ルシアンの青春 | 1973 フランス/イタリア/西ドイツ FOX LACOMBE LUCIEN |
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ストーリー | 1944年、フランス南西部の町の病院で働く17歳のルシアンはレジスタンスの協力を申し出るものの断られる。そのためかナチスの手先となり、次第に人間的な心をなくしてゆく・・・だが、美しいユダヤ娘と知り合い、本来の姿へと・・・ | |||
監督 | ルイ・マル | |||
出演 | ピエール・ブレーズ | オーロール・クレマン | オルガ・ローウェンアドラー | |
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
コメント | 音楽がジャンゴ・ラインハルト!それだけで価値がある。 レジスタンス選定を行ってる小学校教師に断られ、いきなりゲシュタポに売ったルシアン。自転車に乗ってる彼のBGMはサンタルチアだ・・・そしてヒロインはベートーベンの“月光”がテーマ曲であるかのよう。 フランソワという少女と知り合ってからは彼女のために生きるルシアン。父親をユダヤ人、共産主義者と罵倒しながらも彼女を守りたい一心で親子をスペインに逃がそうと努力したりする。結局はレジスタンスの法廷で死刑となったが、何を考えていたんだろうなぁ〜 なんとなくわかるけど、ゲシュタポに入る序盤の心理描写がイマイチなため全く感情移入できないのが難点。女もちょっとは抵抗してほしいところだし、父親だって「悪い奴ではない」と信じすぎるってのが・・・また「フランス人なのにドイツ人の手下になりやがって」という言葉の反証材料がほしいところだ。 1974年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート 1974年英国アカデミー賞作品賞 同監督賞、脚本賞ノミネート その他 (2008.6)
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