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ルパン 2004 フランス/イタリア/スペイン/イギリス
日本ヘラルド
ARSENE LUPIN
ストーリー  1884年、アルセーヌ・ルパンは父の指示でマリー・アントワネットの首飾りを盗み父に手渡すが、翌日死体で発見された。20歳になったアルセーヌは怪盗として活躍するが、従妹のクラリスと恋仲になる一方、魔女と呼ばれたカリオストロ伯爵夫人に惹かれてゆく・・・
監督 ジャン=ポール・サロメ
出演 ロマン・デュリス クリスティン・スコット・トーマス エヴァ・グリーン
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ ★★★
コメント  あ、『ルーブルの怪人』の監督だったのか・・・
 日本ではモンキー・パンチによる「ルパン三世」の方が圧倒的に知名度が高い。フランス人は当然のことながら、「ルパン三世」を知らない。そして、主人公であるアルセーヌ・ルパン(ロマン・デュリス)の揉み上げを見ると、どうしてもルパン三世を思い出してしまうのです。美女に弱く、華麗な盗みのテクニックを持つがちょっとおっちょこちょいだったり、殺人は犯さない、金持ちから盗む主義。やはりルパンはヒーローなのです。
 『カリオストロの城』でオマージュされている原作のカリオストロ伯爵夫人やクラリスも登場するので、宮崎アニメファンも楽しめるかもしれない。もちろん次元大介や峰不二子も登場する(うそです)。父親殺人の謎や、マリー・アントワネットの首飾り、そして財宝の在処を示す十字架の謎、クラリスとの恋愛。原作3作分を1本の映画にまとめあげ、かなりエンターテイメント性を追及しているのである・・・が、エピソードの詰め込み過ぎのため、「あれはどうなったの?」と感じるくらいに繋ぎが甘く、ストーリーも飛び飛びになってしまった。813の謎を解いた段階でラストを迎えるのが丁度よいのでしょう。
 公式サイトではルパンを評して「ダンディなアナーキスト」と書いてあるが、するとカリオストロ夫人は「クレイジーなテロリスト」といったところなのかなぁ。父親はさしずめ、「ダーティなサディスト」で、クラリスは「キュートなメランコリスト」。そうなると、ネタバレ映画館は「アバウトなコラミスト」なのかもしれない。
 竹之内豊にもみ上げをつけると、ルパンに見えるかなぁ・・・

2004年セザール賞衣装デザイン賞ノミネート
(2005.9)

ルパン三世 カリオストロの城 1979 日本
東宝
The Castle of Cagliostro
ストーリー  国営カジノから奪ったゴート札が贋札だったことからカリオストロへ向かったルパンと次元。
監督 宮崎駿
出演 山田康雄 小林清志 増山江威子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★
コメント  ロリコン伯爵とともに日本のアニメファンがロリコン化してしまった・・・というほど宮崎作品の中でも人気の高い作品。もちろん俺も例外ではない。『アルプスの少女ハイジ』のクララとともに永遠のロリコン向けアイドルだったように思う。その声優は島本須美。『風の谷のナウシカ』でもナウシカの声を演じている。
 「あなたの心です」という銭形の最後の言葉は心に残る。その言葉に象徴されるように、TV版ルパン三世ファンには不評であっても、多くの宮崎ファンの心を盗んでしまった。金曜ロードショーは忘れたころに放映してくれるので、何度見ても飽きない作品をたまに見るには最適なのかなぁ。
 古城とか落とし穴、そして屋根の上なんてのは明らかに『王と鳥(やぶにらみの暴君)』の影響を受けているのですが、『未来少年コナン』からの空を飛ぶ快感はその後の宮崎アニメへと受け継がれていく。そして、なんとなく『サウンド・オブ・ミュージック』の雰囲気も感じられるシーンがあった。
 ストーリーもゴート札という贋札をメインにしておきながら、永遠のライバルであるルパン三世と銭形刑事が共同戦線を取る盛り上げ方。わざとらしいテレビ中継のシーンにはなぜか熱くなってしまうし、五右衛門が顔を赤らめるところや、次元がクララのティアラを結局もらったままだったことなど、見るつど新たな発見もあったりする。
(2008.5)

ルパン三世 バビロンの黄金伝説 1985 日本
東宝
ストーリー  ニューヨークで発掘されたバビロンの石版。
監督 鈴木清順 吉田しげつぐ
出演 山田康雄 小林清志 増山江威子
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
コメント  ドンパチとつまらないアクションのオンパレード。そのアクションもインディ・ジョーンズ風。最後にはロゼッタが宇宙人だったなんて、いくらアニメでもそれはないだろう・・・
(2006.2)

ルビー&カンタン 2003 フランス
ギャガ・コミュニケーションズ
TAIS TOI!
ストーリー  ちょっと間抜けなおしゃべり強盗カンタンと寡黙なギャング、ルビーが一緒に脱獄することに。。。
監督 フランシス・ヴェベール
出演 ジェラード・ドパルデュー ジャン・レノ リシャール・ベリ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
コメント  ドパルデュー、あんた最高や。最初から最後まで笑いっぱなしやもん。周りの観客に迷惑かけたんじゃないかと反省するくらいに笑ってしもた。笑いすぎで涙が出る映画なんて久しぶりやったわ、ほんま。キーワードは牛と馬や。牛と馬がテレビに出てきたら、それだけで思い出しそうやわ。あああ、こんな感想書いていいのか?
(2004.4)

ルーフトップ 1989 アメリカ
劇場未公開
ROOFTOPS
ストーリー  スラム街。若者たちが屋外でダンスを楽しんでる近くに、屋根の上で鳩たちと住んでいる姉弟。ダンスチームのリーダー格の男はその友達のサニョンに恋をする・・・
監督 ロバート・ワイズ
出演 ジェイソン・ゲドリック トロイ・ベイヤー エディ・ペレ
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★★ ★★ ★★ ★★
コメント  NEW VISION PICTURESという初めて見るような製作会社ロゴ。これが『サウンド・オブ・ミュージック』などの名作ミュージカルを撮ってきたロバート・ワイズ監督の遺作なのか・・・
 少年が屋上から落ちて死亡。そこからの復讐劇が見所なんだろけど、現代の『ウエストサイド物語』を目指したのか、『フットルース』を目指したのか、それとも監督が「片目でも撮れるわい!」と大御所の傲慢さで撮ったかは定かでない・・・
(2006.1)

ルーヴルの怪人 2001 フランス
日活=テレビ東京
BELPHEGOR - LE FANTOME DU LOUVRE
ストーリー  1935年、移籍調査団が三千年前のミイラを発掘するが、謎のまま闇に葬られた。60年後、このミイラと博士の日誌が見つかり、ミイラの研究が始まるが、ルーヴル美術館で次々と怪奇な現象が。。
監督 ジャン=ポール・サロメ
出演 ソフィー・マルソー ミシェル・セロー フレデリック・ディフェンタール
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★
コメント  「まるでディズニーランドだ」という台詞がピタリとこの映画を言い当てている。ルーヴル美術館のハイテクの要塞といった雰囲気もそうなのだが、映画の編集そのものがハリウッド映画の悪い部分だけを模倣しているのだ。細かすぎるカット割りと妙な色彩感覚、意味のないCG効果とどこをとっても醜い映画としか言いようがない。多分、相当なハリウッドかぶれの監督なのだろう。
 それでも魅力的なソフィー・マルソーとルーヴル美術館、観るべきところはこの2点。他の部分は必要なしかも・・・そう、ストーリーさえも・・・
(2004.5)

ル・ブレ 2002 フランス
ギャガ=ヒューマックス
LE BOULET
ストーリー 大物ギャングのモルテスは7年間のムショ暮らし。看守のレジオに頼んで買ってもらった宝くじが大当りして、レジオが逃げたと思い、出所間近なのに脱獄をする。
監督 アラン・ベルベリアン
出演 ジェラール・ランヴァン ブノワ・ポールヴールド ジョセ・ガルシア
音楽 ストーリー 映像・演出 俳優 総合評
★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
コメント  SFXもカーアクションもすごいが、途中からコメディに変わってしまった。これなら最初からドタバタでやってくれてもよかったかな。007のジョーズ氏が出ていて、007と全く同じようなギャグも・・
(2004.1)














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