドルフ・ラングレン)がプロボクシングに参戦するというニュースで、彼はロッキー・バルボアとの試合を希望していた。 | |||
監督 | シルヴェスタ・スタローン | |||
出演 | シルヴェスタ・スタローン | タリア・シャイア | バート・ヤング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
コメント | 1850ポンドのパンチ力。ボクサーとしての科学的な育て方も独特でアメリカに教えたいとまで豪語するソ連チームだ。アポロはロッキーのことが心配で、前哨戦としてのエキシビジョン・マッチを買って出る。アポロは元々アメリカ万歳みたいなプロパガンダが好きだったから、「アメリカ式を教えてやる」と豪語したりする。もちろんモハメド・アリを意識したような記者会見だ。冷戦終結前だが、ゴルバチョフによるペレストロイカがあった直後でもあり、映画でも融和政策を目指している(?)ことも感じられる(妄想かも)。もちろん、ソ連のアフガニスタン侵攻により、84年の西側諸国のモスクワオリンピック・ボイコットという事態に発展した社会問題も背景にあり、そのかなわなかった夢を実現したかったのかもしれない。 エキシビジョン・マッチのオープニングを飾るのはジェームズ・ブラウン。アメリカ最高!という雰囲気ありありで歌いまくる。しかし悲惨な結果、アポロが試合に敗れ、死んでしまうのだ。この試合を観てもチャンピオン防衛戦を諦めないロッキー。心の葛藤はあまり感じられず、過去3作品の思い出シーンを散りばめる・・・これがミュージック・クリップと言われる所以。過去作品を観ていないと楽しめない部分だ。 ロシアでの試合。トレーニング用の小屋ではアポロを育てた男がついてくれる。しかし、彼の描写が薄い。トレーニング法もなんだかおかしいけど、鍛えられたスタローンの肉体美とハードパンチャー同士の闘いだけはすごい。それにしても、邦題の「友情」って誰と誰の友情だ? 1985年ラジー賞監督賞、音楽賞 同作品賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞ノミネート (2006.1)
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ロッキー5/最後のドラマ | 1990 アメリカ MGM/UA=UIP ROCKY X |
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ストーリー | ドラゴ戦が終わり脳障害のため引退を決意するロッキー。 | |||
監督 | ジョン・G・アヴィルドセン | |||
出演 | シルヴェスタ・スタローン | タリア・シャイア | バート・ヤング | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
コメント | なんと息子のセイジ・スタローンまで登場させた。音楽もラップ調のものが中心で、90年代のブラック映画を彷彿させる。 もう引退してコーチに専念するロッキー。トミーという選手を育てるのだが、逆に裏切られてしまう。まぁ、それほどロッキーの人気が出ていたということ。 トミーの試合のテレビ観戦では、バート・ヤングは相手の黒人を応援し、スタローンはサンドバッグを叩きながらトミーを応援している有り様だ。 最後は師弟対決のストリートファイト。殴られているときに走馬灯のように流れてくる映像がかなりロッキーの恐怖心を喚起させる。しかし、現役のチャンプがストリート・ファイトやったら免許剥奪されそうだなぁ。 1990年ラジー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、助演男優賞、脚本賞(スタローン)、主題歌賞ノミネート 1989年この10年ワースト主演男優賞 (2006.1)
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ロッキー・ザ・ファイナル | 2006 アメリカ FOX ROCKY BALBOA |
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ストーリー | 妻エイドリアンに先立たれ、今では彼女の名前のレストランを経営しているだけのロッキー。一人息子との確執もあり、心の隙間を埋めようとプロ免許を申請する。 | |||
監督 | シルヴェスター・スタローン | |||
出演 | シルヴェスター・スタローン | バート・ヤング | アントニオ・ターヴァー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
コメント | ボクシング映画にはカメがつきもの・・・ 『シンデレラマン』でもカメが出ていましたが、本家は『ロッキー』(1976)だったのでしょう。そのシリーズ第1作の監督ジョン・G・アビルドセンは、脚本を読むまではボクシング映画だということで乗り気じゃなかったのに亀のシーンを読んで快諾したのだとか。そして今作にももちろん2匹の亀が登場する。とにかく1作目のロッキーとエイドリアンとの恋物語を思い出させるシーンが満載でして、数年前に彼女がガンのため亡くなったという設定だけでウルウルしてしまうのです(亀だけで泣ける人は相当なファン!)。 『ロッキー5』ではロッキー・ジュニアとして自分の息子を登場させてしまったスタローンでしたが、実の息子も父親が有名俳優ということで学校でいじめられた経験があるのかもしれません。今回のジュニア(マイロ・ヴィンティミリア)の設定でも、父親との確執にはそんな経験も生かされていたような気がしてならないのです。そして、ストーリーはロッキーと一人息子との確執や最愛の妻を失った心の喪失感を埋めようとする気持ちと、最盛期を過ぎた人気者が残りの人生とどう立ち向かうのかというテーマを秘めたボクシングドラマとなっています。もちろん、若者が観ても充分に感動できるし、どん底にあっても這い上がって勝ち進むことができると勇気を与えてくれる映画でもあります。 この物語の中で最もいいと思われるところは、エイドリアンの兄ポーリー(バート・ヤング)も精肉工場を解雇され、ロッキー・ジュニアも勤めていた会社を辞めたというところ。また、マリー(ジェラルデン・ヒューズ)と彼女の息子にレストランでの働き口を与えたところじゃないでしょうか。ロッキー自身が人生の目的を見出す旅をすると同時に、周りの人たちにもそれを体験してもらうことを望んでいたような気がします。 『ロッキー』第1作を観たのが丁度30年前。感銘を受けてすぐにグレーのトレーニングウェアを買ってしまったのを思い出します。そして、今作では第1作への数々のオマージュが隠されていて、特に肉のサンドバッグ、生卵一気飲み、フィラデルフィア美術館でのガッツポーズなどには感涙もの。さすがにリトル・マリーの台詞までは覚えていませんでしたけど、映画の中でちゃんと解説してくれるので復習しておかなくても大丈夫だと思います。 マイク・タイソンだとか、ジョー・コルテスだとか、HBOの本物の実況アナだとか、ボクシングファンも納得の1作。ロッキー・ファンならば、シリーズに毎回登場しているデューク(トニー・バートン)だとか、第1作の冒頭に出ていたスパイダー(ペドロ・ラヴェル)なんて人物も興味深いところです(思い出せないけど・・・)。 (2007.4)
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ROCK YOU! ロック・ユー! | 2001 アメリカ SPE A KNIGHT'S TALE |
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ストーリー | 中世ヨーロッパ。庶民の娯楽のひとつ(ジュースティング)馬上槍試合は爵号が付いてないと出場できないものだったが、エクター卿の従者であった平民ウィリアムは身分を隠して出場して勝ってしまう・・・ | |||
監督 | ブライアン・ヘルゲランド | |||
出演 | ヒース・レジャー | マーク・アディ | ルーファス・シーウェル | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 勝てば賞金ががっぽり。たまたま勝ったことで色んな大会に出場して稼ごうと誓う。貴族は元々平民から勝ち上がっていったものだという論理・・・ 素っ裸で歩き回る物書きのポール・ベタニーと出会う3人組。金をもらえば爵位証明書も書くというのでうまいこと頼んでしまった面々。闘技場に来ていたお嬢様に一目ぼれしてその後はとんとん拍子で勝ち進んでいくウイリアムだったが・・・ コミカルで青春アドベンチャーといった感じでしたけど、やっぱりギャンブル好きでお間抜けなポール・ベタニーが最高!中世を舞台にクイーンの「ROCK YOU」をBGMにしたという画期的なところは面白かったけど、もうちょっと歴史上の人物を登場させたほうがいいような気がした。槍がぶつかりあうシーンは迫力満点。 2002年MTVムービーアワード音楽シーン賞、キス・シーン賞、ブレイクスルー演技賞ノミネート (2006.8)
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ロード | 1996 日本 ロード製作委員会 |
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ストーリー | 小さな地方都市でヤクザの藤井司が美容師見習として働く美雪に恋をしてしまう。 | |||
監督 | 小田切正明 | |||
出演 | 高橋ジョージ | 遠山景織子 | 沢田亜矢子 | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
コメント | 赤い羽根が縁。美容室に通い、早速食事に行く2人。母親(沢田)はヤクザが嫌いだし、偶然会ったら、司が妻子ある身だとわかる・・・。職業に貴賎はないとか、彼女たちに触発された司はいきなりペンキ屋になる。 ヤクザから足を洗いカタギの職に就くってのはかなり大変。それを決断させたのが一人の女性だというところもすごい。何しろまだ離婚してないんだから・・・。それでも誠意が伝わり、徐々に打ち解ける2人。母親が強敵だったけど、彼の純粋さに打たれたのだろう。折しも妊娠してしまったことにより結婚承諾も早かった。 半年後には子供も生まれる。結婚も待ち遠しいといった幸せの絶頂期に交通事故で美雪が死亡。ありふれた悲話ではあるけれど、カタギになるといったテーマもあったし、まだ見られる映画。「ロード」が完成したのはこの1年後だったようだ・・・ (2007.12)
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